妻と二人三脚で近江・京都を巡る旅(79)   

September 16 [Mon], 2019, 4:30
早朝の頃であるが、外は雨である。
かなり降っている。
台風15号で大きな被害を受けた人々が沢山いる。
停電も復旧していない。
どういう思いで、この朝を過ごされているだろう・・・。



さて・・・慶雲館の庭には巨大な句碑があった。
句碑としては、日本最大級という巨大な句碑であった。
芭蕉の作という句であった。
蓬莱 きかはや伊勢の 初たより
句そのものは、芭蕉らしいというほどのものではないと思うが、芭蕉は既に・・・・想像だが、多分晩年の域に達していたのではあるまいか。

芭蕉は近江の地をことのほか好んで、素晴らしい句を残しているが、そのひとつに
行く春を 近江の人と おしみける

司馬遼太郎はこの句に関して以下の文章を残している。
「湖水がしきりに蒸発して春霞がたち、湖東の野は菜の花などに彩られつつはるかにひろがり、三方の山並みはすべて遠霞みにけむって視野をさまたげることがない。芭蕉においては、春と近江の人情があう。こまやかで物やわらかく、春の気が凝って人に化(な)ったようである」
と評している。 

私の近江好きも、多分に司馬の影響を受けている。
やはり・・・近江には、春の時に、来てみなければとも思う。


この・・・・慶雲館を訪れたことで、長浜の旅は終わった。
近江の旅の終わりでもあった。
たった一日の長浜であったが、大いに楽しませてもらい大きな印象を残した。
妻にとっても楽しい長浜であったようだ。
妻の楽しみは私の楽しみでもある。


帰るときに見た長浜の駅舎は、すできでした。
長浜の歴史と誇りを十分に感じさせた。



(第10997回)
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christian13  さん、こんにちは。
ありがとうございます。

来年で…結婚50年になります。
そういう心境になるまで
50年かかったということかもしれません。

そこそこ生きてきたご褒美かもしれません。
September 17 [Tue], 2019, 6:17
妻の楽しみは私の楽しみ(^^)とても素敵です
September 16 [Mon], 2019, 20:44
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