世相探訪その224 終身雇用はもはや夢のまた夢か。経団連会長は既に『終身雇用』を守ることはできないと明言。耳障りは悪いが既に事実であろう。衝撃波の第一波は『就職氷河期』を過ごした40代半ばの世代を襲った。この世代の将来が心配だが、企業や経営者の心づもりに対し、労働者を本来守るべき立場の労働組合は一体何を考えているのか。何も発信されない。健在なのは『労働貴族』だけであるなら困ったものだ。




経団連の中西会長は、企業が今後「終身雇用」を続けていくのは難しいと述べ、雇用システムを変えていく方向性を示した。
大学側と経団連が議論した結果を、来週公表する予定。
経団連・中西宏明会長「正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。どうやってそういう社会のシステムを作り変えていくか、そういうことだというふうに(大学側と)お互いに理解が進んでいるので」
経団連の中西会長はこのように述べ、「人生100年時代に、一生一つの会社で働き続けるという考えから企業も学生も変わってきている」との認識を示した。
その上で、これまで日本では、4月の一括採用で入社せずに、あとから非正規で入社した場合、たとえスキルを身につけたとしても正社員に待遇で差をつけられるというケースを示し、そうした雇用システムに疑問を呈した。
経団連と大学側は、個人にとっても企業にとっても、より良い雇用のありかたについて、これまでの議論を22日に報告するという。 (日本テレビ)

素敵な学び舎も汚染し、いまや・・・廃校の墓標

積まれた汚染物質



(第10680回)
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