オスプレイ・・・日本はやはり米国の属国?(734)  翁長知事死去 沖縄の訴えに思いを・・・・翁長雄志に捧げる東京新聞の社説。  

August 11 [Sat], 2018, 3:43
全国から機動隊員を沖縄に動員。沖縄出身隊員では沖縄の反対運動の皆さんへの対応が手ぬるくなるということか。何という酷薄さ。この酷薄さこそが、沖縄に極端な基地負担を押し付けている政府の本音、正体なのであろう。




東京新聞の社説・・・翁長知事死去 沖縄の訴えに思いを
沖縄の保守政治家として、なぜ保革の垣根を越えた「オール沖縄」を率いて安倍政権と真っ向対決してきたのか。翁長雄志知事が亡くなった。その訴え、沖縄の現状をよく思い起こそう。
翁長氏の政治信条は「オール沖縄」「イデオロギーよりアイデンティティー」の言葉に象徴されていた。


国土の0・6%の広さしかない沖縄県に、国内の米軍専用施設の70%が集中する。にもかかわらず政府は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の代替施設として、同じ県内の名護市辺野古に新基地建設を強行している。日本国憲法よりも日米地位協定が優先され、県民の人権が軽視される。
そうした差別的構造の打破には保守も革新もなく、民意を結集して当たるしかない、オール沖縄とはそんな思いだったのだろう
言い換えれば、沖縄のことは沖縄が決めるという「自己決定権」の行使だ。翁長氏は二〇一五年に国連人権理事会で演説し、辺野古の現状について「沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている」と、世界に向け訴えた。
父、兄が市長、副知事などを務めた政治家一家に生まれ、那覇市議、県議、自民党県連幹事長などを歴任した。県議時代には辺野古移設を容認していたが、那覇市長当時の〇七年、沖縄戦の集団自決に日本軍の強制を示す記述が削除された教科書検定問題を巡る県民大会に参加。さらに、民主党政権の県外移設方針が迷走したことなどを機に移設反対にかじを切る。
戦争につながる基地問題に敏感なのは、沖縄戦後、激戦地に散乱したままだった戦死者の遺骨集めに奔走した実父の影響も強いとされる。「保守は保守でも自分は沖縄の保守。本土の保守政権に対して言うべきことは言う」が口癖でもあったという

翁長県政の四年弱、安倍政権はどう沖縄と向き合ったか。県内を選挙区とする国政選挙のほとんどで移設反対派が勝利したが、その民意に耳を傾けようとせず、辺野古の基地建設を進めた。菅義偉官房長官は九日の記者会見でも、辺野古移設を「唯一の解決策」と繰り返すのみだ
内閣府が三月に発表した自衛隊・防衛問題に関する世論調査で、「日米安保が日本の平和と安全に役立っている」との回答が約78%を占めた。安保を支持するのなら、その負担は全国で分かち合うべきではないか。翁長氏の訴えをあらためて胸に刻みたい。

◎東京新聞のコラム・・・『筆洗』
ほほはこけて、声の量も乏しい。それでもなお、迫力を感じるのは、視線の力強さか、冷静で決然とした語り口か。亡くなる十日余り前の先月下旬、記者会見に臨んだ翁長雄志沖縄県知事の映像をみると、衰えぬ強い意思を感じさせる顔がある▼那覇市長時代、胃がんの手術を受けている。<政治的に死んでも肉体的に滅んでも、沖縄を代表して言いたいことを言おう>。そう決意したという(『戦う民意』)▼長く沖縄の保守勢力の重鎮として活動しながら、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対を唱えた。革新勢力からの支持も広く集めて、県知事に当選するのは、その八年後のことだ▼保守政治家の家系に生まれている。沖縄戦を生き延びた父が、敵味方を問わず、遺骨収集に走り回る姿をみてきた。東西冷戦下、沖縄に集中する米軍基地が、ソ連の核ミサイルに狙われるのではないか、という恐怖を感じながら育ったという。選挙のたびに、米軍基地の是非を巡って、沖縄の人同士が、激しく対立する光景も、くり返し見ている。政治家としての原点だろう▼「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」。座右の銘の通り、戦後の沖縄に課された数々の困難の解決に、身をささげようと決意したときに保守、革新の枠を超えた「オール沖縄」の道が開けた▼道半ばではある。が、決意の通り、沖縄のために最後まで戦い抜いた人だった


(第9997回)
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DEEP ACID さん、こんにちは。
ありがとうございます。

私は沖縄どころか・・・・
九州以南には一度も行ったことはないのですが、
しかし・・・寅さんの映画で見た沖縄は
誠にきれいな海でしたね。
私が界隈の海では決して味わうことができない・・・・
どこまでも透き通った美しい海でした。

沖縄の人々が奏でる歌も素敵ですね。
あの海と人々の気持ちがマッチして・・・
そういうものを
本土政府は無造作に打ち壊そうとしているのですね。
政府なんてものは
何かの都合でたまたま誕生した
いっときのもの。
泡のようなもの。

そういう政府が
人々が何百年も大切にしてきたものを
無造作に壊そうとしているのです。
それは・・・暴挙であって、決して許されません。

そういうバカなことができると
そういう政府は、必ず他所でも
抑え込めば何でもできると思い込み
バカなことを実行します。
だから…沖縄で、させてはいけないのですね。


August 12 [Sun], 2018, 6:11
沖縄の海を見ると思います。基地をなくして、国が滅ぶくらいなんぼのもんじゃい。国は滅びても復興は可能だが、沖縄の海の大自然は一度滅んだら二度と戻らないのですよ。
August 11 [Sat], 2018, 18:28
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