日本のメディアで世界はわからない
2009.11.14 [Sat] 00:17

「マルクスは生きているセミナー」第2回目の続きです。第1回、第2回の話を終えて、最後に不破さんは‥。

------------------------------------

「最後に、総括的なことを言いますと、いままで自然から社会まで見てきました」

「自然を見たときに『モノごとは歴史の発展の運動のなかで見ること、関連のなかで見ることが大事だ』と言いました」

「いまの社会を見るときにも、いまの世界が、まず日本が世界のなかでどんな位置にあるのかを見ること、それから世界がいまどんな方向にどういう動き方をしているのかを見ることが大事です」


という不破さん。世界の変化をつかむうえで大事なことについて、二つ話しました。一つ目は、日本のメディアの問題です。

「アジアだろうとヨーロッパであろうと新聞の大部分が、外国の報道、世界記事です。ところが日本では世界のことが報道されません」

不破さんは「アメリカの対キューバ制裁解除決議が国連総会で17年連続採択されたこと」を例に紹介しました。

「実は2日前(現地10/28)に国連で大事な決議が上がったんですね。アメリカのキューバ封鎖は間違いだからやめさせようじゃないかという決議です。これは出されて以来17回ずーっと可決されてきているんですね。それでもアメリカは、まだやめないで頑張っているんです」

「でも、決議に賛成する国がだんだん増えているんです」

「最初にこの決議が可決された時は、賛成59カ国、反対3カ国、71カ国が棄権、46カ国が欠席しました。つまり、117カ国がアメリカが怖くてモノがいえないという状況でした」

「ところが、今年は185カ国が賛成、反対3カ国で棄権が2カ国。反対したのは、アメリカ、イスラエル、パラオ。アジア・アフリカ・ラテンアメリカの国々も、アメリカの仲間であるカナダも、ヨーロッパの国々も賛成しました。世界の変化がここにもよく現れています」

「でも、これを日本の6大新聞は書きませんでした。赤旗にはちゃんと書いてありますが」

「こんなことでは、日本のメディアで世界の変化はわかりません」

「それから、世界の変化を見るうえでもう一つ大事なことは、ある国を見るときにも、その国の歴史のなかで見ることです」

「どの国も歴史もって今があります。だから、その国の歴史がなぜここまで来ているのか、我々から見て、その国の問題点だと思うことが、その国民にとって問題点なのかどうか、そういうことまでつかまないと、他国にモノはいえません」

「そういう点をつかんで、私たちはが生きている社会を見ていきたいと思います」

2回にわたる話をこう締めくくった不破さんは続いて、第1回目でよせられた質問への回答をしました‥(つづく)
 
コメント
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意する
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
 
2009.11.30 [Mon]
実行委員会
なりゅーさん、コメントいただいたのに、返信が遅くなってすみません。残念ながら、映像での公開は予定していません(たぶん、このブログにアップするにはデータが重すぎますし‥)ただ、雑誌「前衛」の1、2月号に掲載されるらしいので、そちらをお読みいただけたら嬉しいです☆
2009.11.15 [Sun]
なりゅー
不破さんの話はこの間いろいろ書籍、ビデオなどで聞いたり、読んだりしました。昨日、青年の会で3分間スピーチで話し合っていたら、子育てできない低賃金の子育て世帯の給料など、とてもこれからの日本は暗いと思う・・・という最後に感想。こんな不破さんの話を直に、または映像で見えたら・・・希望が見えるのではと思います。公開はされませんか?