EPAってなに?
2018.08.11 [Sat] 04:33

よく耳にするEPA(エイコサペンタエン酸)。
必須脂肪酸で体にいい油とは何となく分かってはいるが、頭で整理してきちんと理解していなかった。
以下、自分用メモ。

ーーー

■脂肪酸 = 飽和脂肪酸(牛乳、卵黄、バターなど)と不飽和脂肪酸に分かれる。

■不飽和脂肪酸 = 一価不飽和脂肪酸(オリーブオイルなど)と多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)に分かれる。

■多価不飽和脂肪酸=必須脂肪酸と呼ばれ体内で作れない = オメガ6系とオメガ3系に分かれる。

■オメガ6系(n-6系、リノール酸) ベニバナ油、マーガリンなど
 AA(アラキドン酸) 動脈硬化を促進

■オメガ3系(n-3系、α-リノレン酸) シソ油、亜麻仁油、青魚など
 EPA(エイコサペンタエン酸) 動脈硬化を抑制




鮮度が良く、脂ののった旬の時期の魚には、より多くのEPAが含有されている。
魚の油には必ずEPAとDHAの両方が含まれているが、DHAよりEPAが多いのはイワシだけである。

■可食部に含まれるEPA含有量が多い主な魚トップ10
 まいわし、本まぐろ(トロ部分、赤身には少ない)、さば、まだい、ぶり、さんま、さけ、あじ、かれい、ひらめ

■子供にはDHA、成人にはEPAが大切。
DHA=乳幼児の脳や神経の発達に必要
EPA=血液、血管の健康維持に重要

■EPAの効用など
・魚離れで日本人全体がEPA不足になっている。(子どもから年寄りまですべての世代で摂取量不足)
・EPA量の減少で血管の病気(動脈硬化性疾患)が増加している。
・1日600mgのEPA摂取で中性脂肪値が20%低下
・EPA濃度(血清EPA/AA比)が低いと心血管死亡率に3倍の違いがある。
・消費者庁の健康食品の機能性に関する調査において、11品目中、EPAをはじめとしたn-3系脂肪酸だけがA評価を得た。
 【n-3系脂肪酸】
 A評価(convincing)となった機能=心血管疾患リスク低減、血中中性脂肪低下作用、関節リウマチ症状緩和
 B評価(probable)となった機能=乳児の成育、行動、視覚発達補助、心血管リスク低減
 C評価(possible)となった機能=血圧改善作用、うつ病状の緩和と発生率低下
・やせるホルモンGLP-1の分泌促進により、満腹感持続、体脂肪増加防止効果。
・赤血球が柔軟になり毛細血管を通過する能力が増大し、アスリートにも注目されている。
 (バテにくい体(心肺機能向上)、筋肉痛の症状緩和、動体視力改善)
・高血糖状態の改善
・紫外線による皮膚炎症抑制

■EPAの誕生ヒストリー
1960年代 デンマークでの疫学調査でEPA注目(イヌイットの食生活)
1970年代 千葉県内の漁村と農村比較(EPA摂取3倍で血管の病気少ない)
1980年代 高純度EPA医薬品開発
1990年代 医薬品から健康食品まで幅広い関連商品が開発

参考リンク(過去記事)
アーモンドの効果


 
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