持駒>>駒数と駒種

May 29 [Fri], 2009, 17:32
持駒が多い作品は、余詰が発生しやすいです。
盤面の駒の占有も大きいですが、ほとんど自由な場所に使える持駒の攻撃力は余詰を見落とし易いです。
特に複数の大駒は、余詰の宝庫です。
私も持駒が多い作を作った方です。
近年は、コンピュータ検討が可能になり、発表当時は完全扱いだったものにかなりの余詰が見つかります。
特に、大駒の複数持駒や飛び道具持駒に多いです。
人間に見えがたい詰み筋が存在する様です。

逆に、コンピュータ検討の登場以降に大駒の複数持駒等の持駒の多い作品が増加している気がします。
ただし、持駒は単純な数ではなく、駒の種類が多いときに考え難いです。
同じ種類は複数あってもそれほど気になりません。
金銀8枚と、7種持駒では見た目で近寄りがたさが個人的にはかなり違います。

まもなく6月です。
6月初めは、本館の定期更新の予定です。

第226番続積木の舞

作意は、 2009/06/22 へ(スクロール)
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2009/05/05 の作意(スクロール)

作意
12銀・同玉・2三歩成・2一玉・3二馬・1一玉・3三馬・2一玉・4三馬・1一玉・4四馬・2一玉・3三桂・1一玉・4一桂成・2一玉・4三馬・1一玉・3三馬・2一玉・3一成桂・同角・2二歩・1一玉・1二歩・同龍・2一歩成・同玉・1二歩成・同玉・1一飛 まで31手

還元玉

May 23 [Sat], 2009, 16:20
初形と詰め上がりの玉の位置が同じ作品を「還元玉」といいます。
終わりから2手目の応手で玉の詰め上がりの位置が変わる場合は、除外するしかないでしょう。
これを条件作と見るとどのような分類になるか?。

私が不動玉百番集「玉座の舞」を作った時は「駒の軌跡条件作」のひとつで「玉の軌跡がない作品」と定義しました。
これに当てはめると「玉の軌跡の玉位置が、初形と詰め上がりで同一になる作品」となるでしょう。

短編作では、詰め上がりの玉位置の固定のほうが制約で、元に戻す事は条件としては緩いです。
中長編は詳しくないが、2回迷った経験があります。
1回目は角の打ち返し趣向作の詰め上がりが4四になるときに、初形を4四にするか5五にするかです。長編の5五玉配置がなんとなく好きで、5五にしました。
2回目は、清貧小駒図式(盤面・持駒が桂香歩のみ・成駒はなし)の49手詰を作った時です。この作はごく短い期間(1年以下)この条件の最長手数でしたが、最後の段階は還元玉を意識しました。理由は1一玉だったからです。無理して狙った訳でないです。
端と5一と5五は、若干意識します。

長編では、狙いの部分にことなる場所の序と収束を付ける方法ならば還元玉にはならないです。
一度、攻防があった場所を2回使うならば還元玉の可能性ができますが、作図の制約にはなるでしょう。
ただ、序と収束を同じ場所で行う方法ならば、制約は若干減るように思います。
しかし、経験がないのでよく分かりません。作図の難易度も含めて・・。

第225番無掛の舞

作意は、 2009/06/16 へ(スクロール)
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2009/04/29 の作意(スクロール)

作意
3四桂・2一玉・3一香成・同玉・4二馬・2一玉・1一香成・同玉・3三馬・1二玉・2二馬 まで11手

3段階評価か、2段階評価か?

May 17 [Sun], 2009, 15:41
詰パラの詰将棋校の評は、私が解答者の頃から3段階評価です。
その昔、「黙ってC」という評が載って色々言われた人もいましたが、私は原則は短評は書かない解答者だったので、いくらCを付けても何も言われませんでした。
30年前は、Aは非常に少なくCが一番多い作品もありました。
個人的には、半期25作でAは1−3作ぐらいしか付けませんでした。

作者としては、易しい好作が目標ですのでCなしが目標ですがほど遠い結果でした。

時代は変わり、今はCなしは普通で、Aが一番多い事も珍しくない状態でしょう。
簡単にいえば、建前は「3段階評価」ですが実質は「2段階評価」といえるでしょう。
シンプル・イズ・ベストの時代かも知れませんが、もう評価点を競う事を避ける時代なのでしょう。

順位を付けないデパートの方が、すっきりして好作も増えていると感じます。

第224番13手詰

作意は、 2009/06/10 へ(スクロール)
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2009/04/23 の作意(スクロール)

作意
2一香成・同銀・1二歩・同玉・2三金・1一玉・1二歩・同銀・2二金 まで9手

象形にはなっていないですが・・・。

詰将棋解答選手権

May 11 [Mon], 2009, 15:25
詰将棋解答選手権の特にチャンピオン戦の、解答能力にはおそれいります。
ただ私は、作図者ですので作品の方に多くの眼がゆきます。
雑誌やネットを合わせると、ほとんどの作品が紹介されたようです。

実施回数を重ねて、作品選択の難易度と取り組み易さと誤解狙い等のバランスの取り方にノウハウを得てきたのではないかと思える出題です。

普通レベルの能力で解ける作品。
解けたように思って、実は間違い易い作品。
解く気もしないが、そこを突き抜けなければならない人間コンピュータ向けの作品。
詰将棋としての明確な狙いがあり、かつその狙いを見つける事が課題となる作品。

もし解答募集用に作品を作っている人には、結果が分かりやすい詰将棋解答選手権の問題として投稿して選ばれる事が、次第にひとつの目標になってゆく様な気がします。

第223番無掛の舞

作意は、 2009/06/04 へ(スクロール)
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2009/04/17 の作意(スクロール)

作意
7三歩成・9二玉・8二と・同玉・8三歩・同玉・8一龍・8二歩合・7四と・同玉・7二龍・7三歩合・6五と・同玉・6三龍・6四桂合・5六と・同玉・5四龍・5五歩合・4七と・同玉・4五龍・4六桂合・3七と・同玉・3六龍・2八玉・1八と・同玉・2七龍・1九玉・1七龍 まで33手

2枚の桂をどこに合駒するか?。
1八とを省いて2七龍・3九玉・3七龍の時に3八桂成で逃れる為に4六に1枚。
歩合ができない6四にもう1枚。

駒取り短編ブーム?

May 05 [Tue], 2009, 16:32
5/1に本館の定期更新をしました。
新題は易しいよくある筋です。
4月の問題は、小駒図式の無掛図です。
桂の2段活用の為に、玉を引っ張り出す狙いです。

最近、時々見かけるのが、単純な駒取りを作意にした作品です。
短編では少数派でしたが、どうも安易に使用される気がします。
詰将棋の先入感を利用しようとの意味か、単なる流行か分かりませんが、解図後の印象は最悪です。
ただ強豪解答者はどのように思っているのかは不明です。

昔は、短編の駒取りはその過程が狙いとなっていました。
単純に駒を取る狙いは希でした。
作品の観賞性を落としても、解図の直感をはずす方の優先の感覚が新しいのか、一部の突然変異かは、私の様に古い人間には分かりません。

第222番31手詰

作意は、 2009/05/30 へ(スクロール)
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2009/04/11 の作意(スクロール)

作意
2二角・同玉・3一銀・同玉・4二銀・同玉・5三角・3三玉・4二銀・2二玉・3一銀不成・3三玉・3二飛・同玉・4二角成 まで15手
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