作者の個性

May 30 [Fri], 2008, 0:38
巨椋鴻之介作品集を読んでいる途中です。
作品集というよりは、自作を例にした評論集の意味が強いでしょう。
ともすれば、自作に甘くなりがちな(表面上は否定を装っていても)世界で客観的に自作を観られるのはそれも作者の才能でしょう。
短編作家の私が、中編作家の著者の解説を理解する事は本質は不可能でしょう。
ただ、作家に求められる個性とその実現である作品についてはほとんどの作者が参考になるでしょう。
中編が短編・長編より遅れているかは、悩ましいです。
最近の長編より超長編が高く評価される傾向は、長編が行き詰まっているのか、単に長いという努力賞的な価値に人間が弱いのか判断が難しいからです。
それは偶然に、現在の長手数記録作がオリジナル性が高いからで、手数が長いだけという場合の本質が見えにくいからです。
短編になるともっと複雑です。
類似作や推敲というなの他人作の改作がしばしば観られるからです。
手筋と構想と類作の関係はいつも悩ませます。
短編作家の個性を作品に反映させる事は他の手数よりも難しいでしょう。
第165番続積木の舞

作意は、 2008/06/23 へ(スクロール)
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2008/05/06 の作意(スクロール)
作意
1六歩・同玉・6一角・同龍・2八桂・1五玉・2七桂・同桂成・2四馬・同玉・2五香・1五玉・1六歩・1四玉・3四龍 まで 17手詰

詰将棋解答選手権は初級レベルのみ

May 24 [Sat], 2008, 2:25
詰将棋を解く速さにも、問題の難易度にも自信がないのでひたすら鑑賞です。
最初は、IE7で図面が読めなかったので、図面予想という妙な楽しみがありました。
一般戦でひっかかり始めるので、やはりという印象でした。
コンピュータ将棋をオープン参加させても良いようなチャンピオン戦は、ひたすら唖然とします。
やはり、合駒がポイントになるようです。
合駒を読み切る事が、上級者の読みのトレーニングになりそうです。
初級解答者は、合駒なし出来れば変化紛れも合駒少ないのが向いています。
無理に難解に作ったような作品にも感じるものがありますが、全体的には作品レベルも高く感じます。(まだ途中)

私は20代前半は指将棋も強かったので、合駒を読むのも苦手じゃなかったです。
所が勤めになって3年目に田舎の工場に転勤になって、指将棋は断念しました。
ほぼ同じ時期に詰将棋も冬眠にはいりました。
数年後に詰将棋を再度作り始めた時には、すっかり合駒が苦手で嫌いになっていました。それ以来合駒物の評価はかなりずれはじめています。
第164番無掛の舞

作意は、 2008/06/17 へ(スクロール)
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2008/04/30 の作意(スクロール)
作意
3一銀・同金・同飛成・同玉・4一金・3二玉・2四桂・同歩・4二金・同玉・4三銀成・5四角・4二玉・4三金・3一玉・3二金 まで 17手詰

双玉=悪形のイメージは崩せるでしょうか

May 18 [Sun], 2008, 1:05
双玉が一般的になってきているという事は紛れもない事実でしょう。
ただ、双玉=悪形のイメージは今も続いています。
通常の形の双玉も広がっていますが、駒数が多くしかも見るからに悪形の作品が今でも続々と作られています。
私は、使用駒数の多い事や、形の悪い事を度々指摘されてきました。
また、少数の双玉発表作も同様です。
そのような私が見ても、非常な悪形と思う作品が双玉の中に多く含まれています。
これは双玉の運命的な性格なのか、それとも形のよい単玉なみの作品を作っても評価されないなにかがあるのでしょうか。
双玉は双玉の必要性のある狙いを持った作品を・・・という考えが何かの傷害になっているのでしょうか。
使用駒条件作は、駒数が増える傾向はあります。
双玉が駒数が増える条件とは単純には理解外です。
第163番続積木の舞

作意は、 2008/06/11 へ(スクロール)
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2008/04/24 の作意(スクロール)
作意
6四銀・同玉・6三角成・6五玉・5五飛・同玉・5四馬 まで 7手詰

1桁短編が苦手な条件

May 12 [Mon], 2008, 0:43
最近は初登場で中編・長編の作家が増えました。
昔も一部の作者は同様でした。
ただ、多くの作者が1桁短編から作り始める傾向は今もありと思います。
最初は、それが作り易いと思っていますが、次第に難しさが分かってきます。
それでも作り続けるか、方向性を変えるかで分岐してゆきます。
1桁短編の方が作り難い条件の作品は多くあります。
例えば合駒もの、趣向もの、あぶりだし、複雑な構想もの・・・その他。
条件作のかなりの部分も同様です。
小駒無仕掛・単騎・落城(陣形図式)・と歩などはこれに当たります。
素描は微妙、続積木は逆に手数が伸ばしにくい。
それでは、自由ならばというといつしか苦手になっています。
同じ経験の人はかなり存在するのではないでしょうか。
第162番無掛の舞

作意は、 2008/06/05 へ(スクロール)
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2008/04/18 の作意(スクロール)
作意
2二飛・同玉・2一桂成・同玉・3一飛・1二玉・2三銀・1三玉・1四歩・2三玉・3三飛成・1二玉・1三歩成(不成非限定)・2一玉・2二と まで 11手詰

タイミングを失った作品

May 06 [Tue], 2008, 16:39
未発表完成作>ストック、未完成作図中>素材、不完全作>修理中、等。
しかし、当然ながら未発表完成作でも全てがストックではありません。
内容が不満>改作予定があります。
ただ、いつもテーマを追いかけていると時期を失うと、改作予定が予定なしになってしまいます。
161番は元々は「限打の舞」に収録予定でしたが、不満があるので改作予定になっていました。
そのうちに興味が異なる所に移って、予定が無期限予定なしになりました。
不満は多いが、もう改作する気が全くないので不満のあるストックとしてしまいます。
純然たる趣味ですので、タイミングを失うと忘れさります。
でも何かのひょうしで見つけると、改作したい作品と、もう触りたくない作品があるようです。
詰将棋作家に冬眠期間が多いのは、あるていど必然なのでしょう。
第161番15手詰

作意は、 2008/05/30 へ(スクロール)
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2008/04/12 の作意(スクロール)
作意
3九金・同玉・2八銀・同玉・1七銀・同玉・2九桂・1八玉(非限定)・2八金・同玉・1七銀・3八玉・3九金・同玉・2八銀打・2九玉・3九金・1八玉・1九香 まで 19手詰
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