小西逸生作品について

December 28 [Fri], 2007, 23:45
小西氏は、私が作品を発表しはじめた時には、既に作品集「紅玉」を発表していました。
基本的には手筋ものの短編を作り続けるという所で、非常にその作品は教えられる事が多かったです。
その後「青玉」を発表し統一感のある題名が好きな私は作品集名も気にいっていました。ただ、作者は「色」に拘りがあった様で次は「紫雲英図式」でした。
小西氏は、田宮克也氏の行った会合で一度お会いしただけで特に話をした事はありません。詰将棋ではよくある、作品を通してのつながりのみでした。
創棋会の作品集の解説を書いた時に、小西作が1作あったのですが、本になった時には省かれていました。発表時に余詰があり結果発表時に作意・変化等と共に修正図が載っていた作品です(曲詰)。変化手順が最短の詰まし方でなかったので修正して新規に解説しただけですが、初手の馬の移動王手の位置が1路遠ざかっても良いとの内容に修正の余地を感じたのかもしれません。私は全く気にしなかったのですが。
合掌。
第138番小駒無仕掛け図式

作意は、 2008/1/21 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2007/12/5 の作意(スクロール)
作意
8五金・同銀・9六飛・同銀・8六銀打 まで5手詰

みんなで作ると手筋?(問題発言)

December 22 [Sat], 2007, 18:06
2番目は類作で、みんなで作ると手筋になる?(問題発言)
類作指摘も、沢山ありすぎると汎用手筋と見なして指摘しにくくなります。
手筋ものばかり作る私が言うと、問題があるでしょうが、たとえば大道棋はどこまで新作かどこからが類作かは難しいです。形は類作で、手順は新作というガイドラインらしきものはありますが、現実はかなり微妙です。
普通作も、すでに類似傾向になりつつあります。
困った事に、簡素形に作れる技術があるほど類作になりやすく、駒が一杯の悪形ほど同じとはなりがたいです。
類作指摘を受けて1人前というと、また問題発言です。
推敲された形は発表されやすく、未完成の未推敲の形は未発表で終わっているのはたぶん予想としては確率は高いでしょう。
第137番11手詰

作意は、2008/01/15 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−
2007/11/27 の作意(スクロール)
作意
2二銀・同玉・2三角成・3一玉・4三桂・2一玉・3三桂・1一玉・1二歩・同飛・同馬・同玉・1三歩・同玉・2三飛・1四玉・2六飛成・1三玉・2三角成 まで19手詰

変化同手数と変化長手数

December 16 [Sun], 2007, 22:34
収束3手の同手数は不問、2手長駒余りはキズ扱いが普通です。
上記以外の変化同手数と、2手長変化長および微妙な合駒による通称無駄合変化長は解釈が人の数だけあるように感じます。
私が詰将棋に入った時は、2手長駒余りの作品が非常に多い時でした。その影響で今でも2手長アレルギーの人とは感覚は異なります。
ただし、変化長の作品は2手長い手数の内容を含むので、作品内容が多く難しく感じるのは普通です。従って、特に短い手数の作品では手数別出題が多いですが、比較評価上でマイナスするのは妥当と考えます。
変化同手数は、しばらく後からかなり確信犯的に作られるようになりました。1局に2局分の内容があるとの意見も掲載された事もあります。
解答面からは、比較上でマイナス評価が妥当と思います。
手数別出題の比較評価では、変化同・変化長はしばしば妙な結果をもたらします。
作意決定のための、最善応手論から見た変化の扱いは異なる見方になります。別の機会に述べたいと思います。
はじめに述べたように、詰将棋を始めた時の環境を含め意見はばらばらの話ですので、あくまでも個人的なイメージというか歴史の話です。
第136番素描の舞(変化同手数があります)

作意は、2008/01/09 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2007/11/21 の作意(スクロール)
作意
1三銀・同玉・2五桂・2二玉・1三銀・3一玉・2一金・同玉・3三桂不成・同金・2二金 まで11手詰

無仕掛け図式の邪魔駒消去

December 11 [Tue], 2007, 0:55
条件作を作る時にも私は手筋派ですので、条件内で可能な条件を探します。
可能な手筋を見つける事は、構図と手順のだいたいのイメージもうっすらと見えています。
邪魔駒消去は代表的な手筋です。
無仕掛け図式では、初形では攻め駒が無いのですから邪魔駒もありません。
従って、打った駒が邪魔になる事になります。
小駒無仕掛け図式では、桂で手がかりを作ると共に、桂は邪魔駒になりやすい性質がありますから、打った桂が邪魔駒になる作品を作っています。
桂を消す段階で、他の打った駒が次に邪魔になる形になるようです。
第135番小駒無仕掛け図式

作意は、2008/01/03 へ(すくろーる)
−−−−−−−−−−−−−−−−
2007/11/15、の作意(スクロール)
作意
3四銀・2四玉・2三金・1五歩・同玉・2六と・1四玉・2五と まで9手詰

色々いじっているうちに、単純な形になってしまいました。

専門誌とは

December 05 [Wed], 2007, 1:55
「詰パラ」は、詰将棋の専門誌と呼ぶ事が普通ですが、この場合の専門とは何を指すのでしょうか。
専門の意味としては、「特定ジャンルのみを扱う」・「特定のジャンルの全てを扱う」・「それ以外の雑誌等では扱わない、より限定された物を扱う」・・他にも考え方はあるでしょう。
読者がいる以上は、意味にのみ拘るのは好ましくはないでしょうが、ただ現状は曖昧にならざるを得ないといえるでしょう。
急にこんな事を考えたのは、パラ12月号の表紙が金田秀信氏だからです。
幾人かの作家は、パラ以外では作品を見かけても、パラではほとんど見かけない事が結構あります。
理由は個人的には色々と考えますが、もし専門誌に合わないとすれば「専門」という意味がかなり狭い範囲で見えてきます。
個人的には金田作品は好きですが、読者には好まない人も多いのではないかと思います。専門誌向きではないのでしょうか。
第134番立体復元式(?)

手数を伸ばすノウハウはあるのでしょうか?。
作意は、2007/12/28 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2007/11/09 の作意(スクロール)
作意
2九桂・1八玉・2八金・同玉・3七角・3九玉・2八銀・2九玉・1八銀・同玉・1九銀・2九玉・1八銀打・3九玉・2八銀・4九玉・5九金・3八玉・4八金 まで19手詰
2007年12月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新コメント
アイコン画像EOG
» 市松は大型曲詰が主流か? (2019年05月19日)
アイコン画像通り
» 「古図式のウラ・オモテ(立体)曲詰」 (2019年03月08日)
アイコン画像神奈川の庶民
» 2万局 (2016年05月23日)
アイコン画像小樽商科大学の囲碁・将棋サークル
» 柿木将棋フラッシュ版 (2014年05月28日)
アイコン画像僧侶
» 鳥越九郎氏死去 (2013年08月16日)
アイコン画像幻想咲花
» 最終手余詰の変化のある合駒について (2013年07月27日)
アイコン画像とおりすがり
» 伝統詰将棋のフェアリー駒・「合」 (2013年07月19日)
アイコン画像僧侶
» 詰パラ大学院が3題に (2012年07月30日)
アイコン画像田原
» 詰パラ大学院が3題に (2012年07月30日)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:mai_2rd
読者になる
Yapme!一覧
読者になる