仮名文字濁音「ギ」「ヅ」

May 25 [Sat], 2019, 0:32
仮名文字には盤面駒で読みやすい文字と、逆に難しいものがある。
例えば「キ」「ギ」はほぼ間違いなく読んで貰える。
斜め線が多く、類似文字がある文字は、読みにくいし読まれにくい。
例えば「シ」「ジ」、「ソ」「ゾ」、「ツ」「ヅ」であり「ン」も加わる。
左の点を1駒で表すか2駒か?、横棒か縦棒か斜めか?。
それに濁音では濁点のデザインもかかわる。
同時に全てデザインしてから作図始めれば良いと思うのだが、現実は作りながら個別に考える事になってしまう。
私は、濁点の有無を含めて異なるデザインを模索しているので、今だに習作状態だし、結果的に間違ったと思う事もある。

「将棋イロハ字図」は、濁点の有無を含めてデザインの共通性が高いのが特徴だ。
丸山正為作「将棋イロハ字図(コピー版)・第118番」・「ヅ」
32と(A)・23玉・24銀成・同成桂・22と・13玉・12と・23玉・22桂成・33玉・35飛・同成桂・24銀・44玉・35馬・55玉・47桂・同金上・57香・同金・46金 まで21手
(A)3手目との手順前後あり。

詰上り図


丸山正為作「将棋イロハ字図(コピー版)・第138番」・「ギ」
42香成・同玉・82飛成(非限定)・43玉・42竜・同玉・32歩成・43玉・44銀・54玉・53桂成・同桂・36馬・同と・65竜・同玉・54角・同玉・55金 まで19手

詰上り図

-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第38番」・仮名文字「カ」
75金・同成桂・66飛・同と・74銀打・同成桂・同銀不成・54玉・45馬・同玉・37桂・同と・46金・54玉・55金 まで15手詰

詰上り図

---------------------------------
第919番・第920番は、駒数が少ないデザインの仮名濁音・半濁音だ。
第925番・第926番は、大駒で詰め上げるデザインの濁音・半濁音仮名文字だ。

*****************
第925番詰図の舞「仮名濁音」:29手詰

第926番詰図の舞「仮名半濁音」:13手詰


作意は、 2019/06/18 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/05/01 の作意(スクロール)

第919番:詰図の舞「仮名濁音」:「ギ」
67銀左・同銀不成・57金・55玉・65馬・同玉・66香・55玉・45金・同玉・35金・55玉・64馬・同桂・65金 まで15手詰
詰上り図

第920番:詰図の舞「仮名濁音」:「ヅ」
45飛・同玉・36角・同香・35金・55玉・67桂・同と・65金・同玉・75と・55玉・47桂 まで13手詰
詰上り図


市松は大型曲詰が主流か?

May 19 [Sun], 2019, 0:33
盤面中央の市松図形や、小型市松は、意外と少数派だ。
市松図形は江戸時代を含めて、盤面全体に広がった大型曲詰が多い、一回り小さい中型曲詰も多くはない。
そして盤面中央ではなく、片側に寄せたデザインが多い。
そして、盤面全体のデザインは既に多数あるし、まだまだ新しいデザインもあるだろう。
田中至作「白雁組曲(上)」「白雁組曲(下)」は、それぞれ全駒市松の50番集だ。
寄書と呼べる個性的作品集であり、市松デザインの宝庫だ。
形の性格上で、大型の部分を切り出し小型曲詰のデザインにする事は可能だ、ただし盤の端と中央では異なる。

久留島喜内桑原君仲作「将棋極妙・第99番」・江戸時代の大型「市松」(2019/05/19訂正)
77角・88歩成・89飛・98玉・99歩。89玉・78銀・同玉・68金・87玉・79桂・同と・88歩・76玉・65馬・同玉・55と・同歩・66金・74玉・86桂・同香。83銀不成・同玉・84銀・72玉・64桂・同と・71と・同玉・62金 まで31手

詰上り図


岡田敏作「解いて楽しいあぶりだし詰将棋・第22番」・「市松」
63香・72玉・62香成・81玉・54角・62桂合・同角成・同金・93桂・同金・72成香・同玉・82金・61玉・62歩・52玉・41飛成・同玉・32と・同玉・42金・21玉・22銀右成・同と・11香成・同玉・13飛成・同と・22金 まで31手

詰上り図

-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第37番」・仮名文字「ワ」
74角・同銀・41飛成・53玉・45桂・同金・58香・同成香・54歩・同玉・45竜・同玉・35金・同と・55金・同玉・33角・54玉(あ)・44角成 まで19手詰(あ)45玉で変化同手数で、文字崩れ。

詰上り図

---------------------------------
第918番は、正方市松図形あぶり出し曲詰で、4X4は中央での最小状態。
第924番は、「6X6市松図形」だが、正方形ではない。

*****************
第924番詰図の舞「市松図形」:23手詰


作意は、 2019/06/12 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/04/25 の作意(スクロール)

第918番:詰図の舞「市松図形」:「4X4正方市松」:
54銀成・同玉・53角成・65玉・77桂・同と引・76金・同と引・77桂・同と左・66歩・同と・75飛・同銀・同金・55玉・44銀・同桂・64馬 まで19手詰
詰上り図


漢数字「三」

May 13 [Mon], 2019, 0:50
漢数字「三」はほぼ一種類のデザインであり、手ごろな小型曲詰の作品になる。
私は50年前に「三」の作図経験があり、今回の第917番では小駒図式を目指した。
「三」は、「一」「二」を含み、「五」「王」に発展する可能性がある。
3本の横棒のどこにも玉を配置出来るが、中央以外のメリットは不明だ。
詰上がり駒数10枚は小型曲詰の上限くらいかと、感じる。

田中至作「過雁組曲・第77番」・「三」
97竜・83玉・84角成・同玉・95角・75玉・65金・同歩・86竜・64玉・73角成・同玉・65桂右・64玉・53銀・55玉・56竜・同玉・57銀・55玉・45飛・同金・47桂 まで23手

詰上り図


「童翫集(野口版)・第3番」・「三」
31竜・44玉・45銀・55玉・67桂・同と・46銀・同桂・同馬・同玉・36竜・55玉・56銀(A)・同馬・47桂(B)・同馬・45竜 まで17手
(A)66金以下、同と・56銀・同と・45竜・66玉・65竜右・77玉・74竜引以下詰み。
(B)35竜・45合・47桂以下詰み。
修正困難、特に初形が33玉の条件では厄介そうだ。

詰上り図

-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第36番」・仮名文字「ヲ」
56飛(A)・同成桂・55歩(B)・同成桂・43銀不成・同金・同銀不成・同玉・42銀成・44玉・43金・54玉(あ)・53金(C)・64玉・63金・54玉・53成香・44玉(い)・43成銀・45玉・36銀 まで21手詰
(A)(B)43銀引不成の手順前後有り。
(C)53成香で非限定。
(あ)45玉で変化同手数で、文字崩れ。
(い)45玉で変化同手数で、文字崩れ。

詰上り図

---------------------------------
第917番は、小駒図式の作図の限界が目立つ。
第923番は、バランスが取れた小駒図式だと思う。

*****************
第923番詰図の舞「漢数字」−12:23手詰


作意は、 2019/06/06 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/04/19 の作意(スクロール)

第917番:詰図の舞「漢数字」−11:「三」:27手詰
43桂成・同玉・53歩成・同歩・52銀不成・54玉・64金・同香・44金・同玉・45香・54玉・63銀打・同桂・43銀不成・55玉・46銀・同玉・47金・55玉・66銀・同玉・76金・55玉・67桂・同香成・65金 まで27手詰
詰上り図



図形性の弱い「対称形」

May 07 [Tue], 2019, 0:28

「駒の舞」本館の、定期更新を2019/05/01に行った。
4月の1番は、シンプルな初形で、類作があるかも知れない。
終わり9手からの逆算で、曲詰で練習した成果か・・・。

4月の2番はあぶり出し「対称形」の曲詰だ。
対称以外は図形性がないデザインであり、収束からの逆算をしながら形を変えている。
通常のあぶり出し曲詰では、詰め上がり形を逆算で変える事は少ない(微調整はかなり多くあると思う)。
対称形だけの場合は、作図中に形を変えて整える事も想定している。
2番は作図例の多い手筋であり、趣向作の例もある(手元に図はないが田中鵬看作「神風特攻隊」だと思う)。
58角不成の所から、駒配置を変えはじめた、余詰防止の74の駒は、34にも必要になり「対称形」を維持出来た。
あぶり出し曲詰の不成は自然な1−2回だけでも良さそうと感じた。

5月の1番はやや崩れた陣形図式。
5月の2番は、攻め方の不成が1回だけ入った、あぶり出し「図形」だ。
-----------------------------
第915番は初形も詰め上がり形も、清貧小駒図式(成駒なしの、桂香歩(単玉))だ、自身でも過去に作図例はある。
田原宏作「小駒の舞:第25番」
13桂成・同玉・12桂成・同玉・11桂成・同玉・12歩・同玉・13歩・同玉・14歩・同玉・15歩・同玉・16香・同玉・25桂 まで17手詰

詰上り図


使用駒の条件作には、詰め上がりも同じ条件作になり易い条件はいくつかある。
小駒図式・金銀図式(金持図式)・純と歩図式・無防備図式等が該当するだろう。
裸玉・歩一色図式・純香一色図式・無仕掛図式では、実現出来ない。
作るだけなら可能な条件が多い。
-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第35番」・仮名文字「ル」
94香・同玉・84金・95玉・85金・同玉・76銀・同玉・86金・65玉・64と・55玉・45馬・同玉・46金 まで15手詰
やや珍しいデザインの「ル」。

詰上り図

---------------------------------
第921番は、後付け曲詰で、配置がほとんど不動駒だ。
第922番は、小駒図式で手順のリズム感が狙い。

*****************
第921番詰図の舞「対称形」:9手詰

第922番続小駒の舞:19手詰


作意は、 2019/05/31 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/04/13 の作意(スクロール)

第915番:続小駒の舞:15手詰
11歩成・同玉・13香(非限定)・12歩合・23桂・同歩・12香成・同玉・13香・21玉・22歩・同玉・14桂・21玉・33桂不成 まで15手詰
詰上り図


第916番:無掛の舞:23手
14桂・同歩・12金・同玉・21銀・同玉・13桂・22玉・12金・同玉・21銀・22玉・11銀・33玉・45桂・42玉・32銀成・51玉・52金・同玉・53金・51玉・42成銀 まで23手



マイナビ女子オープン第2局の終盤

May 01 [Wed], 2019, 0:23

実戦でコンピュータ将棋の詰将棋モードが役立つ事は少ないが、詰むかどうかだけの判定は可能だ、意味の有無は不明だが・・。
マイナビ女子オープン第2局の終盤の1場面で、42金・21馬の局面だ、秒読みで詰みが絡む場所だ。

21馬で84歩・58歩成・同銀・32金・83銀・同金・32竜の変化局面で詰むか詰まざるかが問題だ。

42金と打って入玉して詰まない様に見えるが、ネット中継の検討後解説では、以下83歩成・同玉・61角で84玉は95金で詰むので72銀だが先手が詰まなくなり、84歩・同玉・72角成で先手有望だと言う。
だが後手42歩で詰まないと言う、その局面は柿木詰将棋は詰ました。
74桂・同飛(う)・42竜・72歩・83歩成・同玉・72竜と進む。
・(あ)同玉は63銀・82玉(同玉は81角)・71角・83玉・74銀成・同玉・75金以下詰み。
・(い)84玉は、95銀・同香・82竜・83桂・75金・同飛・93角・74玉・75角成・同桂・84飛以下詰み。

(う)93玉は83歩成・同玉・72角・同玉・82金・63玉・23竜・同桂(え)・62桂成・64玉・75銀・55玉・56歩・46玉・47銀以下詰み。
(え)43銀は64歩・同玉(お)・75銀・55玉・56歩以下。
(お)同飛は、72銀・54玉・56香・55歩・53金・44玉・33竜まで。
コンピュータ将棋の詰み判定は強い、だが42金の時の先手の詰めろが消える手順は人間の説明が無いと理解出来ない。
-------------------------------
まもなく、5月最初に「詰将棋 駒の舞」(本館)の定期更新予定。

-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第34番」・仮名文字「ヌ」
73角成・同成桂・同銀不成・53玉・33竜・同歩・44銀・54玉・46桂・同と・56香・同と・43銀不成・53玉(あ)・45桂 まで15手詰
(あ)45玉・37桂まで変別の字崩れ、不思議だ。

詰上り図

---------------------------------
第914番は、濁音「ゴ」で「コ」は最小駒数だ。
第919・920番は、濁音仮名文字で、第914番と似た思想だ。

*****************
第919番詰図の舞「濁音仮名」:15手詰

第920番詰図の舞「濁音仮名」:13手詰

作意は、 2019/05/25 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/04/07 の作意(スクロール)

第914番:詰図の舞「濁音仮名」:「ゴ」21手詰
23歩成・同玉・25竜・同金・34と・14玉・25銀・同玉・26金・34玉・33角成・45玉・56金・同と・35金・54玉・43馬・55玉・67桂・同と・56香 まで21手詰
詰上り図


市松図形、「正方形市松:5X5」

April 25 [Thu], 2019, 0:11
下記の詰上がりの図形・模様を「市松」と呼ぶが、別の用語を使う人もいる。
例えば「石畳」「畳」と呼ぶ人がいるが、「密集形」にも又は「2駒以上の駒ブロックの組み合わせ」図形にを同じ呼び方がある。
模様的には「市松」は一般的に通じるが全体の形は規定されず多数ある、盤中央の市松は多くは無い。
他の図形(例えば「菱形」「引違・襷」「十字」等)は形が決まり、大きさで大中小に分けると分類が容易だ。
それと比較して、「市松」は異なるデザインが可能で、多数作られている。

正方形市松図形は駒がぎっしり詰まり大きく見えるので「5X5」でも中型曲詰にも見える。
盤中央の正方形市松図形は「2X2」は無理で「3X3」は2種類あるが「弾」と「小型X」であり、通常は市松とは呼ばない。
奇数X奇数が盤中央で対称になり、「5X5」「7X7」「9X9」はダイヤ形を中心にして好まれる。
ただし「7X7正方形」「9X9正方形」は詰め上がりあぶり出しとしては駒が多すぎて異質だ(「9X9」のあぶりだし双玉全駒市松は存在する)。
ダイヤ形は大きさで「小菱市松」「中菱市松」「大菱市松」の呼び名も適しそうだ、「大菱」「大引違・大襷」等に対応する名称だ。

岡本真一郎作「饗宴・第14番」・「正方形・5X5市松」
23角不成・54玉・53銀成・同香・45角不成・同玉・42飛不成・54玉・44飛不成・65玉・57桂・同香成・66歩・55玉・46金 まで15手

詰上り図


田中至作「白雁組曲(上)・第50番」・「正方形・7X7市松」
61と・同玉・51と・同玉・42と・同角・同と・同玉・24角・同金・33角成・同玉・35竜・同金・32金・24玉・14と・同と・35と・同玉・25と・同と・34金・46玉・47銀・55玉・56歩・66玉・67と・同と・78桂・同と・67歩・同桂成・65と・同玉・85竜・同桂・76金 まで39手
全駒使用市松で、駒数が多い感を薄める。4隅に駒がないデザインだ。

詰上り図

-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第33番」・仮名文字「リ」
54と・45玉・35金・54玉・63銀不成・同金・43飛成・55玉・45金・同玉・63角成・同香・46金 まで13手詰

詰上り図

---------------------------------
第913番は、正方形・5X5市松で、美しい市松模様の1つだ。
第918番は、「4X4」の正方形市松だ。

*****************
第918番詰図の舞「市松図形」−3:19手詰


作意は、 2019/05/19 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/04/01 の作意(スクロール)

第913番:詰図の舞「市松図形・正方形5X5」−2:31手詰
76銀・同歩(あ)・68金・65玉・57金・75玉・64馬・同歩・74金・65玉・76金・同と・66歩・同と・75金・55玉・54金・同玉・53桂成・55玉・25飛・45桂合・同飛・同玉・47香・同と・37桂・同と・46歩・55玉・35飛 まで31手詰
(あ)58玉は、67銀・49玉・29飛・39銀合・59金・同玉(い)・39飛・48玉・37馬・57玉・58銀打以下
(い)38玉は、47馬まで
詰上り図



漢数字「七」

April 19 [Fri], 2019, 0:50
漢数字「七」は、漢数字「一」「八」よりも駒が多く、「四」「五」よりは少ない適度な小型曲詰であり、「三」「六」を含めて作り易いイメージはある。
標準的なデザインは童翫集・第7番だろうが、違うデザイン例もある、いずれにしても緩い傾きの線はは表現出来ない。

門脇芳雄作「曲詰百歌仙・第11番」・「七」
66銀・同歩・64銀・同角・65金・56玉・55金・同玉・56歩・同玉・65銀・55玉・45飛・同馬・47桂 まで15手
このデザインは「七」のフォント的には正確なのだが、少数派か?。

詰上り図


「童翫集(野口版)・第7番」・「七」
66銀・76玉・77歩・66玉・69竜・77玉・66竜・同玉・67金・55玉・44竜・同成桂・54金(A)・同成桂(あ)・同角成・同成桂・47桂・同金・56金 まで19手
(A)手順前後有り。(あ)非限定。

詰上り図


-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第32番」・仮名文字「チ」
12金・同玉・11桂成・同玉・22香成・同玉・33角成・同玉・32角成・44玉・35銀右・53玉・54馬・同玉・53飛・同玉・63桂成・54玉・55歩・同玉・57香・56歩・同香・同玉・57歩(A)・66玉・67金・55玉・56金・54玉・45銀・同香・55香 まで33手詰
(A)57金・55玉・56歩・54玉・45銀・同香(同玉は46金・54玉・55金まで33手駒余)・55香まで31手で詰み。
詰上りが「チ」と読めるかも1つの疑問だが、厄介な余詰だ。

詰上り図

---------------------------------
第912番は「童翫集」と同じデザインだ、小駒図式での作図が行き詰まり、途中から飛角を使用して逆算した。
第917番は、50年近く前に作図経験がある文字なので、今回は小駒図式で作った。

*****************
第917番詰図の舞「漢数字」−11:27手詰


作意は、 2019/05/13 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/03/26 の作意(スクロール)

第912番:詰図の舞「漢数字」−10:「七」:19手詰
35飛・同玉・25金・44玉・34角成・55玉・45馬・同玉・46香・同と左・35金・55玉・47桂・同と右・65金・同香・56歩・同と・45金打 まで19手詰
詰上り図



曲詰の形崩れ

April 13 [Sat], 2019, 0:49
第910番はあぶり出し「エ」作成時の副産物で、文字崩れは直せない形だ。
曲詰で形崩れ・文字崩れかも知れない形は、たまに見かける。
うまくまとまったのか、そうでないのかは、判らない。
対称形の崩れは直ぐに判るが、文字の崩れは感覚的だ。

門脇芳雄作「曲詰百歌仙・第54番」・「メ」
33銀・41玉・31角成・同玉・43桂不成・41玉・51桂成・同玉・42銀打・52玉・53歩・同金・同銀成・同玉・54と・同玉・55金・同玉・54金・同玉・65銀・同馬・44飛・55玉・56金左・同飛・66銀・同馬・46金 まで29手
88竜は余詰防ぎとの作者コメント。

詰上り図

川崎弘作「残照・第51番」・「エ」
64と・同銀・55と・同銀右・74角成・同玉・54飛・64桂合・63銀・65玉・76銀・同桂・74銀不成・同歩・62飛成・64歩合・同竜・同銀・66歩・同角・56銀 まで21手
私が解説を書き、96に駒を増やす変更案を提示している。
今見れば、対称形ならばそれも有りだが、文字ならば「36と」を無くせないならば、96を増やしても良くならないと思う。

詰上り図

曲詰作図中にしばしば似た事が起きる。長く悩み続ける事もあり、現在も持っている。

-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第31番」・仮名文字「ト」
41桂成・同玉・42金・同玉・43と・同玉・54銀打・同香・同銀左・同馬・同銀・44玉・53角・55玉・56香・同飛・45馬 まで17手詰
完全と思う。

詰上り図

---------------------------------
第911番は桂香図式作成時の副産物の、密集形だ。

第915番は、清貧小駒図式で、詰上がりも清貧小駒図式だ。狙えば作図は難しくない。
第916番は、小駒無仕掛図式で、45桂打の場所が見える形だ。
*****************
第915番続小駒の舞:15手詰

第916番無掛の舞:23手詰


作意は、 2019/05/07 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/03/20 の作意(スクロール)

第910番:
64金・同銀・65銀・同桂・55歩・同銀・64銀成・同銀・54金・同銀・55銀 まで11手詰
詰上り図


第911番:
22銀成・13玉・25桂・同竜・12成銀・同玉・13歩・同玉・22角・12玉・11角成・同玉・13香・同桂・33角・12玉・22角成 まで17手詰



仮名濁音「ボ」「ド」

April 07 [Sun], 2019, 0:55
仮名濁音「ボ」「ド」の作例は直ぐに見つからない。
将棋イロハ字図の作品は、不完全の様だ。
丸山正為作「将棋イロハ字図(コピー版)・第104番」・「ボ」
22成銀・42玉・34桂・同香・41馬・同玉・32金(A)・51玉・52歩・同玉(あ)・64桂・43玉・44銀・54玉・56竜・同銀・76角・同竜・55香 まで19手
(A)52金以下同玉・64桂・42玉・52桂成・同玉・63竜以下詰み
(あ)61玉で4手以上変化が長い(変化長の確認は自信が無い)

詰上り図

丸山正為作「将棋イロハ字図(コピー版)・第108番」・「ド」
73銀不成(A)・61玉・63竜・同金・72銀打・52玉・63銀成(B)・41玉・42金(C) ・同玉・43桂成・同玉・61角・44玉・34角成・同金・同竜・55玉・66金(D)・同桂・64銀不成・同銀・同竜・45玉・34竜・55玉・64銀 まで27手
(A)73銀成以下61玉・63竜・同金・72銀・52玉・63成銀以下詰み
(B)63銀不成以下53玉・44金・同玉・43桂成以下詰み
(C)31金・同玉・43桂不成以下詰み、51金以下も詰み
(D)64銀不成との手順前後が成立

詰上り図

-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第30番」・仮名文字「ヘ」
12歩成・同馬・同桂成・同玉・21角・11玉・22銀成・同玉・33角成・同玉・44銀・同玉(あ)・43角成・55玉・65金・45玉・54馬 まで17手詰
(あ)24玉で変化長(23手?)。

詰上り図

45玉型の4駒仮名文字「ヘ」だ、都煙的で魅力なデザインだが本作は変長だ。
同じ詰上がりの作がある。
服部彰夫作「砂丘・第6番」・「ヘ」
14香・同桂・同歩・同金・25桂・同香・22銀・24玉・33銀不成・15玉・24銀打・同金・同銀不成・同玉・14金・同玉・25角・24玉・23馬・同玉・24香・13玉・16飛・24玉・44飛・35玉・36飛・44玉・43角成・55玉・65金・45玉・54馬 まで33手

詰上り図は酒井作と同じだが、作意は相当に難解だ。
詰め上がりが55玉のアイデアはでるだろうか?。

---------------------------------
第908・909番は濁音記号が不動だが、小型の短手数ではこの傾向になりやすい。
丸山作も含めて、「ボ」は単独文字よりも濁音記号が作り難い一般のケースだ。
「ド」は濁音記号が邪魔にならないか作り易い、レアケースだ。

第914番は、最小駒数文字+濁音だ、バランスは悪いが・・。
これも単独では作れないレアケースだ。

*****************
第914番詰図の舞「文字詰」:21手詰


作意は、 2019/05/01 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/03/08 の作意(スクロール)

第908番:詰図の舞「文字詰」:「ボ」17手詰
54銀・64玉・65金・同桂・75銀・54玉・66桂・55玉・73角成・64歩合・同馬・同香・56歩・同玉・47金・55玉・67桂 まで17手詰
詰上り図


第909番:詰図の舞「文字詰」:「ド」11手詰
95飛・65銀・同飛・同桂・54角成・同玉・63角成・55玉・46銀・同と・66金 まで11手詰
詰上り図


「小ダイヤ市松」

April 01 [Mon], 2019, 0:38
「駒の舞 本館」の4月の定期更新を行いました。
3月問題は、「打ち捨て手筋作」と「打歩不成を含むあぶり出し曲詰」です。
4月問題は、「合駒を含む手筋作」と「打歩不成を含む、対称形のあぶり出し曲詰」です。
----------------------------
「市松」は代表的な図形であり小型から大型までデザインも作図例も多い。
「5X5:市松」は複数のデザインが可能な小型曲詰だ。
ダイヤモンドとも呼ばれる菱形はその一つで、5X5で9駒はあぶり出しに向いた素材だと思う。
初形象形では他の追随がない程に多数作られている(河内勲氏の代名詞)、あぶり出し曲詰も同様に美しい形だと思う、「9X9」の大ダイヤ市松との対照から「小ダイヤ市松」との呼ばれる。

門脇芳雄作「曲詰百歌仙・第93番」・「ダイヤ市松」
56歩・同と・46銀・同歩・64銀打・同馬・66銀打・同と・57竜・同と・66金 まで11手

詰上り図


赤羽守作「信濃路・第71番」・「ダイヤ市松」
27角・36歩合・同銀・同金・46歩・同と・37桂・同と・46歩・54玉・36角・同と・53金・65玉・35竜・同と・55飛・同玉・66銀左 まで19手詰

詰上り図

2作共に難解作だ。
-------------------------------
酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第29番」・仮名文字「ホ」
64銀不成・65玉・54角・同玉・53銀成引(A)・同銀・同と・同金・65銀・同玉・35竜・同竜(あ)・66金・54玉・36角・同竜・55金 まで17手詰
(A)非限定
(あ)76玉で不詰。69角>69馬で修正可能だろう?。

詰上り図


---------------------------------
第907番は「5X5:市松」で美しい図形の1つの「ダイヤ」。
第913番は「5X5:市松」のもうひとつのデザイン。

*****************
第913番詰図の舞「市松図形」−2:31手詰


作意は、 2019/04/25 へ(スクロール)
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2019/03/08 の作意(スクロール)

第907番:詰図の舞「市松図形」:「小ダイヤ市松」25手詰
54馬・同金・75桂・同香・54金・同玉・66桂・同歩・64金・55玉・56歩・同玉・57金・55玉・25飛・45歩合・同飛・同玉・35金・55玉・45金・同玉・46歩・55玉・35竜 まで25手詰

詰上り図

2019年05月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
アイコン画像EOG
» 市松は大型曲詰が主流か? (2019年05月19日)
アイコン画像通り
» 「古図式のウラ・オモテ(立体)曲詰」 (2019年03月08日)
アイコン画像神奈川の庶民
» 2万局 (2016年05月23日)
アイコン画像小樽商科大学の囲碁・将棋サークル
» 柿木将棋フラッシュ版 (2014年05月28日)
アイコン画像僧侶
» 鳥越九郎氏死去 (2013年08月16日)
アイコン画像幻想咲花
» 最終手余詰の変化のある合駒について (2013年07月27日)
アイコン画像とおりすがり
» 伝統詰将棋のフェアリー駒・「合」 (2013年07月19日)
アイコン画像僧侶
» 詰パラ大学院が3題に (2012年07月30日)
アイコン画像田原
» 詰パラ大学院が3題に (2012年07月30日)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:mai_2rd
読者になる
Yapme!一覧
読者になる