「濁音片仮名・ビ」「半濁音片仮名・ペ」

June 18 [Tue], 2019, 0:41
「半濁音片仮名・ペ」は元の「片仮名・へ」が難しいので濁音又は半濁音の文字の方が作り易いと思う。
「濁音片仮名・ビ」は逆に、元の「片仮名・ヒ」が普通なので、濁音又は半濁音の方が面倒だと思う。
(森田銀杏氏の「イロハ48字詰比較」での詰上駒数は
丸山正為>10.4、門脇芳雄>10.1、田中至>9.9、伊藤路歩>10.1であり、「へ」は約5駒で「べ」は約7駒、「ペ」は約9駒で濁音記号がある程に平均駒数に近い、そして経験的に平均駒数が作り易いと感じる。
「ヒ」はデザインが多く単独でも10駒は可能で、濁音記号なしが作り易い。)

岡田敏作「解いて楽しいあぶりだし詰将棋・第97番」:「トビ」
42と・同玉・52歩成・32玉・42と・同玉・53桂成・同玉・64銀成(非限定)・同玉・75金・同玉・65金・76玉・86金・77玉・21香成・22桂合・同馬・同金・69桂・同と・78歩・同玉・45角成・77玉・97馬 まで27手
俳句詰の組局の1つで2文字だ、それぞれの文字が中央から外れるので趣は変わる。
2文字を作る動機付けのアイデアが良いと思う。

詰上り図


丸山正為作「将棋イロハ字図(コピー版)・第123番」:「ペ」
63桂不成・同飛・52銀成・同銀・41角成・同銀・同香成・同玉・42銀・32玉・44桂・43玉(あ)・33歩成(A)・44玉・54金・同玉・36馬・同金・45銀 まで19手
(あ)23玉で変化長手数。
(A)33銀成以下、44玉・54金・同玉・36馬・同金・45銀・53玉・55竜・62玉・63金・同玉・53飛以下、余詰
「将棋イロハ字図」は濁音・半濁音記号の有無でもデザインが同じ事が特徴だ。
表の象形のデザインも同じだ、どちらも大きな動機付けだろう。

詰上り図


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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第42番」・仮名文字「ソ」
83金・64玉・63桂成・同玉・53歩成・同玉・54角成・同玉(あ)・45角成・同玉・44金・55玉・66竜 まで13手詰
(あ)62玉で変化長手数(15手駒余らず)。

詰上り図

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第925番は、あぶり出し曲詰「濁音仮名文字」。
第926番は、あぶり出し曲詰「半濁音仮名文字」。

第931番・第932番は、濁音系の仮名文字あぶり出し曲詰だ。

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第931番詰図の舞「半濁音仮名文字」:23手詰


第932番詰図の舞「濁音仮名文字」:17手詰


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2019/05/25 の作意(スクロール)

第925番:詰図の舞「濁音仮名文字:ビ」:
44銀不成・同歩・46金・同玉・37金・55玉・45飛・同歩・54金・同玉・53桂成・55玉・22馬・44香合・同馬・同玉・43銀成・55玉・56香・同玉・47金・55玉・67桂・同と・54成桂・同玉・98馬・55玉・65馬 まで29手詰
詰上り図


第926番:詰図の舞「濁音仮名文字:ペ」:
27竜・35玉・36竜・44玉・54銀成・同玉・66桂・同飛・43銀・55玉・64角成・同飛・46竜 まで13手
詰上り図


「白雁組曲」及び、「駒欠けと駒追加」

June 12 [Wed], 2019, 0:09
あぶり出し曲詰「市松」が多数作られていると錯覚するのは、田中至作「白雁組曲(上巻)」「白雁組曲(下巻)」の影響だろう、全駒使用のあぶり出し曲詰「市松」を各50題収録して合計100作という作品集だ。

特定の条件作を多数題作ると「意味は何か」と問う人がいると書かれている、多数題全部で表す世界があると言う意味の事が書かれている(と解釈している)。

「市松図形」の特殊性で、大型曲詰の一部を切り出すと小型曲詰のデザインの参考にはなる、だが手順構成は異なる面は多い。
そして「駒欠けと駒追加」と感じるデザインを見る。

二上達也作「将棋魔法陣・第79番」(有名な、不成81番だ)
74飛・82玉・83歩・同玉・94金・92玉・72飛成・91玉・92竜・同玉・74角不成・82玉・83金・71玉・61香成・同玉・52角不成・51玉・41角成・61玉・52歩成・71玉・62と・同玉・63歩・71玉・72歩・61玉・52と(A) まで29手
(A)52馬もある。
「原図は小型市松だったが余詰修正で乱れた」と作者のコメントがある。

詰上り図


田中至「白雁組曲(上巻)・第25番」
92と・同玉・93香・同玉・85桂・同と・94香・同金・同角成・同玉・85と・同玉・75と・同歩・86歩・74玉・84金・63玉・53と・同玉・51飛成・同と・64金・52玉・53香・43玉・34と・同玉・24と・45玉・36角・同と・同と・同玉・26飛・同歩・37銀・45玉・46歩・56玉・67と・同香成・68桂・同成香・66金・57玉・48金 まで51手
単独で初見するとダイヤからの2駒欠けと思うかもしれないが、意図したデザインだ。
「白雁組曲」ではダイヤから1駒欠けと2駒欠けと3駒欠けがシリーズで並んでいる。

詰上り図


「市松図形」から、「駒の欠け」と「駒の追加」がある様に見えるデザインの印象はどうかと考える。
意図した場合も含めて、不都合があったと勘違いされる可能性は強い。
駒欠けの場合は飾り駒との兼ね合いが生じるが、駒追加の場合は??そのままになるしか無いのだろう。

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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第41番」・仮名文字「レ」
42銀成(非限定)・同玉・43角成・同竜・同銀成・同玉・33飛打・44玉・56桂・55玉(あ)・45飛・同玉・46歩・55玉・35飛成 まで15手詰
(あ)同とで変化長手数。

詰上り図

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第924番は、あぶり出し曲詰「市松図形6X6」だが正方形ではない、小駒のみの逆算が出来なかった。
第930番は、小型と中型の中間の「市松図形」あぶり出し曲詰だ。

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第930番詰図の舞「市松図形」:27手詰


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2019/05/19 の作意(スクロール)

第924番:詰図の舞「市松図形」:
23歩成・同玉・24銀・34玉・35香・45玉・44角成・同銀・46歩・55玉・66金・同と・67桂・65玉・75金・54玉・64金打・53玉・55桂・同銀・33香成・44玉・35金 まで23手詰
詰上り図

漢数字「六」

June 06 [Thu], 2019, 0:19
6月最初に「駒の舞」本館の定期更新しました。
5月1問目は、矢倉囲い崩れだが逆算しても良くならない。
2問目は、先手飛不成のある対称図形のあぶり出し曲詰で、収束形セットからの逆算だ。1桁の素材を図形の詰め上がりに出来れば、色々な手筋が原理的は可能な筈だ。

漢数字「六」は盤中央の小型あぶり出し曲詰として、丁度作りやすい駒数と駒配置だと思う。
文字デザインとしては駒数10枚が普通だが、一番下の2駒を省いた8駒のデザインも「六」として成り立つ。
いずれも5駒横に並んだ中央に玉を置いた詰め上がりが自然だ。

門脇芳雄作「曲詰百歌仙・第10番」
75金引・55玉・46金・同と・47桂・同と・37馬・同と・65金・同玉・69飛・55玉・65飛・同玉・74竜・同銀・76金・54玉・55歩・同玉・66金・54玉・46桂・同銀・44金 まで25手
趣向詰で使われる邪魔駒消去手法を使っている。

詰上り図

田中至「過雁組曲・第80番」
57香・66玉・46飛・57玉・47飛・66玉・75銀打・55玉・46金・44玉・35金・55玉・33角成・44歩合・同馬・同成桂・56歩・同玉・78馬・同金・67銀・55玉・45飛・同成桂・47桂 まで25手

詰上り図


「象戯童翫集・第6番」
77銀・56玉・65銀左引・55玉・45金・同と・66銀・同玉・69飛・68歩合・同飛・同馬・67歩・同馬・75銀・55玉・47桂 まで17手
漢数字シリーズでの数少ない(2作)完全度の高い作と思うが、77成桂は持駒に出来そうだ。

詰上り図

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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第40番」・仮名文字「タ」
46金左・同成銀・24角・同馬・同銀・34玉・33桂成・44玉・35角・55玉・46金・同竜・64銀打 まで13手詰

詰上り図

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第923番は、バランスの良い小駒図式のあぶり出し曲詰「六」。
第929番は、中型のあぶり出し曲詰だ。

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第929番詰図の舞「漢数字」-13:31手詰

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2019/05/13 の作意(スクロール)

第923番:詰図の舞「漢数字」:「六」
44金・同歩・34銀右・55玉・44銀・同玉・35金・55玉・65と・同玉・66銀・同と・75金・55玉・56歩・同玉・45銀・同と・47銀・55玉・67桂・同と・65金打 まで23手詰
詰上り図


不動駒ばかりの対称形のあぶり出し曲詰

May 31 [Fri], 2019, 0:36
2019年5月最初に数学者・志村五郎氏が死去した。
「谷山・志村予想」で有名な数学者だ。
将棋愛好家であり詰将棋作品もある筈で、図面を見た記憶がある。
詰将棋や将棋と、数学とを話題にすると出て来る名前だった。

第921番は一応はあぶり出し対称形曲詰だ。
対称だけで、しかも馬を除くと不動駒で配置が構成されている。
想像される様に、普通作を後から配置変更して作図した。
狙いが馬の翻弄なので、それだけ動くのは不思議はない。
あぶり出し曲詰作家は、不動駒数を意識するようだ。
1:浮かび上がる形が見え難くしたいため
2:逆算技術を追及したいため
3:手順・手順構想が作図動機でないため捌き手順になる
等が理由だろう。
第921番も戯作感がある。
5手詰にすれば立体になるが、戯作感も薄れる。

江戸時代の対称形や図形曲詰にも、似た作品はいくつかあった。

添田宗太夫作「将棋秘曲集・第61番」
35金・同と・23竜・同桂・24金・44玉・54金・同玉・57香・64玉・53銀・74玉・83飛成・同玉・84金 まで15手
23竜と24金を左右で行う、詰上がり「三角」

詰上り図


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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第39番」・仮名文字「ヨ」
44角成・同銀・同銀成・同香・36金・同角(あ)・37桂・55玉・66銀・54玉・64銀成 まで11手詰
(あ)同とで、変化同手数、14角の必要性が不明だ?。

詰上り図

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第922番は、簡素な小駒図式だ。
第927番・第928番は、盤面「と歩図式」。

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第927番と歩の舞:13手詰

第928番と歩の舞:15手詰

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2019/05/07 の作意(スクロール)

第921番:詰図の舞「対称図形」:
56金・同馬・46金・同馬・56銀・同馬・66銀・同馬・46銀 まで9手詰
詰上り図


第922番:続小駒の舞:
33桂打・同銀・23香・22金・33桂不成・11玉・21桂成・同玉・32銀・11玉・22香成・同玉・23金・11玉・21銀成・同玉・32と・11玉・22と まで19手詰


仮名文字濁音「ギ」「ヅ」

May 25 [Sat], 2019, 0:32
仮名文字には盤面駒で読みやすい文字と、逆に難しいものがある。
例えば「キ」「ギ」はほぼ間違いなく読んで貰える。
斜め線が多く、類似文字がある文字は、読みにくいし読まれにくい。
例えば「シ」「ジ」、「ソ」「ゾ」、「ツ」「ヅ」であり「ン」も加わる。
左の点を1駒で表すか2駒か?、横棒か縦棒か斜めか?。
それに濁音では濁点のデザインもかかわる。
同時に全てデザインしてから作図始めれば良いと思うのだが、現実は作りながら個別に考える事になってしまう。
私は、濁点の有無を含めて異なるデザインを模索しているので、今だに習作状態だし、結果的に間違ったと思う事もある。

「将棋イロハ字図」は、濁点の有無を含めてデザインの共通性が高いのが特徴だ。
丸山正為作「将棋イロハ字図(コピー版)・第118番」・「ヅ」
32と(A)・23玉・24銀成・同成桂・22と・13玉・12と・23玉・22桂成・33玉・35飛・同成桂・24銀・44玉・35馬・55玉・47桂・同金上・57香・同金・46金 まで21手
(A)3手目との手順前後あり。

詰上り図


丸山正為作「将棋イロハ字図(コピー版)・第138番」・「ギ」
42香成・同玉・82飛成(非限定)・43玉・42竜・同玉・32歩成・43玉・44銀・54玉・53桂成・同桂・36馬・同と・65竜・同玉・54角・同玉・55金 まで19手

詰上り図

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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第38番」・仮名文字「カ」
75金・同成桂・66飛・同と・74銀打・同成桂・同銀不成・54玉・45馬・同玉・37桂・同と・46金・54玉・55金 まで15手詰

詰上り図

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第919番・第920番は、駒数が少ないデザインの仮名濁音・半濁音だ。
第925番・第926番は、大駒で詰め上げるデザインの濁音・半濁音仮名文字だ。

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第925番詰図の舞「仮名濁音」:29手詰

第926番詰図の舞「仮名半濁音」:13手詰


作意は、 2019/06/18 へ(スクロール)
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2019/05/01 の作意(スクロール)

第919番:詰図の舞「仮名濁音」:「ギ」
67銀左・同銀不成・57金・55玉・65馬・同玉・66香・55玉・45金・同玉・35金・55玉・64馬・同桂・65金 まで15手詰
詰上り図

第920番:詰図の舞「仮名濁音」:「ヅ」
45飛・同玉・36角・同香・35金・55玉・67桂・同と・65金・同玉・75と・55玉・47桂 まで13手詰
詰上り図


市松は大型曲詰が主流か?

May 19 [Sun], 2019, 0:33
盤面中央の市松図形や、小型市松は、意外と少数派だ。
市松図形は江戸時代を含めて、盤面全体に広がった大型曲詰が多い、一回り小さい中型曲詰も多くはない。
そして盤面中央ではなく、片側に寄せたデザインが多い。
そして、盤面全体のデザインは既に多数あるし、まだまだ新しいデザインもあるだろう。
田中至作「白雁組曲(上)」「白雁組曲(下)」は、それぞれ全駒市松の50番集だ。
寄書と呼べる個性的作品集であり、市松デザインの宝庫だ。
形の性格上で、大型の部分を切り出し小型曲詰のデザインにする事は可能だ、ただし盤の端と中央では異なる。

久留島喜内桑原君仲作「将棋極妙・第99番」・江戸時代の大型「市松」(2019/05/19訂正)
77角・88歩成・89飛・98玉・99歩。89玉・78銀・同玉・68金・87玉・79桂・同と・88歩・76玉・65馬・同玉・55と・同歩・66金・74玉・86桂・同香。83銀不成・同玉・84銀・72玉・64桂・同と・71と・同玉・62金 まで31手

詰上り図


岡田敏作「解いて楽しいあぶりだし詰将棋・第22番」・「市松」
63香・72玉・62香成・81玉・54角・62桂合・同角成・同金・93桂・同金・72成香・同玉・82金・61玉・62歩・52玉・41飛成・同玉・32と・同玉・42金・21玉・22銀右成・同と・11香成・同玉・13飛成・同と・22金 まで31手

詰上り図

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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第37番」・仮名文字「ワ」
74角・同銀・41飛成・53玉・45桂・同金・58香・同成香・54歩・同玉・45竜・同玉・35金・同と・55金・同玉・33角・54玉(あ)・44角成 まで19手詰(あ)45玉で変化同手数で、文字崩れ。

詰上り図

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第918番は、正方市松図形あぶり出し曲詰で、4X4は中央での最小状態。
第924番は、「6X6市松図形」だが、正方形ではない。

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第924番詰図の舞「市松図形」:23手詰


作意は、 2019/06/12 へ(スクロール)
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2019/04/25 の作意(スクロール)

第918番:詰図の舞「市松図形」:「4X4正方市松」:
54銀成・同玉・53角成・65玉・77桂・同と引・76金・同と引・77桂・同と左・66歩・同と・75飛・同銀・同金・55玉・44銀・同桂・64馬 まで19手詰
詰上り図


漢数字「三」

May 13 [Mon], 2019, 0:50
漢数字「三」はほぼ一種類のデザインであり、手ごろな小型曲詰の作品になる。
私は50年前に「三」の作図経験があり、今回の第917番では小駒図式を目指した。
「三」は、「一」「二」を含み、「五」「王」に発展する可能性がある。
3本の横棒のどこにも玉を配置出来るが、中央以外のメリットは不明だ。
詰上がり駒数10枚は小型曲詰の上限くらいかと、感じる。

田中至作「過雁組曲・第77番」・「三」
97竜・83玉・84角成・同玉・95角・75玉・65金・同歩・86竜・64玉・73角成・同玉・65桂右・64玉・53銀・55玉・56竜・同玉・57銀・55玉・45飛・同金・47桂 まで23手

詰上り図


「童翫集(野口版)・第3番」・「三」
31竜・44玉・45銀・55玉・67桂・同と・46銀・同桂・同馬・同玉・36竜・55玉・56銀(A)・同馬・47桂(B)・同馬・45竜 まで17手
(A)66金以下、同と・56銀・同と・45竜・66玉・65竜右・77玉・74竜引以下詰み。
(B)35竜・45合・47桂以下詰み。
修正困難、特に初形が33玉の条件では厄介そうだ。

詰上り図

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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第36番」・仮名文字「ヲ」
56飛(A)・同成桂・55歩(B)・同成桂・43銀不成・同金・同銀不成・同玉・42銀成・44玉・43金・54玉(あ)・53金(C)・64玉・63金・54玉・53成香・44玉(い)・43成銀・45玉・36銀 まで21手詰
(A)(B)43銀引不成の手順前後有り。
(C)53成香で非限定。
(あ)45玉で変化同手数で、文字崩れ。
(い)45玉で変化同手数で、文字崩れ。

詰上り図

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第917番は、小駒図式の作図の限界が目立つ。
第923番は、バランスが取れた小駒図式だと思う。

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第923番詰図の舞「漢数字」−12:23手詰


作意は、 2019/06/06 へ(スクロール)
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2019/04/19 の作意(スクロール)

第917番:詰図の舞「漢数字」−11:「三」:27手詰
43桂成・同玉・53歩成・同歩・52銀不成・54玉・64金・同香・44金・同玉・45香・54玉・63銀打・同桂・43銀不成・55玉・46銀・同玉・47金・55玉・66銀・同玉・76金・55玉・67桂・同香成・65金 まで27手詰
詰上り図



図形性の弱い「対称形」

May 07 [Tue], 2019, 0:28

「駒の舞」本館の、定期更新を2019/05/01に行った。
4月の1番は、シンプルな初形で、類作があるかも知れない。
終わり9手からの逆算で、曲詰で練習した成果か・・・。

4月の2番はあぶり出し「対称形」の曲詰だ。
対称以外は図形性がないデザインであり、収束からの逆算をしながら形を変えている。
通常のあぶり出し曲詰では、詰め上がり形を逆算で変える事は少ない(微調整はかなり多くあると思う)。
対称形だけの場合は、作図中に形を変えて整える事も想定している。
2番は作図例の多い手筋であり、趣向作の例もある(手元に図はないが田中鵬看作「神風特攻隊」だと思う)。
58角不成の所から、駒配置を変えはじめた、余詰防止の74の駒は、34にも必要になり「対称形」を維持出来た。
あぶり出し曲詰の不成は自然な1−2回だけでも良さそうと感じた。

5月の1番はやや崩れた陣形図式。
5月の2番は、攻め方の不成が1回だけ入った、あぶり出し「図形」だ。
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第915番は初形も詰め上がり形も、清貧小駒図式(成駒なしの、桂香歩(単玉))だ、自身でも過去に作図例はある。
田原宏作「小駒の舞:第25番」
13桂成・同玉・12桂成・同玉・11桂成・同玉・12歩・同玉・13歩・同玉・14歩・同玉・15歩・同玉・16香・同玉・25桂 まで17手詰

詰上り図


使用駒の条件作には、詰め上がりも同じ条件作になり易い条件はいくつかある。
小駒図式・金銀図式(金持図式)・純と歩図式・無防備図式等が該当するだろう。
裸玉・歩一色図式・純香一色図式・無仕掛図式では、実現出来ない。
作るだけなら可能な条件が多い。
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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第35番」・仮名文字「ル」
94香・同玉・84金・95玉・85金・同玉・76銀・同玉・86金・65玉・64と・55玉・45馬・同玉・46金 まで15手詰
やや珍しいデザインの「ル」。

詰上り図

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第921番は、後付け曲詰で、配置がほとんど不動駒だ。
第922番は、小駒図式で手順のリズム感が狙い。

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第921番詰図の舞「対称形」:9手詰

第922番続小駒の舞:19手詰


作意は、 2019/05/31 へ(スクロール)
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2019/04/13 の作意(スクロール)

第915番:続小駒の舞:15手詰
11歩成・同玉・13香(非限定)・12歩合・23桂・同歩・12香成・同玉・13香・21玉・22歩・同玉・14桂・21玉・33桂不成 まで15手詰
詰上り図


第916番:無掛の舞:23手
14桂・同歩・12金・同玉・21銀・同玉・13桂・22玉・12金・同玉・21銀・22玉・11銀・33玉・45桂・42玉・32銀成・51玉・52金・同玉・53金・51玉・42成銀 まで23手



マイナビ女子オープン第2局の終盤

May 01 [Wed], 2019, 0:23

実戦でコンピュータ将棋の詰将棋モードが役立つ事は少ないが、詰むかどうかだけの判定は可能だ、意味の有無は不明だが・・。
マイナビ女子オープン第2局の終盤の1場面で、42金・21馬の局面だ、秒読みで詰みが絡む場所だ。

21馬で84歩・58歩成・同銀・32金・83銀・同金・32竜の変化局面で詰むか詰まざるかが問題だ。

42金と打って入玉して詰まない様に見えるが、ネット中継の検討後解説では、以下83歩成・同玉・61角で84玉は95金で詰むので72銀だが先手が詰まなくなり、84歩・同玉・72角成で先手有望だと言う。
だが後手42歩で詰まないと言う、その局面は柿木詰将棋は詰ました。
74桂・同飛(う)・42竜・72歩・83歩成・同玉・72竜と進む。
・(あ)同玉は63銀・82玉(同玉は81角)・71角・83玉・74銀成・同玉・75金以下詰み。
・(い)84玉は、95銀・同香・82竜・83桂・75金・同飛・93角・74玉・75角成・同桂・84飛以下詰み。

(う)93玉は83歩成・同玉・72角・同玉・82金・63玉・23竜・同桂(え)・62桂成・64玉・75銀・55玉・56歩・46玉・47銀以下詰み。
(え)43銀は64歩・同玉(お)・75銀・55玉・56歩以下。
(お)同飛は、72銀・54玉・56香・55歩・53金・44玉・33竜まで。
コンピュータ将棋の詰み判定は強い、だが42金の時の先手の詰めろが消える手順は人間の説明が無いと理解出来ない。
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まもなく、5月最初に「詰将棋 駒の舞」(本館)の定期更新予定。

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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第34番」・仮名文字「ヌ」
73角成・同成桂・同銀不成・53玉・33竜・同歩・44銀・54玉・46桂・同と・56香・同と・43銀不成・53玉(あ)・45桂 まで15手詰
(あ)45玉・37桂まで変別の字崩れ、不思議だ。

詰上り図

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第914番は、濁音「ゴ」で「コ」は最小駒数だ。
第919・920番は、濁音仮名文字で、第914番と似た思想だ。

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第919番詰図の舞「濁音仮名」:15手詰

第920番詰図の舞「濁音仮名」:13手詰

作意は、 2019/05/25 へ(スクロール)
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2019/04/07 の作意(スクロール)

第914番:詰図の舞「濁音仮名」:「ゴ」21手詰
23歩成・同玉・25竜・同金・34と・14玉・25銀・同玉・26金・34玉・33角成・45玉・56金・同と・35金・54玉・43馬・55玉・67桂・同と・56香 まで21手詰
詰上り図


市松図形、「正方形市松:5X5」

April 25 [Thu], 2019, 0:11
下記の詰上がりの図形・模様を「市松」と呼ぶが、別の用語を使う人もいる。
例えば「石畳」「畳」と呼ぶ人がいるが、「密集形」にも又は「2駒以上の駒ブロックの組み合わせ」図形にを同じ呼び方がある。
模様的には「市松」は一般的に通じるが全体の形は規定されず多数ある、盤中央の市松は多くは無い。
他の図形(例えば「菱形」「引違・襷」「十字」等)は形が決まり、大きさで大中小に分けると分類が容易だ。
それと比較して、「市松」は異なるデザインが可能で、多数作られている。

正方形市松図形は駒がぎっしり詰まり大きく見えるので「5X5」でも中型曲詰にも見える。
盤中央の正方形市松図形は「2X2」は無理で「3X3」は2種類あるが「弾」と「小型X」であり、通常は市松とは呼ばない。
奇数X奇数が盤中央で対称になり、「5X5」「7X7」「9X9」はダイヤ形を中心にして好まれる。
ただし「7X7正方形」「9X9正方形」は詰め上がりあぶり出しとしては駒が多すぎて異質だ(「9X9」のあぶりだし双玉全駒市松は存在する)。
ダイヤ形は大きさで「小菱市松」「中菱市松」「大菱市松」の呼び名も適しそうだ、「大菱」「大引違・大襷」等に対応する名称だ。

岡本真一郎作「饗宴・第14番」・「正方形・5X5市松」
23角不成・54玉・53銀成・同香・45角不成・同玉・42飛不成・54玉・44飛不成・65玉・57桂・同香成・66歩・55玉・46金 まで15手

詰上り図


田中至作「白雁組曲(上)・第50番」・「正方形・7X7市松」
61と・同玉・51と・同玉・42と・同角・同と・同玉・24角・同金・33角成・同玉・35竜・同金・32金・24玉・14と・同と・35と・同玉・25と・同と・34金・46玉・47銀・55玉・56歩・66玉・67と・同と・78桂・同と・67歩・同桂成・65と・同玉・85竜・同桂・76金 まで39手
全駒使用市松で、駒数が多い感を薄める。4隅に駒がないデザインだ。

詰上り図

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酒井桂史作「酒井桂史作品集(野口版)・第33番」・仮名文字「リ」
54と・45玉・35金・54玉・63銀不成・同金・43飛成・55玉・45金・同玉・63角成・同香・46金 まで13手詰

詰上り図

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第913番は、正方形・5X5市松で、美しい市松模様の1つだ。
第918番は、「4X4」の正方形市松だ。

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第918番詰図の舞「市松図形」−3:19手詰


作意は、 2019/05/19 へ(スクロール)
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2019/04/01 の作意(スクロール)

第913番:詰図の舞「市松図形・正方形5X5」−2:31手詰
76銀・同歩(あ)・68金・65玉・57金・75玉・64馬・同歩・74金・65玉・76金・同と・66歩・同と・75金・55玉・54金・同玉・53桂成・55玉・25飛・45桂合・同飛・同玉・47香・同と・37桂・同と・46歩・55玉・35飛 まで31手詰
(あ)58玉は、67銀・49玉・29飛・39銀合・59金・同玉(い)・39飛・48玉・37馬・57玉・58銀打以下
(い)38玉は、47馬まで
詰上り図



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