解けない作品の検討

October 20 [Fri], 2017, 1:22

服部彰夫作品は難解作が多くそもそも殆どが解けない。
だが、かなりの作品の検討を行った事がある。
コンピュータ検討が可能になっていた時期だったが、ただ当時はコンピュータでは解けない作品があった。

解けない作品も、作意が判って居れば検討は可能だ。
作意の詰め上がり近くから短い手数を検討する、そこが完全だと判断すればその前に遡る。
短い手数単位に分けてツリー状にメモして行けば、難解さの混乱は大幅に解除出来る。
「作意の詰め上がり近くの短い手数」の部分は、コンピュータ検討が進めばそれを利用する事が可能だ。

そして実はあぶり出し曲詰は、この方法が適している。
作者が一番知りたいのは、実は一番最後(詰め上がりに近い部分)の別詰だ。
逆算で作図すると、別詰修正するとそれより前の部分は作り直しになる事が多い。
序盤の別詰を苦労して修正しても、収束に別の別詰が見つかると概ね無駄になる。
一番最後の別詰を修正して、再度逆算しなおすのが効率的な作図だ。

服部彰夫作品集「砂丘」第7番は解説にも書かれているが、当時は「柿木将棋」では解けなかった(今は?、コンピュータのハード次第か?)。


27手詰の作意の15手目からは私でも解ける、それが判っておれば作意5手目からも解ける(変化は多く易しくはない)。
その部分は自力と「柿木将棋」との併用で根気よく行えばそこそこ検討出来る。
<4手目、51同玉>


<14手目、43同玉>


あとは序盤4手だ、この部分は流石にツリー状にメモを大量に作るしかない。
ただし変化は根気と少し進めた局面を「柿木将棋」に掛ける事で判る。
別詰めの検討だけは、完全には無理でどこかで割り切る必要があり、運も絡む事になる。

第774番:「カナ詰」−13



第775番:「カナ詰」−14



作意は、 2017/11/13 へ(スクロール)
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2017/09/26 の作意(スクロール)


「カナ詰」−9:「ケ」
57金・55玉・45飛・同香・46金打・同香・64銀・同と・45金打 まで 9手詰


「カナ詰」−10:「コ」
56香・同玉・47銀・55玉・56香・同馬・46銀右・同馬・67桂・同香成・65馬 まで11手詰


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