ブラック・スネーク・モーン

April 04 [Fri], 2008, 0:00

アメリカ南部の田舎町。ブルースを愛すラザラスは昔はミュージシャンをしていたが今は畑仕事をしながら静かにすごしていた。ある朝、道端で血だらけになって意識をなくしていたレイを見つけ家に連れて帰る。レイはある事情がらセックス依存症になってしまった。そして恋人のロニーが入隊して離れていってしまったため、症状はさらにひどくなっていた。彼女がセックス依存症だと知ったラザラスは彼女を更生させるためにレイの体に太い鎖を巻き家から出られないようにしたのだが。

設定が面白そうだし、クリスティーナ・リッチが出てるから観たかった作品
と言っても予告などを観てて多分好きではないジャンルだと思ってたし正直まぁまぁな作品かな〜って思ってたけど、意外と印象に残る好きな作品だったぁ
鎖でつなぐっていうのはやりすぎでしょ〜って思うけど、宗教心の強い不器用なラザラスの性格を知ると、なんとなく納得してしまう
この田舎町でかなり浮いてしまっているやりたい放題のレイと、静かに暮らしているラザラスの共通点ってなさそうなんだけど"頑固"なところがソックリ
だからこの2人の会話やシーンで意外と笑えるところが多いんだょね
頑固者同士がとことんぶつかり合い、そして心を開き始めると、1番苦手とする"人に頼る"ということが出来るようになる
そうなった時の空気は観てるこっち側まで優しい気持ちになれる、人間結構意地張って生きてるからかな
サミュエル・L・ジャクソンの歌声、まじカッコイイ
こんなおっちゃんがバーとかで歌ってたら惚れちゃうね
クリスティーナ・リッチ素晴らしいくらいハマリ役
自由気ままでワガママに見えて、その裏には絶対人に見せない寂しさを抱いている、この役は彼女にしか出来ないでしょ
そしてファッションも可愛い〜てか細くて羨ましい〜
ジャスティンのちゃんとした演技初めて見たけど、今回の役が難しかったから"おしいなぁ〜"っていう印象受けたけど、でもうまいと思う
不安症とか症状を持つ役はもぉ少しリアル感があると個人的には嬉しい
知らないもの同士が一緒に住み少しずつ相手を知っていくのと同じように、ラザラスやレイは今どうしてこういう人間なのかという部分を、少しずつ明らかにしていく
レイはもちろんのこと、ラザラスもレイのお陰で再び生きる楽しみを思い出す
単純な映画だと思ってた自分が恥ずかしいわぁ〜
ジャンル偏っているように見えて、意外と誰でも見やすい作品だと思う
ある人物は最後絶対殺されるか、ハンパなくボコボコにされると思ったけど、そのシーンがなかったんだよね
"許す"というコトの大切さを意味してるのかなぁ〜

悲しみが乾くまで

April 03 [Thu], 2008, 20:50

オードリーは、夫のブライアンと二人の子供に囲まれ、幸せな人生を送っていた。しかし、ある日ブライアンが事件に巻き込まれ、射殺されてしまう。 彼がいなくなってしまった実感もないまま葬儀の準備に追われるオードリー。ふいに彼女は、夫の親友ジェリーに彼の死を伝えていないことに気づく。ジェリーはブライアンの幼馴染みで昔は弁護士をしていたが、しだいにヘロインに溺れ、みんなからは見放され孤独な人生を生きていた。だがブライアンだけが、彼のコトを気にかけ世話をしていた。ショックを受けながらも葬儀にやってきたジェリーは子供達とすぐに仲良くなる。それまではジェリーを嫌っていたオードリーだったが、夫が自分の子供の話をジェリーにしていたコトを知り、親近感を抱く。日常の生活に戻ったオードリーだが喪失感と悲しみに襲われ眠れない日々を過していた。この悲しみを1人で受け入れるのは辛すぎる、そう思った彼女は、ジェリーに自分の家に一緒に住もうと提案する。こうして奇妙な共同生活が始まった。

うちがよくチェックしている映画評論のところで結構評価が良かったから気になってた作品
全体的にゆっくりで静かな流れなので、寝不足のまま観に行っちゃいけませんワラ
最愛の人の死を受け入れるのは、すごく時間かかることだと思うけど、映画の中で最後まで引きずられると変化がない流れになるから、正直少し飽きがきてしまう
でもある意味リアルな時間で描いてるってことだよね
なんといってもベニチオ・デル・トロの演技が素晴らしすぎ
彼の作品って苦手なジャンルが多いからあんまり観た事ないけど、なんだろう、渋くもあり野獣のようでもあるあの演技は彼にしかできないよね
ヘロインの恐ろしさもやばいくらい伝わってくるし、この役でオスカー取れるでしょって思った
あと嬉しいサプライズで途中からアリソン・ローマン登場
知らなかったからビックリしたべ
彼女のナチュラルな演技大好き
子供達も素晴らしいね
自分達もまだパパが死んだことを受け入れられてないのに、陰ながら母親とジェリーを支える芯の強い演技を子供らしさを失わず見事にこなしてたと思う
映像は瞳のクローズアップのシーンがチョクチョク出てきて、言葉じゃなくても彼女の気持ちなど伝わってくる
ブライアンは2人にとって人生に1番必要な人で、その1人を亡くした2人がぶつかり合いながらも受けいれ認め合っていく
複雑な感情が飛び交い、とても人間らしい作品

幸せのルールはママが教えてくれた

March 30 [Sun], 2008, 15:38

祖母のジョージアの家に夏の間過ごすことになり、母親のリリーに連れられてサンフランシスコから田舎にやってきたレイチェル。恋もすべてが自由奔放で反抗的な彼女は静かで穏やかな田舎町で多々問題を起こす。そしてそんな態度には原因があり、レイチェルがその告白をしたことから、家族を引き裂いていく。そして本当の家族の絆を取り戻すため、3人は葛藤する。

フェリシティ・ハフマンもリンジーも大好きだからすんごく楽しみにしてた作品
家族がバラバラになる問題はすごく重いのに、始まり方や進み方が淡々としているせいか、キャラクターがみんなサバサバしている性格のせいか、良い意味で軽さのある作品
ジョージアとリリー、リリーとレイチェル、レイチェルとジョージアというそれぞれの絆、そして3人での絆が上手く描かれていたと思う
その母親でその娘ありっていうのが3世代続いてるって感じ
それぞれ悩みを抱えているのに、3人とも頼れない性格だから、酒や恋、そして生活のリズムを崩さないコトなどで、見えないように抑えている
でも1人が心を開くと少しずつ周りの人達も心を開いていって、やっぱり人間が癒されるものは人間なんだなって思った
正直ジョージアとリリーは似てるけど、レイチェルは父親似という設定なのかなぁ〜っていうほど似てないよねワラ
声がハスキー気味なところは3人一緒だけど
宗教心の強い田舎が舞台だから、結婚するまで清らかなお付き合いとか正直笑っちゃいそうになるけど、でも本当に守ってる人達からすると当たり前のコトなんだよね〜
またそれが原因で起こるハプニングに爆笑
リンジーの今までの作品ほぼ観てるけど今回の役や衣装が1番好き
LAファッションで、うちも細かったらあ〜ゆ〜格好したい
てかいろいろゴシップはあるけど演技力も十分ある女優さんだよ
素直になるのが1番なんだって教えてくれる作品

このリンジーまぢかっこいい

リトル・チルドレン

March 07 [Fri], 2008, 21:08

郊外の街に引っ越してきたサラは、娘を遊ばせに来る公園での主婦同士の付き合いなど自分の変わらない日常に飽き飽きしていた。そんなある日、“主夫”ブラッドが息子と公園にやってくる。彼は主婦の間では王子様的存在だった。ブラッドは何度も落ちている司法試験の勉強中で妻に養ってもらっている現状などに嫌気がさしていた。サラに声をかけてくるように主婦達は仕向け、ひょんな事から2人はキスをしてしまう。そのことを忘れられない2人は、子供も一緒に市民プールで毎日会うようになる。そんな中、幼児への性犯罪で服役していたロニーが釈放され、再び街に帰ってきた。ブラッドの友人で元警官のラリーはロニーにしつこく付けまわり、嫌がらせするが…。

公開したときケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソンというキャストに惹かれて観に行こうか悩んだり、DVDになってからも何度も借りようとはしたけど"今じゃないなぁ〜"と何故か借りないでいた作品
なんだか急に観たくなって借りたんだけど、ここまで出来の良い作品は久しぶりです
最近夜中にDVD観ると眠気に負けてしまったりするんだけど、展開が気になって全然眠くならないし、内容は重いのに観終わった後疲れが残らない
観てる側からすればハッピーエンドだけど、彼らにとってはハッピーともアンハッピーとも取れるラスト
微妙な感じだけどジワジワとスッキリ感が来るんだよね
冒険してこそ普通の中にある幸せを見つけられるというか
まず流れとして狭い中に何人もの登場人物がいるけど、第三者の語り手がいることでゴチャゴチャにならず分かりやすいのが良かった
いろんな話がリンクしてるとわからなくなっちゃうんだょね
またその個々の話を上手く繋げて1つの輪にしているところが素晴らしい
けっして複雑なわけではないんだけどそれぞれの感情を1つの方向に持って行ってるところに感動した
キャストはかなり満足した
ケイト・ウィンスレットは"綺麗でもないし細くもない普通の主婦"っていう設定だから、ここでやたら綺麗な女優さん使われたらちょっと疑問をもっちゃうょね
また彼女と比べる存在でブラッドの妻を演じたジェニファー・コネリーは"スタイルバツグンで美人で頭が良くて"っていうパーフェクトな女性の設定だから、彼女にピッタリ
パトリック・ウィルソンもすんごいカッコイイわけではないけど一般にいたら絶対モテモテだろうというトコロで納得うちは大好きだけど
そして1番ハマリ役だったのがロニーを演じたジャッキー・アール・ヘイリー
多分彼を観たのは初めてだと思うんだけど、良い意味での気味の悪さ
喋らなくても存在が怖いし、1番記憶に残る
同情はできないけど寂しい役だね

日々の生活で満たされないコトって時々あるけど、同じ気持ちを抱えている彼らが殻を破って冒険をすることで憧れの気持ちを抱きながらも、最後には"幸せがないんじゃなくて、幸せを見落としているだけなんだな〜"って気づかされる作品
かなり満足したぁ〜

キャンディ

February 29 [Fri], 2008, 20:28

詩人夢見るダンと、画家を目指すキャンディは、運命の恋に落ちた。ダンはヘロインを常習していて、キャンディも少し試して、どんどんはまっていく。二人は金がないにもかかわらずドラッグ欲しさに面倒見のいい教授、キャスパーに金を求めた。それでも足りなくなりキャンディは娼婦になり、ダンも複雑な思いを抱えながらも頼るようになった。悪夢のような日々が続いたある日、キャンディが妊娠していることがわかる。

先日なくなったヒース・レジャーの作品
映画館に観に行きたかったのに行けなくてDVD待ってたら、亡くなったニュースが突然入ってきて、観に行かなかったコトまぢ後悔したわぁ
でっかいスクリーンで彼の姿を観るべきだったぁ
この作品も含め芸術家の恋人同士が薬に染まっていく作品って結構理解しがたい愛の形だったりするんだけど、観ているうちにどれも幼い子供が持ってるただ純粋な愛なんだってコトに気づく
とくにこの2人はいけないと分かりながらもやめられなくて、いつかは何でも"大丈夫なんだ"っていう変な意地もでてきちゃって、欲しいモノをすべて手に入れようとして、大きな幼稚園児を観ているようだった
でも自分の体を蝕んでも手に入れていた薬を、1つの命のために止めようとする姿を観て、人を変える力を持つ新しい命ってスゴイなって改めて感じたべ
アビー・コーニッシュの演技は素晴らしい
天使のようなキャンディ、絶望に打ちひしがれるキャンディ、悪魔のようなキャンディ・・・と1つの役の中に様々な面があるんだけど、どれも完璧に演じきっていたと思う
ヒースもいつも通り、演じているのに演じていないような自然な演技で、彼の素晴らしさに改めて感動した
キャスパー役の人どこかで観たことあると思ったらパイレーツ・オブ・カリビアン』の人だったのね〜ビックリ
あの現実と自分の世界の間にいるような役好きだわ

観ていて辛くなってくるし重い内容ではあるけど、最後には切なくもクリーンな気持ちになれる作品

サンキュー・スモーキング

December 09 [Sun], 2007, 16:13

タバコ研究アカデミー所属の宣伝マン、ニック・ネイラーは、得意の話術でタバコ業界への批判を上手くかわしていく。その巧みなテクニックから彼の評判は悪く嫌われ者だが、週末だけ一緒に過ごしている一人息子のジョーイだけはそんな父親を尊敬していた。反タバコ法案を掲げる議員をやり込め、映画業界も巻き込んでいくが、ある落とし穴にはまっていく。

Adam Brodyが出てるからスゴク観たかった作品
予告とかで一瞬だったりしたからそんなに出てこないかと思ってたけど、結構出演時間長くて嬉しかったぁ
せかせかしてよく喋るAdam素敵
Nickの言葉はホント巧みで良く考えれば正しいコトではないのに、何故か彼の意見が正しく思えてきちゃうという、見てるこっち側まで納得させられちゃって、1時間半と短い作品だけどもうチョット長くても全然飽きなかっただろうな
それにさすが彼のDNAを持つ1人息子のJoeyまでもが彼以上に相手を納得させてしまう話術を持っていて、子供なのに子供らしくないところが
演じたCameron Brightの顔立ちや瞳ももぉすでに子役らしくないもんね、クールだよ
タバコ業界に立ち向かっていく議員をWilliam H. Macyが演じてるんだけど、なんともどことなく情けなくて、一人カラ回ってるところが笑える
ドラマThe CloserのJ.K. SimmonsもNickの上司で出てるんだけど、部下に軽くなめられてるところがどこかかぶってて、The Closerファンとしては面白かった
タバコ業界側から描いてる作品だけど決してタバコを勧める映画じゃなくて、ニコチンの恐ろしさもちゃんと伝わってくる
あと女の恐ろしさとかワラ
Nickが働くのはローンのためだし、離れて暮らす息子ともっと一緒にいたいと願っているし、これは彼の波乱な一時期を通して親子の絆を深めていくという、家族愛がテーマの作品
男女問わず楽しめる映画だと思う

それにしてもまだブームは続いてるんだなぁ〜

ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた

December 01 [Sat], 2007, 18:07

アメリカ南部の田舎町にあるジョーズ・ダイナーはパイが評判の小さなお店。そのパイを焼くのは、ウェイトレスのジェンナ。人々をハッピーにさせてしまうパイを作る彼女だが、彼女の人生は全く幸せではない。その原因は横暴なダメ亭主。彼から逃げるためにお金を貯めるものの逃げる間際に、なんと妊娠してしまった。産む決心はついたものの、全然幸せな気持ちにはならない。そんなジェンナは心優しい産婦人科医のポマター先生に恋心を抱いてしまう。

最初から最後のギリギリまで彼女の人生は本当最悪なんだけど、美味しそうなパイがいっぱい出てくるせいか、ユニークなキャラクターが多いせいか、全く暗い作品ではない
でもあのダメ亭主コイツだけはまぢムカついた
映画だって分かってるんだけど、スクリーン破きたくなるくらい行動・言葉にイライライライライライライライライライラ
まぢありえないから
恋をしたジェンナは急に人生が明るくなって、彼女も明るくなって、その変わりように笑っちゃった
すごくユーモアたっぷりな映像になってるんだよね
ファンタジーとかミュージカル映画みたいなシーンもあるし
低予算の映画だからか映像に明るさはないんだけど、逆にそれが彼女の人生にピッタリで、すごくリアルに感じられた
監督/脚本のエイドリアン・シェリーはメガネをかけてるさえない女性のドーンを演じているんだけど、40歳という若さで亡くなってこの作品が遺作なんだよね
彼女の娘はジェンナの娘役でも出演してるんだけど、ハンパなく可愛いさ
大人の女性なら共感できるところがいっぱいあると思う

子供を持った母親って強いんだなぁ〜って彼女の選択からすごく感じたよ
見終わったとき絶対パイが食べたくなるよ〜

ママの遺したラブソング

November 15 [Thu], 2007, 19:06

フロリダで過ごしているパーシーのもとに、長年会っていなかった母の訃報が届く。葬儀のためニューオーリンズの生家に帰ってきた彼女を待っていたのは、全く見知らぬボビーとローソン。元教授のボビーと作家の青年ローソン。母は自分の家でもあった古い一軒家を彼ら3人に残したのだ。嫌々ながら3人での生活が始まる。ケンカの耐えない日々だが、いつしか反発的だったパーシーの心は、癒されていく。そしてある日、母が自分に宛てた手紙を発見する。

淡々と過ぎていく日々を送っていた彼女に死んだ母が唯一残したのは2人の男と1つの家で、彼女はそのどちらも嫌っていたのに、気づけば居心地がよく、そして人生が輝きだす
最初から最後まで同じような空気の中で、3人の感情、町の人の感情が時には穏やかで時には荒々しくて、すごく丁寧に人物を描いている作品
町に来た彼女は町の人全員に知り合いのように声をかけられ、自分のコトを知られているのに、彼女には全く彼らに見覚えはないし、記憶にない
あと2人と男の繋がり、2人の男との繋がりなど、一緒に住んでいるのにどうして彼ら3人に家を残したのか、一体どういう繋がりなのか最後まで明かされないから、どこか不思議な空気が最後まで漂ってるんだよね
ジョン・トラボルタ・・・素晴らしすぎる・・・
正直そこまで好きな俳優さんではなかったんだけど、この作品で彼の魅力をやっと感じられたよ
大雑把で強情でダメな男に見えるけど、とても繊細な部分も持っていて、普通なら誰にでも毛嫌いされそうな人間なのに不思議と彼の周りには人が集まってきて、こんな難しい役をしつこくなくサラっと演じられるのは彼しかいないなぁ〜って思った
毎回思うけどスカーレット・ヨハンソンは本当に23なのか
って思っちゃうほど大人の落ち着きとセクシーさと、そしてどことなく子供らしいお茶目な部分もあって、そりゃぁ男もメロメロになっちゃうよね〜
実力もあるしホント素晴らしい女優さんだと思う
ローソンかっこいい
好きょ、こうゆう謎めいた男ワラ
一度も出てこない亡くなった人が中心に描かれている作品って今まであまり観たコトなかったからすごく新鮮でおもしろかった
何もないところから再生される愛や絆、そして少しずつでも1歩踏み出す姿を描いていて、ゆったりとした余韻は残るけど、その後ジワジワと勇気や元気が出てくる作品です

終わらない物語 アビバの場合

November 14 [Wed], 2007, 15:46

ニュージャージー郊外。12歳の少女アビバは、母親になって、子供との絶対的な愛を結びたいと望んでいた。そこでアビバは、両親の友人の息子と肉体関係を持つ。念願叶って赤ちゃんを身ごもったが、その事実にショックを受けた父と母は、彼女の意思を無視し中絶手術を受けさせた。中絶はしたもののその手術はうまくいかず二度と赤ちゃんを生めない体になる。それでも母親になる夢を諦められないアビバは家出をする。行きずりでトラック運転手の男と一夜を共にするが、捨てられてしまう。歩いて歩いて彷徨ったあげく力尽きたアビバを助けてくれたのは、女主人のママ・サンシャインが、障害児たちを養育てている"サンシャイン・ホーム“だった。

夢のような、でもリアルな部分もあって、すごく不思議な作品だった
"彼女はどんな姿であろうと彼女"というのを主張するため、人種・体型・年齢などどれも全く異なる8人の女の子がアビバを演じているんだけど、頭の回転が遅いうちは、最初"ぅん"って理解するまでチョイ時間があったけど、慣れると全然平気
途中からは"今度は彼女がアビバね"って思わないで、全員が同じアビバに見えたよ
妊娠、中絶、家出などこうゆうテーマはすごく現実的なことだし、彷徨って人に助けられるということもありうる話なのに、流れが全体的に静かなんだけど、そのトーンの中で様々な人間が急に明るくなったり悲しくなったりするせいかブラックファンタジーのような
中絶を反対する運動も現実にあるしね
特典の中で反対/賛成、生かす/殺すの両極端を描いているようなことを言ってたけど、ホントまさにその通りだと思う
かなり好き嫌いは別れる作品だね
「ウェルカム・ドールハウス」っていう作品の続編的な流れもあるみたいだし、こっちも観てみたいな

ラストキス

October 31 [Wed], 2007, 20:28

1年前にアメリカで映画観に行ったとき"Rachelが出てる〜"って予告観て興奮して楽しみにしてた作品

付き合って3年のJennaとMichael。jennaは彼との将来を真剣に考えていて、Michaelも同じ気持ちのように見えたが、実は彼の本心はそうではなかった。その矢先、Jennaの妊娠が発覚。彼女はすでに意思がしっかりしているが、彼はこのまま自分が家庭をもっていいのか自問自答する。仕事は順調、素敵な彼女、そして子供、これからもこのまま順調で刺激のない人生を送るのか・・・。ある日、友人の結婚式で出逢った女性に声を掛けられ、その気はなかったものの今を楽しんで生きている彼女に少しずつ惹かれていく・・・

8人のキャラクターが主人公と言ってもいいほど、メインのMichael以外の登場人物にもしっかりスポットライトをあてていて、その1人1人の悩みもとても現実味があってすごくリアルな作品
映画って人生の一部分からスタートして、ほとんどの作品は結末まで描かれているけど、この作品は人生の一部を断片的に描いているから、そこで終わりっていう終わり方じゃなく、これから彼はどうゆう人生を送るんだろうと、良い意味で終わらせない作品
決して観終わった後の後味が悪いワケじゃないよ
Michael中心にいろんな繋がりが広がり描かれているんだけど、だからといってゴチャゴチャしているわけじゃないし、その1つ1つの繋がりがとても深くそして丁寧に描かれていて、すごく印象に残る作品っていう感じじゃないけど、心の隅に必ず残る作品だと思う
Zach Braffの普通な感じ大好き
こうゆう作品にはピッタリだよね
そしてそしてRachel Bilsonが出てる映画初めて観た
やっぱり可愛い〜そして自然〜
どうしてもSummerの印象が強いから、どこかSummerに見えちゃう部分があったけど、でもSummer以上に大胆な役柄でちょっとドキドキ
いろんな役をやるのはこれからだょね
いっぱいいっぱい映画に出てほしいなぁ〜
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映画好きの20歳です         人気や評判関係なく自分の好きなもの気になるものしか観ないので、ほぼ洋画、んでもってホラー・サスペンス・SFはあまり観ないのでジャンルが偏ってますが、レビューを読んでお気に入りの作品を見つけてもらえればありがたし 
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