アニメ雑記 2019/4/27 を語る
2019.04.27 [Sat] 20:29

●バースデー・ワンダーランド
見てきました。
PVなども見てなくてどんな作品かもイメージせずに見たのは久しぶりで、
ちょっと新鮮な気分で見られました。

以下ネタバレ感想。


冒頭綺麗な花畑から始まって、
花の話なのかなとかぼんやり思っていたら違って、
少女が学校さぼることから始まって学校に行けるようになる話かなと思ったら違って、
裏切った友達と仲直りする話かなと思ったら違って、
最初に期待した物語からだいぶ離れたところに向かっていっていったような感はあったかな。
しかし仲間外れの現場を見たことが終盤繋がってこないのにはビックリしましたね。
憂鬱な平日の原因程度にしかなってない。
それぐらい日常的な風景、
としてるのかなと思うと現実厳しく描かれますね、みたいに思いますね。

母とのやり取りがまず印象的だったかな。
朝食用意したかと思ったらいきなりブランコ漕ぎ出して、
そういうモラトリアム感は少年少女が醸し出すものでは、
みたいに思ってたんですが、家と花畑の庭という異界の行き来が印象的で、
母に何させたいのかと狙いの読めない感はありましたね。
主人公の部屋のマットとかも、心には剣があるってことかな?
と思ったら終盤にただのお土産だとわかるのも、なるほどーと思いつつも外されてる感が。

おばさん?の雑貨屋なんか見ていて、しんちゃんの置物があるのはちょっと笑いました。
錬金術師と一緒に異世界に行ってからは主人公よりおばさん無双という感じで、
どちらかというと途中まで主役はおばさんだった気がするな。
店の中のやや長回しの芝居やスカートなどなびきなど作画的な面でも。
世界を見ているのはおばさんで、主人公はあくまで嫌々ついていっている、
周囲の都合で動いているという印象。
どうでもいい話ですが、
前のめりになる首輪はスクライドの世界の男たちは標準装備だろうなと思いました。

冒頭の母とおばさんたちと旅をする中で主人公が価値を見出すっていうのが、
大人が子供に見せる世界っていうのを意識されている感じがしたかな。
母が過去に異世界で行ったことを娘に追体験させているところとか、
おばさんたちとの旅で見た世界の美しさに感化されているようなところとか。

ただ相手となる王子がそういう導き手がおらず、世界の醜い部分しか見れない、
みたいになってるがやや引っかかる感じで。
賢者も王子の王としての資質は気にしても、心までは導かない違和感とか。
まあ賢いからといって誰かを導けるかと言えばそれは違うということなのかな。
冒頭の学校での友達とのやり取りとも繋がる部分かなぁとも思ったんですが、
どうもうまくリンクはしていないような印象。

音楽の力でシーンを繋いでる感もあり、
音楽に頼ったシーンが多くて気になったな。
こんな陰鬱な朝だけど、映画の始まりなので明るく!とか、
盛り上げたいシーンなのでこういう曲!みたいな印象がちょっと気になる感というか。

全部が終わって帰路にたったときに世界の美しさを知る、
っていうのは「カラフル」を思い出すような気がしたな。
個人的に原恵一作品で好きなのが「カラフル」で。
セリフで伝えているのが好きなんですよね。
それとは違って、絵で見せようとしているけども言いたいことは似ているように思えて。

ただ「オトナ帝国」とか思い出すと母と同じことを繰り返させる、
そういうノスタルジーの押し付けを親がしてしまっていいのだろうかという気分にさせられる。
コミュニケーションの形態の1つとしての位置づけなのかな。
賢者と王子、錬金術師とおばさんと主人公と、
それぞれの導き手との描かれていないコミュニケーションが最終的な問いなのかもなと思えたかな。

原恵一作品ってあまり見返していないので、
いい機会かなと思ったり。
ついでに未見のクレしん映画なんかも見たいところです。

劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜 を語る
2019.04.20 [Sat] 00:55

原作既読。
ユーフォニアムシリーズ好きなので、リズの青い鳥を見返したり、
原作読み返しながら楽しみに待っていた一作でした。

以下ネタバレ感想。




初っ端に今まで匂わせていたけどあまりメインで描いていなかった秀一との絡みから始まって、
久美子×秀一派としてはニコニコできる開幕だったかなという感。

OPの「これが私の生きる道」が流れたときは懐かしさと選曲の意図を探ってしまう感じだったな。
石原作品の選曲だとあの作品意識してるのかな、みたいに思わせられることがあるので。
今作のサンフェスで立華高校が「ボレロ」をやっているのが印象的かな。
原作外伝の梓編で立華高校が描かれているので、
北宇治との対比先、主人公としての側面を持つ意味での選曲と、
デジモン的な意味なら、
美鈴のよくわからないキャラクターたちとのコミュニケーション取る側面を強調する意味で、
とかだったりするのかなと思ったので。
他のアニメで使われている曲だとやっぱ意識してしまいますね。

今回は久美子の察する力がだいぶ発揮されているのが気になったかな。
ちょっとした言葉の端の意味することに久美子が黙って反応することが多く、
部員とのやり取りの中で気になる見せ方だったかなと。

あと監督コンテだからかシリーズで印象的だった場所、セリフがリフレインされていて、
ダイジェスト的な作品がよりその側面を強めていた印象がしたな。
特に各話で印象的だった場所の見せ方は、これ全部監督の手柄になるんだなぁと、
監督ずるいなぁ〜と思いながら見てしまったな。
先輩がマネージャーに転向するところで久美子の表情見せないのも、
石立回の夏紀と久美子のところ引用って感じで、
シナリオを進めていく中で久美子の感情が過去に喚起されていただろう、
という場面からの引用がやはり印象的で。
こういう視点を全体から持ってこれるのは監督ならではな印象ですね。

ラブ方面は結構攻めていて、
久美子と秀一があがた祭りデートしてるところはテンション上がりましたね。
互いに服もオシャレででグッとくる感じ。
久美子のヘアピン何の説明もないけど、ここで付けてるのもグッとくる。
痴話げんか具合も好きだし、
秀一が下級生とイチャイチャしてるのを見て麗奈が横槍を入れているのを含め、
久美子をめぐるラブ話は見ていて楽しかったです。

秀一との場面は橋が印象的だったかな。
鳥を見るカットから、次はシーンの間で飛んでいるシーン、
そして何気なく見せるカット内でよく見ると遠くで鳥が飛んでいて、
画面に埋もれるように見せているのが印象的だった。
大体鳥が飛んでいると関係性の描き方になっていきがちなので、
もっとさりげなく飛んでいるもの、飛翔しているものの象徴として描いているのかなとも。
「リズと青い鳥」で描かれる青い鳥とは全く異質なイメージのような感覚というかね。
鳥を使いたいけど、何かすぐわかる解釈で描きたくない、
という扱いのように感じられたな。
よく使っている飛行機、飛行機雲、蝶などが封印されていたので、
石原さんの思うところを見れたような気がして楽しかったなと。
2期の最終話の鳥も印象的だったのをちょっと思い出しときたい感じ。

場所の選定で特に気になったのが河沿いの思い出のベンチ。
姉が座っていた構図で今度は久美子が砕けた感じで座ってる。
そういえば今回久美子がだらけて座ってるような場面結構あるような?
そこで父と将来について語るの、父が姉への贖罪を兼ねてるような印象ですが、
ハルヒ消失でもオリジナルシーンで蝶などと絡めて語られていたのを思い出す感。
この若者への説教臭さも石原さんの味だよなと再確認。
大吉山でのやりとりもそうかな。
みかん飴をかじりあうのはグッとくる感。
同じものを食べ、共有する。

そういえば今回久美子は周囲をいさめる係だからか、
色んな相手とよくものを食べている印象。
相手からもらったり。
そうやって相手の心を受け入れるのも、察する力が発揮されてる感あったかな。

麗奈とのシーンはお揃いの色違いの水着だと思われるシーンとか、
原作での絡みをそぎ落としつつの描き方だったので、
やや消化不良感と未読者に伝わりにくい感あるのかなと。

演奏シーンは曲がリズと青い鳥なのでどうしてもみぞれ!って形になってしまうよなぁと。
希美とみぞれは画面にいても仄めかす程度で話にほぼ絡まないので、
そういうキャラが強調されるアンバランス感は流石に感じてしまった。
キャラの回りを360度回すカメラも、ザ・石原演出という感。

演奏シーンはハープが印象的だったな。
リズの特徴の1つで、それをパーカッション唯一の3年生がやっているのが印象的。
2年生の時の演奏で結構出ていたので、
やっぱパーカス勢は絵的にも映えるのでよく描かれているイメージ。
演奏は構えるシーンなどが随所に入っていて、
そういう動きを取り入れた演出が面白かったですね。
かっこよく仕上がっていてグッときました。
ハープもずっと弦越しのカットで印象的だったな。
同じようなアングルから攻めるような演出も印象的でしたね。

縦長のスマホで撮影したような、
部内記録的な画面が最終的にどう着地するのかなと思ったのですが、
タイトルの意味合いを回収するラストカットに繋がることで、
ストンと落ちた印象がしたかな。
あの終わり方なら続編も視野に入っていそうなので続編あることを願いたいところ。

この映画を見る前に下記のサイトを見ておくとキャラの名前と顔が一致するのでお勧め。
自分の推しが一瞬でも映るとキャーキャーできて凄く楽しいです。
■劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜 新北宇治高校吹部紹介
http://www.kyotoanimation.co.jp/shop/kitaujisuibu/

原作にも出てるパーカスの順菜ちゃんは見るとテンション上がる。
パーカス堺さんも出番多いのでテンション上がる。
1年パーカスの心子、本編での演奏マジパネェって感じだったので2回目はそこを見たい。
3年美代子はもちろんハープかっこ良くてグッとくる。
パーカス勢はやはり全体的に出番多いですね。
一番お気にのホルンの海松、3年生でこれで最後なのにあまり出番なくて残念。
まあでもやはり一番好きなのは我らが黄前久美子。
ちょっと大きく描かれているのでインパクトもあり圧倒的存在感を放っているので、
一度覗いてみたら良いと思います。


今作は最初にパンフレット買ってスタッフを確認してからの鑑賞。
どなたがコンテ切られているかで見るポイントが変わるなと思ったので。
特に昨年の『リズと青い鳥』と連動している作品だったのと、
原作で話はある程度わかっているので、そこに向けてどう行くのか、
最終作とするならまた覚悟して見ないといけないと感じたのもあったかな。
コンテ石原さんってことでそこに引っ張られた鑑賞だったので、
2回目以降はその辺から解き放たれて見たい感じ。

色々書きましたがまた忘れてる感あるので、
また見に行ったら感想書きたいかな。

個人的に山田さん、三好さんにはコンテ切ってもらって久美子見せて欲しいと思ったので、
続編あればやっていただければなぁと思わずにはいられない感。
GWは余裕があればできるだけ見に行きたいところです。

アニメ雑記 2019/4/18 を語る
2019.04.18 [Thu] 21:57

●ワンパンマン 2期 2話





廊下の狭さや影の使い方が目を引いたかな。
超人バトルをするには手狭なシチュエーションが新鮮に感じられたな。



建物を仰角に捉える近さというか圧迫感のある画面も目を引く感じ。



フブキたちがサイタマの部屋を訪ねてくるところでも繰り返し。
インターホンや火災警報器などを仰角で見せて、
圧迫感のある画面が続いたので、
こういう手狭なところでアクションするのかなと思っていたんですが、
そういうわけでもなく。



フブキが超能力使い始めたところからは割と飛ばし気味で、
ここまで割とねっとりと手狭な感じを描いていたのは何だったんだ、
みたいな感じに。
アップで見せるのはいいけど、みたいな。
圧縮と開放の画面をやりたかったのかなという気がしたんですが、
アクション的な開放感はやや手薄という感。



エフェクトのうねりをfollowで見せたりとか、
場のインパクトを持たせるアイディアなんかは結構楽しく見れたな。
ただアクションは接写が中心でそこで誤魔化されてる感はあるか。
フブキに説教するサイタマの距離もだいぶ近く、
部屋の前でのやり取りのリフレインという感。
そういう狭さを持つ土地、人との距離という印象を受けたかな。



サイタマのアパートにて。
ここも結果的にキャラクター同士の手狭な感じが出ていて、
狭さ、近さが強調されているように思えたな。



ガロウの登場が狭い路地裏というのも極めつけみたいな印象。
世界を守るにしても日本は狭い、
そして人々とヒーロー、そして最強との距離は思っているより近い、
みたいに思えたけど、作品的にどう画面を持っていくのかな。
ガロウの正体もヒーローと近いと言えますし。
超人バトル的には消化不良かもしれませんが、
そういう画面の流れを追っていくのがちょっと楽しみになる話数だったかな。

アニメ雑記 2019/4/16 を語る
2019.04.16 [Tue] 21:33

●みだらな青ちゃんは勉強ができない
原作1巻のみ既読。
ショートアニメっぽくスピード感のあるアバンからOPの流れが好きですね。





1話。
女子の男子に襲われちゃう!みたいなテンプレ的な妄想を楽しく描いていて面白いな。
被害妄想的な描き方は原作からだいぶ足されていて、
主人公が名前の由来、家族関係からエロい方面に敏感に反応してる感があって良いなと。



個人的に今作で一番衝撃だった親父の声。
なんか突然津田健次郎ボイスになったぞ感が意外すぎて驚かされたな。
本の上にたつ構図も原作から変わっていて尊大な父というイメージが足されてる感。



おっぱいプリンの揺れ具合でめちゃくちゃ笑いましたね。
ここまでアニメ見て笑ったの久しぶりだなってぐらいの大爆笑でした。
プリンならおっぱい描いてもいいんだ!っていう衝撃ですよね。
おっぱいを過剰に揺らすと下品なイメージを持ってしまうんですが、
ギャグだとやっぱこれくらいやらないと!という思い切り感を感じて笑えたなと。



その時親父に電撃走る。電撃のフォルムは今風という感。









保健室での一連。
青の瞳の処理なんかが目を引くし、
揺れるカーテンや夕景の光の加減で雰囲気の違いを描くグラスなど、
雰囲気を作る感じで良かったですね。
結構真面目に絵作りするんだなと思っていた矢先の胸ボンだったので、
そこも思わず笑ってしまいました。
なんか笑いの程度が中学生くらいな気がしてちょっと気が滅入る感ありますが。



引きの画で臨場感を描きつつ自己嫌悪を見せる。
モノローグの語り口が面白いのでここも笑える感じで。
電車の外の風景のマルチとかも結構凝ってて、
そういうのも見せちゃう感じなのかと見ていてちょっと驚いたな。
下ネタの嵐で乗り切る作品だと思っていたので。





2話。
青の衣装チェンジが多くて、そういう格好するのか、
という青の生活の謎に触れる感じで良かったな。



真っ直ぐになったかな?
ここのダイアローグが可愛すぎてグッときますね。
原作とは全然違うセリフなのもポイント。
鏡のない水飲み場で髪を直しているので、
その姿が変じゃないか身なりを気にする感じが好みかな、と。
鏡のある女子トイレで直すもんじゃないのかなとも思える場面でもあるけど、
この後話しかけられる原作の流れを大事にした感じなんですかね。
まあ近くに鏡がないっていう設定なのかもしれませんが。



2人を隔てる光。
青の方が邪な思考に支配されている感じで影にいる感。



主人公を気にする男子にクマが。
原作のポイントですが、こうやって男子を描きつつも、
あくまで話の中で描写されるのは青のみで、
相手に関しては想像の余地を残すような感じがほどよく謎があって良いのかなと思います。



ハーモニーもキレイに見えますね。
全体的にシルバーリンクっぽく大沼演出のアレンジ感があるかな。
EDとかOPの印象もバカテス辺りのテイスト思い出しますし。



吐血。
なんというか思考はエロ漫画とかエロゲーに出てきそうな男が考えた女子、
っていう枠組みの中にいるような印象がしていたんですが、
吐血描写見て凄い少女漫画感を感じてグッと来てしまったな。
ヤマトナデシコ七変化辺りまで?は少女漫画それなりに読んでいたので。
フルバも始まったので原作も読み返したいところ。どうでもいい話でした。
そういえば原作者女性だったんですね。



屋上の時は違い今度は2人が影の中に。
こういう繋がった感はいいですね。
特に青の勘違いが爆発しまくっているので、
そういう流れの中にいる雰囲気を含めて楽しいシーンでした。



木々の威圧的な雰囲気も目を引くかな。
ベンチ座る辺りも髪がふわっとなる感じが好みかな。
一部ミスなのか影が落ちていない絵だったりするのが勿体無い印象を受けるかな。

個人的に見ていて楽しい作品なので今後も楽しみに見たいですね。


●ノブナガ先生の幼な妻





着物が凄く綺麗で引きでも絶対に潰さないぞっていうところに目を引かれる。
テクスチャ張り込みっぽいのであまり動かせない感じかもですが、
それでも違和感のないように描かれているのが好きですね。
巌窟王や一昔前のシャフトの着物描写とは違う印象が新鮮かなと。
この一点突破感が好きかなと。



EDで回ってるの見て回れ!雪月花リスペクトなのかと思ったり。
ここの帰蝶や他のキャラの自由な感じはちょっと目を引いたかな。

アニメ雑記 2019/4/12 を語る
2019.04.12 [Fri] 21:26

新番始まりましたね。
とりあえずまだあまり見れてないので前期アニメの話でも。

●ソードアート・オンライン アリシゼーション
面白かった。
アリスと壁のぼり始めた辺りで妙な絵面になったなと思いましたが、
その回り道が最後のユージオとの決別に繋がってくる感じでちょっと切ない感じだった。
回り道の話のつくりがちょっとギャルゲっぽい気もしたかな。
それまでがSAOみたいな上の階に行く話し、
ジャンプ的なトーナメント戦的な王道の印象を強く受けていたせいかもしれませんが。

絵的にもキャラ的にも新鮮だったので、そう巡るのかっていう感じだったかな。
あと騎士アリスがそれだけ尊重されるべきものなのかと、その辺がやや気になったかな。
自分も騎士アリス好きなだけに。

アドミニストレータ戦が特にそうでしたが、各階層の天井の見せ方が気になったかな。
女性キャラの場合は光を印象付ける感じが強くて気になった。
アドミニストレータ戦は天井の光、星の光が命の光と天使の絵など、
神々しい感じと正にそこに命があるというような描き方で新鮮な絵だったな。

ユージオが夜空の剣と名づけるのもグッとくる感じで。
最終話では天井をなるべく見せないようにして、銘銘したところで夜空が見えていること描いていて、
かつ天井にある記憶の残滓もまたその剣に託されているような印象もしたかな。
流行語で言えば呪いに近い感じもする。

アリスの記憶を巡る描き方は小野学監督的に境界線上のホライゾンをやはり思い出してしまうな。
ホライゾン2期10話で二重人格だったキャラを巡る話が描かれていて、
幼少時代の友人との語らい、恋心、それは私が持っていたものだったのか、
いなくなった片割れのものではなかったのか、私は何処に行ったのか、
というような話をされていて。

今回アリス自身が2つに別れて幼少時の記憶はユージオと共に死に、
騎士アリスは生かされ今後は亡くなった幼少時の記憶を追い求めるような側面があるのだろうな、
と思うと、ホライゾンの「私はどこにいったの」というのをまた連想してしまって。
個人的に刺さるセリフだったので、その影を小野学作品で探してしまうなと。

あとラストで攻殻機動隊を連想してしまったな。
フラクトライト、脳を焼ききられる感じの話の展開でから、
キリトに刺さる天からの光、そしてその光の中にアスナ(天使)が、
みたいな一連が攻殻機動隊で素子が撃たれるところと被る印象がしたなと。
ネットの海で生まれた生命体って話も似てるし、
人形使いが生まれたネットの電子の世界をファンタジーとして描いていたともいえるし、
アドミニストレータが目的完遂してたらまんま人形使いって感じだよなと思えますし。

天井に天使の絵が描かれていたのも、夜空が見えるようになっていたのも、
最後の攻殻機動隊っぽい感じを狙っていたからのように思えて、
話の展開上の絵作りとパロディ的な側面が同居するというのがまた面白く感じられたな。
後期はどういう話の展開になるのか、楽しみです。


●五等分の花嫁
コンテを切っていたのが3人と少数で2/3は監督コンテで、
原作ベースにきりのいいところまで順当にきていて良かったと思うんですが、
作画が体裁を取り繕うのに必死という感じでやや残念だった。
シャフト回もコンテは監督でしたしね。
原作が謎を謎のまま進んでいるので、とりあえず動くキャラが見れて良かったかな。
アニメから原作へ入れたのでまた2期3期とアニメで見れたらいいな。


●モブサイコ100
作画が凄すぎて最早凄いとしか言えなくなってた感。
OPでだしの曲の勢いが好きで、それに負けない情報量の3Dのパワーにも圧倒されたな。
ただ師匠が弱みを見せる回はその後のモブの話と関連して入れたかったというのはわかるけど、
展開的には都合のいいキャラを作り変えられたような印象が受けて、
ちょっとキャラを持て余してるようにも受け取れてしまったな。
作画で力づくで見せきられた印象もしてしまって。
ハチクロの森田の真実を知ってしまったときの微妙さを思い出す感じ、みたいな。
原作的な問題だと思うのでアニメで触れるのもあれかなと思ったけど。
あそこでモブへの反応を間違えるほど迂闊なキャラだったかというとやや疑問、みたいな。
その印象が最後までついて回ってしまったなという感。


●火ノ丸相撲
1話冒頭のナレーションがかっこよく、3話までそのナレーションから始まっていて良かった。
そこに主人公が挑む!的なナレーションのつけ方ではなく、
相撲とはこのような競技であり、この世界にはこういうキャラクターがいる、
主人公もまた体は小さいが国宝級の1人なのだ、という絵作りでの語り口がGOOD。
主人公また強者なのだというナレーションの語る常識を破る絵作りをされていて、
背反する感じに痺れました。
最終話も涙なしにはもう見れなくなっていましたね。
非常に楽しく見れた作品でした。
咲-saki-然り、GONZOに目から炎が出るタイプの作品やらせたらぴか一という感じですね。

アニメ雑記 2019/4/7 を語る
2019.04.07 [Sun] 20:52

●ぼくたちは勉強ができない OP







松竹コンテ。
オーバーラップで夜明けとキャラクターとを交互に見せていくの面白いですね。
あまり表情を見せずに肉体的な描写によった画も新鮮かな。
朝の雰囲気と底に潜むエロスっていうテーマが。
朝の誰もいない閑静な雰囲気からキャラに寄るという、
キャラが1人の時の雰囲気から学校での関係性に飛び込んでいく感じが新鮮かなと。





カラーで見せてから原作風に。
キャラクターの表情に寄っている印象ですが、
カラーで見せないことで原作的なイメージの引用という形で、
アニメ的に彼女たちはこういう形である、と明確化するのを避けられている印象がある。
そこに神秘性を担保させたいのかなと思えるというか。



それぞれの関係性を描いていくような中でのこのカットは目を引きますね。
他のキャラに比べて長めの尺のカット。
動きを印象づける水の描写や見つめてながら髪を直す感じの芝居もいじらしい。
グッときますね。





サビのシーンもカットが目まぐるしく変わっていきますが、
その中での手の芝居が目を引きますね。
ここもキャラクターに寄っているというよりは、
クロースアップで手を見せて勉強風景での関係性に端的に触れている感じ。
冴えカノ1期のOPを思い出すかな。
ちょっとシャフトチックなイメージですよね。



カップが出る湯気でまたグッときますよね。
横顔の新鮮さに外が暗くなっていること、雨が降っていることを含め目を引きます。
夜明けから始まったけど夜を強調されるキャラだという感じもいいかなと。
心中をあまり察せられない目をつぶったカットというのも神秘性に拍車をかけてる。



本のページを送るの目を引くアクションですよね。
パラパラ漫画もアニメだよなと思うと絵はないけどアニメ内アニメみたいに思えてくる。
描写の情報量に圧倒される感じ。



誰?



ペン回し。
手の描写の多さを見ると、
松竹さんの同人誌がアイディアの下敷きになってるのかなという感が。
OPで誰がどのカットに登場しているのか、
というのは一見して見えてこず、何度も見て察していく感じになっていて、
毎回見るOPというのを噛めば噛むほど味が出るもの、
みたいな形で見せている印象もするかなぁ、と。

前期の五等分の花嫁と一緒に語れていることがある作品だったので、
放映前に1巻だけ読んでみましたがイマイチピンとこず、
アニメ見てびっくり、という感。
本編は天文少女の最初の描写が変わっていて、やや意外だったかな。
アニメ的には推しキャラって感じなんだろうか。
またサプライズがあるかもと思うと楽しみかな。

アニメ雑記 2019/4/5 を語る
2019.04.05 [Fri] 20:50

●盾の勇者の成り上がり OP2



フィーロビンタ。
背動のスピード感や血のエフェクトなど目立つカットで結構好き。
フィーロの髪留めや背中など普段あまり見かけない部分が強調されてる感もグッド。
特に髪留めなんかは動きが入るカットだと省略されるようなものだと思っていたので、
INしてきたフィーロが主役になるカットで見せてくれるのが嬉しいな。







個人的に一番気になったカット。
演出についてはtwitterで触れられていてなるほどという感じですが、
この辺は深くは触れられていなかったので。
信仰を武器にしつつも仕掛け人が祈るわけではないというのがポイントかな。

信仰の対象の象徴たるものを掲げるっていう描写、
自分的にサクラ大戦3の光武F2出撃のエリカの十字架を思い出すのと、
モブが信仰を形作るっていうので境界線上のホライゾンの10話を思い出したかな。
信仰を利用するようなところも印象が似てるように感じられるというか。
境界線上のホライゾンとか その2 を語る

裏で糸を引いているもの、信者たち、祈りを捧ぐものと3つの要素が入っているカットで、
その情報量の多さに目を引かれるのと各要素のイメージを自分なりに思い浮かべてしまう感じで、
自分的に色々なものが重なって見えるカットという感じで印象深いかなと。
悪役が不敵に笑う、ヒロインでもないものが信仰を捧げる、天からの一撃と、
それぞれの要素だけでも1カット作れそうだけど、
全部まとめているインパクトっていうのもありますかね。



天からの一撃を防ぐ盾の勇者、
それを支える仲間たちという感じが凄い良いですよね。
姫様は仲間になったばかりだから手だけっていうのもちょっとツボ。
ここも盾の勇者の折れそうなところから仲間たちの手助けと、
内容が転換する感じで新鮮ですよね。
1カット1アクションと思っていると足元掬われるような印象というか。
浮遊感のある吹きあがりの動きがその意外性を強調していて、
摩訶不思議な感覚にさせられて良いかなと。
前髪の吹きあがりなんかで田中宏紀さん連想しちゃうかな。





あくまで敵の攻撃を防いでいるだけのはず、天とは敵のはず、
というところから天に手を伸ばす4人の繋がりを象徴するようなカットにグッときますね。
その4人の目指した先は、というのははぐらかされるわけですが、
眩い光と共に消えていく光景の中にあるものっていう、
そのかけがえのなさに触れて、また4人の戦いへと戻る感じが新鮮かなと。

本編も凝った感じでEDも好きなので見ていくのが楽しみです。
今週の姫様のデレっぷりを見て、もう少し他のキャラもヒロイン力を発揮してほしい感じがしたかな。
今後の描写も楽しみです。
P R


(06年/7/31設置)

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