ヴァイオレット・エヴァーガーデン 11話 を語る
2018.03.25 [Sun] 06:55



声のする方へ。
前景の置きそこへ意識を向ける見せ方としては新鮮に見えたかな。
今作ではあまりこういう見せ方はあまりなかったので特に。
極度に大きく描かれる照明から画面の不安定さを印象付けられる。





今回は迂闊な場面っていうのが多くてそれが気になった。
ヴァイオレットに戦場で待つ客の話を聞かれたり、
戦場で恋人の写真を眺める男だったり、
行ったはいいけど寒冷地でヴァイオレットの準備が足りてなかったり。
それぞれがどこか足りない面が出ていて、
それが不幸を呼び込んでいるような。

ヴァイオレットが話を立ち聞きするところの構図から既に不安定だったので、
そういう部分を意識させるのにやっているのかなという感。
戦場と手紙というヴァイオレットにとって切っても切れない縁、
戦場でいつ敵に撃たれるかもしれない、
両手をふさいでしまいには手に持ったまま後ろに手を回す兵士、
戦場の兵士に思いを馳せてしまったのか、
6話ではコートを着ていたのに今回は何の準備もなしに向かうヴァイオレット。
ヴァイオレットがブローチを握るところもちょっと意味深に感じられる。



飛行郵便っていう。
如何にもパイロット風な感じだけど?
からの実はっていう。
今まで郵便社のマークなんかを見せてきていたので、
意外性のある感じだったなぁ、と。



主観と死。

そういえば建設中の鉄道の話が出てきますが、
8話でヴァイオレットが彷徨ってる場面で出たのがそれなんですかね。







兵士の見たヴァイオレット。
ヴァイオレットを空から舞い降りた救世主的な、天使的な、
見てる方としてはそういう風に見せたいのかなとか考えてしまうな。

個人的に気になったのは強調されるヴァイオレットの目。
ヴァイオレットの意思を印象付けるカットでもありますが、
兵士の主観と思しきカットからのシーンとしてみると、
なぜその瞳を見るのか、という風に思えてしまって。
ヴァイオレットにとってのエメラルド的なものを、
兵士はこの瞳に見たのかもしれないと思わされるなと。

今までの話でも見ていて度々感じましたが、
エメラルドが強調されるからこそ、
他の人の目をどのように感じているのか、そこに何を見ているか、
というのを思わず気にしてしまいます。
ここはそれが強く出たカットかなという風に感じたな、と。





死に際の手紙。
機械の手を綺麗だと伝えているのは初めてでしたね。
エアタイピングっていうのもヴァイオレットならではな書き方かも。
タイプライターを持って行ける場所ではないからこそという。

もしかしたら他にも手段があったのかもしれませんが、
ヴァイオレットの準備不足感というのがここにも出ているのかなと。
そもそも飛行機で行かないととか、
そこから始まってるのも準備不足な部分かもしれませんね。
考えてみたら、行き方を考えるシーンというのは今話が初めてでしたね。



逆位置。
横になっている兵士が死を覚悟してるからですかね。
逆さまで映すことで向かっている方向が違ってきていることを意識させられる。
度々死を扱ってきた作品ですが、
その死のどれとも違う形として扱っているような印象を受けるかな。



ヴァイオレットを見る兵士、かと思いきや既に目が見えていない。
手紙を書いているのか不安になっていますが、
ヴァイオレットの義手を動かす音が聞こえないからでしょうかね。
また兵士がヴァイオレットの瞳を意識していたことを念頭に置いてみると、
それが見えない構図っていうのがやや不安感を煽られている感じがするかな。

しかし両親への手紙では死を覚悟し、
恋人への手紙では生への思いを綴っているのが印象的ですね。
ヴァイオレットが思わず手を止めてしまうのも頷ける。



機械の手で手を握る。
献身的な一面や客に付き従うというのは、
ちょっと6話で揶揄されていた面を意識しちゃいますが、
目前の死を意識したら、
そんな揶揄を見ている側が意識するのもなんか違うか。



消された音、あいしてる。
このシーンでは逆さまの構図から脱却しているので、
彼が生きていることを強調するような感じがしたかな。
あいを口にすることで、彼は元の心へと戻ってきた感じというか。
ヴァイオレット自身の体験から、
死に際のあいしているを強く意識してしまうのかなという感。
兵士と少佐の姿がややダブる。





あいしてるを発した口と閉ざされた口。
それにヴァイオレットの口。
口と口のキスはできなかったことも意識しさせられますね。





タイムラプス。
今回は2カットにわけて見せるのが印象的でしたね。
日の出と共に墓を作り、
その墓が日の下で不変のもののように見せられるのが印象的かなと。
普段は星の動きや雲の動き、光の変化を空で意識させられますが、
影だけの日時計的な見せ方、大地を印象付ける感じがそうさせるのかな。



山から出る煙?で凄い久々に京アニのエフェクト見たぜという気分に。
狼煙で居場所を教えてたんですね。
考えてみたらヴァイオレットがどう帰るかっていう問題がありましたね。



目を背け、目元を揺らすヴァイオレットが印象的。
なぜ涙をこらえるのか、と。

遺族、恋人が感謝を伝えたことでヴァイオレットの心中が吐露される。
ちょっといい家族すぎやしないかとも思ったけど、
ヴァイオレットの中にある罪の意識に触れるには、癒すには、
こういうアプローチが必要だったのかな。



このような空の下にヴァイオレットを置くのは少佐の死を知った時以来かな。
ヴァイオレット自身が少佐の死という体験をしてきているので、
兵士として助けることができなかったことを謝罪している風なのが気になるなと。
自動人形ではなく、兵士としての心情を喚起させられてるのが不安というか。



もう、誰も死なせたくない。
それは自動人形の仕事ではない、というか。
人の死を前にして助けられなかった後悔や残されたものへの申し訳なさとか、
色々ある中で音にならないセリフでこう出てくるのが不安だな、と。

脚本:浦畑達彦
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:明見裕子 池田晶子 丸子達就

北之原回。
こういう死を扱うような冷めた話は北之原回だよなぁという感。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 10話 を語る
2018.03.15 [Thu] 05:01



時間経過と1人遊びの跡。
落ち葉で遊ぶっていうのが秋という季節と、
命の短さを見出されるようで気になったかな。







お辞儀。
今回はお嬢さんの芝居が充実していてグッときましたね。
1カット内で色々な動き、表情を見せてくれて、
その子供らしさを十分に見せてくれる内容で素晴らしかった。
そういう中でヴァイオレットの大人としての、
というか大きな人形としての立ち振る舞いも目立っていたなと。
2カットで描かれるお辞儀なんかはお嬢さんのお辞儀と対比的。

風景を見つめるヴァイオレットというのを見ると、
いつものヴァイオレットがきているような安心感があるかな。
7話的な客観的に見るヴァイオレットというのもあって、
その類似性から安堵する面っていうのもあるかもしれない。



親子のやり取り。
病気の母に一緒にいたいと騒ぐ子供。
ありきたりな構図ですが、端で映るヴァイオレットを改めて見ると、
もうこの頃から我慢してたのかなと2回見ると思ってしまいますね。
画面の、シーンの主役がヴァイオレットではないからこそ。
途中の仕事の話をしてるカットなんかはこのカットの想定線からすれば逆位置で、
そういう区切りとして入れている風。
そのまま行ってもいい気がしますが、
文法的な意味合いを大事にしたいところなんですかね。





やや引いたショットでのやり取りからのアップ。
お客様は嫌いで表情に光が当たるのもいいですね。
アンの素直な心を照らしていて。
欲というのを暗いものと扱わない価値観にグッとくる感じ。
子供が母と過ごす時間を奪われることを不満に思うことに、
一体どんな罪があるのか、あるわけがない。
そう語ってくれてるのに安心させられる。

今回の話も絶対泣いちゃう話なのでまた苦手な感じですが、
川澄綾子への好感度と諸星すみれの好演、
それに画面の充実度で納得させられた感じがしますが、
一番は死というものへの触れ方だったのかなと思います。







そうね、お話しするとか何かして遊ぶとか。
からの返しが非常にヴァイオレットっぽく、
また何で今そんな返し方をするんだろうとやや不思議に思える面もある。
確かに人形めいているけど、
これまでの物語からここでこの返しはまるで以前のヴァイオレットみたいだな、と。
これはいつの話だろうか、傘を持っていたから少なくともあの話の後だから、
ということは少佐の死を知った後なのは明白だしなぁ、
とヴァイオレットの進退にやや疑問を持ってしまうやり取りでもあったかな。
元々人形みたいだから、
感情を隠そうとするその振る舞いはより人形っぽく映る、
というのは逆説めいていて、こういう描き方もあるのかと新鮮だったな。

特にこのシーンのヴァイオレットはオフセリフから返していて、
アンの反応を描く充実度とヴァイオレットへの違和感を1カット内に収めていて、
充実した内容の1カットというのをより意識させられる感じ。
しかしなぜ一挙手一投足が魅力的だからこそ、
画面外のものをより意識してしまう感じかな。



色々合点がいったアン。
ここもヴァイオレットとのやり取りに戸惑っていたアンから、
ヴァイオレットの理解したを理解したアンという感じで、
想定線を越えて感情の変化を印象付けてる。
揺れるソファーからアンのわかった嬉しさ、
PANで理解したヴァイオレットにより関わろうとする前向きさなど、
アンの元気な部分を色々な揺らしで印象付けてる感。
FIXの画面が続いていたのと、
1カット内での多様なアクションの楽しさと合わせて元気になれるカットでした。

またここの一連のシーンは基本的にヴァイオレットの表情を画面から外しているので、
アンが画面の主役になっており、
ヴァイオレットの人形じみた反応をアンが受け取り、
ヴァイオレットがより人形じみてるように見ている側は感じちゃうシーンだったかな。





窓越しの母とヴァイオレット。
どんな人に手紙を書いているのか、
ヴァイオレットの仕事ぶりはどうなのだろうか。
アンの視点を通じて描かれるそれに興味を引かれますね。
あの手この手でサンルームに行こうとする姿がまた微笑ましい。
また饒舌なアンと、母の手紙への意気込みの不透明さ、
そしてその逆転がEDを盛り上げているので、
そういうシーンへと繋ぐシーンでしたね。



立派な戦死を遂げられたの。
鏡に映る虚構のヴァイオレット。
虚構に映るヴァイオレットの反応は、本来出てはならない反応が、
思わず出てしまうという位置づけなんですかね。
少佐の死と重ねるだけなら別に、とも思いますが、
火傷がうずいた、とも取れるところが今作の見どころという感じ。
明かりをバックにしているのも示唆的。
どこの国の話か明快でないのはこのせいなんですかね。





遊び足りないさを人形で見せる。
ヴァイオレットと遊びたい、というのをこう表現されると、
人形のように人を扱う負の面というのを読んでしまうんですが、
アンが自動人形をそのまま人形だと勘違いしていて、
その人形の表情に見惚れてと人形に対する気持ちを描いていてと、
ヴァイオレットを描くシーンとしてもグッとくる感じだったかな。
勘違いしてるアンに対する優しい返事のヴァイオレットが印象的ですね。



ヴァイオレットにかまうアン。
フライパンを持ち出してのなぞなぞとか、
なんかそのちょっと飛んだ感じが中の人の作品を連想させられる感じ。



タイムラプス。
日が暮れて夜になりまた朝が来る。
今までが昼から夜へ、夜から夜へなど短いスパンで見せていたので、
やや長めの時間経過が気になったかな。
最後の秋が終わり冬になり、春が来るという変化と掛けているのかな。



アンの元から去るヴァイオレット。
アンの願いはわかっていても、ヴァイオレットはそれを叶えることができない。
アンがヴァイオレットに近づいたけど、
ヴァイオレットは離れてしまうというのを同ポジで強調されてる感。



母の病気とそれが治らないことを知っていること、
それをぶつけるのがアンの気持ちが出ているように思えたけども、
母を傷つけたことに涙する姿により陽がかかっていてグッとくる感。

このシーンはCMで使われたワンシーンを物語に落としてる感じがして、
原点的な意味合いも感じられるシーンだったな。



別れと目線。
これまでのヴァイオレットってアンを見つめる表情のアップをアン越しに入れていなくて、
アンとヴァイオレットの意識の違いや、
ヴァイオレットの表情を意図的に隠す感じでしたが、
役目を終えたところでようやくアンと人として通じ合うという感じでしたね。





母のターン。
本編でずっと目立っていたアンですが、
ここにきて母がアンの名を呼ぶシーンが続くのが切ないですね。
冬から春への変化が美しく、
そんな中で親子でいる姿もまた春の陽だまりを思わせられる。
その明るさの中での別れというのが切ないというか。
ここまで持ったならまだと思ったところで、というのもあったかな。



7話的な。
遠くを見る、空を見る、というのは繰り返し作品内で描かれてきましたが、
これほど明るく明快な描写も珍しく。
人生における一度きりの出会いと、
それとは違う、一生を共に生きる存在を見る視点というのを意識させられる感。
アンに手紙が届くその時は晴れやかに。

饒舌だったアンから一転、母の手紙の朗読が続くので、
母からアンへという思いの反転が印象的。



アンの今後を案じるヴァイオレットの姿に打たれますね。
アンのこれからを描いた後だからこそ、
ヴァイオレットの書いた手紙にかけがえのない価値を見出されるわけで、
サブタイトルのセリフが絵空事に映らないように見せていたかな、と。
サブタイトルに愛が入っているのもポイントなんですかね。

またそのセリフが聞けないのは、価値を保留するような一面もあるのかな。
一緒にいる時間を削ったことに対する嫌悪感が無いとも言い切れない部分があるので。
そういう意味では判断をゆだねられている気もするかな。

脚本;吉田玲子
絵コンテ・演出:小川太一
作画監督:丸木宣明

小川さんの演出回としてまたビビッとくる回でしたね。
本も演出作画も、音もどれもが魅力的な回だったな、と。
ヴァイオレットが誰かのために泣けるというのが一番グッとくる感じで。

残り話数は少ないですが、
今後もCMで使われたカットの話がくるんですかね。
その辺含め、最後まで楽しみです。

ちなみに今週から出張なので更新は最悪4月、
早ければ来週から再開という感じです。

Fate/EXTRA Last Encore 7話 を語る
2018.03.14 [Wed] 18:35



ベールのかかる聖杯戦争の行方。
前話で白い布が強調されていましたが、
ありすの纏うそれがコミュニケーションを取ることできない、
一種の壁の役割を果たしてるのを改めて強調されてる感じ。



位相の違い。
ランプの点灯だったりと配置変えの雰囲気作りが気になるシーン。
ゴーストとしての存在を強調されていますが、
今までは他のウィザードたちにも見えていたんですかね。





リソースが足りない。
自分の存在を保つために周囲のものを取り込む、
そして自らの姿も失っていくのはなかなか痛々しい感じ。
俺の左手がー的な中二病的な美が入る余地もなく、
ただ残酷な世界を描いているのが気になるかな。

今作においての各階層は地獄のイメージなんですかね。
際限もなく続く戦い、停滞、ループ。
地獄とは何かを考えたときに、それがしっくりくるというか。
まあラスボスがわかっているからこその印象ですが。

あと作品外の情報を入れるなら、
この凜がFGOで言えばエレシュキガルの依り代と言えるので、
結果的に冥界的な位置づけになっている感もあるかな。
ゴースト好き公言しちゃってるし?
まあどうでもいい話。



自分の存在を保つために他のマスターも食い尽くす。
消えたくない一心で世界はより残酷に。
白い薔薇が血で赤に。
赤というのがとことん血のイメージを背負ってるのが気になりますね。
まあ無いと思いますが、
作品が進むと間違いなく嫁王と赤王的な関係にも血が絡むのだろうなと思える感じ。



滑るように進みながら振り返る凜。
上下の動きを消して歩く動作を消すことで違和感を作ってる。
振り向きの動きを枚数で強調して、情報量で見せられてる感じ。
大嘘な芝居ですが凛の嘘を大いに盛り上げているので、
噓も方便だよな、とこういう絵作りを見ているとつくづく思う。

デッドフェイスは再起動とか、
死のあり方の定義をしているところなんかは、
主人公の境遇に迫る場面でもあるので、
そういう面でも気になる展開でしたね。







残酷なお話も、最初のページに戻れば怖くない。
今回は主人公とありすのブックマーク、
自分にとって2人の出会いがどのようなものだったのか、
それが何をもたらしていたのかを再度アクセスする話で、
正に最初のページに戻る的な話だったのが印象的ですね。



凛の崩壊。
第1階層でも津波で死に掛けていて、
ここでは明確に死んでいたので、
凜が謎の転生を繰り返しているのが気になるところ。
凛のデッドフェイス的な能力なんですかね。







ありすは既に死んでいて、尼里さんがナーサリーライムで、
と色々混乱させられるシーン。
ゴーストになる前のありす、
現実のありすの遺体を見せつけてる所もちょっとショッキング。
ありすの手を取るナーサリーっていうのがEDの絵を思い出す感じで意識させられる。
子供の夢は読み進めると残酷という感。

ナーサリーは尼里さんに化けているだけなんでしょうが、
なぜその姿を選んだのかがちょっと気になる感。
そして本物の尼里さんは?
ありすにやられてしまったのかどうか。
オリジナルキャラなんでこんな簡単に消えるとは思えませんがはてさて。



紅茶にクリームを。そしてクッキーを。
ここでは赤に白を混ぜるという今までとは逆転した描写でハッとさせられる感じ。
この世界における希望とは、そんなイメージなのかもしれない、
また赤と白が交じり合う混沌にあるのかもしれないと、
色々と推察させられるシーンだったかな。

しかし既にラスボスマスターのトワイスの名前が出てきて、
なんかもう色々と隠さなくなってきていて色々混乱しますね。

回想での主人公の令呪のある手も形も違うなど、
違う存在だと位置づけられていますが、
主人公がここにきたのは実際には何回目なんだろうかとか。

凜が魔法少女の別作品的なところをやっていたりとか、
ゲイボルグって本編じゃ当たらないけどスピンオフだと活躍するなとか、
色々思ってしまう場面でもあったかな。
PANアップで建屋の頂部、
そして化け物へと繋がるテンポなんかは見やすかったかも。





絵本がナーサリーの一部で、
その中の栞は生前ありすが持っていたもの、だったのかな。
かつてありすに語った願いをまた口にすること、また出会えたこと。
栞に預けていたようにここでリンクするのがグッときますね。
ED曲の歌詞に合わせてのやり取りにもなっていて、
今回のマスターとサーヴァントの関係性はEDのイラストではなく、
本編で描かれたんだなという感じ。
なし崩しにEDに入る作品も結構ありますが、
こう狙って入る感じが新鮮に映るかな。



怖かったイヌカレー空間も最後は微笑ましく。
この辺までまどマギ踏襲という感じだったのかな。

第3階層の話のコンテは佐伯さんだったので、
魔法少女違いの話だなぁという感じですが、
深淵に近い話、再会の話としてはそうだったのかもしれないという感。
次階層ではどなたがコンテを担当されるのか、楽しみです。

アニメ雑記 2018/3/11 を語る
2018.03.11 [Sun] 21:58

●宇宙よりも遠い場所 OPとか



逆位置から回転。
出だしのインパクトとして印象的ですが、
特に目を引くのが表情。
南極へと誘うことに妙に強気な面を見せるのが、
これからどこへ連れていかれるのかと構えてしまう。









4人がそれぞれ主役になるカット。
徐々にカメラが近づいているように思えるのがちょっと不思議。
結月が4人のPANの中から1人表情を変えるの、
関係性の中で主役になるという感じで、気になる感じ。
3人の魅力と、結月の存在で完成する関係性を強調されてる感。

OPはPV的な面があるので、
撮影者がいる感じっていうのが大事なのかな。

OPでは主人公の友人のメガネの子が出てこないですし、
またその他サブキャラにもあまりカメラが振られず、
あくまで南極で過ごす4人から目を離さないのが魅力的ですね。



観測機器の紹介で、
ベルトで機器が固定されているのを見ると不思議な感じがするかな。
動く可能性があるならハーモニーよりセルのがいいのでは、
みたいに感じられてしまう感があるような、と。
ただディテールを強調するなら、みたいな面もあるし、
動く可能性があるものなんて画面に溢れてるし、
ここを取り上げるのもどうかなと思ったけど、
固定がされているもの、という点でちょっと気になったという感じ。


●恋は雨上がりのように 8話



構図の大胆さにも目を引かれますが、
入射光などあきらの心情に沿うような画面効果が、
ここでは逆にあきらの表情隠すガジェットになっている。
浮かれた心がその逆を導くという画が印象的。
TUで迫っていく絵からTBでっていうのもわかりやすい効果かな、と。



今作でよくみられるハーモニーっぽい処理。
ハーモニー入れる作品って最近ではあまり見られないので、
見ていて新鮮ですね。



店長から行ったのにあきらの傘が店長の傘へ。
気持ちの方向性とその結果、みたいな感じなのか、
気持ち的にはこういう感じ、というイメージなのか。
単に傘が倒れることで想起されるイメージ優先で、
誰のものかはあまり意図してないのか。



青い光から一転。
店長のモノローグが続きますが、
気持ち的にはあきらなのかな、みたいな画面なのかな。
あきらに射した入射光が、ここで2人を照らすイメージ、
結果的に良い方向へと転んだイメージなのかなとか。
あきらの傘が倒れるのを含めてそういう風に思えたかな。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 9話 を語る
2018.03.09 [Fri] 22:51



前話から引き続き。
ヴァイオレットの顔の傷、
ここだと傷口の上部が凹凸しているように見えるけど、
他のカットだと普通に切れた感じの絵になっていて、
誰かしらの傷の解釈が入ったカットとして目を引いたかな。
その前の腕を撃たれたところのアップもそれっぽいし、
アイがわからないシーンのカットもややそれっぽい。
綺麗な表情を見せたいのと生々しさのどちらを優先するのか、
みたいなせめぎ合いの果てに残ってるような印象がしたかなぁ、と。
回想シーンとして先行したカットがあったので、
そことの整合性も加味してとか、色々なやり取りがあったのかな、
と思わせられる部分だったかな、とか。

しかし口で少佐を引きずるようにするアップの絵を改めて見て、
横顔からの出血が力んだことで徐々に酷くなっている絵とか、
そういうところを拾ってるのもなかなか細かいなと思えたり。



アイとは。
今までの少佐のとのやり取り中で突然夜空が出てくる。
ヴァイオレットが風景に見惚れると明確にわかるのは4話からでしたが、
その風景を見る情景に、愛を見つけたのではないか、
と予感させられるような印象がしたかな。
夜空を見るヴァイオレットというのはこの回想の中のヴァイオレットとは遠い存在なので、
その遠さを含めて星空に託しているのかなと思えたかな。
前回を思い返すと少佐の死を受け入れられないという、
ヴァイオレットが見ることができない風景、知覚できない、したくない風景、
という風にも思えたかな、とか。



雨に濡れる。
服が濡れる表現として新鮮な印象がしますね。
絵面としてもあまり見かけないので凄くインパクトがある。
自分は1人だ、と主張するような草や、
雨に濡れることで中佐との悲しみの共有を印象付けたりと、
中佐との関係というか会社との関係も、
そう安いものじゃなくなっているように思えるのが印象的ですね。
ただ悲しみを共有できない相手として車内の同僚、
っていうのもなかなかの配置だな、と。



外を見るか己を見るか。



封鎖された道。
カメラを意識させる雨粒や光が客観的な意味合いを作っていて、
感情的なシーンから浮いた世界情勢の話っていうのを印象付けられるかなと。
ヴァイオレットが泣き叫んでもそれでも世界は知らぬ顔で回ってる。
また運命が巡るような予感もある感じですよね。



果たして車外にいた少女は本当にいたのか。
鏡を見るように、直前の話を聞いて、
いつかの自分をそこに見出したのではないか。
軍人を見ることでかつての自分の立ち位置を見る、
これから戦争がまた始まるかもしれないという予感が、
戦場に立つ少女に思いを馳せるようで、
今のヴァイオレットというのを印象付けられる気がしたかな。



今回はやたらカトレアさんの足を見せてるカットが多い気がしたな。
終盤のヴァイオレットの歩みを意識させるのに、
足見せてたのかなと思ったり(4話でも足重要だったし?)したけど、
だんだんただの趣味なのではと思えなくもない気がしてきた。



蘇るヴァイオレットとの思い出から、外を飛ぶ鳥へ。
終盤でも青空の下を飛ぶ鳥が強調されますが、
内側にいるキャラクターたち、
居場所を意識するあまり、気持ちが内向きにあまりに、
外の風景を意識できないような印象がしたかな。
ヴァイオレットに必要な光に対するタメっていうのを意識させられる。
ではその光の下にあるものは、無数の鳥とは。
そんなことを考えさせられるワンショットだったかな、と。





夢。
あからさまに夢とわかるけども、
ここの違和感は少佐の死を嘆くことではなく、
ヴァイオレット自身の罪を少佐に導いて欲しいという願いが反映されているような部分で。
少佐の死に対する嘆きより、
今をどう生きるかにヴァイオレットが悩んでいることを意識させられる。




イヌとヴァイオレット。
イヌを粗末に扱えないのは、
少佐のイヌであった自分を、少佐を否定できないからなんですかね。





八つ当たりと自殺未遂。
向かい合っているはずのイヌのぬいぐるみと、
ヴァイオレットを重ねるようにカットを繋いでるのが違和感でもあり。
ただのイヌのようであった過去、
少佐のいう通りに生きてきた憤り、罪、自決の決断からの、
死ぬことができない自分への嘆き。
イヌという己を、ぬいぐるみの瞳は理解することはない。
過去の自分は今の自分を理解しない。
そんな歪みをもつぬいぐるみのカットが不気味で、
そういえば1話でもヴァイオレットは人形に例えられていたよなとか、
ヴァイオレットの持つ人形じみた不気味さをまた想起させられる感じ。
その不気味さをヴァイオレット自身が知った、だからこそ今が苦しい。
そんなシーンだったのかな。



タイムラプス?
星の動きが目に見える。





手紙とは。
夜の配達をする姿は1話を思い出しますね。
手紙を待つ人たちがいる。
そのことに気づくヴァイオレットというのがポイントかなと。
配達員のおじさんが何を心配して何を届けたいのか、
それをヴァイオレットが理解しているだろうところというか。



ヴァイオレットへの手紙と虚構の自分。
炎はその身を焼くだけのものではないという灯としてのロウソクを含め印象的。
自分が想像していなかった立ち位置、
居場所を意識させられての虚構の己、なのかな。

今作において裏腹、虚構とは、
というのが無知のヴァイオレットを通して描かれていますが、
では死とは、死んでしまった後の存在は虚構となってしまうのか。
今現実に目に見えるもの意外は無なのか。
少佐の残した死という形、存在しない形と、
ヴァイオレットの歩みを踏まえると、そんなことを考えてしまうかな。
まあどうでもいい話。



青空の下。
今までが夜だったり室内だったりのシーンが多く、
明るい画面のシーンというのをあまり意識できなかったので、
こうした風景が非常に明るく映るかな。
タイプライターを打つヴァイオレットの手に安堵させられる的な面の補強的な意味も。



一流の証。
ヴァイオレットがエメラルドではなくこちらに手を伸ばすところに、
ヴァイオレットができること、してきたことが集約されているようで、
それがヴァイオレットの光になっているというのがグッときますね。



夜の風景とは違う、明るく青い空。
アイを探していたころとは違った風景が、
ヴァイオレットの心情の変化を意識させてくれてGOOD。



花としてのヴァイオレット。
願いとは虚構でしかない。
でもヴァイオレットはその虚構に意味を見出す。

今作はメタファーを肯定しているところが気になるというか、
なぜメタファーが必要なのかを解いてる感じが新鮮に感じられるかな。



旅をするリオン。
ヴァイオレットが唯一見つけられなかったお客でしたが、
そのリオンを最後に持ってくるところが気になったかな。
たった一度の出会い、二度と会えない二人、
という言わば少佐と同じような立場のリオンの存在が、
ヴァイオレットの存在を肯定してくれるのにグッとくるというか。
そんな二度と会えない相手に思いを巡らせた星空がまた印象的で。
星空を見つめることで想起させらる愛、
というのを意識させられるというか。



そんな愛を受け取ったとも取れる、開封された手紙。
消えない星空のように、手紙を書いたこともまた残り続ける。
ヴァイオレットが築いたものを肯定して終わるラストが綺麗でしたね。

しかしここでタイトル回収とは。
ユーフォも途中でタイトル回収してましたが、
今作はここから何を見せてくれるんでしょうか。
ここまで丁寧に話を、絵を積み重ねてきたのが一旦ゴールを迎えたわけですが、
これからのヴァイオレットがどういう歩みを見せるのか、楽しみですね。

脚本:吉田玲子
絵コンテ・演出:武本康弘
作画監督:丸子達就 岡村公平

武本回。
石立さんが監督の作品では武本さんが要の回を担当されている印象。
氷菓で最終回が武本石立ペアだったのを思い出すかな。
フルメタの監督だった武本さんが兵士だった少女の回をやる、
っていうのもちょっと意識してしまう感じ。
フルメタの再放送、色々な意味でドンピシャのタイミングですね。

Fate/EXTRA Last Encore 6話 を語る
2018.03.06 [Tue] 20:55



イヌカレー空間。
終わらない日を繰り返すということでまどマギのセルフパロディ回でもあり。
中の人もまどマギの人だし?

3回戦はすっ飛ばすのかなと思いきや本編で第3階層へ到達したところから始まって、
なんでこのアバンを最初に見せたのか気になったな。
ありすとの約束、ここに戻ってくるという言葉の違和感のニュアンスなんだろうか。
今まで突破してきた階層が崩壊していることを踏まえると、
第3階層でもその法則が成り立つはずなのに、みたいな。
そもそも相手マスターであるはずのありすが消えてない違和感、みたいな。
ネロと凜がいないので昔の出来事ということなのか。
そもそも本編でラダーのある位置が見るからに違うなど、
まあ色々思わせぶりなアバンでしたね。



サイバーゴースト、ウィザード、サーヴァント。
それぞれの概念を踏まえた歩みを描いた会話劇という感じだったかな。
地を歩くウィザードは生者、天を歩くは死者、みたいなね。
そういう意味で、主人公はあくまで凛と同じなのか、という位置づけが気になるかな。





今回は2つのルートをどのキャラがどのように進むのかが度々描かれていて気になるかな。
同じ場所に出るけども、その道筋はまた違ったもの。



テーブルクロスで手の劇。
後ろ姿から手だけがこちらを向くっていうのは新鮮な不気味さかも。
ありすもそうですが、白いシーツを被るっていうこと自体が幽霊の暗喩なので、
ここの手も幽霊ごっこの延長のなのかなとも思える、かな。
幽霊だからこそ、こちらに手を向けることができた、みたいなものの補強というか。



2話のドレイクの時もでしたが、
こうして映り込みで人物を入れ替えて見せるのはなんなんでしょうね。

イヌカレー空間はまどマギで使った手法を結構踏襲されている風で、
その意図を読まされるような印象。
勝手に動いている腕は誰の腕なんですかね。



テーブルの上に寝転がるっていうのは悪い子というのを含む、なのかな。
病院のベッド的な意味合いもあるんでしょうが、
ありす自体が食べられる、ということの延長みたいにも思える風でもあるのかな、みたいな。







というのも突然出てきた尼里さんがまた教室にベッド持ち込んで、
みたいな姿がありすの寝ころんだところとダブるところがあって、
尼里さん勝つためなら何でもやりそう、
というか大量の菌糸類が意味深すぎて、
原作者が大量にいるっていうことか、
というような目を逸らす受け取り方をしてしまうな。
尼里さんが第3階層のフロアマスターである可能性などを含め、
ミスリード的な意味合いかもしれませんが。
ありすが紅茶のイメージで尼里さんが酒っていうのも目を引くかな。

しかしこの尼里さんはいつの尼里さんなのか。
そう考えるとありすはいつのありすなのか。
そういう堂々巡りが発生している回だったのかという感じ。



赤い視線。
割れたレンズでとらえるというのは新房演出的とも思えますが、
あくまで化け物の主観なのでまた違った印象。
意思のある魔物っていう位置づけが気になるかな、と。



まどマギにおける魔女的な風貌ですが、
イヌカレー的な表現でないのを見ると、あくまでモドキという見せ方なんですかね。
イヌカレーの魔女はまどマギにしか存在しない、みたいな。
動く腕や尼里さんのバックの首無しなんかはソレっぽい感じですが。



ありすとナーサリーライム。
第3階層のマスターはありすっぽいですが、
じゃあ尼里さんはどうなったのか、というのが気がかりな感じ。
原作にはいない今作でのオリジナルキャラなので、
今夏少ない出番で終わるキャラではないと思いますが、
どうなるんでしょうね。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 8話 を語る
2018.03.02 [Fri] 20:10



息遣いに合わせての伸縮。
興奮状態にあるヴァイオレットの正常でない部分、
っていうのを体の伸縮で表現しているのが印象的かなと。
ブーツの編み目の部分の変化など、細かな変化が目を引きますし。
ヴァイオレットの表情をあまり見せず、ほとんどオフセリフで進行するので、
こういった部分が特に印象的に映るっていうのもあるかな。
息遣いの分かる芝居っていうのは棒立ち気味になるアニメの芝居の中では、
生きているっていうのが伝わる描写なのかなぁ、という気がするけども、どうなんだろう。





武器は武器だな。
大佐の前で鬼気迫る表情をしているのが、
普段無表情なヴァイオレットからすれば印象的ですね。
決定的シーン、少佐が未帰還であることを問う場面では、
狼狽したように言葉がしぼんでいくところで表情がまた読めなくなるのも含め。

あと負傷した兵士にヴァイオレットというシーンを、
大佐はこれまでにも見てきたのだろうな、
というのも見返すとちょっと意識してしまうシーンかも。
ヴァイオレットを武器となぞらえるにはそれだけの理由がやはりあるのだろうなと思うので。





少佐はご無事です!
目のクロースアップでのぶれ線なんかは流麗な画面の今作では目を引くカットでしたね。
青空をバックに影を落とした立ち姿も前回の呆然とした姿をリフレインさせられて印象的。
少佐の死というのはヴァイオレットをこのような孤独の下に置く、
と意識させられるような画でまた印象的。



悲しいはずが無いだろう。
ひとしきり言い終わった後の表情を意図的に読ませず、
大佐の言葉で伝えてくるのみっていうのもまたヴァイオレットの表情を意識させられるかな。
PANの後ろ姿から大佐へという向けられた意識、表情を意識させられるというか。

ただ今までもアンニュイな表情とかさせていたし、
前回の終盤の絵だったりも印象的で、
セリフも表現が豊かなのでヴァイオレットの表情にそこまで関心を集められるか、
というとちょっと弱い気もする。

それだけヴァイオレットが成長してきている、
大佐にそんなことを言われる筋合いは無いというほどに、
と視聴者がヴァイオレットにくみするシーンという意味合いで、
あえてそこを読ませない感じだったのかな。

肩を揺らすその息遣いへの共感というか。
生きていく中で起こる感情の荒波への共感というか。







電車へ乗って何処へ。
外の景色を見るでもない、ブローチを握りしめるヴァイオレット。
ヴァイオレットが見ていないであろう星空から朝へと変わる風景。
ヴァイオレットの遠くを見つめる視点の喪失を意識してしまうかな。



俯瞰のレールからヴァイオレットがIN。
やや引っ掛かりの強い1カットですね。
アップの絵でのINがインパクト強いからですかね。



PANアップで見せるレールの先と巨大な建物。
世界観とヴァイオレットの道を描いている点で印象的。
ヴァイオレットは今回表情をだいぶ意識して隠して見せてますね。



雪原の中のお屋敷。
ヴァイオレットの向かった先かと思いきや過去の回想。
今ヴァイオレットが向かっているのはこの屋敷なのかな、
と予感させるカット割りで入り組んだ回という印象ですね。



ここの少佐の目のアップ、
普段正面からの目のアップが多いので、
ナナメから見せられる目が印象的っていうのもあるけど、
なんかズームしてみせたような絵という印象があって不思議な感じがしたな。
なぜここで目なんだろうという引っ掛かりも含め。

右目を打たれるので、失われた右目、右目の代わりとしてのエメラルド、
普段強調されるのは左目とか色々意識してしまいますね。

屋敷の中で幼いヴァイオレットが少佐を探し回って、
結局少佐が開けた扉から少佐が出てくるという感じで、
ヴァイオレットのいる部屋の扉を開けるものが少佐だ、
という風に受け取れる感じ。
今までの回だとルクリアなんかが扉を開ける役を担っている印象でしたが、
元々それは少佐の役割だったという描き方なのかなとか。
後半の突入のシーンでも少佐が扉を破る役という徹底ぶり。



戦場に捨ててくればいい。
ペンを投げ捨てる辺り悪意のある芝居だなという感じですが、
そう言った悪意丸出しの表情をあまり突き付けてこない。
表情を見せない回という印象にする話数でしたが、
ここも投げ捨てられたペンに託すのみので、
人の悪意というのに色んな意味で敏感な感じがするかな。
悪意のある人、というのを描写するのを嫌っている風なのが気になるというか。



炎。
火傷をリフレインさせられる。
後の戦闘の火の海の中に立つヴァイオレット的なのを含め。

少佐の手合図からヴァイオレット突入っていうのは、
どんだけヴァイオレットは少佐の犬なんだよみたいな印象が強いかな。
忠犬的というか。
犬のイメージっていうのは確かにあるかもしれないと思わされる。





タイムラプス。
少佐の家どんだけ奥深いところにあるんだよという感じ。
猛るような雲の動きを見せるのが今回の空に合っていてグッときますね。
回想シーンを含め、いくつもの空を超えて再び同じ地に立つ、
というイメージでもあるのかな。





少佐に教えてもらった言葉で、文字で、少佐の死を突きつけられるヴァイオレット。
墓というのが残された人のものっていうのを意識させられるシーンでもあったかな。
喪失のイメージに包まれたヴァイオレットなんか見ると、
まだ青空の下に立っていて姿には希望があったのかなと思わされる。
見開かれた目に呆然とした表情と、
表情を溜める回だったが故に強調されるべきカットいう感じがして印象的ですね。





少佐の瞳は、出会った時から、美しいです。
恋人たちや男女を強調する通行人たち。
その中の少佐とヴァイオレットのやり取りは正に、みたいなシーンだったな。
やっぱ少佐この辺でヴァイオレットに射抜かれてたのかなー。



今回はアクション回というのもあって、
戦闘シーンが多いのも目を引きますね。





悪意とは。
少佐の死を知った時、少佐を撃った人がアップになるということは。
人を殺すときの顔っていうのを見せる意図もあって引っかかるかな。
さて次回のヴァイオレットは如何に。

脚本:吉田玲子
絵コンテ・演出:澤真平
作画監督:岡村公平
P R


(06年/7/31設置)

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