劇場版 艦これ を語る
2016.11.29 [Tue] 22:27

見てきました。
TVシリーズは8話の大和の回とかが印象的で、
あの辺の引用から話が膨らむのかなーとか思いましたが、
予想以上に踏み込んだ作品になっていてビックリしました。

以下ネタバレ感想。


まず冒頭で吹雪が沈んで、あー吹雪轟沈しちゃうのかなーと思ったらそれはミスリードだったようで。
PVで使われていた深海棲艦側の視点が実は加賀さんのものだったとか、
吹雪が轟沈して敵側に回って睦月たちと戦うのかなと思っていただけにちょっと意表を突かれた感じ。
まあヲ級の視点に駆逐艦吹雪がなるか?とも思っていたので、
実は加賀さんは元深海棲艦というのはキャラ付けとしてもしっくり来るポイントだったのかもなと思えたり。
瑞鶴加賀の組み合わせも相変わらずでこの辺はTV版から変わらずかなと。

個人的にまずグッときたのが最初の三川艦隊の戦闘。
吹雪の次に出てくる艦娘が加古改二っていうのがまずビックリだし、
古鷹、衣笠、青葉、天龍ぞくぞくと艦娘がでてきて満を持して登場するのが鳥海という意外性。
PVでも出番が多かったですが、
まさに出だしの顔役として迫力のある艦隊戦を見せてくれてホントにビックリ。
今回は妖精が艤装を動かしているのを見せたり、艤装をナメで見せたりして、
玩具っぽくなってしまう艤装をそれっぽい描写で見せていてカッコよかったですね。
夜戦での照明弾、探照灯が活躍するのもカッコよく、
中破を演出するのにも一役買うなど夜戦装備の魅力の光る戦闘でした。
天龍が剣を構えていく姿には思わずニヤニヤしてしまいましたし。
この最初の戦闘だけでも劇場版で艦これをやる意義はあったかなと思えたシーンでした。

TV版で轟沈した如月の帰還から話が動いていきますが、
帰ってきた如月を待つところで鎖でつながれた艤装が置いてあるのを見て、
狙いすぎぃ!と思っちゃったかな。
艦隊これくしょん -艦これ- 1話 を語る
艤装と深海棲艦はグルなのでは?という疑問があったので、
深海棲艦であったかもしれない如月とその如月を待つ艤装たちっていうのは、
逃げ場の無さのようにも見えてくるようだな、と。

如月の帰還に合わせて謎の声が響き、吹雪がなぜかその声に答えているとか、
実は吹雪も深海棲艦だったのでは、疑問が出てくるのもまたビックリで。
あーそういう踏み込み方をしていくのかと流石に驚きましたね。
深海棲艦=艦娘は公然の秘密みたいなものだったので特に。
あーアッサリそこに入っていくのかと思わされました。

赤い海の広がりと周囲の生命の死滅、艤装が徐々に崩壊していくなど、
ゲームに出てくる赤い海は何なのか、っていうのを扱ってもいましたけど、
今回は見てて素直に血なのかなと思えたかな。
艤装の崩壊は鉄の崩壊、即ち鉄分の崩壊なので、
艦娘を艦娘足らしめている艤装の果てが赤い海という形なのかなと思えたり。
終盤の軍艦たちの崩壊を見てもそういうイメージはあったのかなーとか。
アイアンボトムサウンドが舞台なのも鉄底海峡という名前からかもなとも思えたり。

如月が徐々に深海棲艦に変化していくのは最初はやや違和感がありましたが
(てっきり深海棲艦を倒したから戻ってこれたと思っていたので)、
徐々に変わっていく己の姿に発狂していく姿は胸を打つ感じだったなと。
如月の表情は他の艦娘たちに比べ生っぽく、
影を多めに落としながらディテールを印象づけていたのでその悲惨な状況がダイレクトにくる感じで、
見ていてちょっと辛いところがありましたね。
角が生えてきたりとか、お前はどんな深海棲艦になるんだと思ったりも。
てっきりラストは如月とのバトルかと思いきや、それも違っていてこれまたビックリ。

終盤、謎の声の発生箇所に吹雪を送り込む作戦は色んな艦の混合チームで楽しかったですね。
みんな改二まで育っていてTVシリーズとはまた一味違った感じだったのが新鮮でした。
比叡が帰還やってるのとか、霧島比叡のやり取りとかあまりイメージしていないところをやってくれたり。
暁がいつも六駆でまとめられてるのをバラけさせてテンプレ的なやり取りを入れなかったり、
かと思えば夜戦忍者に夜戦夜戦連呼させてそこはそう行くんだと思わせて、
終盤ピンチのときにまた一味違った夜戦セリフがあったりとかなり練られた構成だったのが良かったですね。
お約束とその崩しがバランス良く面白かったです。

最後のピンチで助けに入るのが深海棲艦 如月だったのも驚きで。
髪の色違うし水無月登場かと思ったら如月でビックリ。
如月オルタか、とか反射で思ってしまったり。ゲームで実装するのかしら?
それはともかく如月の登場がまた印象的で。
実線の煙の輪郭や炎の壁が立ち上がるアニメ的な演出、
水上を駆ける姿を見てコレ完全にボトムズだぜって思ったら吉田徹さんもコンテを切られていたみたいで。
もしかしてこのシーン担当されていたのかなとやや気になる感じに。違うかもだけど。

吹雪の辿り着いたところにいた声の主は己だったっていうのもちょっと意外で。
海底に沈んだ肉体(鉄、つまりは血)の恨みが深海棲艦なのかと思わされた感じに。
精神は艦娘に、肉体は深海棲艦に、みたいな。
まあ善と悪ではないけど、そういう風に分裂してしまった吹雪の戦いになるわけですが、
その己を前にして己が希望になると吹雪はしましたが、その流れが掴めなかったかな。
深海棲艦になっても戻れるかもしれないという希望、
分裂した己に希望はあるのかなど。
崩壊していく過去に海に沈んだ軍艦たちのセリフ?
が聴き取れなかったのでそこで集中力が切れたっていうのもあるけど。

如月が光になって消えていくのも結構思い切った描写かなと。
転生の見せ方としては監督繋がりでリリカルなのはA'sを思い出す感じかもなと。
深海に行くのではなく、一度消滅してまたやり直すという。
加賀さんや吹雪がどうやって深海棲艦から戻ってきたのかはわからないけど、
これはその一環になるのか如月だけが特別なのか、そこが気になったかな。

ただ如月の中にあった記憶には睦月の存在しか無いっぽく
(司令部に挨拶してたけど長門たちのことは覚えていたのか流れに乗っただけなのか)、
どれだけ2人とも仲いいんだとか、
その2人だけの世界の危うさに艦娘全体の運命を描いているのもやや気になるところで。
なぜ睦月と如月だけに絞ったのかと。
そこがTVの負の遺産の精算のためとしか思えないところがやや気に入らない感じかな。

帰ってきた吹雪が艤装を脱ぎ捨てていくのは海という場からの開放、なのかな。
深海棲艦と艦娘吹雪の艤装と、吹雪という駆逐艦の大本は2つに別れていたので、
その片割れである艦娘吹雪が艤装を脱ぎ捨てるっていうのは、
艤装の呪いからの開放も意味してるのかなと思えたり。
つまりは深海棲艦と艦娘の永遠の戦いからの開放、
それは陸に上がることっていうのをやられてる気がするんですよね。

この辺のイメージはストライクウィッチーズ2からの引用なのかなぁ。
戦いを捨てるという意味合いというか。
陸海空、ガルパン艦これストウィ、どれも海から陸へ、みたいな絵面が印象的ですが、
映画ガルパンのラストショットの情感は戦いを捨てるという意味合いはなくて、
ガルパンだけがなんか特別好戦的な気がしてくる不思議。

今作は劇場作品らしく冒頭から色々な艦娘が登場したのも嬉しかったですね。
あと終わらない戦いをどう終わらせるのか→誰も轟沈させない、
っていうのはブラウザ版艦これの根幹にあるものだったので、
それを描いてくれたのは本当に良かったと思います。

提督は最後まで戻ってきませんでしたねとか、
吹雪が元深海棲艦みたいになってるけどTV版でそんな匂わせあったっけとか、
色々気になるところもあり。
ぶっちゃけ2回め見に行って色々再度見てみないことにはまだよくわかってない感じかなと。
TV版よりはだいぶユーザーに寄った作品になった作品になっているのは間違い無いので、
そういう部分も楽しんでおきたいところです。

響け!ユーフォニアム2 第八回 を語る
2016.11.24 [Thu] 20:32





回想。
姉の演奏会に幼い久美子が行ってって導入でしたが、
最初は止め絵でBGMも鳴らしてたので、
今回は演奏も特に動かさずに久美子のその時のイメージで見せるのかな、
と思ったんですが、
指揮と姉のトロンボーンから一気に曲が始まって驚かされました。
久美子が受けたインパクトはこういうものっていうのと、
演奏自体を驚かせよう、カッコよく見せようっていうのがキマっていて凄く良かったなと。



現在。そして家族会議。
話を聞きつつもスマホをいじりながらでその場へは加わらずの久美子。
鎧塚先輩の音ゲーもそうですが割りとスマホのもつ特性を活かした10代の描写かなと思えたり。
トロンボーンも辞めたくなかった!で手が止まるとか。



今回って割りと本がよく出てくる印象があるかな。
久美子が幼いときに受け取った初心者向けのユーフォの本、
勉強を始めるにあたって姉が手にしていた教科書、
冒頭で久美子が持っていた絵本、そしてこのパンフレット。
教科書関係はこれから音楽を始める久美子と、
勉強を始める姉がある種の同一のラインにいることを意識させられるけど
(姉ちゃんはあまり勉強が得意じゃなかったのかな?)、
久美子の絵本とこのパンフレット類は何かなとちょっと引っかかる。
親を説得するための材料だけどもそれに至るほどの強度を持つものではない、
でも久美子が姉が本気だと思っていることを告げたところでまたパンフを映すと。
姉の説得とは全く繋がってこないものを同ポで見せる違和感かもしれない。
そこに何があるのか、なぜ美容師なのか、それは描かれないけども、そこにある。
どこか空虚だけどもそこには伝わってこない姉の美容師への思いがあるのかなと思えてきてしまう。
こういうふわふわした描写っていうのが今作では新鮮に感じたかな。



マンション出入り口。
今回はあらかじめ使う場所や物を描いて布石を打ち後半回収みたいなところがあって、
それが結構型にハマっていて安定感を感じさせてくれたなと。
普段とは違う日常感もあって新鮮ですね。



秀一とのやりとり。
秀一と2人きりで話すのって水場でのやり取りが多いように思えるかな。
1期で河での描写が多かったせいかもしれない。
水筒に水を入れる久美子と蛇口から水を飲む秀一との対比が男女感あってちょっと新鮮だったな。
男の子なんだよって描写に何処か安心させられるというか。
京アニの描く男子ってどこか女子っぽいところあるので。



あんまりしつこいと、その口縫っちゃうよ。
姉と同じような言葉。こういう韻踏みが印象的な回でしたね。
何度もあすかに辞めないですよね?と問う久美子の心情とは裏腹なセリフになるんでしょうが、
そこで家に招き入れるあすかはまた姉とはちょっと違った感じですね。







葵ちゃん再登場。
揉め事抱える人は愚かな人。
葵ちゃんは自分が愚かなように思えてるのか、
そう思われているんだろうと考えているのか。
それにそんなことないでしょ?と返す久美子。
今回はセリフで語るところも絵で語るところも明確な落とし所というか、
方向性を示していないように思えるかな。
それぞれの心の問題として描かれるのでその心情をどう読むかは明確にはしていない印象。
飛ぶ鳥は自由に見えて実は不自由みたいな例えなんですかね。
Aパート終了で三羽ともいなくなっているのも引っかかりポイントかな。
結局、人は見たいようにしか見ないし同じ場所にいることもないということなのか。
まあそれもまた自分が勝手に読んでるだけのどうでもいい話ですが。



部屋にいるんじゃない?
ここも結構引っかかるようなポイントですよね。
部屋に実際にいるのに気にかけてないような言い方をする母と。
こういう母だからああいう姉になった、みたいな読み方も出来そうなポイントだけども、
それははっきりとはわからない。
なぜ姉が勉強しだしたかが明確にわからないように。
これは原作からして広げられてない話だからかもしれないけど、
こういう話の広げ方をしているのが新鮮に感じられたかなと。
結局、久美子がどうするかに話が振られてる感じというか。



横になる。
ダッチアングルで久美子の意識が何か気がかりを残してるように描いてるのが目を引くなと。
ユーフォルビア越しにその奥のCDを見つめたりと、
久美子の意識への関心の向け方が良いかなと。
これ全部北之原さんのコンテなのかはちょっとわからないけど(監督や山田さんが見てるかもしれないし)、
1期で気にかけてたユーフォルビアのその奥にあるっていうのが、
久美子の奥のより深いところにあるものを見せてきているようで非常に新鮮に感じられたなと。



スマホ使い麗奈。
麗奈も暇な時はスマホをイジるのかと思わず思ってしまうけどそこに等身大のリアル感があるのかなと。
しかし何を見てたんだろう?LINEかな?



電気がついて明るくなって眩しい、みたいな反応してる久美子が新鮮。









これもまたあやふやなところですよね。
一見して聴き入ってる麗奈を見る久美子から聴き入ってる久美子を見る麗奈へ、
という感じに見えますが麗奈がどの段階で目を開けていたかわからないわけで。
もしかしたらどこかで目線があっていて、逆に久美子が目をつむったのかもしれない。
それは本人たちにしかわからない。
同じ曲を聴いて、聴き入ってる姿を見て、いいねって言える関係をどう見るのかというか。
そういうのがあるのが非常にグッと来るところかなぁ、と。



うるさい!
久美子マジでそれを言っちゃう?というところでもあったかな。
前回のあすか母の存在や行き場のない姉の心情の吐露を聞いて、
まだ姉を攻めるのかと、久美子もいつかのフルート先輩みたいに全然わかってない、
というのがポイントかもなと。
そして姉も妹の気持ちを全然わかってないっていうディスコミュニケーションっぷり。
わけわかんないよね。



冷えるよ。
この上着を久美子にかけてあげるのも丁寧だなと思えたし、
姉との関係を冷やさないようにっていう麗奈の思いもあるようなところでグッときたな。
麗奈とのやり取りは今回は非常に光っていた気がします。





今回の麗奈の描写、好きですね。
姉と鉢合わせにならないように入口横で待ちながら、
秀一の口から久美子の恐らくは知らない一面を聞く麗奈が。
幼馴染として久美子と過ごしてきた秀一が、
本人たち同士で解決できない問題に橋渡しをするっていうのでも結構グッときますが、
久美子の問題を解決できず(隠れちゃったし?)、姉に憧れて吹奏楽を始めたことを知ってしまう、
そんな麗奈の心情をより引き出すようにカメラが寄っているのが印象的だったなと。
表情が変わらないからこそ読んでしまう部分もあって。
麗奈も久美子と同じく背負ってしまうようなシーンでもあるように思えますが、
果たして麗奈は久美子の問題を背負えるのだろうか。
そういう問も浮かび上がってくるようなシーンかなとも思えたり。
まあそれはどうでもいい話かもですが。

あと逆に言うと秀一は姉の話をしたときに久美子のことを背負っていたわけですよね。
そこに痺れる感じかな、と。



ベンチで。
秀一とのやり取りがなんか懐かしくなってくる場所かなとも。
今回は水の描写が綺麗なのが良かったですね。
不可逆な時の流れを意識させられつつ情感のある綺麗なシーンだったかなと。



そして次の曲が始まるのです。
そういえば今回は今回のホルン隊みたいなのが無かったな。
秀一がだんだん目立ってきてくれて嬉しいので今後の活躍にも期待したいところです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:北之原孝將
演出補佐:澤真平
作画監督:角田有希
楽器作監:橋博行

北之原回。
個人的には氷菓の演出回に匹敵するな回だったかなと。
氷菓 18話 を語る

響け!ユーフォニアム2 第七回 を語る
2016.11.17 [Thu] 22:53



母登場。
家庭の事情というか親の都合で部活やめさせられるのとか、
あすか自体の背景にそういった家庭の事情があることに驚かされます。
原作読んでるときも結構エグいところ突いてくるなと思いましたし、
母親役が渡辺久美子で絶対一筋縄ではいかないキャラだと思わされるのも強烈。

このあすかが受験の心配をされるがために部活をやめさせられるのって、
久美子自体への批判を描き出してるようで個人的に気になるんですよね。
1期12話やお姉ちゃん、葵ちゃんを思い出すと辞めていった人たちを寂しくは思っても、
楽器が好きならば、上手くなりたいならば、特別になるならば、吹き続ける、
そういう観点に立っていったのが久美子だったので、
そこに将来という拳をぶつけてくる存在、
そんな存在が出てくるほど重い将来というのを、久美子が認識していなかったので。
楽器が好きで、上手くて、部活の中心的人物で特別だった存在が、
将来のために、勉学のためにいなくなってしまうかもしれないという場面でただ立ち尽くすのみ。
心情の吐露としては描かれないですが、そこには久美子の想像していない深い断絶があった。
強弁な母親はそんな久美子のわかって無さにアプローチするための存在のように思えるんですよね。
自分の好きだという気持ちだけでは進めない。
1期12話で久美子が当てつけのようにユーフォを家で吹いたりしていましたが、
それがどれだけ相手を、姉をわかっていなかったかの証左でもあるように思えるので。
そういう久美子を断罪する意味合いとしても印象的なシーンかなと思えます。



目線を下に降ろすあすかが見上げた先の先生の頼もしさ。
母親よりあすかに向けられたような目線のあり方がまたグッと来る感じ。
お母さんによって書かれたものではないですか?
で、再び目線を下げるあすか。
こういう先生の言葉に顔を上げつつも、母親を責め立てるようなところで顔を下げてしまう。
そんな家族の距離感が印象的に見えるシーンかなと。









目線を下げるあすかが目立つので、
眼鏡を掛けなおして向き直った姿がまた特に印象的ですね。

母親の表情付けもそうですがやや濃い感じがどこか懐かしくも思える描写に思えてきます。
おじさん先生の顔が濃ゆいのも結構ツボだったり。
以前だったらもっとゴツキモな感じだったかもなみたいな。





進路で線路ってまた安直なとも思いつつこの辺の絵も引っかかる感じ。
線路の絵で踏切が上がっていくのがセルっぽかったりとか、
そういうのが結構目についたかな。



アホ毛をいじる。
アホ毛ってアニメ的な記号なのでそれをイジるってのがなんか不思議な感じがしたな。
1期1話のマジックやってた頃の先輩を思い出すような。
不可思議なものにも触れるマジックハンド的な感じで。
あとこの一連のシーンは緑輝のアホ毛が前景で入り込んでいて、
なんかまた懐かしい気もしたな。らきすた的な感じというか。
和み系というかあすかがもう部活に来ないかもしれない、
という繋がりからホッと一息なシーンなのでちょっとコメディ感高くしたかったのかな。
足を見せて教室に入るだとか夏紀の振り向きだとかその後の一連も目を引くショットが多かったですね。



バリサクでソロ。
原作でもやってますけどこういうシーンを入れることでだいぶ意味合いは補強されている感。



香織先輩の手招きからそこはかとなく感じる作画アニメ感。
なんだろうこの感覚。



目線外し。
宙に浮くじゃないけど、地に足がつかないような感じがまた気になるかなと。
職員室でのやり取りでもそうですが空間を大きく開けてあすかを見せるショットが気になるので、
そういう空間を気にしてしまう感じ。



上がって下がる。
こういう戸の凹凸ののところに乗って降りるだとかそれをやるのかと思わず思ってしまう。
戸を締めたところで窓に映り込む反対側の校舎や香織たち、
それに室内と情報量が多いのも目を引いたな。



やる気スイッチ入ってない皆様。
ファゴットいつもカッコよかったのでちょっと萎えてる感じが特に目を引いたな。
そういえば2人とも3年生だったのか、とか。



久々のなんですか、これ。
優子が手を上げるところを含め色々と踏襲されてる感あるかなと。
1期から成長してきた分、築き上げてきたものがある分それがまた響く格好だったかなと。



晴香部長登壇。
あすかが登って降りていたのに対して晴香は登ったまま。
そういう対比のある芝居だったのかなと渡り廊下でのやり取りを思い出して思うなど。







3年生たちのやり取りが個人的に結構グッと来るところで。
あすかや部長たちのことをずっと知ってるから口も出るし、信じてる。
そういうやり取りが出てくるのが良いなと。



今回のホルン隊。お約束な気がしたので。



ここでクラリネット嬢がうなづくのも良いですね。
ちゃんと3年生で繋がってるっていうのがまた深まる感じで。



えきびるコンサート。
そして再び梓登場。
マーチングでは全国へと喜ぶ姿が微笑ましいですね。
ちょっとギスギスしちゃうかなという予感さえ感じさせない気持ちよさがあって。

あとここで北宇治のTシャツ緑で統一してるのはちょっと凄いなと。
直前までの晴香と3年生達の姿を見た後に、
3年製の学年色と同じ色でっていうのがグッと来るというか。
部員全員気持ちはわかってるっていうのをこういう風に見せるかと驚かされます。





4人のやり取りや建物の構造を利用した見せ方が印象的だったな。
麗奈が久美子に反応してるのは窓から見えてたからだけど、
緑輝が久美子に気づいているのは何でかよくわからない感が面白いなと。
麗奈の表情を読んでいたのかここに来るのは久美子だと読んだからなのか、足音なのか。







胸を張っていいんです!
これを藤田春香演出回でやるのかと思わず思わされる。
響け!ユーフォニアム 11話 を語る
麗奈が葉月を認める、そんな姿を晴香や香織が微笑ましく見ている。
なんだか本当に遠いところにきたように思わされます。
2期1話から方向が示されてるので入りやすくもありますが。
1期8話の構造からここまでの道のりを考えると特別の意味合いは今はどこにあるのかとか、
そういうのを考えてしまいますね。
冒頭で久美子を断罪したかと思えば部長があすかを特別でないと、
あすかクラスの人物を切ってしまったので麗奈のいう特別は対比先を失って、
ちょっと宙ぶらりんな感じになっているので余計に。

今回は1期で悪しく輝いていた2人がやんわりと押し潰されている構造になっていて、
それを悪しく輝かせていた方がやっているっていうのが皮肉が効いているというかなんというか。
誰が演出のローテーション考えてるのかまた凄く気になってくる感じ。



清良女子。
立華のマーチングが無かったので清良もダメなんだろうなーと思ったらやっぱり無くてショック。
まあ立華は原作で展開してるし清良もどこかで見れたらいいなと思うことに。



この辺の丸い感じが可愛らしくて目を引いたな。



久美子たちが人を押しのけて前に来る。
この辺も地味ながら大変そうでまた目を引きますね。
ボカした画面の奥から焦点の合うところまで出てくるっていう描き方が新鮮で。
平面的な画面にキャラクターの動きによって奥行きの説得力を持たせていてグッと来る感じ。



あすかと部長のやり取りから曲がインサートされていくのが盛り上がりますしカッコいいですよね。
京都駅のオブジェもカッコいいので自然と盛り上がります。



いつもバスドラムやってる子が持ってるのアゴーゴーベルというらしい。
知らない楽器が世の中にはたくさんあるんだなと思わされる。
コンクールでは黒いリボンでしたが今回は普段の赤で。
軽快な曲と合わせて表情付けも可愛らしく導入から心をグッと掴まれます。



緑輝は前回から引き続き?ベース。
弦を使う楽器繋がりでベースってコンバス奏者ってそんな感じなのと困惑してしまう。
もし作品中で特別なキャラがいるとすれば、やはり残るは緑輝だよなとも思わされます。
響け!ユーフォニアム 13話(最終回) を語る



京都駅の中の描写も細やかで綺麗ですよね。
自分も昨年京都行ってきましたけど、京都駅がまた綺麗な建物でビックリしたので、
そういうのを思い出しちゃいます。



今回のホルンじゃないけど、
コンクールに出場しないメンバーが並んだ演奏っていうのがやはり非常に印象的でしたね。
前回もやってましたけど、
全員で部を支えているっていうのを演奏として形にしていてそれがやはり綺麗に見えるので。
普段の演奏からちょっと違ったアクションが入るのも見ていて楽しいです。
youtubeでも宝島を演奏している動画が何本もありますが、
やはりどれも楽しそうで曲の雰囲気をうまく作品に反映しているなと思わされます。



全員で。
3Dでやや違和感が残るカットになってしまったのが玉にキズな気もしますが、
全員が演奏する場面っていうのが今後の展開を考えるとあまり無いように思うので、
ここでそれをやる、やりたいっていうのは流れ的にもよくわかるなと。
宝島っていう曲はこういうのをやらせてしまうパワーのある曲でもあると思えるのも理由かな。



麗奈はハルヒ。
汗で髪が肌につくような描写っていうところで思い出しちゃうなと。
この辺は演出からの要求なのか作画からなのか気になる。
京都アニメーションの目指すフェティシズム:電源を入れてください〜都市ノォト〜



全員着席で1人着席しない。
こういう前景が消えて後景のキャラを見せるみたいなの藤田さん好きなのかな。







バリサクソロ。
部長の佇まいからフッと息を吹き込んでいく流れが魅力的で、
そこからの熱烈な演奏に心を打たれます。
部長がここまで吹くのかと久美子じゃなくとも驚かされますよね。
5話の三日月の舞が圧巻過ぎてもうあんな凄いのはこないだろうと思っていたらコレですよ。
晴香の演奏だけでも十分なのにそれまでの演奏も良くてまたこのバリサクが良くて、
でもその前も良くてとまた永遠とループして見てしまいます。







1人で見る梓。
梓のささやかな一言はいいんだけども他にも観客いっぱいいるのに、
なんで梓1人で見てるの?ここにはお客さん入らないの?とかいらぬツッコミをしてしまいたくなる。
いらないツッコミ大嫌いなんだけど、なんでなんだろう?

あとここの梓の一言って部長のこととは他に、
久美子を中心とした北宇治全体のことでもあるんだろうなと。
久美子の演奏を梓はまだ見たことが無いんだろうし。
1期5話でスタートした久美子を見守る立場として、
久美子が加わっている北宇治を見て、
そういう一言が出たっていうのがグッと来るところのはずなんだけど、という感。





今回はあすか問題がメインのあすか回と思いきや、
蓋を開けてみたら部長回っていうのが凄く面白かったな。
古き良き時代のアニメの後景を感じちゃうかなというか。
サブキャラがきちんと矢面に立って成長して良かったなという感じで終われるのが良いというか。
アイカツとかみたいに自分の個性を出して終わるような感じというか。
そういう気持ちよさのある回だったのが凄く良かったなと思います。
こういう回をまだまだたくさん見たいところです。



そして次の曲が始まるのです。
次はお姉ちゃん回になるのかな。
今回のあすか母を受けて久美子が姉にどう反応していくのか気になるところです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:藤田春香
作画監督:岡村公平 西屋太志
楽器作監:橋博行

藤田回。藤田さんの回はもっと別の回、
久美子と麗奈のやり取りに趣きを置く回をやるのかなと思っていたので、
全く想像外の回を担当されているのに驚かされました。
今回は1期7話の葵の退部回や様々な回の因子が散りばめられた複雑な回だったので特に。
上手く回っていたかは別にして、やはり非常に印象的な回だったと思います。
やはり晴香回だから春香演出で、ということなんだろうか?

こういう回が出るとユーフォにはまだまだ終わってほしくないと思ってしまうな。
そろそろ折り返し地点ですが残りの話数も楽しんでみてきたいところです。

響け!ユーフォニアム2 第六回 を語る
2016.11.10 [Thu] 18:37



学園祭。
どういう演奏になるのかなと思ったけど緑輝がコンバスでなかったりとか、
普段とは違ってあすかが指揮やっていたり色々新鮮だったな。
補欠の子、葉月やフルート先輩が吹いてるのもそうですし、
吹奏楽部が学内で演奏を披露するっていうだけでも十分新鮮な絵面になりますね。

こうして私達が活動できているのも〜、
今後の展開を思うとあすかにそれ言わせるかみたいな気分になりますね。
まあ最近はずっとあすかにそれ言わせるかっていう気分なシーンが多い気がしますが。
あと、それでは最後の曲です、
っていうのはけいおん!的なセリフかもなと。
話的にも最終局面序曲というところなので余計に。



学園天国の演奏でテンション上がるのと、
青空の下で他の学校の生徒が歩いているいつもと違った風景が楽しいですね。
揺らめく花もきれいで印象的。



こういうデザインを見ると山田系という気がしてくるんだけど、どうなんだ。
メイド喫茶というよりはふしぎの国のアリスって感じがしてちょっと不思議な気分に。
摩訶不思議空間が文化祭という感じなんでしょうか。
ただのコスプレ喫茶なだけな気もしますが。



踊り場のシーンもそうですが、
コーチたちが影の中から出てくる/いるっていうのがやや気になる感じ。
光と闇の対比が強くてどう受け取ればいいのかなという気分も。







摩訶不思議空間。
今回は麗奈を気遣う久美子の表情を拾うのが良いですが、
そういう中で久美子の想像の中の麗奈が出てくるのが気になるところかな。
久美子の想像中では立ち位置を変えている麗奈、
っていうのは事実を知ったことで別の動き方をする別の麗奈の姿なのかな。
そうやって麗奈に入り込みながら麗奈の声で現実に戻ってくるのも面白いカット割だったかも。
その想像の先の危険性を、現実の危険を知らせる声で知らせているようでもあり。
まあよくある気もしますが、今までの空気とは違った感じが新鮮かなと。



京アニは学園祭とかで占いやるのに縁があるなと。
香織先輩が同じクラスだったらもっと盛り上がるところだったのにおしい。
ふてくされるあすかのアクションつなぎなど楽しいですね。



待っていた麗奈。
お化け屋敷の描写なども摩訶不思議空間っぽく。
塚本がようやく出番もらえてる感あるのでこのまま突き進んで欲しい。



信号でワン・ツー・スリーのカウントダウン的な。
青信号で晴れ、黄色で雨、赤で台風と時間経過と天候の危険度がリンクしていくのが面白いところ。



自室からリビングへ。
この3Dの使い方は1期12話的な浮遊感もあって目を引かれますね。
皆さん試行錯誤されてる気がするけど、結構外してる気がするというか、
シーンとしてキマってるかというとうーんみたいな気になってしまうな。
久美子が勉強しているところにぶつけてきているので、
その対比でも十分な気もしますが、その先のショッキングさを盛り上げたかったのかな。
ユーフォが好きで当てつけに吹いていた12話との繋がりを思い浮かべてしまう感じ。
しかし2期はホント12話を起点にしたような部分っていうのを意識してしまうな。
オリジナルの話でしたが、あの話なしのアニメユーフォは今では考えられないですね。

そういえば5話の冒頭のページをめくるような演出、
1期12話で久美子を切り捨てたシーンの前のトコでも使われてたんですね。
見せ方のアイディアにしてやられてしまいます。
悔しくて死にそう、が5話最後の涙に変わっているんだな、とか。





目や手のクロースアップで感情見せたりリズムを作るのが今回は特に目立つな、と。
冒頭のあすかからその辺は意識されてるのかなという感。
この辺の寝転ぶ久美子の行き場のない寂しげな感じがグッときますね。



台風の中。
荒れた天気の中を歩く久美子の中の辛さはこの台風異常っていうのが何とも。
どうでもいいけど電線が揺れていたっていうのをメモしておきたい。
久美子主観での処理など凝った画面がまた新鮮ですね。





花屋。
台風の中で安心できる場所として描かれるので見てるこっちも安心感あるなと。
室内の明るさや花の彩りが綺麗で先程までの重い空気を払拭してくれるのがいいですね。
花に囲まれる滝先生もきれいなのかおかしいのかなんなのか。







イタリアンホワイトに指輪にレトロな車に。
滝先生と2人というシチュエーションは1期12話を思い出しますね。
北宇治の顧問になった話とか思い返す感じ。
滝先生の秘密、望みを読んでしまうのは背負う役目を負った久美子だなという感。
車内で写真を後ろの座席に置いたりとか、
見られたくないものをそのような態度で隠すっていうのが新鮮だったかな。
ああこんな感じにやっちゃうよな、みたいな。
車内でスマホ使ってラジオ聴いたりしてたりとか車とかを含め、
先生の人となりを感じられる部分がまた良いかな、と。



夜が明けて朝方へ。
朝の光と共に信号機が黄色へ。
天候を信号機とかけた演出からさらに滝先生の夢の経過を見せているようですね。
苦しい日が明け、全国で金という青信号の途中までこれたという。
中盤の信号機から反転していく描写と思いきや、
普通は黄色から赤に変わることを思うと実に示唆に富んだ演出だなと思わされます。

うーん、しかしどうなるんだろう。
原作では滝先生の車に乗ってという流れはないですし、
奥さんの話を振られたら、実はあの花は、実は今日はと答えてくれたのに対し、
今回は割りと厚いバリヤが張られている感じだったので、
イタリアンホワイトを巡る一連がどのように回るのか気になります。
久美子にとっても大きな意味を持ってくる花なので特に。



あなたを思い続けます。
この花のエピソード好きなので楽しみだな。
ここも原作ではこういう流れではなく、あのヒマワリみたいな花、滝先生が買ってたなー、
ぐらいの話からの振りだったので、見ていて思わず息を呑んでしまうというか。





そして次の曲が始まるのです。
あすか先輩サイドの話は順当にいきそうな感じがしますが果たしてどうなるか。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:河浪栄作
作画監督:門脇未来
作画監督補佐:池田和美
楽器作監:高橋博行

河浪回。
今回は今後の布石を打つ繋ぎの回でしたが、
色々と原作からまた遠いところにきた感じだったので、
今後がグッと楽しみになる回だったかなと。
特にイタリアンホワイトを巡る話がどう久美子に返ってくるのか楽しみです。

響け!ユーフォニアム2 第五回 を語る
2016.11.03 [Thu] 19:55



関西大会前。
練習音が聞こえる校舎から音楽室へとこの作品王道の入りからお馴染みの練習風景へ。
そしてお馴染みのようにホルン隊を並べるのが最早お約束のように思えてくるなと。
コンクールでのホルンの見せ方が凄くカッコいいし力入ってるように感じられるので、
普段から存在感を他より出していく方向性なんでしょうか。



ページをめくるように映像が流れていくのも目を引きますが、
久美子への言葉を投げかけるところでは映像ではなく先生自身がページをめくるのも面白いですね。
その後に本番へ向けての練習という流れから、
関西大会での懸念として久美子の成長が先生にとっての最後のページ、
最後の課題になっていたという見せ方なのかな。
こういう久美子押しは主人公っぽくてまた良いですね。
久美子自身も上手くなりたいと叫んだことより、先生の言葉を頼りに進んできたことを思い返していて、
所謂負の感情ではなく、こうなりたいという望みに手を伸ばしたことを描かれているように思えて、
そういう前向きなところが個人的にグッときます。
涙ながらに走って叫んでいた久美子を知っているから、その美しさも捨てがたいですが、
そういう悔しさに溺れない姿勢っていうのがやはり健全に思えるので。
ただ同じ場面を見ていた秀一には、
久美子の悔しさに浸る背中を見た秀一にはあの一連で受け取ったものっていうのを描いてほしい気も。
それも三好さんにやってもらえたら嬉しいけど、まあどうなるやら。



三好さん割りと校舎全体を入れるショット結構使ってるような。
自分も過去の感想でもネタにしたのでちょっと引っかかる。

しかしサブタイトルできせきのハーモニーって大げさでは?
なんて最初思いましたが、1曲ほぼ丸々演奏シーンを描ききったのを踏まえると、
ある意味、奇跡のデキかもなとも。
奇跡は起きます!起こしてみせます!じゃないけども、
そういうスローガン的なサブタイトルだったりするのかな。
作画自体は使い回しのシーンもあるので今までの軌跡を追う意味での「きせき」だったのかもだけど。





パーカス勢。
なかなか練習風景で中心になることがないので新鮮なシーンでした。
コンクールだと映像の転換点やリズム要員でよく見るので、
日常シーンが充実してくれるのは嬉しいですね。
バスドラムの子のリボンがコンクールのときと違うっていうのもポイントかな。



セーラー的な意味で?とか。



吊革につかまってうなだれる的な。
こういう照れ隠し的な、視線を相手に向ける照れの溜めを作るの好きですね。
三好さんのこういう芝居は結構好き。
日常がやはり印象的だったかなぁ。
日常 20話 を語る



窓から見る風景。ここは3Dではなく。
全国凄いってとこ見せてよ!というセリフでこの描き方っていうのは色々考えてしまうな。
参考:https://twitter.com/nishionishio/status/793972070052827137



目線を合わせないやり取り。
葉月の照れのある言葉を受け取っての全国へ行くという久美子たち。
葉月の勇気で決意を新たにする2人がまた良いですね。
それぞれが目の前の葉月を言葉を受け取って答えるように、
でもお互いが向き合うような構図で、っていう互いの決意も見ている、
わかっているっていう見せ方がカッコいいですね。



冷静ではいられない。
響け!ユーフォニアム2 第一回 を語る
1話が久美子の冷静ではない姿というのに触れていた気がしたので、
飛行機雲の作る雰囲気にどこか似たようなものを探してしまうかな。





立華高校は銀でした。
1期最終回では悪目立ちしてしまった梓でしたが今回は即退場。
立華のような名門でも金ではないというコンクールの怖さが出た一連ですよね。
1期5話の距離感もそうですが、梓と久美子の距離感としては割りとシックリくる描写のされ方だったかな。
しかしここでまたホルン隊か、など。



私はここで負けたくない。
響け!ユーフォニアムっていうのがあすかにもかかる題だよなというのを改めて実感する。
というか最終的な物語で言えば、あすか寄りの話のように思えなくもない。
あすかが今後どのように描かれるのか、久美子がどう描かれるのか、楽しみですね。
硬直する部長や反応する各キャラなど示唆に富んだ一連だったなと。
そういえばここでもホルン隊反応してたな。どんだけ出番多いねん。



フルート隊。
フルート先輩の存在をどう思ってるのか何気に結構気になる。
3人でしゃがんで円組んでるのかわいい。
ツインテドリルの子、トロンボーンの子と若干キャラかぶりしてる気がする。



私も久美子のために吹こうかな。
砕けたやり取りがまた好きですね。
誰のために吹くのか?という前回の引きを若干引っ張る形で描くのも、
みぞれへの当て付け的な側面でありつつ、
麗奈なりの演奏直前の緊張を和らげるやり取りなのかななど。
まあ普通に仲良しのやり取りから、それに感化される流れですが、
そういう側面も含むのかな、と思えたり。



行きましょう!みんなで全国へ!
原作で中世古先輩がここで終わるかもしれない感ありありでおいおいと思いましたが、
ここで優子が先輩を引っ張る感じになってるのがグッときたな。
しかし指をさすポーズ三好さん実は好きだったりするんだろうか。
SAMURAIGIRL リアルバウトハイスクール 7話 を語る
響け!ユーフォニアム 12話 を語る
月に手を伸ばしてるのかな。
麗奈や久美子が一緒に手を伸ばしてるのを見ると、
やはりだいぶ方向転換されているように思える。
響け!ユーフォニアム 11話 を語る



本番。
滝先生の深呼吸が作る静寂と空気感がまた好きですね。
こういう緊張感の見せ方がやっぱ良いですね。





コンクールで他校の姿を見せるのも新鮮でしたね。
なんかどこかの美少女ゲームとかに出てきそうな面構えだと思えたりなど。
北宇治の夏服セーラーや立華の制服は明るくて目立つ色なので、
シックな色合いやまた別の服装なんかがまた新鮮に感じられて喧騒感を含め好みな感じ。



三日月の舞。
プロヴァンスの風がバッサリだったので、今回はバッサリ切られる方向なのかと思いきや、
1曲丸々演奏して本当にビックリと言うか、夢心地な気分でした。
劇場版で使われたシーンもさらに新作に変えられていたり、
むしろ今回追加したシーンのほうがずっと長いことを考えるとどれだけTVシリーズで手間を掛けるのかと、
本当に驚かされましたし、凄く嬉しいというかなんというか。
5話の段階でこれやるのかと後に何やるんだ、いや、ここまできたらもうどんなになってもいいとか、
色々なことを連想しながら繰り返し視聴して、結局ただただ演奏シーンに圧倒される感じに。

1期と同じ内容のカットでも譜面への寄せ書きなどで変化をつけてるのがまた面白いですね。
ホルンも1期で全国と書かれた譜面が印象的でしたが、
ここで1ヶ月の間の練習や合宿期間の写真が譜面にあることが描かれていて、
またホルンが1番最初に目立つ形に。どんだけホルン愛されてるんだよ!みたいな。
麗奈のトランペットの出だしで瞳の滝先生が消えたりとかして、
演奏に集中している感じ出したりとか滝先生の指揮がまた一段とかっこよかったりとか、
ただただとにかくよくここまでやってくれたと思うしかなかったです。



グロッケン。
あまりどれがどの音かわからないのでこうやって描写されると音が入ってきやすくていいですね。





音が盛り上がるところでインパクトのある絵が入るのも見ていて高揚感あります。
コンバスも非常に描写が難しいところですが弓毛へのハイライトの描写でディテールを見せたりなど、
細かな工夫の一つ一つがカッコよくてまた良いですね。
ティンパニーやシンバルのインパクトも見てて気持ち良いです。





トロンボーンが並ぶカットは1期から花型という感じでしたが、
度々挿入されるホルンの描写もまた目を引きますね。



祈り。
1期は葉月たちに演奏を持っていかれている気がしましたが、
今回は祈りという形で見届ける役回り。
舞台を見る隙間の光の筋がその祈りの過細さ、
細いがゆえの切実さを物語っているようで印象的でしたね。
芥川の蜘蛛の糸じゃないですが、
選ばれた者のみが次のステージに進めるというのをここでまた印象づけられている感が強いかなと。





瞳の中の宇宙。
1期OPからの引用、さらにはハルヒOPからの引用ですかね。
瞳の中の光、輝き。





全体の動きをスローで見せたり。
シンバルはやはりインパクトありますね。どのカットもカッコいい。
ティンパニーがスローだとやや不思議な感じ。
どういうシーンなのかなと思ったけど、やはり演奏への没入感なのかな。

響け!ユーフォニアム2 第一回 を語る
瞳の中の輝きじゃないけど、瞳に入る光という意味では1話のみぞれを思い出すようなと。
麗奈のソロで久美子が麗奈とのやり取りを回想するけど、
あの一連も麗奈の背景は輝いていたというのを見ると、
麗奈の持っていた輝きを久美子は北宇治の演奏の中に見ているのかもしれない。
またみぞれはそういった輝きを再び瞳に宿らせることを予感させての1話の描写だったのかもしれない。
瞳から外れた街の光は、音という光、
コンクールの演奏の中の光を瞳に入れないという描写だったのかな、とも。
ただ今回の久美子は麗奈のソロでトリップ状態から冷静な状態、
麗奈の愛の告白のような演奏で冷静な状態に戻ったのかもとも見えるので、
人それぞれの見方がある見せ方かなと思えたり。











麗奈のソロから情感の溢れる描写へ。
合宿期間中の写真などでそれぞれのパートの繋がりを描きながら、
その中でスポットライトを浴びるのは、という流れがまた印象的ですね。
みぞれと希美の関係を印象づけるオーボエのソロ。











そして転調。トランペットやフルート隊が構えの作る一瞬の緊張感、
ティンパニーの疾走する高揚感、シロフォンの音から一瞬のトロンボーンの力強さ、
そしてクラリネットの細かなディテールと目まぐるしく演奏が動いて一気に盛り上がりますね。





そして久美子の苦しんだフレーズ。
一瞬見せる滝先生や秀一がまた良いですね。
特にここまでが2期での主な新作パートになるので、
そこを久美子で締めるのがカッコいい。







カメラの回り込み、いくぞ全国の書き込みから劇場版パートへ飛び込んでいくのもドラマチック。



右側からの久美子。
ここでメインキャラが映されるパート、劇場版ではクラリネット隊の描写なのですが、
終盤のサビへの突入するパートとしてまたドラマチックな仕上がりでGOOD。
特に久美子が右側から描写されるっていうのはユーフォニアムパート、
あすか先輩とセットの描写ではなく、
メインキャラとして映されている、久美子だからこそ映されているという意味合いが強く、
また滴る汗と真剣な眼差しが胸を打つ描写で、その確かな存在感にグッときます。







シンバルから入って全員で演奏しているという感じの滝先生の背中越しの演奏がカッコいいですよね。
パーカッションが要所要所でリズムを作ってるのがホントに見てて楽しいしカッコいい。





個人的に劇場版パートで大好きなシーン。
同じフレーズの繰り返しですが、最初にホルンが吹き、
その演奏にトロンボーンが応えるようにまた吹いてるように見せてるのが凄く好きで。
ホルンとトロンボーンの配置は向かい合いというか左右に分かれてはいないので、
ここは意図的にホルンとトロンボーンが左右で分かれているような描写をしているわけで。
同じパートを吹きながら、ホルンの演奏に応えるトロンボーンみたいなカット割りになっていて、
そういう映像の作る音楽シーンとして非常にドラマチックになっていてGOOD。
フレーズもカッコいいですしね。
絵的にもまたかっこ良くて、ホルンのパートを見ると思わず涙ぐんでしまうくらい。



そんな演奏を称えるようにトランペットやサックスが続き、
フルートとパーカス、そしてオーボエでまた一気に攻めていくのがまた印象的で。
トランペットやサックスは同じ向きから横顔見せて、
フルートで一転させて雰囲気変えてるのも印象的。
というかフルートの人も普通に可愛くカッコいいので思わず目を引きますね。











最終パート。
1期、劇場版とはまた一味違った情感の演奏から突入して、
各キャラの表情が連続で挿入されるのがまた印象的。
ここがまたかっこ良くて繰り返し見てしまいますね。
祈る葉月の姿が特に胸を打つ感じ。
曲が終わってしまうという恐怖、
運命が裁定されてしまうという鐘の音への反応みたいだからでしょうかね。
これだけで葉月の存在感が跳ね上がってしまうのだから凄い。
演奏者より存在感がありますよね。
そんな中で曲に浸ってるフルート先輩は相変わらず空気読めてない感がすごい。





Cパート。
演奏終わったときにED入ったのでもうそんなに時間たったっけとか、
いやー素晴らしすぎたけどちょっと消化不良かと思ったので本当にホッとした。
1期と違ってきちんと読み上げられて喜びを分けてもらえたのが嬉しかったな。
久美子の表情付け、ちょっと西屋さん思い出すかな。





強豪校の反応。
明星工科の赤のカラーが印象的で思わず良かったねと思えてしまう。



全国大会出場決定!
で喜ぶ中ではパーカス勢が一番好き。
描写も多くてかっこよかったし、演奏中とは別な表情をしてくれるのがグッと来る。
自分の中でやりきった感っていうのがある喜び方かなぁとも思えたので。



久美子の喜びも一入という涙がまたいいですね。



コンクールはまだ嫌いですか?
たった今、好きになった。

そして次の曲が始ま...らない!?

脚本:花田十輝
絵コンテ:三好一郎 石原立也
演出:三好一郎
作画監督:明見裕子 角田有希
作画監督補佐:丸子達就
楽器作監:高橋博行

三好回。もう最終回でも別に驚かない5話でした。
引き方が1期もチューバくんでびっくりしましたが、
まさかお約束のフレーズを切ってしまうとは。
ただ全国まで行ったのでここで切ってもいいのかもしれないけど。どうなんだろう。

まあただただ感謝しかない回だったなと。
ここからは一気にあすか先輩の話に行くのかオリジナルを挟むのかわからないけど、
もう何をやってくれてもいいと思えるくらいの回だったので、
これから一体何を見せてくれるのか本当に楽しみです。
P R


(06年/7/31設置)

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