2012年アニメ関連の雑感など を語る
2012.12.31 [Mon] 22:17



あけましておめでとうございます。
例年は31日に色々振り返る記事書いてましたが、
昨日はコミケ3日目で早々に力尽きてしまったので年明け更新。
去年の冬コミは企業の混雑だったり雨が降ったり脅迫状だったり波乱を含んだコミケでしたが、
無事終了したということで何よりでした。皆様お疲れ様でした。

昨年は電撃文庫を中心とした大ラノベ原作時代という印象が強かったです。
灼眼のシャナが終わって、
アクセル・ワールド、ソードアート・オンラインなど新時代の作品が出てきましたし、
ホライゾンやさくら荘のペットな彼女など力作が続き今年も禁書の劇場版が公開されるなど、
電撃の攻勢が記憶に残る年でした。

あとはサンライズ制作のアニメが一昨年に引き続き印象的でした。
バトスピ覇王の盛り上がり方も良かったですし、
ホライゾンに続きアクセル・ワールドのアニメ化、
アイカツ、貧乏神、ガンダム、夏色キセキ、ファイ・ブレイン、
劇場作品で言えばねらわれた学園、TIGER & BUNNYなどなど、
色々なジャンルの作品を展開していてサンライズの存在を色濃く感じた年でした。

特にホライゾン、アクセル・ワールドはサンライズでなければできないだろう、
という部分がありましたし、アクセルでポーズ等を含め、
ラノベから正統派なヒーロー物をやろうっていう色気が伝わってきて個人的にはGOODでした。
特に23話なんかを見ると、やっぱりポーズが決まるとそれだけで決まる部分っていうのがあって、
そういうかっこ良さを楽しめる作品だったので印象深かったです。

京アニ関係の話は中二病の各話などでしたので書くこともあまり無いですが、
氷菓のビジュアルなんかがやっぱり印象的だったな、と。
けいおん!のコメンタリーで制服の紺の色味がいいっていう話があったと思うんですが、
氷菓はその延長で現代っぽいノリのキャラクターたちと、
古典部や田舎を意識するような古っぽさを意識させるような全体の色合い、
その中での深い黒の色が実にシックで清潔感があって、
作品の持つ世界観をよく表していたのではないかと思えたので特に印象的でした。

あとは米たにヨシトモさん関連が充実していたなと。
シャナのEDやら劇場版タイバニやらまりメラ初のネット配信やら、
色々動きがまた目立っていてうれしいところだったかなーと。
今年の劇場版タイバニ第2弾も楽しみです。

もっと色々あった気がしますが、とりあえずこの辺で。
年末にエヴァQ再見してアニメが進むこれからの方向がどういうものなのかなー、
とか色々思ったりもしたので、今年はどういう方向で進むのかなーと思っていたり。

それでは今年もよろしくお願い致します。

中二病でも恋がしたい! 12話 を語る
2012.12.24 [Mon] 22:08



うーん、なーんか納得いかない処理かなー、と。



結んでた髪を下ろすのってやっぱそれだけでグッと来る感じ。
元々髪で遊ぶのが魅力のキャラだったので、
こうやって引きで下ろした髪を意識させるような立ち上がり方なんかが魅力的だったな。
モリサマーさんのデカヘアピンみたいに、
ロボットのアンテナみたいな感じでついてる青いピンがまた良い感じ。
なんかしゃがんでるところ見ててキツネっぽいイメージがあったためか、
凸森ってkanonの真琴みたいなやつだったのかな、なんて思えたり。



最終話にしてアニメオリジナルのキャラ2人がなんか変わってて驚いちゃいますね。
先輩が邪王心眼の真似してるの見てると、
中二病なんて簡単に真似できてしまうんだなっていうところにちょっとした寂しさがある気が。
眼帯を触る辺りの芝居の雰囲気もそうですが、
声真似も違和感なくてちょっと驚き。



石立的俯瞰構図。
最終話にして石立回っていうのは驚いたな。
もっと別なことをされているのかなーとおもっていましたし。
最終話は石立回って感じになりつつあるような。
次回の山田監督の作品だとどうなるか。
山田さんのアニメはメチャメチャ文句言いながら、
最後には屈してる気がするのがなんだかな。



中二病でも恋がしたい! 8話 を語る
中二病に力を借りたっていうのは見えてたけど、
勇太の中二病を見てっていうのが逆に驚きだった。
1話で目立たせていた箇所を反復するような回想を入れてたりとかしてたけど、
もっとなぜ邪王心眼だったのか、なぜ部屋にあんなに色々アイテム集めちゃったのかとか、
六花の好みに肉薄していくであろう部分を勇太への目線で補われると、
六花の人格というか本当の気持は何処にあるのか、わからなくなってくる。
中二病でも恋がしたい! 1話 を語る



石立修正入ってるのかな。
いやーやっぱ京アニの星ですね、石立さんは。
海岸でのやり取りだとけいおん!4話なんかが凄く印象的だったのを思い出します。
けいおん! 4話 を語る
今回勇太が見せた不可視境界線が一瞬の光だったことと、
この出来事は2人の間でずっと残っていくんだろうなっていうのを思うと、
やっぱりけいおん!4話の石立さんかな、と思います。
そして4話の脚本は花田さんだったり。
けいおん!4話は自分の中で色々な疑いが出た話で思い出深いんで、
中二病はそこを終着点にして切られたような感覚が少しあるかな。
その点をけいおんは2期で振り切って、
映画でまた色々見せてくれたから山田さん好きなんだけど。
けいおん! 12話(最終回?) を語る
考えてみると、最終話でサブキャラが主人公の真似するところまで同じだな。



不可視境界線。
勇太がこれが不可視境界線だ、っと言ったものが不可視境界線ということなのかな、と。
六花自身がどうしたいのかっていうのを勇太が誘導しているようでそこに違和感があったな。
ただ勇太が言うこと、行動が六花の憧れだったことを思うと、
そこに従うのが六花の幸せなんだろうなと思えたり。
そしてここは、そうした勇太の言葉と六花のやりたいことがリンクした場所とも思える。
勇太が六花に中二病をやめさせることは幸福に繋がらなかったことを思えば。

人は一生中二病というのは良しとして、
ありもしない大恋愛を思い描いていたのは果たして誰だったのか、という疑問があったり。
大恋愛してるのを見せられているはわかるけど、
それを望んでいたのは誰だったのか、と。
それを考えると、やっぱ六花が勇太を落とすのに中二病を使っていた、
というオチでもあったのかなーと思ったり。
勇太が好みそうな銃とかを持っていたことを思うと、
勇太の好味を把握して近づいてきていたっていうのが前提にあるんじゃないかと思いますし。
中二病を患いながら恋愛と自分の中の問題の解決できる場所を探していたのが六花、
ということだったのかなぁ、とか。
六花の恋心に今まで触れてなかったのも、最後に明かされるギミックという感じなんだと思いますし。
この辺踏まえながらまた見られればいいのかなと思います。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:石立太一
作画監督:植野千世子

石立さんと植野さんっていうと、
CLANNAD2期とけいおん!2期辺りはメインで組んでいた気が。
うーん、あんま記憶にないのでまた見返そうかな。

今回は勇太が過去の自分宛の手紙読む場面でコインが出てからの一連がグッときた感じ。
懐かしがりながら、答えがもう出ていながら、
コイントスに運命を託すような戯言じみた遊びがやっぱ好みな部分かなーと。
まあコインが出てきたら何であれコイントスしなければ始まらない、
と見ながらウズウズしてたので、そこに応えてくれたなというのがあったなと。

しかしもうちょい捻った終わり方をするかと思ったけど、
人は一生中二病で終わったのはやっぱどこか物足りなさがあるかな。
特典映像などを見ながらもう少し考えたいかも。

そういえば記事のURL、
中二病1話が1986、この記事が2011になるはずなので、
1つ番号がずれてば自分の生まれ年に始まり今年の2012で終わって、
なんか区切りがいい!カッコイイ!って出来たのになーと思ったりとか。
そんな現在進行形中二病。

総括としては各話感想で言いたいことは大体言った気がするのでまあいいかな、と。
京アニ原作っていう部分と原作改変をもう少し考えながら見れたら良かったなー。
その辺はたまこまーけっと見ながらまた考えればいいかなと思ってますがまずやらなそう。



このバトンからしてエロすぎてヤバイ。
楽しみだけど、またイライラしながら見そうな予感。
来年の京アニの動きがまた楽しみです。

アニメ雑記 12/16 を語る
2012.12.16 [Sun] 23:38

●新世界より 8話





絵コンテ・演出:柳沼和良
色トレスで光の当たり方を表現してるのとか新鮮で楽しかったな。
内容もドロドロしててそういうのも楽しいかな。





EDが何気に結構好みだったり。
見てて本編とあまり結びつかず、
1個のPVみたいな感じで見ていたり。
終了後の清涼剤として楽しませていただいてます。
曲が聴きやすい&本編とはまた違ったイメージっていうのもあるせいかな。
最後に視界が反転して落下していく情景なんかは、
ああこういうのだよなーいいよなーなんて思いながら見ていたり。


今期はアニメ溜めすぎててよくない感じ。
新世界よりもたまってた分をようやくここまで消化したようなかんじですし。
年末年始はアニメ消化に追われる予感。


●ひだまりスケッチ ハニカム 9話





アバンの宮子の表情始め芝居がよくてちょっとした作画回っぽい雰囲気あってグッと来る。
雪の日っていうのが1期の何話だったかを思い出して懐かしくなるかな。



ED。
本編の衣服がテクスチャーで模様つけてるのに対してEDでは作画で着物やってるっぽいので、
その豪華さを楽しみながら見れるのがいいかなーと。
これはこれで面白いギャップかな、みたいな。

中二病でも恋がしたい! 11話 を語る
2012.12.16 [Sun] 21:38





灰色の世界。
前回の引きから考えて中二病から卒業した六花の心象のようにも映るけど、
見終わってみるとむしろ姉の心象だったんじゃないかと思えるシーンでもあったのかな、と。



登校中の2人は新しい関係を、やりとりを築こうとしていて、
今までと変わらない日常がまだあると安心できるシーン。

今回気になったのは電車とか自動車なんかの扱い方。
姉ちゃんのところでは普段3Dやってる車を手描きで描いたり、
電車が走っているだけの長回しなんかを入れたり、
くみん先輩が車から声をかけてきたりと交通手段になるものをやたら見せるような、と。



図書館。
温かみを感じられる日の入り方が印象的でホッとさせれるような。
手前の黄色の花の存在感がまたインパクトあって何を見せられるんだろうと思ってしまう。
これが恋人同士の2人だったらまた絵になるシーンでもあったのかもしれないけど、
2人は似たもの同士での、六花の変化を受けてのシーンっていう引っ掛かり。

図書館での本の整理っていうのが物語の整理、
閉まってるってのを考えるともう終わりに向かうようなイメージもあり。
ただモリサマーさんの言葉で笑顔だった勇太はまた考えてしまう。
そして良い方向に向かっていたと思っていたら、
次のシーンで凸森の悲痛な叫びでまた雰囲気が一転する。



凸森を慰めるモリサマーさんの図。
勇太の笑顔などに比べるとモリサマーさんの笑顔は心から相手を迎える用意がある、
慈愛心が感じられるようなニュアンスになっていてグッときたかな。

この一連、最後の足の引きまでに何回か切り返しで見せたり、
凸森がどこに逃げようとしても捕まえて放さないようにしてるモリサマーさんがいるんですよね。
引きのシーンで勇太が誰も繋ぎ止めず、
凸森だけでなく六花も繋ぎ止めずにいることを考えると、
そういう勇太との対比としてのモリサマーさん、
っていうシリーズでの位置づけが発揮されてるシーンかもなーと思ったり。
またモリサマーさんの中二病との折り合いの付け方が一つの道として示されていたり。
別に中二病をやめても凸森とは遊べてるわけですし。それはそれ、コレはコレ。



不可視境界線。
美しい風景も言い換えればそう、ただの車のヘッドライトの光。
キャラクターが見る風景の話っていうのは何度か触れてますけど、
涼宮ハルヒの溜息 W を語る
今回みたいに六花が冷めた目線で世界を見るのは、
中二病をやめることとはまた違う寂しさが感じられて、
そこが焦点になってくるような気がしたかな。

まるで〜みたいだ、なんて言葉があるように、
美しい風景をファンタジーの世界のように捉えることもできるのが人間の感受性ってやつで。
そうしたファンタジーが現実を見つめた先にあることが感動ととしてあるわけで、
その延長として不可視境界線の存在を見つめてもいいのかな、という気がしますし。
宗教みたいなものでしょうか。
中二病的なことをやめても、可能性を見つめるロマンを捨てるのはまた違う話なのではないかというか。



電車が通り過ぎる長回し。
長考して時間が立つのを待ってから六花に振り返す
そういう間が六花を遠くへと追いやっていくという、
勇太の気持ちとの離れ方が印象的なシーンだったように思います。

六花の荷物と勇太が片付けた荷物が重なるように、
勇太が六花を捨てたように見せるようなところなんかもちょっと引っかかる感じ。
小指も片付けられるものとして、別れのやり取りと見えるシーンでもあり印象的だったな。



凸森の泣き顔は久々に見る京アニ泣きだったような。



そんなもんないんだよ!
勇太が泣いちゃうっていうのは個人的には結構グッと来る感じだったかな。

図書館のシーンで世界には本があり、
また物語があるように連想させられるような部分を作りながら、
そういう物語に一切触れないところなんかを見るとある意味まどか☆マギカ的な作品かもな、と。
まどマギも魔女という存在を童話の中で登場するキャラクターとして捉える場面が一切無く、
ただのモンスターの言い直し、魔法少女の成長した姿という説明以外の背景がなかったし。
この作品も中二病を誘発させるようなトリガー、物語がどのようなものだったのか、
っていうイメージに触れられないところがやっぱり引っかかるところですし。
中二病でも恋がしたい! 1話 を語る

個人の中の幻想、物語、あるいは夢をどう捉えていくのか。
言うなれば希望というものは何なのか。
不可視境界線がある、という希望はどのようなかたちで定着させられるものなのか、
っていうのはつまりはそういうことなのではないかと思うので。
中二病をやめること、現実を見ることは大いに結構だけども、
持ち続けていいものは、物語は存在するんじゃないかという、
そういう作品になっていくのかなーと。

六花が片付けた方がいいものとそうじゃないものの違いがわからないと言っていたけど、
それは心象のあり方も同様だったのかもなー、と。

というのはまあどうでもいい話ですが、
最終的にどう決着させるのかっていうのがやっぱり最大の見せ場になると思うので、
どう落とすのか楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ:小川太一
演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代

若手で演出作監に入った方々の気合の入った回になってて驚かされました。
小川さんは氷菓でコンテ演出デビューして話が以前から一転するような、
キャラの見せ方が今までと一味違っていた回を担当されていたので、
今回みたいな回を担当されるのは納得かなー、みたいな。
氷菓 12話 を語る
氷菓 19話 を語る
河浪さんは逆に1話の演出なんかもされてたので、
作品の基盤を作ってきてる方だったりもするのでそういう方々の合流があっての仕上がり、だったのかな。
こういう語り方はしてはいけない気がするけども。

六花の問題がどう解決されていくのかっていうのが気になるところだけど、
一応恋愛モノなタイトルなのでその辺の落とし所も気にしていきたいというかそっちが本命か。
とりあえずまた次回を楽しみ待ちたいところです。

中二病でも恋がしたい! 10話 を語る
2012.12.09 [Sun] 23:05





恋、しちゃいました。
六花と勇太の対比の仕方が面白い冒頭だったかな。
六花が見つめる窓の外は月明かり気が綺麗で星が見え、
山もあり民家がある現実を見据えた中で語られる恋心。
対して勇太の見る外の景色は雲が浮かんでいたりとかなりの高所で、
同じ学校の敷地からでも見えているものが空に浮かんでいるような、
ある種幻想的な世界を見ているようなニュアンス。
中二病である六花が現実の中で恋を語っていく中で、
勇太はちょっと心が宙に浮かんでしまっている、
舞い上がってる様子なんかが見て取れるシーンなのかな、と思ったり。



シュバルツ〜(略)。
六花の持ってるアイテムのディテールが作り出すコントラストが強い感じだったかなと。
六花の持っている石だとか光モノの処理なんかもちょっと派手目だけど、
綺麗な処理にしようとしてて良かったかなと。



傘などのアイテムを大きく写しこみ画面に影を強めに落としてから、
このようにキャラクターを透過してくるような淡い処理が際立つ告白シーンへ。
雨の中歩くシーンは光や影を強調して輪郭を強調しながら見せていましたが、
境界線上の光を浴びる2人はとても淡い。
不可視境界線の光は輪郭を捉えることなく淡く光り続けている。
そうした曖昧な光を見つめる六花と、
そんな背景を持つ六花を見つめる勇太の雰囲気とか、
挿入歌合わせるようなに2人の立ち位置にグッと来る。



ライフで受ける!じゃないけど。
文化祭の出し物でハリセンで叩いてるやつとかあったけど、
ああいうのは武本さんチックな感じかなー、と。
こうして体で言葉受けるアグレッシブさというかガチャ突いた、
悪く言えば暴力的な感じというか。
やっぱ武本さんって結構暴力的なんですよね。
消失なんかはその辺が鼻についてほんと不愉快だったな。



六花を見る勇太。
反復されるのは六花が背にする光の雰囲気であったり。
六花を待ち受ける現実に勇太がどう対応するのか。



ズシッと重い現実。
冒頭見てて思ったのが現実を見ることができなかったのは勇太の方ではなかったのか、ということ。
六花自身は決して現実に背を向け続けているわけではなく、
その中で見える輪郭のはっきりしない光に魅せられているキャラクターのように今回受け取れたけど、
勇太は恋していく中で勇太自身が彼女を導いていくことを忘却してしまっている、
夢見がちなヒロインとのやり取りに酔ってしまっている感じっていうのが出ていたのかな、と。
だから突発的な重い現実に振り回されて行動に出てしまい、傷ついてしまう。
六花は逃げているのではなく、知らされていないキャラクターというのがミソなのかな。



そして光を背にしていた六花が光の前に。
ステージ上の彼女と客席の彼の関係が今後どう転がっていくのかまた楽しみです。

いやー、しかしほんと今作は望月智充さん意識しすぎてる感じなんじゃないのかなという気が。
OPの演出にしても、今回の選曲にしても。
こういうことされると過去の望月作品からの引用とか実はあるのかなー、
なんてこっちが逆に意識しちゃいますね。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:武本康弘
作画監督:内藤直

武本回。
今回は雰囲気を作る武本さんでグッと来る感じだったかな。
しかし内藤さんも単独作監かぁ。
最近は若手の方もどんどん作監になってきていますし、
制作ラインを増やしていくような感じになってくるんでしょうかね。
その辺の動きは注視したいところです。

中二病もいよいよクライマックスって感じなので、
最後まで楽しんでみたいです。

境界線上のホライゾン 設定資料集 ENCYCLOPEDIA を語る
2012.12.09 [Sun] 15:10



届いた。
厚さ700P以上の設定資料集なんてそうそうお目にかかれないので、
実際に手にとって見るとそれだけで凄く感激しちゃう。
しかもフルカラー。凄いの一言。

こういう通販限定の本ってガイキング以来かな?
ガイキング コンプリートブック を語る



構成は世界観の設定、キャクター設定、メカ設定、小物設定、ストーリー解説、インタビュー、
そして原作イラストさとやすさんの設定と続きます。
文字の量が多いのも凄いんですが、設定画をいたるところで並べているのが凄いなと。



武蔵内部の設定などは特に膨大で、
実際はアニメでその全景が出てきていない浅間神社の部設定が組んであって、
改めて設定の多さっていうのに驚かされます。
原作者もさることながら、
ここまで作りこむアニメスタッフの本気具合っていうのがヒシヒシと伝わってくるような。
そしてこういうのをしっかり載っけることの出来る本である、
というところにも満足感もあって、1万でも安いんじゃないかなーと思ってしまうくらいです。



キャラクター設定。
フルカラーで影、ハイライト指定なんかが見れるのが嬉しいしカッコイイ。
イラスト担当のさとやすさんの絵や原作者のイメージ図なんかを挟みながら、
キャラクターの設定を細かく載せてて面白いです。
双嬢だったら翼の骨格設定だったりとかそういうところまで載っていたりとか。



ペルソナ君。
実際の大きさよりも大きく描いてもOKという指示なども。
コメントにも載ってますが、嘘の付き方も設定に織り込み済みなんだなーと。



武蔵八艦の自動人形。
アニメで全員出てきたのかわからないけども。



モブキャラクターの設定なども。
このシーンに出てきた等の解説込みで載ってるので見返す楽しみできていいなと。





アクションイメージ。
こういったひとつひとつの設定のデザインをされた方の名前が載っているので、
誰がどの設定をデザインしたのかっていうのがわかりやすくて面白いです。
特技監督の川原さんは浅間のアクションや双嬢の変身シーン戦闘シーンのコンテもやってたりしてて、
そういう誰が何をやったのかっていうのが整理されてるのでスタッフのファンの方や、
制作の流れなんかが気になる方にはオススメです。
この本は絵的なところを載せるのがメインのようなので、
デザインの詳しい解説なんかは少ない量ですがBD特典読んだりした方が一部はわかりやすいかも。



ストーリー解説。
監督とシリーズ構成のコメント付き。
10話はやっぱり非常にうまく行った回だったんだなぁと監督のコメント読んで改めて思ったり。
BGMなんかも凄くよくハマって良かったんですが音楽についてはあまり記述がないので、
その辺でもやもやする方はサントラの曲解説などで補完する必要があるかも。



展開をタイムテーブルで並べて時系列を確認したり、
教室で各人がどういうことをやっているのか一覧にしたりと、
細かいところの資料を載せてくださってるのがいいですね。
自分で発見する楽しみもあるかもしれませんが、
こういう設定になっているっていう裏打ちを見せてもらえるのが楽しいというか。



術式のデザイン一覧の一コマ。
レイアウトでこういう風に載せるっていうのをさらっと見せてて、
処理の流れの一端が見えるのがアニメファンとしては嬉しいかなと。



作画注意事項。
こういうのまで全部載せてるのは珍しい。



最後は原案のラフなど。
色々なページでさとやすさんのデザインラフや設定、
原作者のイメージなどは載っていますが、
それ以外のものもまたまとめて載っている充実さ。

ざっと読んだ感じゲームの攻略本が思い浮かぶような感じでした。
武蔵の内部構造なんかは寸法まできっちり設定として載せたりしていて、
そういうところを見せてくれるのがまたよかったなー。
個人的には全ての作品の解説本、ムック本なんかはこのレベルを目指して欲しいですね。
というかこれくらいのものを見せてもらわないと全然満足できないというか。
スタッフのインタビューを読むのは楽しいですけども、
オクションで設定資料なんかが出品されてる昨今、
そういうものを手にするよりはこうして商品として出してくれた方がファンとしても嬉しいですし。
スタッフのかたのデザインについてのコメントも、
インタビューだけではなく図に沿って入ってて見やすいです。
1話だけですが脚本とコンテが載ってるのも良かったな。

とりあえず簡単に紹介しましたが、まあとにかく色々載ってて作品と合わせて満足な一冊でした。
アニメも本も満足できる作品ってなかなか無いので凄く貴重な作品になりそうです。
内容的には2期のキャラデザなどを一部含んでましたけどほとんどは1期の内容だったので、
2期本も出るんでしょうかね。
だいぶこの1冊で載せてるような気がするんですがはてさて。
英国とかの設定だけでも結構な量になりそうな気もしないでも無いですが。

この本のように作品の成り立ちを硬質的に伝えてくれる本、
プロの意識が垣間見れるようなところっていうのが痺れるところだったので、
力入ってる作品はこういう本をまたドンとだして欲しいです。
同人も力入ってる本ときどきありますけど、
あれは色々な事情で本が出せないとかの理由があるというのもあるんでしょうが、
やっぱり自分が求めている姿ではないと思うので。中身にしても。
そういう意味でも境界線上のホライゾンは幸福な作品でした。
できることなら完結までアニメで見たいところです。

中二病でも恋がしたい! 9話 を語る
2012.12.01 [Sat] 22:55





モリサマーさんの仕掛ける文化祭ならぬ銀杏祭。
アバンのモリサマーさんは好みな感じだったなぁ。
アゴを上げて上から目線でものを言うモリサマーさんとか、
髪の乱れる姿とか、個人的に魅力的なモリサマーさんだったなぁ、と。
男子たちの反応と女子たちの反応で男女を分断することで、
勇太と六花を分断して見せる感じが今回の流れ的にはいいのかなと思ったり。
今回は男子たちがモリサマーさんの言葉に反応する辺りとか、
体の伸びを強調するような動きが新鮮でそういうのが細く楽しかったかな。





今回はあまり強調するような部分を意識させない画面って感じだったような。
引きで見せながらも雰囲気を味合わせると云うよりは、
カットを割って変化をつけてみせるっていう具合になってて、
京都ではあんま意識したことないような見せ方のように感じたけど、そうだったっけ。



しかし銀杏祭といいこのシーンといい、
なんか臭いそうなイメージ出してるよなぁ、と。
こいつはクセー!とか言わせたいんでしょうか、とか。



映り込みとか。
なんか情報を詰めてくるところがどういう意図なのかな、というか。
六花姉とのやり取りの中で透けて見える嘘があるということなのかなと思ってみたりしたけど。
この辺は六花姉が説教かましてる辺りの腕の芝居の圧縮した感じの絵とか、
そういうところに目が行ったかなーと。



なんというか画面に入る、出るっていうところとか、
ジト目の使い方とか手前から手を出すような見せ方とか姉のベッドからの登場の仕方とか、
モリサマーさんが2人をくっつけようとあくせくしてる辺りのリアクションとか、
どこか武本さんチックなところを感じる演出でちょっと吃驚したな。
最後のアレも氷菓最終話的だよな、と思いましたし。
何か思うところがあったのかな。





変わったことをやっているというのはここが一番かな。
一見場面が変わることを日時計挟んで見せてるのかなーと思ったら、
日時計に座り込んでるっていう。
普通はまた違う場所に飛んだりだとか周辺でのやり取りを引きで見せたりするんだろうけど、
一旦何もない状態を見せて、
すかさず座り込んだ流れに持っていくっていうところが今までに見ない文脈で驚かされる。
日時計の影はあまり動いてるように見えないのに木の影は動いていない不思議。



神社でのアクションというかはポーズがキマっててかっこ良かったな。
凸守のポーズとか特に。
中二ワールドが出現しなくて戸惑う六花とか、
六花にチョップする勇太とかああいうところも絵だったりカット割だったりで見せてて楽しかったな、と。



勇太がポケットに手を突っ込んで立ってるのとか、
なんかカッコつけた男の子象っていうのがどこか六花視点にあるようで新鮮に見えたな。
そして何よりこの手の対比が印象的でした。
以前の北之原回でも手が印象的に描かれてましたけど、
ディテールを意識させて男女を対比してみせるアイディアっていうのは新鮮だったかな。
男女の手の対比で印象的だったのはGOSICKとかかなぁ。
http://yaplog.jp/lucyman/archive/1831

この辺は青い光の街灯ととか、やっぱ青が大事なのかなーと思ったけど、
うーんそこまで意識しなくていいんだろか。



蝶といえば石原監督。
この辺は石原さんの注文でもあったかなーとか見てて思ったシーンだったり。
もっとアニメ的な嘘の付き方、背景の変化で見せたりする雰囲気の変化なんかもあると思うけど、
こうして実際にいるものがありえない動きをするっていうのもアニメだからできることだよなーとも。
こういう嘘の付き方を割りと京都は、石原さんは嫌ってるフシがあったけど、何かあったのかな。
現実をしっかり描くからこそ虚構が活きる云々が持論じゃなかったのかな、みたいな。



安全帯つけろと思わずツッコミを入れてたら案の定な展開だった。




3Dの回りこみとかぶっちゃけ微妙なのよなーと思ったけど、
この辺は影で黒く塗りつぶして雰囲気を作りつつ、
3D的な安っぽさを感じないショットになってて印象的でした。
集中線も効果的ですよね。



いつもやっていることの再現。
勇太の部屋に行くときはロープがあるけども、という。



こうして窓越しに見せる雰囲気が結構好きだったり。
モリサマーさんたちに入り込めない空間、
でもその雰囲気を見ることの出来る、
垣間見れるというところがちょっとワクワクさせられる。



そして回り込んで見せるレイアウトと。
この辺の回り込みはまたケレン味あって凄いインパクトでした。
日常でのカメラの引き方とか挑戦的だなと思ってましたが、
氷菓最終話的なアイディアの引用感も見せられてるような印象で新鮮だったな。

前回の終わり方もハルヒ消失後の世界っていうのを意識させる、
要は何に気づいたのかっていうのを意識させるような終わり方で、
ハルヒ消失を通した後の価値観を中二病で引用してるような感じでしたし、
やっぱそういうのは意識してるのかなーというか。
今後またどういう見せ方をしてくださるのか楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:丸木宣明

というわけで北之原回。
やっぱ最近の北之原回は楽しいなぁ。
今回もまた色々やってくださってて楽しい回でした。
次回作の北之原回も楽しみだなーと思ってたら最後にCMで新作発表されてて吹いた。



京アニショップのCMはこれ発表するための伏線だったのかと思えてきてしまうなー。
けいおん2期、映画と自分のための作品だったなーと見ながら思ってたけど、
まさかけいおん!で結構好みだったモブの子っぽい子がメインキャラとか、
山田さんはそんなに俺を喜ばせたいんですかーなんて思ってしまったり。
まあどうでもいい話。
石原さんは監督やるとコンテ回がめっきり減るので、
またバリバリローテ入って楽しませて欲しいかな。
P R


(06年/7/31設置)

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