アニメ雑記 11/26 を語る
2012.11.26 [Mon] 22:11



そういえばガルパンってキュー・テックが製作に入ってたのがちょっと気になった。
自分がキュー・テックの名前に触れたのってガンソードの谷口悟朗監督のインタビュー。
スケジュールが厳しくてもキュー・テック他の部分が押さえてあるならいけるのではないか、
と思って監督を引き受けた云々、というのを読んだ記憶があるんですが、本が実家なので確認できず。
プラネテス関係のインタビュー記事はあった。
http://www.planet-es.net/TECHNORA/staff/iv014.html

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それでやっぱ編集なんかは制作だと最後の方の工程だし、
この辺がやっぱ見えない部分だけど大事なんだなーと思い意識してましたが、
製作に入るような会社なのかと少々驚いたなぁ、という話。
気づかなかったけど超訳百人一首でも製作に入ってたみたい。
今までも気づかないだけで製作に入ってたのかな。

元請け制作ならともかく下請けでやってたようなところが製作側にっていうのがインパクトあったのかな。
知らないだけでそれだけデカイところだったのかもしれないけど。
色々出資もしてるっぽいですし。
https://twitter.com/pon708/status/13372067503
こういう動きもあるのだなーという話。

wikipedia:キュー・テック

HP:http://www.qtec.ne.jp/

アニメ雑記 11/25 を語る
2012.11.25 [Sun] 20:09

●ガールズ&パンツァー





今期では好みな一作。
アバンが入らずいきなりOPから始まるのが逆に良いのかなーと。
最初に手前にくる沙織の元気な姿がフレッシュでまず好印象。
それからカメラの前に佇む主人公へとフォーカスしていくのが綺麗でグッと来る。
あーまた彼女たちの姿を見ることが出来るっていう安心できる導入が心地よいというか。
沙織の快活なイメージと主人公のおしとやかな姿のギャップが作るイメージ、
主人公見せてから白く飛ばして見せる画面の変化がシンプルながら綺麗だなというか。
曲がキャッチーだというのもいいですよね。



OP見てると如何に平坦な画面だと思わせない絵作りにするか、
っていうのを命題にしているかのようなナメで見せるショットだとかが気になるけど、
それだけキャラクターを見て欲しいって感じなのかな。





戦車のエフェクトなんかは佐々木政勝さんとかやってるのかなー。
最近はキャラクターデザインもやってますがやっぱ艦隊戦とかよく描いてる方ですし。
http://www.youtube.com/watch?v=x8WIx0Tv7nI
10年以上前だけど政勝戦車。

CGを使用するアニメっていうのがある程度見れるようになってきたように思うけど、どうなんだろ。
もう戦車がCGでもロークオリティに見えても全然見れちゃうんだよなぁ。
それだけ見せ方が上手いということでもあるのかもしれないし、見てる側も慣れてきてるのかもしれないけど。
戦車なんかは砲門の見せ方なんかが命になってくる部分もあると思うので、
そこら辺のレンズ変えての見せ方がやっぱハマってたりする部分でもあるのかな。
戦車内での操縦だったりのディテールもしっかりしてますし、リアリティありますよね。

戦車動かすのが部活動っていうのは実際どうなんだろうって感じだけど、
もう成るように成ってるから大丈夫なんだろうなという感じ。
これからも楽しみながら見たいです。


●ソードアート・オンライン





21話はタムラコータローさんコンテ。
なんか案内図やらバスの時刻表やらのデザイン見せるところに、
何かしら繋がりを見せて世界観の繋がりでも意識させようとしてるのかなー、
と思ったけどよくわからず。
SAOは世界観のイメージがあまり作りこまれてない気がするので、
こういうデザイン部分で何かしらのイメージを持たせたいのかなーという邪推。
まあどうでもいい話。
日常の延長にある作品って言われたらそうかもなとも思うから作りこむ必要がないのかもしれないし。



新EDは妹の肉体に寄っていくポーズなんかが結構好み。
スポーツやってガタイもいいんだろうなっていうポーズにうつるというかね。
こういうところは新鮮。

しかし2クール目に入って妹をフォーカスするのはよくわからず。
あのデスゲームが物凄い大きな物語のように思えていたので、
戻ってきた途端、日常にいた妹にシフトしていくのに違和感があるかな、と。
あのデスゲームはそんなに簡単に捨ててしまえるイメージだったのかな、と。
どうもデスゲームあっての今、という基盤が希薄に見えてきてしまう。
もうアスナすらどうでもいいキャラクターに思えてしまうっていうね。
こういう時に分割2クールだったらまだ筋が通る用に感じるかもだけど、
この振れ幅には正直戸惑うし、何がしたいのかが見えない。

柳さんや鹿間さんのアクションは燃えるところもあるけど、うーん。
個人的には次のシリーズで出てくるキャラが結構好きなんで、
やるであろう2期の方に意識が向いちゃってるかな。

中二病でも恋がしたい! 8話 を語る
2012.11.24 [Sat] 22:02





中二ワールド。
現実で受けた痛みは増幅され六花は吹き飛ばされ、
戻ろうとしていた家は破壊され消えていく。
六花の痛みをこのように表現して見せているのは、
それだけの痛みを抱えているんだというアピールと同時に、
中二病的な、自己中心的なナルシスティックな部分、
っていうのを掘り下げてもいるようで、
中二病である六花と悲しみに暮れる六花をイコールで繋ぐには少し無理があるように思う。
私はこんなに痛い思いをしているのに!
というメッセージを六花が発しているとは思えない。
六花はただ、失ったものを取り戻したいだけ。
それを中二病的な世界観で見せるのはミスリードなのかなという気がするけど、
六花が中二病的なかっこ良さの中に可能性を見出しているからこそ、
このような描写になっているのを考えると、
六花自身は中二病ではなく、中二病のもつ世界観の中に可能性を見出した、
ただの少女なのではないかと思えてくる。
六花は中二病ではなく、中二病の力を借りたい少女。
それが一番しっくりくるようなやり取りだったのではないかなと思った。





カエルちゃんと時間と駅と。
この流れで駅に行きましたと繋げるには個人的に無理があるように見えたかな。
影と光の切り取り方が京アニだと吉岡忍さんとか思い出す。
光が当たる駅のホームと線路の落差で光の当たる量を考えての構図だと思うけど、
なんかあまりにも綺麗にホームと線路を切り取るものだからちょっと違和感があるような。
しかし電車っていうのは思っていたより作品中では重要なポイントなのかな。
1話でもそうだし、6話とか今回も。
やっぱり逃避としての電車、とかになるのかねぇ。



目があった。
2人の距離感の縮まり方もはぐらかされるような中二病スタイル。
六花自身は無意識にやってるように見せてるのが気になる感じかなー。
最後に笑ってみせるからこそ、伝わるものがわかるシーンになってて、
そういう繋がり方がいいなと思えたシーンだったなと。

電車内で車体が揺れる度につり革動かすのはよくやるなと思ったけど、
窓に映り込んだつり革は動いてなかったしそもそもガタンゴトンと揺れてなかったね、
なんてツッコミはつまんなすぎるのでやめたい。

どうでもいいけど、
高校の時反対側で他校に進学した女子たちの会話を外を見る振りして見てたけど、
それに気づいた1人にさり気なく手を振られたのが妙に記憶に残っています。



鏡。
駅のホームでもそうだけど、
反射とか映り込み、光などで切り取るところを直線的にそのままやるから、
少し違和感のある構図になってるように思えた。





液晶が消える演出は最近よく見かけるようになってきたような。
なんかアニメ見ててTVに映り込んだ自分を見てウワーってなっちゃう感じを思い出すなー。
しかし勇太のメール文面、モリサマーさんに送ったものとは違っているので、
そこの意識の違いに目が行くような感じ。
姉ちゃんの憔悴したような表情とか髪に味があって良い画がきてるなーと思ったり。
姉ちゃんの描写は作品中で一番追いやすく演出されているような印象。

今回は鏡なんかを使った演出が目立ってて気になる感じ。
鏡はフルメタTSRのヤマカン回が傑作なんだけど、今後ああいうことができる方、
または別のものを提示してくれる方が出てくるか私、気になります。
鏡の関係 武本康弘さんと山本寛さんと を語る 



中二病でも恋がしたい! 5話 を語る
5話では勇太が六花を追いかける形で移動してきたけど、今度はその逆。
六花から見る勇太への視点を追いかけていくように後半シフトしていくので、
その導入とも思える反復と対比。



勇太のカッコイイポーズ。
前回モリサマーさんが水鉄砲構えるところ強調してたけど、
中二病でも恋がしたい! 7話 を語る
勇太のかっこ良さを追求する姿こそがあるべき姿という、
モリサマーさんとは違ったベクトルでの中二病の発露した姿っていうのを意識させれる感じ。
モリサマーさんは戦うかっこよさというよりは占いとか運命とか、
そういう女の子がハマりそうなものを深く追求してしまっただけという感じっぽいし。
だから水鉄砲の構えはダサく見えて正解みたいな対比の仕方なのかなというか。



個人的に8話で冴えてるなと思ったのはここ。
勇太がしゃがみ込むときにズボンの裾を上げてるのが凄いリアルだなーと。
女の子がスカートを押さえるように座るのと同じように、
男の子の芝居を見せようって感じが新しく見えて新鮮だった。
やっぱこういうのをやってこそ、ですよね。
ここはコンテからなのか作画からなのか気になるなー。



時計っていうのは時間経過の演出で度々京アニでも出てくるけど、
公園の時計がまたかっこ良さを出してて作品に寄ってていいなと思った。
やっぱりサブタイトルでエピソードをローマ数字で表してるからとかかな。



勇太を待つ六花。
スポットライト的な演出はこの話数で頻出するけど、
ここの六花の描き方は転換としてはいいバランスのところにあるのかなーと。
勇太を待つ時間を持て余す姿が、
電話の内容とリンクするように六花が勇太を意識して覚悟を決めているような、
そんな風に見える狭間があるようなミステリアスな感じが魅力的でいいなと。



勇太の匂い。
六花自身は自分の気持がよくわかってない、
モリサマーさんと昼寝先輩の間にいるような揺れ動きをしているという感じなのかな。
中二病は隠れ蓑でなくガチだけど、それ故に表現の仕方が、
自分の気持がわからなくなってる感じになってるのかなーみたいな。
電車の中でのやりとりのように理解している部分もあるけど、
まだ理解が進んでいない感情を持て余す感じっていうのがまた新鮮な感じ。
ただあまりにも六花に踏み込むような演出を取らないので、
なかなか心情を味わい辛い。
この辺はどういう意図なのかはまだ見えない感じ。



消失思い出す芝居だなぁ。
実に石原さんっぽい。
涼宮ハルヒの消失が恋愛を意識させない恋愛色の濃い話のように描かれていたけど、
自分自身はそこに違和感があったので、
この作品はそこをやってるのかなーという気がしないでもない。
恋愛色を強くするはずの作品なのに、恋愛色は決して高くない、みたいな。
人が人を求める描写っていうのが希薄だからかもしれないけど、
ここから急転直下になっていくのか、はたまた順調に恋していくのか気になるところです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:太田里香
作画監督:鴨居知世 西屋太志

太田回。
坂本さんが原画に入ってたけど、前回からの続きのシーンなんかやってたんだろか。
最後のベッドシーンなんかはやっぱ西屋さんが見てるのかな。
太田さんは堀口さんとやった氷菓の回とか気になるけど、まだ先っぽい。

アニメ雑記 11/18 を語る
2012.11.18 [Sun] 16:35

●ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
なんか大騒ぎってよりは黙する人が多い印象だったのでどんなものかと思ったけど、
予想の斜め上をいっていたので驚かされた。
まあ破のラストからどう話をつなげるんだろうと思っていたので、
新鮮な気持ちで見れたかなーと。

以下、ネタバレ。


いつものみたいに印象的なシーンを思い浮かべてみるけど、
どうも色々と変わってしまっているので、あのキャラクターがこうなるとはとか、
キャラクターの変化に目が行くような感じで、
空白をもたせている話の流れよりは、
キャラクターを語った方が作品に近づけるような作風だったように思った。

綾波レイを喪失した綾波レイの姿をしたキャラクター。
なんか男どもこき使ってる伊吹マヤ。
凄く冷たい態度を取ってるけど最後までシンジを殺せないミサト。
そして大活躍のアスカに、トウジの妹の可愛さの眩しさ、などなど。
その中で全くブレのないカヲル君の存在の頼もしさもあり。

始まったところはやっぱ色々世話してくれる鈴原妹が可愛くて、
わけわかんないミサトさんたちが割りとどうでもよくないけどどうでもいい感じで見てた。
ただ終わってみると常に作戦指揮とかで前に出て、
シンジ達を見守っていたミサトの存在が薄かったのは正直物足りないものがあったな。
今回は使徒がほとんど出てこないので、
エヴァのお約束がほとんど機能してなくてそこが一番戸惑う感じ。
というかミサトさんが物語の真実を追うものの1人だったのに、
いつの間にか遠くへ行ってしまったのが寂しい感じ、だったのかな。
だから代わりに冬月先生がでしゃばる形、
シンジが真実を知る役割をすべて引き受ける形になったのかなーと。
そりゃシンジ君大変だよねーという感じ。
戦うことの他の問題が大きすぎる感じというか。

シンジと視聴者のシンクロとか14年という数字、
初号機と13号機などなど色々繋げてる部分なんかも気になったかな。
個人的に初号機と13号機のデザインをかぶらせてたりしてるのを見て、
初号機の絶対的な存在感っていうのをなんかはぐらかされてる感じ。
初号機の謎こそエヴァの謎って感じだったのにそれがかなり他の機体にも分散されているような。
13号機あっさり置いていっちゃうし。
作品が違う形を求めてるのをこういう形で見せてくれてるのはいい部分なのかもなー、とか。

序破とエンタメ色の強い作品が続いたのでQの後半はどうかなと思ったけど、
第九流してる辺り見るとサービスすぎだなとも思えたんで、
次回作もサービスしてくれるんだろうなと期待が募る。
Qはまだ見終わって混乱してる部分あるんで、また見たいかな。
鈴原妹をもっと味わいたいし。

しかし原画陣が豪華メンツ過ぎてスタッフロール見て驚いたなぁ。
旧劇久々に見たくなってきた。

中二病でも恋がしたい! 7話 を語る
2012.11.17 [Sat] 23:05



凸守。
夏の暑さの表現っていうのは色々あると思いますが、
キャラクターに普段より影を大きくかけることによって夏の日差しをより印象的にし、
さらにその影で+αな雰囲気を作ってる回だったかなーと。
アバンの凸守の辺りは構図的にも気持ち良いし、
次のアクションも遊んでて楽しい。
坂本演出回で夏の演出っていうと、
らきすたのハルヒCMとかけいおん!!の夏フェスなんか思い出すかな。



六花の後姿の陽炎。
凸守がハッタリをかました構図やアクションだったのに対し、
六花は陽炎を背負いながら旅行前に普段とは違う揺らぎを意識させる、
夏の暑さで見せるキャラクターごとの見せ方が楽しいアバンだったのかなと思います。
待ってる間は日陰で涼んでる3人と日向にたつ中二病患者2人という対比でもあり。



叩かれるリアリティ。
この後に車から降りるシーン、六花家にあるTVアンテナとは違うアンテナがついてる家、
と続いて細かいことやってますアピールなシーンになってるなと。
モリサマーさんにぶっ叩かれて回転するとかアニメ的な見せ方も気持ち良いシーンだったなと。



六花の心情は仲間たちから離れた位置にいたりだとかで最初見せられるけど、
おじいちゃん家での部屋の中での景色の見せ方も気になる。
外ののどかな雰囲気や六花の自室の対比などを踏まえると印象的な感じ。
いじってる無線機のディテールも細かくて思わず唸るけど、
もはやここまでやって当たり前って感じも。
しかしこのシーン、ある意味で田舎の何も無さを見せているシーンでもあるように思える。
じいちゃんが六花の様子を快く思っていないという点も、
田舎特有の空気が反映されているのかなという気がする。

あとここのシーン、姉ちゃんが六花に声をかけるところで蝉の声なんかもぼかして聴かせてて、
六花の部屋を通る音は全て姉ちゃんにはフィルター越しに聴いてるようなものになっているっぽい。
六花が無線機で何をやっているのかっていうのを、
姉ちゃんは何かのフィルターを通してみているのではないか、
と思えるような気がしないでも仕掛けかもな、とか。
まあそんなどうでもいい話。

窓の外を意識させる絵作りって京アニでもよくあるけど、
氷菓みたいに窓の外でキャラ動かしたりっていうのを除いて記憶に残ってるのが自分の書いたこの記事。
涼宮ハルヒの溜息 W を語る



こういうダサい構えを平然とやっちゃう辺りなんだかなーと思うけど、
ダサいことを真面目にやっちゃうのが京アニなんですよねー。



今回は画面手前でのアクションを印象づけるショットが多かったかなー。
夏の暑さとは違い、手前のキャラに影を落とすことで、
キャラの対比を明確に見せるような感じだったけど、
それが冒頭の夏の暑さのイメージとシンクロして、
焦燥感を募らせるシーンとなっていってるのがこの勇太のショットなのかなー、とか。
そうしてお参りの帰り道画面を横切っていく母娘の姿でまた切なく見えてくる影。
こういうレイヤーを分けてみせるような演出というか、
手前でキャラを横断させて奥面のメインキャラ見せるような構図って、
京アニ離れた高雄さんがよく使ってた構図ですけど、
CLANNADの高雄回とかやっぱ意識してるのかなーという感じ。
CLANNAD AFTER STORY 12話 を語る
ちゃんとした感想書いてなかったですが、DVD7巻特典の智代編のアイスの使い方だったかな?
とかそれっぽい気が。
CLANNADで思い出したけど、今回の花の使い方がCLANNADの坂本回っぽい感じだ。
CLANNAD AFTER STORY 6話 を語る



モリサマーさんのおっぱいいいなーなんて思ってたら姉ちゃんでこんな構図。
坂本さんってばボイン好き?
らき☆すた 20話 を語る
ハルヒのボインが当時気になったので。



今回勇太が六花を探してるシーンだったり逃避行してる辺りだったり、
道のりの距離感を圧縮した構図なんかが目を引いたな。
両方とも六花が元いた家に帰ろうとするところを見せるところに繋がるところだったので、
昼に行こうとしていたところを夜に反復して印象付けるのと、
遠い道のりもかけていける、そういう心情の若さを見せるような画面なのかなと思ったり。
カッチリやろうとしてない背景がまた印象的でしたし。
ああいう甘さを残した感じが、そういう風に思えてくる。



境界線上のなんとか、みたいな。



後半の六花の妄想か現実かわからないけど境界線を見つめる姿と、
現実に打ちのめされる姿がどちらもまた感情を綺麗に描写していてグッときたかな。
坂本さんらしい星の散りばめた夜空も印象的。
六花の戦いがどう実を結ぶのか、次回が楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:坂本一也
作画監督:高橋博行

坂本回。
やっぱ坂本回は毛色が違っていて新鮮というか妙な感覚に襲われますね。
今回は日に焼けたモリサマーさんや凸守がまた今までと違った芝居になっていて楽しかったな。
特にモリサマーさんは面倒見がいいところとか色々な表情をのぞかせてくれたので、
芝居と合わせてキャラクターの掘り下げがよく行われていて凄く良かったですね。
恋話に花を咲かそうと匂わしてる辺りも歳相応な感じで、
京アニ作品の中じゃ新鮮なキャラクターなのかもな、と。
六花たちを追いつつ、サブキャラがどう転がっていくのかも楽しみに待ちたいかな。

アニメ雑記 11/11 を語る
2012.11.11 [Sun] 20:22

●ねらわれた学園



見てきた。
アニメ映画ラッシュの中で一番楽しみな作品だったので凄く期待してました。
監督の作る光の映像の美しさもさることながら、
キャラクターたちのアクティブな芝居が凄く楽しくて可愛くて、
正にこれが自分が見たかったアニメの姿の一つなんだろうなと思いながら見れました。

まあとにかくキャラクターのアグレッシブな感じがグッと来るんですよね。
夕日の差しこむ放課後、ピアノを引いてる姿にときめく女の子とか、
シチュエーションとしてもいいし体のラインを見せる皺の付けたがエロいこと。
後半の生徒会に追い詰められていく辺りの描写なんかは印象的だったな。
スカーフのはだけたセーラーとスク水の組み合わせとか正に変態の域だけど、
凄く健康的に見えるしグッと来る感じでした。
主人公よく殴られていたけど、この辺WORKINGの伊波さん並だなーという感じ。

作品のリアリティはどうだったかというとうーん。
芝居なんかは一度こういうものっていうのを見せてもらうと、
アクションさせる作品じゃないのですんなり見れてしまうんですよね。
個人的に引っかかったのは核となる携帯電話の扱い。
心を繋げるアイテムとしての携帯っていうのは別にいいと思いますけど、
携帯持ってこいよな、とかわざわざ言う辺りにどこかズレを感じるというか。
常に持つようにするから意味があるものだし、そんなことを言うことに違和感がある。

あと携帯の機能の問題。
電話は確かに使うけど、今はSNSとかソーシャルな面で切り取られることが多いので、
電話で繋がるということに関しては少々古臭く感じるガジェットになってしまってるように思った。
スマホもだいぶ普及してきているという実感もあるし、
そこまで携帯に拘る必要があったのか、という引っ掛かりはあったかな、と。

ただ実際、中学くらいで携帯買ってもらうと携帯を持つというところに過敏になるのが中学生、
という気もするので自分も深く考えすぎなのかもしれない。
中学生のコミュニケーションとは、携帯を持った時の反応とはどんなものなんだろう、
とそういうところを突かれる感じもするのかなー、みたいな。

話も後半ちょっとついていけてない感じだったけど、
それはあまり気にしてなかったので次回見るときにちゃんと見れればいいかな。

まあとにかくキャラクターが魅力的で良かったです。
ずっと言葉にしても届かなかった思いも、
体の触れ合いで伝えちゃうのとか実に直球的だし、
オタ的には理想的な運び方なのかなーと思いながら見れました。

個人的にはもっとあの場面がとか詳しく書きたいんですが、
どうにも浮ついた気持ちで鑑賞してたせいかのめり込んで見れなかったので、
日を改めて鑑賞してからまた感想書きたいかな。


●マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!
新規でバサラとか出るかなーと淡い期待してたけど9割方マクロス7の総集編でちょいガッカリ。
ただTVの絵ってあんまりいいイメージ持ってなかったけど、
ああこの辺思ってたよりいいなーというのがあって、
マクロス7を懐かしむ分には楽しい作品でした。
EDでパンモロしてるの見せたりしてたのがなぜか印象的でした。

中二病でも恋がしたい! 6話 を語る
2012.11.10 [Sat] 22:23

OPの面白いところは六花と勇太が一緒にいるシーンが引きで強調されてて、
イチャイチャなんかをあまり見せないところかなぁ。
タイトルは恋がしたいっていう甘いところがあるけど、
実際に見せてるところは非常にストイック。
自転車で走ってる勇太は六花から遠ざかっているように見えるし、
六花は勇太から目をそらして別の所を見始めているように見える。
また画面分割で見せる2人の六花は画面から離れていく。
恋がしたいはずなのに、2人が近づきあう、求め合うようなシーンがない。
そういうところがグッと来るところなのかなーという気がします。
まあ画面分割ならではのミスリード、本当は2人が近づいてるのをすれ違いのように見せてるとか、
そういうのはあるかもしれませんが。
思い浮かぶ変化だとSEEDのOPでのアスランとカガリみたいなもんかなとか。
しかし本当、これからどう転ぶんでしょう。



三好回。
前回の演出回は監督のコンテだったので見ててうーんって感じだったけど、
今回は三好さん自身がコンテ切ってる回だったためかそれっぽい画面が楽しめたかなと。
平面的な構図とナメで見せる奥行きの見せ方とか。
北之原回で見せた六花のスライディングを凸守にさせたりとか、
ケレン味のある動きを入れながら見せる美術室の空間づくりが楽しいというか。



何やってんだか。
美術室の中での構図は人ごみの中の一幕、
その中で平面的な構図や縦の動きで強調される主要キャラクターのやりとり、
キャラをナメて見せる人ごみの中という窮屈な中での秘密の共有、
というのがある意味生っぽくて楽しい部分だったように思います。
ただこの勇太の姿を見せる辺りなんかはそれに引っ張られすぎて、
逆に画面から浮いてしまっている、言わばギャルゲーレイアウトみたいな感じになってますが、
これも美術室内を見せるレイアウトを縛ったが故に生じた、
中二病的演出からの産物なのかなーとか思ったり。
まあそんなことは実際ないと思いますが、
美術室内の配置をあえて意識させない、画面の繋がりを意識させないところ見ると、
あえて浮かせることでそういう中二病的な意味合いを含ませてるのかなー、
なんて思ったりしてしまうかなと。



ポーズは背中が命!
今回は美術室で六花がダークフレイム!のポーズを決めてる辺りとか、
背中をカッコイイポーズで強調するようなところが目立っていたかなと。
他のキャラが表情見せながらの可愛さを強調してたのを思うと、
六花の本気でかっこ良さを追窮しているところ、
っていうのを背中に見出す演出家の意識なんかに目が行くかなーみたいな。

って出来る!の辺りに出てる煙とか、
日常で見たお風呂でのエフェクトっぽいなーとか、
そういうところも三好回だなーと思ったところだったかも。

何気に他の部活動してる人達が見れたり、
凸森のデフォルメされたリアクションだったり、
仕掛けが多いシーンでもあったかなーと。

しかしHPのイラストだけでなくCMで使われてるBGMとか、
妙なところでパロディに力入れてるなーという印象が。
本編がそういうパロディの応酬にならないように、
しかし現代的な中二病の姿っていうのを周辺で埋めていくような格好なのかな。
ちょっと面白い試みかも。



踏切のシーン一連は何かを狙ってるけどまだその何かを提示してくれないので掴めない。
しかし印象的な画面が続くので飽きないで見れて、
むしろグッときてしまいますね。
ここのカメラワークなんかにしてもそうで。
引きながら勇太たちにスポットが当たるのかと思いきや六花へとまた寄っていく。



踏切での中二ごっこ遊びかと思いきや、
今までも、この話数だとアバンで強調されていた携帯を持っているところが見せられる。
姉がつぶやいていたように、時がきたのを風がきたと言い直してるのかとも読めるけどうーん。
携帯のディテールを意識させてるところ見ると、やっぱりその辺の意図を見てしまいますね。

ラブレターっていうのがテーマになっている回だったので、
携帯で受け取るメッセージっていうのを意識させられる構図でもあり意味深。



けいおん!の時も路面電車?的なものを印象付けてたけど、
線路を追うような構図、奥行きを意識させるような構図って見た記憶がなかったので、
こうして線路上の架線柱を意識させるような構図の見せる情緒感が印象的でした。
ちょっと新海誠チックなところかも。
線路の先が空で切り取られるところとか、
線路上の行き先が空であるかのような幻想性があってグッと来る感じというか。



六花との手繋ぎなど綺麗なシーンが生えていてグッときたなぁ。
この一連も踏切があがるところの光や構図が印象的で良かったです。
京アニも他作品でよく踏切のシーン有りましたけど、
こうして改まって踏切を描くのも新鮮でしたし、
日の落ちるようなシーンから一転、
カメラ位置を変えての朝日を思いかべるような光がまた一連の流れを払拭する清涼感があり、
やっぱグッと来る感じだなぁと。
ただその流れで落し物強調してくるのが器用貧乏な気も。



学級裁判的な。
クラスメイトの反応拾ってる辺り細かい。
モリサマーさんが冷静でいられるのは、
クラス内で頂点にいるという優越感からくるものがあると考えていいんだろうなぁ。
一色の芝居なんかはどこか可愛らしさが残る感じだけど、
これは京アニの描く可愛い男子の延長だよなぁ、とか。
坊主にしたときの可愛らしさとか。

しかし一色の表情見せるところが神様ドォルズのOPみたいだなとか、
メガネキャラがなんかとらドラ!の北村みたいだなとか、
実は細かいところで仕掛けてる部分あるんだろうかと思ったり。
メガネの女の子走りのシルエットのデフォルメなんかも面白いタッチ。



凸守VSモリサマーさんはどれも違ったアクションしてて見てて楽しいな。
凸守は初登場回のアクションとはまた一味違ったものを毎回見せて貰えてて、
スタッフも遊べるキャラって感じになってるのだなーと思ったり。



モリサマーさん、後半はすれ違うような立ち位置、
ここみたいな背中合わせで見せるような立ち位置がカッコよくて目を引いたな。
実は一番カッコつけてるのはモリサマーさんなのかもしれない。

部室で目を合わせないようにしているけど、
勇太が目をつぶっているときは目をそらし、
勇太が目をそらしたら今度は目を瞑るっていうリアクションをしていて、
手前と奥で反対のリアクションさせてる辺りの意識というかが、
かっこ良さを求めるような一連のシーン上で栄えてる感じがするかな〜と。
こういうところで勇太とモリサマーさんが鏡の関係にあるように見せてるが、
やっぱグッと来るところ、なんかねぇ。

この辺は引きで見せつつナメで見せてるキャラをどかして、
そこから先輩が出てくるっていうトリッキーな見せ方もしてて、
今回の画面構成を最後に逆手に取るような感じになってて、
そういうところも楽しいところだったかなー。
先輩はOPで怒ってるところがちょっと印象的だったので、
先輩が怒るところをちょっと見てみたいな。



飛行機が飛んでるとこ見ると石原監督のアニメだねー、なんて思ってしまう。
これは海とか遠くに行くところを意識させるような意味合いでしょうけども、
監督のイメージにマッチしてるシーンなので、
あえてこういうのを入れてる意識に目が行く。
監督が入れてもらうようにしてるのかな。気になる。



凸守が部室のドアに激突する辺りとかこことか、
吹っ飛んでるところの動きが良い感じでびっくりしたなー。
なんかここだけ一際浮いてる感。



海。
勇太が頼まれて青い背景がオーバーラップしてくるけど、
青さっていうのは作品の雰囲気作りとして重要なポイントなので、
ここのオーバーラップの不気味さが凄く気になる。
魔法陣の青さ、前回のコンロの炎が作る青さ、
今回の学級裁判時に先生の背後にあった青い何かの絵、
そして空を不気味に見せる青のオーバーラップ。
この青という色が今後どう強調されるか気になるかな。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:三好一郎
作画監督:植野千世子

三好&植野回。
三好植野ペアってもう鉄板なコンビになってる感じ。
三好回はまた中二病で見られるのかなー?
中二病の今後のスタッフ予定とか原画陣見ると、
中二病の他にも何かやってるような布陣に見えるので、
そろそろ次回作も視野に入ってくるのかなーという感じ。
とりあえず、中二病が今後どう振れていくのか楽しみです。

アニメ雑記 11/7 を語る
2012.11.07 [Wed] 23:58

●サイコパス



不意に相手に向けた一言。
同僚間のやり取り、これまでの流れのストレスからくる発言だと思うけど、
そうしたセリフをピックアップせずに流していく、
というところが個人的に気になったかなー。
主人公のアップ等で表情の変化を細かく見せて相手の反応見せたりとか、
強調する手法、主人公の相手とのやり取りの戸惑いを見せることもできるのにそうしてないよな、と。
そういう意味で引っかかるシーンだったなぁ。
あえてそうしていないとしたら、それはどういう流れから見るべきなのかなーとか、
ちょっと意識させられるシーンで楽しかったかなと。

最近は花澤香菜が好きになってきたので、
あーキャリアウーマンな花澤さんいいわーとか思いながら見てるけど、
うーん、どうなんだろうな。

アニメ雑記 11/5 を語る
2012.11.05 [Mon] 23:24

●リトルバスターズ!





JCがkey原作の作品をアニメ化するってことで思うところはいっぱいあったけど、
OP見てもうやられたなーという感覚になって割りと楽しんで見れてます。
なんだかんだでkey原作アニメのDVDとか東映版、京アニ版ほとんど揃えてるので、
もう結構耐性でもできてるのかなという感じ。
他にもっと見たいアニメはいっぱいあったはずなんですが、なんなんでしょう。

やっぱりOPで一番やられたのは主人公の走りから、
カメラを引いて全員で走ってるところを見せるところでしょうか。
全員の姿を見せるやり方は色々あると思うんですが、
主人公の疾走感から始まる歩みをOP、EDともにテーマにしてる感じがするので、
ここの主人公を先頭に走るっていう部分と、
止まっていた5人だけの時間がこうして大きな景色に変わっていく、
っていうところがまたグッと来る。
それに主人公からのアップからの引いていって全員を見せる、
っていうその絵の大きさに痺れますね。

傘さしてる女の子がいたりしてそれでいいのかなと思うけど、
色々なキャラクターが一緒の事をしていることへの感動があるシーンでもあり。
こういう感動をもう少し味わいたいかな。



メインキャラクターは背景に影がついてる。
背景は板切れか何かの舞台装置的なものなのか云々。
京アニのOPでも似たような見せかたしてるけど、
ギャルゲー的キャラ紹介OPってこうかもなと思える。どうなんだろう。
サブキャラクターにはこうした背景は与えられず、
むしろ奥行きを与えられているので、
ギャルゲー的レイアウトに置かれるキャラクターっていうのは、
それだけ世界から飛び出す能力を持ってるってことなのかなー、
と改めてギャルゲー画面について考えてみたりとか。
まあどうでもいい話。



こういう情景にはグッときちゃうな。
ちょっと手のスナップ聞かせすぎな気もするけど、
こういう何かをつかもうと手を握る、
何かをつかみとろうとする意思の強い感じはグッときちゃうかな。



この辺は他作品意識し過ぎな気がするけど、
カメラの動きが心地良いので楽しんで見れる。



EDに入ってイントロに合わせてサブタイ見せるのもカッコイイ。
OPもEDも歌がキャッチーなので本編でダウンしても立ち直れるテンションの高さがあって、
テンションの切り替えが感じられるのが見終わった後に心地良いかな。
暗い終わり方をしてもまた気持ちを切り替えて見ることができる。
景色はいつもそのままに。星の輝きはそのままに。
この方向に向かうんだっていう歩みを意識させるOP、EDの構成が、
本編が今後向くであろう先を暗示してくれてると信じられるので見れるかな。
ミスリードなのかもしれないけど、この方向に行くっていう意思があるなら、
また見たいなと思うので。

しかし初恋限定。なんかが原作通りをやろうとしつつ、
原作からの意味合いから離れていったことを思うと、
その辺はやっぱぶれていくのかなーとちょっと心配になる。
その辺は原作やってないのでアレですが。


●さくら荘のペットな彼女



こういう小物に当たる影で作る情緒感に現れるような風景が光る作品だよなぁと。
直線でザクっと影をつけてみたりとか。



冨岡さんが総作監で入ってたけどこの辺は冨岡さんどのくらい見てるんだろう。
キミキスや青い花の冨岡さんカムバック。

ギャルゲー原作に原作通りっていうのを思うとやっぱりキミキスを思い出しちゃうけど、
あの作品はやっぱ好きなのでまたカサヰさん監督で何かやって欲しいなぁ。
冨岡さんの作監回もだけど、
あの時代にしか楽しめなかったものにするにはちょっと惜しい気もするので。
うーんでもどうなんでしょ。

ハチクロで「ハチミツ」が流れた時の疾走感や感動、新しさ。
あの気持ちよさをもう味わえないんだなと突きつけられたのが「あの花」だと自分は思ったりもしたので、
あれに代替する何かをまたJCにはやって欲しいかな。
まあどうでもいい話。


今期はアニメ溜めすぎで、
しかも週末は映画見に行かなきゃいかんと溜めたアニメ消化できずにいるもどかしさ。
今週はねらわれた学園、来週はエヴァ。楽しみが多くて良いですが、もう少し余裕を持ちたいかな。

中二病でも恋がしたい! 5話 を語る
2012.11.01 [Thu] 22:43



今回は人物ナメで見せて奥で芝居を見せる、
キャラクターの芝居の大きさを味わいつつ奥のキャラの動きを見るっていう、
カット内容の豊富さに目が行ったかな。



しかし丹生谷さんの目を一瞬見せたりとか、
作品のフォーマットを踏んでいて丁寧な話数だなぁと思いました。
先生に注意を受ける辺りとかアバンとAパートのケツが同じような内容で見せたりとか、
石原さんがやってる定点カメラ的なところも落としこんで使ってる辺り、
カット内容の充実さと合わせて今までの話数からパワーアップしたと感じられる、
豪華な回だったように思います。



木漏れ日が綺麗でグッときたなぁ。
氷菓の内海さんの回も木漏れ日が綺麗で目を引きましたが、
またそれを使ってきたなぁ、と。
背景で描かれている光と、実際にキャラクターに当たってる光が違うというのがミソかな。
森林に差し込む背景の霞んだ光の表現と、
キャラクターをクリアに切り取ってみせる木漏れ日の作り出す雰囲気が味わい深い。



奥の背景の光、ピン送りで変化する光の加減。
こうした奥行きの見せ方に光の見え方の変化を負荷してる点が面白いかなと。
カット内容もカメラを動かしてしゃべってるキャラを追いつつ、
他のキャラクターが画面に入ってくるとか内容も二転三転していて、
この話数で意識してるぽインチなんかが見えやすいカットだったかなぁ、とか。



アバンから強調される、
歪みの中心にいる中房の図 。
木漏れ日が綺麗だなとおもいきや、
中防の放つ雰囲気を強調する構図と色合いで転換がわかりやすくて楽しかったなぁ。



プール掃除。
可愛い女の子がポーズ決めて解説しちゃうサービス精神。
太陽をバックにハツラツとした少女の姿っていうのがまた気持ち良い。
遊びまくる芝居での髪の動かし方なんかも目を引くし、
止まってるところから水をかけられるまでを1カットでやって流れを切らずに見せたり、
場面場面がぶつ切りにならずに見れる感じがいいかなと。



しかし今回は果敢に攻めてくる構図が多いなと。



プール掃除の辺りは中心を光らせてるような印象が強くて目を引いたかな。
丹生谷さんや勇太のやりとりなんかを意識させるというか、
映してるカットを強調するように光を中心に置いてるのかな。
構図的な面白さ、手前で腕の芝居、肉感を見せるようなところなんかも京アニ的で楽しい。
丹生谷さんの水着姿っていうか後ろ姿もエロいし。

水かけ合戦も水の表現のウネルような楽しさと、
背を向けて水を防御するっていうリアル感がグッと来るなぁと。
最後の背動もインパクトがあってGOOD。
楽しい水着シーンでした。



勉強会。
銃を取り出して暴れだす辺りはちょっと今石さんっぽいかも。
銃身を強調するような構図含め、効果線の感じとか。
こういうところで手前から手を入れて、
手の大きさを見せるカットのインパクトとかがあって、
こういうの入れるのがやっぱ好きなのかなーとか思ったり。
いやはや、新鮮で楽しい限りです。

今回の内容が表情の変化だっただけに、
仮面でキャラクターのやり取りを代弁させる辺りはちょっと示唆的かもなとか。



休憩。
リビングをふっ飛ばして六花の部屋へいったためか、
改めて勇太がリビングに入り込んでいくのを強調するような構図で見せるのが印象的だった。
勉強会の前に勇太家のやりとりを見せられるけど、
勇太の家と六花の家の対比とかしてこういう構図を選んでるのかなと思ったり。
改めて六花の孤独に踏み込んでいく、
という点でも始まりのシーンになるので、
それを含め親切設計。



ここの炎の表現、いいですよね。
コンロをつけて色合いが変化するっていうアニメ的に珍しい光の演出を含め、
青い光が魔法陣の光を連想させるものだというのを踏まえると、
また違った味わいのするシーンじゃないかなーという感じというか。
勇太がカップを洗面台に置く辺りをサッと入れたりとか、
ああいうカップを真上から置くところを見せるっていうのをやりきってるところに目が行くし、
こううやって目を引かせてくれることが楽しいですね。
でもその後の六花との会話が後頭部の応酬になるのが如何にも京アニ的で、
そのギャップなんかもなんだかこそばゆく、見てて楽しいかな。

勇太が家に戻って六花姉とやり取りしてるところとか、
お玉をもつ芝居やポーズが新鮮で目を引いたなぁ。
アップを望遠気味に見せて部屋の大きさっていうかを見せてたりとか、
カットの内容の楽しさっていうのをまた印象づけてくれるシーンだったり。



中二ワールド。
今回は超重武器ではなく六花が思考を見ようと自身に入り込んでいく様子が新鮮で、
こういう自己陶酔的というか自分に何かを見出していくのが中二的だし、
世界に入り込んでいく六花の横顔や光の綺麗さがまたGOODで、
今までで一番好みな中二ワールドだったかもなーと。



ダークフレイムマスター。
勇太の豪快アクションがまた楽しい。
あごしゃくれすぎやでっていうか。
この辺は氷菓で折木の肉体に拘ってた演出作監の拘りが見えるような、
勇太の制服のシワやらポーズが感じられてそういうのを見るのが楽しかったかな。
豪快リアクションも福山ボイスもキマってましたし。



そしてOPと符合するようなこの構図。
この後に六花が見せる最後の表情が作品の転換点になることを意識させられる、
という点を踏まえて考えるとこの風景も示唆的だよな、と。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:内海絃子
作画監督:門脇未来

内海門脇コンビ。
氷菓で良いコンビだったなぁと思っていたけど、
この作品でも一際光っていて凄いなと。
氷菓では本筋に話を戻すような演出を担当していた印象でしたが、
今回は本筋というか作品のお約束を踏まえつつ、また一段上に登るような回だったかなぁと。
また内海回あるか楽しみです。
あとこのコンビの回がまたあるならぜひ勇太を脱がして欲しいな。
福山キャラは服を脱ぐキャラほど好きなキャラだったりするので(笑)

いやはや、しかし楽しい回でした。
以前は高雄堀口、山田堀口、北之原堀口、石立西屋etcと色々好みなコンビがありましたけど、
氷菓からここまで割りと固定コンビが続いてこなれてきた感がまたあるのかなという印象。
今の組み合わせで何処らへんまで見れるのかな?その辺また楽しみです。

この作品は近年のお約束というか、
早い話数で石立さんが原画か演出回で目立つことをやるっていう法則から外れた作品で、
ちょっと変化に乏しい感じかな〜なんて思っていましたけど、
内海さんがそれをやってくれて、これが見たかったんだ感があって楽しかったな。
これからの話数もまた新鮮なものが見れたらなと思います。


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ヘビーローテ中。
今年は阿知賀ED2といい、ZAQの曲には色々やられてる気がする。
やっぱキャラクターを回りこむように見せていく演出と合わせて好みな部分ってのがあるのかな。
歌詞の【理想も妄想も現実も】のところ聞くと、
【奇跡 神秘 真実 夢】とか【夢と希望と明日と正義】とか、
自分が好きなアニソンの歌詞が頭をかすめるので、こういう歌詞も好きなのかなという感。
これでOPが以前の演出のままだったらなー、とちょっと思わずにはいられないかな。
P R


(06年/7/31設置)

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