氷菓 22話(最終話) を語る
2012.09.18 [Tue] 23:54



というわけで最終回。
最後まで日付や時間を見せる辺りはやっぱミステリー意識なのかなという感じ。
エイプリルフール的な意味合いってなんかあったのかな。



今回はオヤジ祭りという感じ。
以前は京アニ作品のモブのオヤジとかって結構怖い感じだったけど、
最近はやっぱ丸みを感じさせるような印象が強いかな。
あと氷菓は祭り、文化祭がメインだっただけに、
こうやって巡り巡ってまた祭りっていうのが取り上げられるのには意識的になっちゃうかな。



こういうのをポンと挟むところがやっぱ京アニだよなぁという感。
紙が折れている感じっていうのを動かしながら見せたりしてて、
妙な力の入れ方をするところがやっぱそうかなと。
アニメスタイル的に言えば頑張ってる感じっていうのが出てるカット、と言えなくもないか。



こうやって出入りする辺りは武本さん的な感じ。
千反田の普段とは違った高貴な感じのする言葉遣いとか印象的でしたね。
千反田の服はセルで置いたりして、
存在感を見せていたのが個人的には良かったかな、と。



茶髪。
答えに詰まったところで折木がそっと力添えをするかと思いきや、
茶髪さんがその役を奪っていく。
折木が役を譲ろうとしているのも示唆的。
しかしやっぱり違う人間、茶髪は折木ではないということを強調してるのが嫌味臭く映らず、
折木とのやり取りが清々しく見えるかな、と。
本音が見え隠れするやり取りっていうのはそういう気持ちよさもあるのかなーと。
個人的に胸のうちに溜めて爆発するよりは、
こうやって風のように言葉を流すやり取りのが気持ちよいのかなという気がします。
そういう意味では言葉を溜め込むオヤジ達とのいい対比になってるのかな。



行列。
橋を渡る姿と水のイメージが氷菓が描き続けてきたイメージと重なって、
ちょっと気になる感じだったかな。
橋を通してのやり取り、水辺でのやりとりっていうのはけいおん!でもやってたので、
その辺はもうちょい考えてみたい感じ。

あと今回見てて武本さんってAIRを相当気になさってるのかなという気がする。
後半の演出はTV版、この辺は劇場版意識なのかな、とか。
動きをストロボ的にゆっくり見せている感じはやっぱ武本さんかなという感。



清涼感。
行列が入射光や画面のぼかしで不鮮明で強烈なイメージが強かっただけに、
こうして落ち着いた場所をフォーカスして見せて静まりを意識させられる感じが気持ち良いかな。



マジックで手になんか書くとくすぐったいよね、という。
折木のところで引いちゃうところが照れなのか、
男のニヤケなんか見せてもなという感じなのか、
せっかくやってるのにここで引くのかと、
その感じが個人的にはちょっと引っかかったかなぁ。

折木の話を聞いて茶髪の行動に思いを馳せる千反田だけど、
その感情の流れに、千反田の中の茶髪に反応しない折木っていうのがちょっと引っかかる。
それだけ嫉妬とかそういう部分を描く作品が多いっていうことなのかもしれないけど。
ある意味同意するような感じっていうのは、
それだけ折木と茶髪が近い、ということなのかもしれない。
珍しい行列っていうのが桜の下を通るだけでなく、
千反田えるがいる行列が桜の下を通る、ということを指している可能性もなきにしもあらずという気もするし。
珍しさというか魅力を主にどこにおくかっていう視点を意識させられる感じだったかなぁ。



自分のブログで一番よく例に上げるのがAIR 5話に成りつつある感じ。
それだけインパクトあったし、コメンタリーでも言及されていたので。
このシーンはカメラを回しながら背景がさも立体として存在するような背景の処理をしてて、
やっぱカメラを動かすことで世界の広がりを見せるっていうのをやりたかったのかなーと。
そんでやっぱこういうカメラの振り方をするっていうのは、
やっぱ過去に言及していたAIRの石原さんなのかなという気がしてくるんですよね。
そういう珍しさと京アニというスタジオの流れを意識させられる感じで、
ちょっと本編の内容とダブる気もするかな、みたいな。



ファイナルファンタジーっていうか。
氷菓は推理シーンでのイメージ映像なんかが割りと珍しかったですけど、
最後の千反田とのやり取りの中で折木の告白が折木の妄想として処理されるのを見ると、
これが作品が最後に見せるイメージというか幻想なのかと、
そういう仕掛け方がちょっとグッときたかな。

ただその想像の先の千反田の表情の変化は見えず。
しかし現実の風景の中で桜が舞う中で千反田は笑顔を折木に向け、
妄想の中では見られなかった千反田の表情に辿り着く。
折木の妄想と現実での風の吹き方は同じであるけど、
その意味合いは全く違う。
しかし風が吹くという予感を折木が察知した上での妄想ならば、
その先の笑顔も妄想の先に確かに存在し得たのかもしれない。
そういう狭間が感じられるのがある意味で心地良いとも思えるし、
それってどうなのかな、と思う部分でもあったり。
同ポジで見せる変化は、魂狩の武本回を思い出す感じでもあったかなーとか。
そういう有り様が印象的でした。

脚本:賀東招二
絵コンテ:武本康弘
演出:武本康弘 石立太一
作画監督:西屋太志

最終回はらきすた、日常同様に石立さんが入る格好に。
ピンクの光は石立空間的な感じがするけど、
後半の処理こそ締めなんだし監督がやらないと、
という気もするのでどういう流れでこうなったのか少し気になる感。
石立西屋コンビは今も健在だなーとまた思ってみたり。

というわけで氷菓完結。
11.5話とかも見たりしたいんで楽しみはまだありますが。
総括とか終わってみての感想はまた次週したいかな。
CMの話とか中二病の話しなんかもしたいし。
とりあえず監督以下スタッフの方々、お疲れ様でした。

アクセル・ワールド 23話 を語る
2012.09.15 [Sat] 22:43















ポーズが決まっていてカッコいい回だったなぁ。
月を背にするのは基本、というか。
提供絵からしてどう見ても山根さん見てるよなぁって思ってましたが、
今までで一番キマってるバトル回だったんじゃないかと思います。
阿部望さんの花火も楽しかったですが、
やっぱポーズが決まるとそれだけ絵になるし痺れますね。
剣構えてるところの胸と腕を強調するようなマッチョ臭さとか、
いやーこれが好きなんですよーって何回も言いたくなる感じというか。
しかし剣構えてから気づきましたが、
これシアンパイルのデザインってブレードブレイバーっぽい気が。
剣道だし。

片目が光るってありがちですが反撃に転じた時にこれほど効果的なものもないかなーとか。
以前のテイカーとのバトルでシアンパイルが必殺技をキメるところでせっかくアップになったのに、
眼が光らなくてあーわかってないなーと思ってたらこういうわかってる回が出てきたので、
アレが伏線だったのかとすら思えてきました。
というか両方池鼻さんが処理やられてる回なのか。

大張さんの構図をまた繰り返してるだけとも言えるけど、
やっぱりそれだけ完成されたものなのかなと思えます。
剣でテイカー倒してるところとか普通だったら奥にテイカーで手前にパイルの大写しなんですが、
ここだと展開上そういった過剰さを控えてる辺りが新鮮な感じがします。

今回はステージの中世っぽい街並みがどこか閉鎖的な雰囲気で気になったな。
月光で反射する窓の光が作り出す光と影の平面臭さと、
キャラクターの落とす影の作る空間というかが面白いかな、と。
ステージが限定されてるところを見ると背景の建物はまるで格ゲの背景だな、と。
そういう雰囲気を狙っての演出だったんかなと思ったり。

今回は剣士とか騎士とかそういうモチーフをキャラクターに掛けてたんで、
ガラパゴスな作品の中では雰囲気がまとまった、
シンプルなかっこ良さが一際光る回だったかな。

脚本:吉野弘幸
絵コンテ・演出:博史池畠
キャラクター作画監督:田畑嘉之
メカ作画監督:山根まさひろ 徳田大貴

キャラクターも能美の濃い表情付けとか良かったな。
アバンのチユの髪なんかも新鮮で楽しかったし甚振られてる辺りもエロい感じだったし。
しかしシリーズで田畑さんのエロス期待してたけどそこまで味わえなかったかな。

さて次回はシルバー・クロウ活躍でシリーズ終盤ですか。
最期まで楽しませていただけそうで楽しみです。

氷菓 21話 を語る
2012.09.11 [Tue] 23:34



バレンタインデー。
今回の話数は私の見たい氷菓っていう感じになっててグッときたな。
中学時代の伊原の姿がカッコよくて可愛くってグッときたな。
足元のショットだったりアップだったり、
これが中学時代の話だということに気づくのに時間をかける演出だったなと。
アップなんかでもまだわからなかった。
Aパートは引きの画を見せてからアップというのではなく、
人物が前にくるようなアップが印象的に使われていた感。

しかしアップでチョコレート噛む辺りの伊原はいいっすよねぇ。
男子っぽい感じもするけど頬ブラシやヘアピンが正に女の子のそれで、
見ててそのアグレッシブさにドキリとさせられてしまいます。
指をさす構図も嫌味臭くなくて可愛かったな。
チョコレートの包破る辺りとか結構冒険もしてるし、
噛み砕かれるチョコレートも楽しい砕け具合。



こういう身の削り方見ると武本作品かなっていうか。



やっぱアップで見せるところが印象的というか。
狭さを意識させる、ストレスを感じさせるような構図と、
それに合わせる芝居なのかなという感じが。
引きでチョコを蹴る虚しさよりも、
折木のストレスに寄ってる感じ。



店内でのやり取り。
見切れる伊原と存在感の大きい千反田。

店内でのやり取り、
伊原が千反田によっていく辺りの芝居とか、
そこから腹をかく折木に繋げてるのとか、
自然な芝居が続く面白さみたいなのはあったかなぁと。



千反田の髪の処理とか見ると、
やっぱ総作監が見てる量が多い回だったのかなという気も。
三日月というか髪の束を見せるのとかはハルヒの版権が印象に残ってるので、
西屋さんなのかなーと思えちゃうというか。



外を見る折木。
ここもアップからの引きだったなぁ、と。
この風景を見る折木っていうのはちょっと北之原回を思い出す感じ。
氷菓 18話 を語る
困っている千反田を前にいつものようにモノローグを挟むではなく、
いつも千反田の頼みごとに対してどうしてきたのか。
そういう風景を見ながらの問いかけを意識してしまうかな、というか。
まあどうでもいい話。
終わってみれば里志を意識しての、かもしれないし。両方か。



主観で手前から指を見せたりするのも武本さんっぽいよな、と。
沢木口先輩から千反田を隠すようにしたりとか、
手前と奥での重なりあいを意識させる構図が散見されて新鮮な感じ。
山田さんの回でもそういうのあったけど、
あれは距離感の潰すっていうのを意識させる望遠的な感じで、
こういうのとはまた違った印象。

話は違いますが以前他の作品で好きな方のコンテ回のコンテ見る機会があったんですけど、
監督にほぼ全修正されてるようなものになっていたので、
そういうのってやっぱあるんだなーと思ってちょっとした衝撃がありました。
なのであまりあの方の回が!とか言わない方が無難かなと最近思います。



フェードインで見せるっていうのは結構目立つ感が。
事件の真に迫っていくような転換点になるようなところで外からの構図とか、
これもちょっと北之原回で意識したんで、意識してるのかなと思って見てしまうな。

古典部員たちが椅子に座らずにやり取りしてるのを見ると切迫感が感じられていいかなと。
この前の階段のところなんかも折木が前に出すぎず、
しかしその場の重苦さを出すようにまくし立てるようなやり取りとか、
折木のストレスを感じさせるような感と焦りによる古典部としての一体感もあって、
そういう小さい集団ならではの事件検証と次へ向かう流れなんかが味わえて良かったな。



沈んでる千反田。
後半は割りと引きの絵が多くなっていつもの雰囲気に近い感じがしたかな。
私気になります!がこうなる、という。
そういう千反田を前にしてからの折木のストレス、
っていうのを言葉遣いから芝居から、
そういうもので意識付けしてくれていて、
折木の感情の流れが普段とは一味違った回になっててGOODでしたねぇ。



バラバラチョコレート事件。
窓の外のみぞれの処理は今までアニメ見てきてた中で一番それっぽい気が。
こういう処理に心躍るというか。



この辺で千反田と伊原の店内でのやりとりを思い出す構図。
共通してるのは伊原の緊張、里志の躊躇いと相手に対してどう心を縛られているか、
っていうところになるのかな。
ここは折木と里志の会話としてはイマジナリーライン超えてくるような感じにもあるので、
ちょっとした違和感を持つシーンにもなっていて気になる感じ。
そのまま切り返しで見せているので意味は無いのかもしれないけど、
初撃での驚き、みたいなのはあるのかな、と。
やっぱ視聴者を驚かしてなんぼ、みたいな感じなんかなぁ。



チョコレートの苦さは青春の苦さか。
氷菓、アイスクリームが叫びだったように、
甘いものの裏の苦さっていうのを見せるには、
やっぱ格好のネタなのかなという感。

脚本:西岡麻衣子
絵コンテ・演出:内海絃子
作画監督:門脇未来

内海回。
やっぱ全体を意識しての回っていう風に仕上げてきてる感。
腕時計で日にち見せたりとか、ああいう部分への意識っていうか。
今までも使ってたジャンプショットなんかも交えつつだったり。
うーん、氷菓の内海回はちょっとミステリアスな気が、というかいつもか。

次回で最終回ですか。
最後は美しくまとまる最終回だといいなぁ。楽しみです。

境界線上のホライゾンU 10話 を語る
2012.09.10 [Mon] 21:07



いやーカッコイイ回でしたね。
何話だったかのイギリス勢との戦いもマルゴットとスイマー戦諸々カッコイイとこありましたけど、
今回はいろいろな要素の繋がりが見えてきて、
そういうのがGOODだったなぁ、と。

艦隊戦で武蔵が無人艦の爆発に巻き込まれてる辺りとか、
真正面、敵側の視点があるポイントから火だるまになってる武蔵を見せ続けることで、
武蔵が危機敵状況であることを意識させ続け、
かつ炎から抜け出てくるところのかっこ良さなんかも見れてグッと来る感じ。
ここで一旦抜けるようなイメージを見せないところがいいのかな、と。
武蔵内部の畑、空を破壊することで武蔵の平和な部分を壊しつつも、
そのイメージを次に繋げてたりとか、入り込んだところが見やすくて味があるいい回だなぁ、と。



シェイクスピアの表情。
この辺は使い回しとかしながら場面場面で処理を変えてて、
そういうのを見るのが面白いかな。
シリーズで見るとシェイクスピアとネシンバラのやり取りが頭にくる回が結構あるので、
シェイクスピアはシリーズを繋げていくヒロイン役だったなのかなぁ、と。
傷有りさんと点蔵との関係は流動的だったし、
やり取りで交流を深めていくようなシーンだったので、
最初から亀裂があったシェイクスピアとはまた違う役という感じでしたし。

物語の始まりを告げる役というか、
何話だったかのイギリス戦で「諸君」と呼びかけてるけど、
あれはネシンバラに向かって言うには不自然で、
でも前後のやり取りから他の連中に呼びかけるにも不自然、というかたちになっていて、
自然と視聴者に呼びかけるような形を取っているように思える。
それが最後の笑顔のセリフにも掛かってるようで、
そういう風に思える構造っていうかが面白いかなと。

あと使い回しを躊躇わないっていうのは結構挑戦的な気も。
蜻蛉切りなんかも1期最終回のものから枚数抜いて使ってるようなのとか、
マイナーチェンジしてるマルゴットの変身とかもあったりとか、
部分部分でお約束になるような形を取られてるような感じ。
それがカッコよく見えるのが凄いな、と。





道真が顕現してる辺りは見てて凄く驚いたしカッコ良かったなぁ。
物語は柔軟なんだっていうネシンバラのセリフを体現している神だと思うし、
学問の神が雷神だという繋がりを見せられるのがまた痺れる瞬間だよなぁ、と。

そしてここの処理がまたカッコイイ。
雷の発光の中でで少しづつ姿を見せていくっていうのもいいけど、
姿をはっきり見せない、色合いが徐々に作られていくような感じというか、
雷の光の照り返しで体が反射している様子っていうか、
登場シーンがまた意外性に溢れていてGOODだったなぁ。
いやーこういうのいいですよねぇ。素晴らしい。

エフェクト見ると1期4話で鹿角と武神がぶつかり合ってる感じに似てたけど、
この辺は鈴木さんががっつり見てる感じだったのかな。
鈴木さんの単独作監回はもっと見てみたかったな。





今期はマウスとか契約神との絡みが薄くて、
説明が多かった1期に比べるとその雰囲気はどうかなと思ったけど、
今回見てて姉の活躍だったり正純のマウスだったり、
道真だったり銀鎖だったりとそれぞれ固有のマウスや神との繋がりを見せていて、
久しぶりにそういうのを楽しめる回だったかなと。
黒い浅間さんとかのリアクション見るのとか楽しかったデス!って感じ。



何してるのかよくわからないけど、おーなるほどーと思わせられるシーン。
魔女さんたちがランプを持って誘導してるのはわかるけど、
具体的にどうしてるの?って思うとよくわからない。
でも敵側の疑問に対してあまり疑問も感じない。
こうなってるから、っていうのを見せられて何となくわかっちゃうから。
自分なんかはやっぱマルゴットの活躍を見てるだけで楽しいので、
それで納得してる感じっていうのもあるのかもしれけど。
1話のソードブレイカーの下りもそうだけど、
そういうものなんだろうで済ますところの処理がそういう風にちゃんとなってる、
っていうことなのかなーと。
実際どうだろうって感じだけど。



結局シェイクスピアは二重人格だったっていうことなのかな。
失われた人格とネシンバラを演じているうちに自分を見失ってしまって感じか。
こういうのもありがちな展開なのである意味そこを考えさせるように見せる、
っていうのも手の一つということなのかなーみたいな。

光の粒子の見せ方とか1期12話見ているようでグッときたけど、
トレスエスパニア勢のトラップも粒子によるジャグだったのを思い返すと、
ちょっと勿体無い気もするかなー。



双子、2つっていうのが今回のテーマなのかな。
敵さんが国で2つ持ってる武器も対になってるようなイメージだし。
イギリスだと右手と左手の手甲とか。
締めの構図が立ちふさがる敵とその奥の2つの月っていうのが、
敵の先にいる2人の女性を意識させられる感じで、
物語もいよいよクライマックスに向かってるきてるんだなとワクワクさせられる。
残りの話数も期待してます。

絵コンテ:渡邉哲也
作画監督:吉井弘幸 しんぼたくろう
作画監督補佐:小倉典子 寺尾憲治 山下英美 吉田雄一
アクション作画監督:鈴木勘太

いやはや、前期10話といい渡邉コンテ鈴木作監ある回はキメる回になってていいっすねぇ。
毎回いい回見せてくださっててグッときます。
3期、4期と続くようならまたぜひ楽しませて頂きたいところです。




あとOP見てて気づいたんだけど、
青空に包まれる姿を意識させるキャラってやっぱ主役2人なんですね。
この作品の空のビジュアルは好みなので、
そういう雰囲気を持続させてるのがこの2人なのかなーと思うとグッと来るというか。
今回はそんなに登場してませんでしたが、
やっぱこの2人がいてこその作品なんだなよな、
っていうのをOP見てて思ったので、とりあえずメモ。

氷菓 20話 を語る
2012.09.04 [Tue] 22:50



足指いじり。
手いじりとかで反応を見せるようなシーンって結構ある気がするけど、
足の指を見せるっていうのはあんま無い気がしたので新鮮だったな。



千反田の晴れ着。
なんか挨拶も着物の話も新鮮な感じだったなぁ。
千反田がタクシーから降りる辺りなんか見ると、
折木も一見して千反田を認識できないのがそこはかとないリアル感、なんですかねぇ。
十文字さんの巫女さん姿もそうだけど、
細かくカット割ってその中で印象的な動き入れて魅力を引き立ててるのか、
こういう煽り方はやっぱグッと来る部分がありますね。
千反田のうなじいいよー、みたいな。



アニメで久々に男の武将を見た気が。
この辺はちょっと浮いた感じだったな。
今回は堀口さんや多田さんが原画入ってましたね。



この辺はちょっと目を引かれたな。
千反田の手を出す方向に神社があるけど、
それを折木の主観に合わせてみせていくのがダイナミックな印象として残る感じ。
今まで手ブレとかで主観見せたりしてたけど、
こうやって目線を追う描写で世界の大きさを見せる処理っていうのは、
あんまりなかったような気もしたので。
それに単純にカットを割らずに1枚背景が作る、
大判の絵の強さっていうのを感じられる気がするなと。
やっぱただカメラをスライドさせるだけじゃなくてアクティブに動いてる部分がいいのかな。
最初は止めて見せてるのかと思いや、という意外感もあって新鮮でした。

最近『なのは2nd』で大判の背景1枚で空間全体を見せるパノラマのようなカットがあって、
こういうのってただ絵をスライドさせるだけでこんなダイナミックな感じになるんだな、
っていうのを久々に体感できたので、
似たような?処理というかにはちょっと目を引かれてしまうかな、と。

確か少女革命ウテナのカツヨ回、7話だったかのウテナが必殺の一撃を出す直前とか、
ああいう感じの処理っていうのをまた味わいたいかなという気分になってるというか。
気づいてないだけで結構あるのかもしれないけど。



十文字さんが好みすぎて。
氷菓の女性陣はみんな可愛いですね。
伊原のジト目を見ると武本作品だなーというのと、
折木視点っていうのをまた意識させられるキャラだなーと感じます。
大体上から見下ろす視点でジト目?っていうのが強調されてる気がするので。
伊原とのいがみ合いの中で伝わる呼吸が個人的には楽な感じにうつる。



折木の唸り?
2人の会話とは別の位置にある折木、爪弾きにされた感じ、なのかな。
京アニでこういう構図見るといつも幻視球さんの記事思い出す。
http://d-miura.info/2007/04/rakisuta1.php
似たようなあり方でも同じ意味合いじゃない、という。
リンク先は移転されたためかキャプも載ってないので、
この辺のことかな、と思って見ると面白いんじゃないかなと思います。
もう5年?近く前の記事ですけど、やっぱ印象的な記事っていうは記憶に残るものですね。
特に自分じゃ到達できないものを見せつけられると特に。
しかし月日が経つのは早いな。



イマジナリーラインを超えて折木が2人に入る 、という流れ。
あとメインキャラのやり取りを見る第三者の視点とか。
アルバイト中だというのを念頭に入れたりだとかしてると、
こういうのにも想像力が働いてしまうよな、と。



リップで色気出すのとか。
今回やたら2人の距離が近いので、
一体空白の期間に何があったのかと問いたくなります。
今回はやっぱ全体的にエロかったな。



真上からとか。
構図とかも結構色々試みてる感じ。
やっぱ若手の方が色々やるのを見てるのが楽しいかな。
しかしうちの環境だと画面が真っ暗になって、
コントラストとかいじらないと見れない箇所とかもあったので、
暗さっていうのが時々煙たがれるのはそういう個々の環境のせいなのかなとか。
それでまた新しいものを買ってっていうのが難しいのでうーん、と。
昔AIRのコメンタリーでそういう感じのことを言われていたのを思い出してこんな話。



なんというか今回は話とか全く気にせずに見てしまった感。
あー千反田とか十文字とか伊原とか可愛いな、と思ってたら終わっていた感。
あきましておめでとうとか、里志の冗談で終わるような微妙な幕切れとか。
このエピソードの落とし所っていうのが自分には見えづらく、
実際画面も暗くてよく見ずっていうところもあったので、
ちょっと不鮮明な感じがしてもやもやするかなーと。
まあでも2クールもある作品ならこういう回があった方が自然な気も。
いつも何かしらの意味に縛られるのも窮屈な気もしますし。
『日常』なんかはそれを意識しすぎてる感もあった気がするので。

千反田のリアクションとか折木の破壊活動のイメージ映像とか、
可愛かったり可笑しかったり場面場面は楽しかったんだけどな、みたいな。
次回は伊原の回っぽいけどどうなるやら。

脚本:江上美幸
絵コンテ・演出:太田里香
作画監督:鴨居知世

太田さんの回を見たのは初めてかな。
コミックについてくる回が初演出回でしたか。
USTじゃ画質悪すぎて見る気にもなれなかったので、
どういう回なのか見るのが楽しみです。
P R


(06年/7/31設置)

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