映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me- を語る
2018.01.07 [Sun] 06:35

見てきました。
1期視聴2期未見でしたが楽しく見ることができました。
なぜ今になって今作の劇場化なのかなと不思議でしたが、
中二病に始まり中二病でまとめるような考え方なんでしょうかね。
話題になってる聖地巡礼の場所なんかをロードムービー的なまとめ方をしているので。
そういう意味では『ヴァイオネットエヴァーガーデン』は新しい位置づけの作品なのかな、とか。
以下ネタバレ感想。


最初の写真撮れるコーナー、くみん先輩だけ表情に影がかかっていて、
妙に気になる配置になっているのが気になった。
魔法陣の中心付近にいたりとか。
こたつを置いた時の配置の問題なのでしょうが、妙に気にかかるところだったなと。

本編始まってOP。
六花がキャリーバッグをもって旅に出ていく様子を描いてますが、
棺桶を持っているイメージがドラクエ的なのと、
最後の虹の彼方へと歩んでいるところを曲が終わっても長めに描いて、
意図的にフックにしているのが気になりましたが、
「大地の果て」に辿り着いた時にその意図がわかる仕掛けだったのかな。

今作は過去の京アニ作品の聖地を回っていくのが楽しみの一つですが、
1期で監督が望月さん意識されてるのかなー、と同じような感覚で、
高雄統子さん意識されてるのかなーと印象がしたかな。
まあ全体的に色んなものが引用されている印象ですが。

特に顕著なのがハルヒ消失で使われていた喫茶店での描写。
意図的に高雄パートで使ったところをチョイスしているのと、
電車の描写をなどを使ってシーンを想起させるようなイメージがあったこと。
それに石原作品でつきものの蝶の描写が今回は蛹から始まりますが、
蛹を移動させる描写っていうのがハルヒ消失の中でも描かれていて、
それが恐らく高雄パートの頭のシーン辺りだと思うので、
考え方を示すシーンでイメージの引用があるのは、
つまりは旧作のイメージの引用があるのかなと思えたかな。
あとお姉ちゃんがパンケーキを食べますが、あれは『境界の彼方』の武本さんっぽい。
境界の彼方 10話 を語る

気になったのは車とか飛行機とかが作画だったりとかかなぁ。
一部車の描写がワカメ影を京アニ的解釈をしたような濃さがある陰影のつけ方だったりとか、
なぜ飛行機を今になって作画にしたんだろうとか。
冒頭で勉強を教わっている辺りから序盤は手の描写なんかが結構気になったかな。
意図的かはわからないですが、ちょっと手を大きめに描いてる感が目を引かれます。
手を開く描写なんかは山田演出的な感じでパターン化されている印象でしたが、
手を使った大げさな芝居、ポーズも多々あるので楽しいシーンが多かった印象。
またバスで座席を倒して顔を近づけさせやすくするだとか、
ちょっと忘れましたが、新鮮に映る細かな描写もところどころにあったかな。
顔にしばらくアザが付きっぱなし、痕が付きっぱなしとかっていうのを、
ギャグとリアリティの両方の側面から攻めてるところもコメディ感ありましたし、
ステーキを食べる凸守たちのシーンやバスを待つシーンの六花など、
可愛さが目立ってるシーンもあって誰のパートか気になった。

あと衣装替えの多い作品ですが靴がおしゃれに見えたのが新鮮だったかも。
大体女子高生って制服姿でローファーや上履きになりやすいですが、
今回はブーツだったりとかその他もろもろで新鮮に見えたかな、と。

電車の描写なんかはも気になりましたが、
寝台特急に乗ったところの描写は特に気になったかな。
勇太が六花に向かって言った一言が、六花のアイディンティティを揺るがしているのとか。
中二病でなくなった六花を、果たして勇太は好きになってくれるだろうか、
という不安は当然のものだけども、その発想は自分の中になかったので新鮮だったな。
六花が1人でいってしまうのでOPの映像はここのイメージなのかもと思ったり。
青森についたところで勇太が虹のような縞模様のある扉の前にいたりしますが、
あれはOPの最後の虹の果てがここであることに触れられているようだったかな。
また六花の恋心を蛹に見立てるのも納得がいく描写であったように思えたかな。

あと大地の果てでのやり取りが大事だったのはCLANNAD的なところなのかな?とか。
CLANNADでは、高雄演出的には虚構と現実の一体化なんかが描かれていたわけですが、
あえて虚構描かず、中二病的な絵を入れずに中二病的な再会をする2人を見て、
中二病をある意味の逃げで使っていることを肯定しつつ、
でも現実を受け入れなければならない、という恥ずかしさがあるシーンで印象的だったかな。
ここで虚構の絵を入れれないのは中二病として逃げることができないからかな、と。
そういうシーンをあえて大地の果てで見せることに拘りを感じずにはいられなかったかな、と。
京アニ的なファンサービスなのと、石原さんの拘りが垣間見えたシーンかもなと。
船でのキスシーンは実に中二病らしい、
1期で繋がったところを想起させられる回り込みでグッときました。

とりあえずこんなところかな。
結構ポイントになるところが多くネタも多く、
京アニ好きな人ほど発見も多く面白い作品だと思います。
自分も2期見終わったらもう一度見に行こうかな。
とりあえず駆け足でしたがこんな感じで。
まだまだ取りこぼしが多いのでまた感想書きたいですね。

中二病でも恋がしたい! 12話 を語る
2012.12.24 [Mon] 22:08



うーん、なーんか納得いかない処理かなー、と。



結んでた髪を下ろすのってやっぱそれだけでグッと来る感じ。
元々髪で遊ぶのが魅力のキャラだったので、
こうやって引きで下ろした髪を意識させるような立ち上がり方なんかが魅力的だったな。
モリサマーさんのデカヘアピンみたいに、
ロボットのアンテナみたいな感じでついてる青いピンがまた良い感じ。
なんかしゃがんでるところ見ててキツネっぽいイメージがあったためか、
凸森ってkanonの真琴みたいなやつだったのかな、なんて思えたり。



最終話にしてアニメオリジナルのキャラ2人がなんか変わってて驚いちゃいますね。
先輩が邪王心眼の真似してるの見てると、
中二病なんて簡単に真似できてしまうんだなっていうところにちょっとした寂しさがある気が。
眼帯を触る辺りの芝居の雰囲気もそうですが、
声真似も違和感なくてちょっと驚き。



石立的俯瞰構図。
最終話にして石立回っていうのは驚いたな。
もっと別なことをされているのかなーとおもっていましたし。
最終話は石立回って感じになりつつあるような。
次回の山田監督の作品だとどうなるか。
山田さんのアニメはメチャメチャ文句言いながら、
最後には屈してる気がするのがなんだかな。



中二病でも恋がしたい! 8話 を語る
中二病に力を借りたっていうのは見えてたけど、
勇太の中二病を見てっていうのが逆に驚きだった。
1話で目立たせていた箇所を反復するような回想を入れてたりとかしてたけど、
もっとなぜ邪王心眼だったのか、なぜ部屋にあんなに色々アイテム集めちゃったのかとか、
六花の好みに肉薄していくであろう部分を勇太への目線で補われると、
六花の人格というか本当の気持は何処にあるのか、わからなくなってくる。
中二病でも恋がしたい! 1話 を語る



石立修正入ってるのかな。
いやーやっぱ京アニの星ですね、石立さんは。
海岸でのやり取りだとけいおん!4話なんかが凄く印象的だったのを思い出します。
けいおん! 4話 を語る
今回勇太が見せた不可視境界線が一瞬の光だったことと、
この出来事は2人の間でずっと残っていくんだろうなっていうのを思うと、
やっぱりけいおん!4話の石立さんかな、と思います。
そして4話の脚本は花田さんだったり。
けいおん!4話は自分の中で色々な疑いが出た話で思い出深いんで、
中二病はそこを終着点にして切られたような感覚が少しあるかな。
その点をけいおんは2期で振り切って、
映画でまた色々見せてくれたから山田さん好きなんだけど。
けいおん! 12話(最終回?) を語る
考えてみると、最終話でサブキャラが主人公の真似するところまで同じだな。



不可視境界線。
勇太がこれが不可視境界線だ、っと言ったものが不可視境界線ということなのかな、と。
六花自身がどうしたいのかっていうのを勇太が誘導しているようでそこに違和感があったな。
ただ勇太が言うこと、行動が六花の憧れだったことを思うと、
そこに従うのが六花の幸せなんだろうなと思えたり。
そしてここは、そうした勇太の言葉と六花のやりたいことがリンクした場所とも思える。
勇太が六花に中二病をやめさせることは幸福に繋がらなかったことを思えば。

人は一生中二病というのは良しとして、
ありもしない大恋愛を思い描いていたのは果たして誰だったのか、という疑問があったり。
大恋愛してるのを見せられているはわかるけど、
それを望んでいたのは誰だったのか、と。
それを考えると、やっぱ六花が勇太を落とすのに中二病を使っていた、
というオチでもあったのかなーと思ったり。
勇太が好みそうな銃とかを持っていたことを思うと、
勇太の好味を把握して近づいてきていたっていうのが前提にあるんじゃないかと思いますし。
中二病を患いながら恋愛と自分の中の問題の解決できる場所を探していたのが六花、
ということだったのかなぁ、とか。
六花の恋心に今まで触れてなかったのも、最後に明かされるギミックという感じなんだと思いますし。
この辺踏まえながらまた見られればいいのかなと思います。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:石立太一
作画監督:植野千世子

石立さんと植野さんっていうと、
CLANNAD2期とけいおん!2期辺りはメインで組んでいた気が。
うーん、あんま記憶にないのでまた見返そうかな。

今回は勇太が過去の自分宛の手紙読む場面でコインが出てからの一連がグッときた感じ。
懐かしがりながら、答えがもう出ていながら、
コイントスに運命を託すような戯言じみた遊びがやっぱ好みな部分かなーと。
まあコインが出てきたら何であれコイントスしなければ始まらない、
と見ながらウズウズしてたので、そこに応えてくれたなというのがあったなと。

しかしもうちょい捻った終わり方をするかと思ったけど、
人は一生中二病で終わったのはやっぱどこか物足りなさがあるかな。
特典映像などを見ながらもう少し考えたいかも。

そういえば記事のURL、
中二病1話が1986、この記事が2011になるはずなので、
1つ番号がずれてば自分の生まれ年に始まり今年の2012で終わって、
なんか区切りがいい!カッコイイ!って出来たのになーと思ったりとか。
そんな現在進行形中二病。

総括としては各話感想で言いたいことは大体言った気がするのでまあいいかな、と。
京アニ原作っていう部分と原作改変をもう少し考えながら見れたら良かったなー。
その辺はたまこまーけっと見ながらまた考えればいいかなと思ってますがまずやらなそう。



このバトンからしてエロすぎてヤバイ。
楽しみだけど、またイライラしながら見そうな予感。
来年の京アニの動きがまた楽しみです。

中二病でも恋がしたい! 11話 を語る
2012.12.16 [Sun] 21:38





灰色の世界。
前回の引きから考えて中二病から卒業した六花の心象のようにも映るけど、
見終わってみるとむしろ姉の心象だったんじゃないかと思えるシーンでもあったのかな、と。



登校中の2人は新しい関係を、やりとりを築こうとしていて、
今までと変わらない日常がまだあると安心できるシーン。

今回気になったのは電車とか自動車なんかの扱い方。
姉ちゃんのところでは普段3Dやってる車を手描きで描いたり、
電車が走っているだけの長回しなんかを入れたり、
くみん先輩が車から声をかけてきたりと交通手段になるものをやたら見せるような、と。



図書館。
温かみを感じられる日の入り方が印象的でホッとさせれるような。
手前の黄色の花の存在感がまたインパクトあって何を見せられるんだろうと思ってしまう。
これが恋人同士の2人だったらまた絵になるシーンでもあったのかもしれないけど、
2人は似たもの同士での、六花の変化を受けてのシーンっていう引っ掛かり。

図書館での本の整理っていうのが物語の整理、
閉まってるってのを考えるともう終わりに向かうようなイメージもあり。
ただモリサマーさんの言葉で笑顔だった勇太はまた考えてしまう。
そして良い方向に向かっていたと思っていたら、
次のシーンで凸森の悲痛な叫びでまた雰囲気が一転する。



凸森を慰めるモリサマーさんの図。
勇太の笑顔などに比べるとモリサマーさんの笑顔は心から相手を迎える用意がある、
慈愛心が感じられるようなニュアンスになっていてグッときたかな。

この一連、最後の足の引きまでに何回か切り返しで見せたり、
凸森がどこに逃げようとしても捕まえて放さないようにしてるモリサマーさんがいるんですよね。
引きのシーンで勇太が誰も繋ぎ止めず、
凸森だけでなく六花も繋ぎ止めずにいることを考えると、
そういう勇太との対比としてのモリサマーさん、
っていうシリーズでの位置づけが発揮されてるシーンかもなーと思ったり。
またモリサマーさんの中二病との折り合いの付け方が一つの道として示されていたり。
別に中二病をやめても凸森とは遊べてるわけですし。それはそれ、コレはコレ。



不可視境界線。
美しい風景も言い換えればそう、ただの車のヘッドライトの光。
キャラクターが見る風景の話っていうのは何度か触れてますけど、
涼宮ハルヒの溜息 W を語る
今回みたいに六花が冷めた目線で世界を見るのは、
中二病をやめることとはまた違う寂しさが感じられて、
そこが焦点になってくるような気がしたかな。

まるで〜みたいだ、なんて言葉があるように、
美しい風景をファンタジーの世界のように捉えることもできるのが人間の感受性ってやつで。
そうしたファンタジーが現実を見つめた先にあることが感動ととしてあるわけで、
その延長として不可視境界線の存在を見つめてもいいのかな、という気がしますし。
宗教みたいなものでしょうか。
中二病的なことをやめても、可能性を見つめるロマンを捨てるのはまた違う話なのではないかというか。



電車が通り過ぎる長回し。
長考して時間が立つのを待ってから六花に振り返す
そういう間が六花を遠くへと追いやっていくという、
勇太の気持ちとの離れ方が印象的なシーンだったように思います。

六花の荷物と勇太が片付けた荷物が重なるように、
勇太が六花を捨てたように見せるようなところなんかもちょっと引っかかる感じ。
小指も片付けられるものとして、別れのやり取りと見えるシーンでもあり印象的だったな。



凸森の泣き顔は久々に見る京アニ泣きだったような。



そんなもんないんだよ!
勇太が泣いちゃうっていうのは個人的には結構グッと来る感じだったかな。

図書館のシーンで世界には本があり、
また物語があるように連想させられるような部分を作りながら、
そういう物語に一切触れないところなんかを見るとある意味まどか☆マギカ的な作品かもな、と。
まどマギも魔女という存在を童話の中で登場するキャラクターとして捉える場面が一切無く、
ただのモンスターの言い直し、魔法少女の成長した姿という説明以外の背景がなかったし。
この作品も中二病を誘発させるようなトリガー、物語がどのようなものだったのか、
っていうイメージに触れられないところがやっぱり引っかかるところですし。
中二病でも恋がしたい! 1話 を語る

個人の中の幻想、物語、あるいは夢をどう捉えていくのか。
言うなれば希望というものは何なのか。
不可視境界線がある、という希望はどのようなかたちで定着させられるものなのか、
っていうのはつまりはそういうことなのではないかと思うので。
中二病をやめること、現実を見ることは大いに結構だけども、
持ち続けていいものは、物語は存在するんじゃないかという、
そういう作品になっていくのかなーと。

六花が片付けた方がいいものとそうじゃないものの違いがわからないと言っていたけど、
それは心象のあり方も同様だったのかもなー、と。

というのはまあどうでもいい話ですが、
最終的にどう決着させるのかっていうのがやっぱり最大の見せ場になると思うので、
どう落とすのか楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ:小川太一
演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代

若手で演出作監に入った方々の気合の入った回になってて驚かされました。
小川さんは氷菓でコンテ演出デビューして話が以前から一転するような、
キャラの見せ方が今までと一味違っていた回を担当されていたので、
今回みたいな回を担当されるのは納得かなー、みたいな。
氷菓 12話 を語る
氷菓 19話 を語る
河浪さんは逆に1話の演出なんかもされてたので、
作品の基盤を作ってきてる方だったりもするのでそういう方々の合流があっての仕上がり、だったのかな。
こういう語り方はしてはいけない気がするけども。

六花の問題がどう解決されていくのかっていうのが気になるところだけど、
一応恋愛モノなタイトルなのでその辺の落とし所も気にしていきたいというかそっちが本命か。
とりあえずまた次回を楽しみ待ちたいところです。

中二病でも恋がしたい! 10話 を語る
2012.12.09 [Sun] 23:05





恋、しちゃいました。
六花と勇太の対比の仕方が面白い冒頭だったかな。
六花が見つめる窓の外は月明かり気が綺麗で星が見え、
山もあり民家がある現実を見据えた中で語られる恋心。
対して勇太の見る外の景色は雲が浮かんでいたりとかなりの高所で、
同じ学校の敷地からでも見えているものが空に浮かんでいるような、
ある種幻想的な世界を見ているようなニュアンス。
中二病である六花が現実の中で恋を語っていく中で、
勇太はちょっと心が宙に浮かんでしまっている、
舞い上がってる様子なんかが見て取れるシーンなのかな、と思ったり。



シュバルツ〜(略)。
六花の持ってるアイテムのディテールが作り出すコントラストが強い感じだったかなと。
六花の持っている石だとか光モノの処理なんかもちょっと派手目だけど、
綺麗な処理にしようとしてて良かったかなと。



傘などのアイテムを大きく写しこみ画面に影を強めに落としてから、
このようにキャラクターを透過してくるような淡い処理が際立つ告白シーンへ。
雨の中歩くシーンは光や影を強調して輪郭を強調しながら見せていましたが、
境界線上の光を浴びる2人はとても淡い。
不可視境界線の光は輪郭を捉えることなく淡く光り続けている。
そうした曖昧な光を見つめる六花と、
そんな背景を持つ六花を見つめる勇太の雰囲気とか、
挿入歌合わせるようなに2人の立ち位置にグッと来る。



ライフで受ける!じゃないけど。
文化祭の出し物でハリセンで叩いてるやつとかあったけど、
ああいうのは武本さんチックな感じかなー、と。
こうして体で言葉受けるアグレッシブさというかガチャ突いた、
悪く言えば暴力的な感じというか。
やっぱ武本さんって結構暴力的なんですよね。
消失なんかはその辺が鼻についてほんと不愉快だったな。



六花を見る勇太。
反復されるのは六花が背にする光の雰囲気であったり。
六花を待ち受ける現実に勇太がどう対応するのか。



ズシッと重い現実。
冒頭見てて思ったのが現実を見ることができなかったのは勇太の方ではなかったのか、ということ。
六花自身は決して現実に背を向け続けているわけではなく、
その中で見える輪郭のはっきりしない光に魅せられているキャラクターのように今回受け取れたけど、
勇太は恋していく中で勇太自身が彼女を導いていくことを忘却してしまっている、
夢見がちなヒロインとのやり取りに酔ってしまっている感じっていうのが出ていたのかな、と。
だから突発的な重い現実に振り回されて行動に出てしまい、傷ついてしまう。
六花は逃げているのではなく、知らされていないキャラクターというのがミソなのかな。



そして光を背にしていた六花が光の前に。
ステージ上の彼女と客席の彼の関係が今後どう転がっていくのかまた楽しみです。

いやー、しかしほんと今作は望月智充さん意識しすぎてる感じなんじゃないのかなという気が。
OPの演出にしても、今回の選曲にしても。
こういうことされると過去の望月作品からの引用とか実はあるのかなー、
なんてこっちが逆に意識しちゃいますね。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:武本康弘
作画監督:内藤直

武本回。
今回は雰囲気を作る武本さんでグッと来る感じだったかな。
しかし内藤さんも単独作監かぁ。
最近は若手の方もどんどん作監になってきていますし、
制作ラインを増やしていくような感じになってくるんでしょうかね。
その辺の動きは注視したいところです。

中二病もいよいよクライマックスって感じなので、
最後まで楽しんでみたいです。

中二病でも恋がしたい! 9話 を語る
2012.12.01 [Sat] 22:55





モリサマーさんの仕掛ける文化祭ならぬ銀杏祭。
アバンのモリサマーさんは好みな感じだったなぁ。
アゴを上げて上から目線でものを言うモリサマーさんとか、
髪の乱れる姿とか、個人的に魅力的なモリサマーさんだったなぁ、と。
男子たちの反応と女子たちの反応で男女を分断することで、
勇太と六花を分断して見せる感じが今回の流れ的にはいいのかなと思ったり。
今回は男子たちがモリサマーさんの言葉に反応する辺りとか、
体の伸びを強調するような動きが新鮮でそういうのが細く楽しかったかな。





今回はあまり強調するような部分を意識させない画面って感じだったような。
引きで見せながらも雰囲気を味合わせると云うよりは、
カットを割って変化をつけてみせるっていう具合になってて、
京都ではあんま意識したことないような見せ方のように感じたけど、そうだったっけ。



しかし銀杏祭といいこのシーンといい、
なんか臭いそうなイメージ出してるよなぁ、と。
こいつはクセー!とか言わせたいんでしょうか、とか。



映り込みとか。
なんか情報を詰めてくるところがどういう意図なのかな、というか。
六花姉とのやり取りの中で透けて見える嘘があるということなのかなと思ってみたりしたけど。
この辺は六花姉が説教かましてる辺りの腕の芝居の圧縮した感じの絵とか、
そういうところに目が行ったかなーと。



なんというか画面に入る、出るっていうところとか、
ジト目の使い方とか手前から手を出すような見せ方とか姉のベッドからの登場の仕方とか、
モリサマーさんが2人をくっつけようとあくせくしてる辺りのリアクションとか、
どこか武本さんチックなところを感じる演出でちょっと吃驚したな。
最後のアレも氷菓最終話的だよな、と思いましたし。
何か思うところがあったのかな。





変わったことをやっているというのはここが一番かな。
一見場面が変わることを日時計挟んで見せてるのかなーと思ったら、
日時計に座り込んでるっていう。
普通はまた違う場所に飛んだりだとか周辺でのやり取りを引きで見せたりするんだろうけど、
一旦何もない状態を見せて、
すかさず座り込んだ流れに持っていくっていうところが今までに見ない文脈で驚かされる。
日時計の影はあまり動いてるように見えないのに木の影は動いていない不思議。



神社でのアクションというかはポーズがキマっててかっこ良かったな。
凸守のポーズとか特に。
中二ワールドが出現しなくて戸惑う六花とか、
六花にチョップする勇太とかああいうところも絵だったりカット割だったりで見せてて楽しかったな、と。



勇太がポケットに手を突っ込んで立ってるのとか、
なんかカッコつけた男の子象っていうのがどこか六花視点にあるようで新鮮に見えたな。
そして何よりこの手の対比が印象的でした。
以前の北之原回でも手が印象的に描かれてましたけど、
ディテールを意識させて男女を対比してみせるアイディアっていうのは新鮮だったかな。
男女の手の対比で印象的だったのはGOSICKとかかなぁ。
http://yaplog.jp/lucyman/archive/1831

この辺は青い光の街灯ととか、やっぱ青が大事なのかなーと思ったけど、
うーんそこまで意識しなくていいんだろか。



蝶といえば石原監督。
この辺は石原さんの注文でもあったかなーとか見てて思ったシーンだったり。
もっとアニメ的な嘘の付き方、背景の変化で見せたりする雰囲気の変化なんかもあると思うけど、
こうして実際にいるものがありえない動きをするっていうのもアニメだからできることだよなーとも。
こういう嘘の付き方を割りと京都は、石原さんは嫌ってるフシがあったけど、何かあったのかな。
現実をしっかり描くからこそ虚構が活きる云々が持論じゃなかったのかな、みたいな。



安全帯つけろと思わずツッコミを入れてたら案の定な展開だった。




3Dの回りこみとかぶっちゃけ微妙なのよなーと思ったけど、
この辺は影で黒く塗りつぶして雰囲気を作りつつ、
3D的な安っぽさを感じないショットになってて印象的でした。
集中線も効果的ですよね。



いつもやっていることの再現。
勇太の部屋に行くときはロープがあるけども、という。



こうして窓越しに見せる雰囲気が結構好きだったり。
モリサマーさんたちに入り込めない空間、
でもその雰囲気を見ることの出来る、
垣間見れるというところがちょっとワクワクさせられる。



そして回り込んで見せるレイアウトと。
この辺の回り込みはまたケレン味あって凄いインパクトでした。
日常でのカメラの引き方とか挑戦的だなと思ってましたが、
氷菓最終話的なアイディアの引用感も見せられてるような印象で新鮮だったな。

前回の終わり方もハルヒ消失後の世界っていうのを意識させる、
要は何に気づいたのかっていうのを意識させるような終わり方で、
ハルヒ消失を通した後の価値観を中二病で引用してるような感じでしたし、
やっぱそういうのは意識してるのかなーというか。
今後またどういう見せ方をしてくださるのか楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:丸木宣明

というわけで北之原回。
やっぱ最近の北之原回は楽しいなぁ。
今回もまた色々やってくださってて楽しい回でした。
次回作の北之原回も楽しみだなーと思ってたら最後にCMで新作発表されてて吹いた。



京アニショップのCMはこれ発表するための伏線だったのかと思えてきてしまうなー。
けいおん2期、映画と自分のための作品だったなーと見ながら思ってたけど、
まさかけいおん!で結構好みだったモブの子っぽい子がメインキャラとか、
山田さんはそんなに俺を喜ばせたいんですかーなんて思ってしまったり。
まあどうでもいい話。
石原さんは監督やるとコンテ回がめっきり減るので、
またバリバリローテ入って楽しませて欲しいかな。

中二病でも恋がしたい! 8話 を語る
2012.11.24 [Sat] 22:02





中二ワールド。
現実で受けた痛みは増幅され六花は吹き飛ばされ、
戻ろうとしていた家は破壊され消えていく。
六花の痛みをこのように表現して見せているのは、
それだけの痛みを抱えているんだというアピールと同時に、
中二病的な、自己中心的なナルシスティックな部分、
っていうのを掘り下げてもいるようで、
中二病である六花と悲しみに暮れる六花をイコールで繋ぐには少し無理があるように思う。
私はこんなに痛い思いをしているのに!
というメッセージを六花が発しているとは思えない。
六花はただ、失ったものを取り戻したいだけ。
それを中二病的な世界観で見せるのはミスリードなのかなという気がするけど、
六花が中二病的なかっこ良さの中に可能性を見出しているからこそ、
このような描写になっているのを考えると、
六花自身は中二病ではなく、中二病のもつ世界観の中に可能性を見出した、
ただの少女なのではないかと思えてくる。
六花は中二病ではなく、中二病の力を借りたい少女。
それが一番しっくりくるようなやり取りだったのではないかなと思った。





カエルちゃんと時間と駅と。
この流れで駅に行きましたと繋げるには個人的に無理があるように見えたかな。
影と光の切り取り方が京アニだと吉岡忍さんとか思い出す。
光が当たる駅のホームと線路の落差で光の当たる量を考えての構図だと思うけど、
なんかあまりにも綺麗にホームと線路を切り取るものだからちょっと違和感があるような。
しかし電車っていうのは思っていたより作品中では重要なポイントなのかな。
1話でもそうだし、6話とか今回も。
やっぱり逃避としての電車、とかになるのかねぇ。



目があった。
2人の距離感の縮まり方もはぐらかされるような中二病スタイル。
六花自身は無意識にやってるように見せてるのが気になる感じかなー。
最後に笑ってみせるからこそ、伝わるものがわかるシーンになってて、
そういう繋がり方がいいなと思えたシーンだったなと。

電車内で車体が揺れる度につり革動かすのはよくやるなと思ったけど、
窓に映り込んだつり革は動いてなかったしそもそもガタンゴトンと揺れてなかったね、
なんてツッコミはつまんなすぎるのでやめたい。

どうでもいいけど、
高校の時反対側で他校に進学した女子たちの会話を外を見る振りして見てたけど、
それに気づいた1人にさり気なく手を振られたのが妙に記憶に残っています。



鏡。
駅のホームでもそうだけど、
反射とか映り込み、光などで切り取るところを直線的にそのままやるから、
少し違和感のある構図になってるように思えた。





液晶が消える演出は最近よく見かけるようになってきたような。
なんかアニメ見ててTVに映り込んだ自分を見てウワーってなっちゃう感じを思い出すなー。
しかし勇太のメール文面、モリサマーさんに送ったものとは違っているので、
そこの意識の違いに目が行くような感じ。
姉ちゃんの憔悴したような表情とか髪に味があって良い画がきてるなーと思ったり。
姉ちゃんの描写は作品中で一番追いやすく演出されているような印象。

今回は鏡なんかを使った演出が目立ってて気になる感じ。
鏡はフルメタTSRのヤマカン回が傑作なんだけど、今後ああいうことができる方、
または別のものを提示してくれる方が出てくるか私、気になります。
鏡の関係 武本康弘さんと山本寛さんと を語る 



中二病でも恋がしたい! 5話 を語る
5話では勇太が六花を追いかける形で移動してきたけど、今度はその逆。
六花から見る勇太への視点を追いかけていくように後半シフトしていくので、
その導入とも思える反復と対比。



勇太のカッコイイポーズ。
前回モリサマーさんが水鉄砲構えるところ強調してたけど、
中二病でも恋がしたい! 7話 を語る
勇太のかっこ良さを追求する姿こそがあるべき姿という、
モリサマーさんとは違ったベクトルでの中二病の発露した姿っていうのを意識させれる感じ。
モリサマーさんは戦うかっこよさというよりは占いとか運命とか、
そういう女の子がハマりそうなものを深く追求してしまっただけという感じっぽいし。
だから水鉄砲の構えはダサく見えて正解みたいな対比の仕方なのかなというか。



個人的に8話で冴えてるなと思ったのはここ。
勇太がしゃがみ込むときにズボンの裾を上げてるのが凄いリアルだなーと。
女の子がスカートを押さえるように座るのと同じように、
男の子の芝居を見せようって感じが新しく見えて新鮮だった。
やっぱこういうのをやってこそ、ですよね。
ここはコンテからなのか作画からなのか気になるなー。



時計っていうのは時間経過の演出で度々京アニでも出てくるけど、
公園の時計がまたかっこ良さを出してて作品に寄ってていいなと思った。
やっぱりサブタイトルでエピソードをローマ数字で表してるからとかかな。



勇太を待つ六花。
スポットライト的な演出はこの話数で頻出するけど、
ここの六花の描き方は転換としてはいいバランスのところにあるのかなーと。
勇太を待つ時間を持て余す姿が、
電話の内容とリンクするように六花が勇太を意識して覚悟を決めているような、
そんな風に見える狭間があるようなミステリアスな感じが魅力的でいいなと。



勇太の匂い。
六花自身は自分の気持がよくわかってない、
モリサマーさんと昼寝先輩の間にいるような揺れ動きをしているという感じなのかな。
中二病は隠れ蓑でなくガチだけど、それ故に表現の仕方が、
自分の気持がわからなくなってる感じになってるのかなーみたいな。
電車の中でのやりとりのように理解している部分もあるけど、
まだ理解が進んでいない感情を持て余す感じっていうのがまた新鮮な感じ。
ただあまりにも六花に踏み込むような演出を取らないので、
なかなか心情を味わい辛い。
この辺はどういう意図なのかはまだ見えない感じ。



消失思い出す芝居だなぁ。
実に石原さんっぽい。
涼宮ハルヒの消失が恋愛を意識させない恋愛色の濃い話のように描かれていたけど、
自分自身はそこに違和感があったので、
この作品はそこをやってるのかなーという気がしないでもない。
恋愛色を強くするはずの作品なのに、恋愛色は決して高くない、みたいな。
人が人を求める描写っていうのが希薄だからかもしれないけど、
ここから急転直下になっていくのか、はたまた順調に恋していくのか気になるところです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:太田里香
作画監督:鴨居知世 西屋太志

太田回。
坂本さんが原画に入ってたけど、前回からの続きのシーンなんかやってたんだろか。
最後のベッドシーンなんかはやっぱ西屋さんが見てるのかな。
太田さんは堀口さんとやった氷菓の回とか気になるけど、まだ先っぽい。

中二病でも恋がしたい! 7話 を語る
2012.11.17 [Sat] 23:05



凸守。
夏の暑さの表現っていうのは色々あると思いますが、
キャラクターに普段より影を大きくかけることによって夏の日差しをより印象的にし、
さらにその影で+αな雰囲気を作ってる回だったかなーと。
アバンの凸守の辺りは構図的にも気持ち良いし、
次のアクションも遊んでて楽しい。
坂本演出回で夏の演出っていうと、
らきすたのハルヒCMとかけいおん!!の夏フェスなんか思い出すかな。



六花の後姿の陽炎。
凸守がハッタリをかました構図やアクションだったのに対し、
六花は陽炎を背負いながら旅行前に普段とは違う揺らぎを意識させる、
夏の暑さで見せるキャラクターごとの見せ方が楽しいアバンだったのかなと思います。
待ってる間は日陰で涼んでる3人と日向にたつ中二病患者2人という対比でもあり。



叩かれるリアリティ。
この後に車から降りるシーン、六花家にあるTVアンテナとは違うアンテナがついてる家、
と続いて細かいことやってますアピールなシーンになってるなと。
モリサマーさんにぶっ叩かれて回転するとかアニメ的な見せ方も気持ち良いシーンだったなと。



六花の心情は仲間たちから離れた位置にいたりだとかで最初見せられるけど、
おじいちゃん家での部屋の中での景色の見せ方も気になる。
外ののどかな雰囲気や六花の自室の対比などを踏まえると印象的な感じ。
いじってる無線機のディテールも細かくて思わず唸るけど、
もはやここまでやって当たり前って感じも。
しかしこのシーン、ある意味で田舎の何も無さを見せているシーンでもあるように思える。
じいちゃんが六花の様子を快く思っていないという点も、
田舎特有の空気が反映されているのかなという気がする。

あとここのシーン、姉ちゃんが六花に声をかけるところで蝉の声なんかもぼかして聴かせてて、
六花の部屋を通る音は全て姉ちゃんにはフィルター越しに聴いてるようなものになっているっぽい。
六花が無線機で何をやっているのかっていうのを、
姉ちゃんは何かのフィルターを通してみているのではないか、
と思えるような気がしないでも仕掛けかもな、とか。
まあそんなどうでもいい話。

窓の外を意識させる絵作りって京アニでもよくあるけど、
氷菓みたいに窓の外でキャラ動かしたりっていうのを除いて記憶に残ってるのが自分の書いたこの記事。
涼宮ハルヒの溜息 W を語る



こういうダサい構えを平然とやっちゃう辺りなんだかなーと思うけど、
ダサいことを真面目にやっちゃうのが京アニなんですよねー。



今回は画面手前でのアクションを印象づけるショットが多かったかなー。
夏の暑さとは違い、手前のキャラに影を落とすことで、
キャラの対比を明確に見せるような感じだったけど、
それが冒頭の夏の暑さのイメージとシンクロして、
焦燥感を募らせるシーンとなっていってるのがこの勇太のショットなのかなー、とか。
そうしてお参りの帰り道画面を横切っていく母娘の姿でまた切なく見えてくる影。
こういうレイヤーを分けてみせるような演出というか、
手前でキャラを横断させて奥面のメインキャラ見せるような構図って、
京アニ離れた高雄さんがよく使ってた構図ですけど、
CLANNADの高雄回とかやっぱ意識してるのかなーという感じ。
CLANNAD AFTER STORY 12話 を語る
ちゃんとした感想書いてなかったですが、DVD7巻特典の智代編のアイスの使い方だったかな?
とかそれっぽい気が。
CLANNADで思い出したけど、今回の花の使い方がCLANNADの坂本回っぽい感じだ。
CLANNAD AFTER STORY 6話 を語る



モリサマーさんのおっぱいいいなーなんて思ってたら姉ちゃんでこんな構図。
坂本さんってばボイン好き?
らき☆すた 20話 を語る
ハルヒのボインが当時気になったので。



今回勇太が六花を探してるシーンだったり逃避行してる辺りだったり、
道のりの距離感を圧縮した構図なんかが目を引いたな。
両方とも六花が元いた家に帰ろうとするところを見せるところに繋がるところだったので、
昼に行こうとしていたところを夜に反復して印象付けるのと、
遠い道のりもかけていける、そういう心情の若さを見せるような画面なのかなと思ったり。
カッチリやろうとしてない背景がまた印象的でしたし。
ああいう甘さを残した感じが、そういう風に思えてくる。



境界線上のなんとか、みたいな。



後半の六花の妄想か現実かわからないけど境界線を見つめる姿と、
現実に打ちのめされる姿がどちらもまた感情を綺麗に描写していてグッときたかな。
坂本さんらしい星の散りばめた夜空も印象的。
六花の戦いがどう実を結ぶのか、次回が楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:坂本一也
作画監督:高橋博行

坂本回。
やっぱ坂本回は毛色が違っていて新鮮というか妙な感覚に襲われますね。
今回は日に焼けたモリサマーさんや凸守がまた今までと違った芝居になっていて楽しかったな。
特にモリサマーさんは面倒見がいいところとか色々な表情をのぞかせてくれたので、
芝居と合わせてキャラクターの掘り下げがよく行われていて凄く良かったですね。
恋話に花を咲かそうと匂わしてる辺りも歳相応な感じで、
京アニ作品の中じゃ新鮮なキャラクターなのかもな、と。
六花たちを追いつつ、サブキャラがどう転がっていくのかも楽しみに待ちたいかな。

中二病でも恋がしたい! 6話 を語る
2012.11.10 [Sat] 22:23

OPの面白いところは六花と勇太が一緒にいるシーンが引きで強調されてて、
イチャイチャなんかをあまり見せないところかなぁ。
タイトルは恋がしたいっていう甘いところがあるけど、
実際に見せてるところは非常にストイック。
自転車で走ってる勇太は六花から遠ざかっているように見えるし、
六花は勇太から目をそらして別の所を見始めているように見える。
また画面分割で見せる2人の六花は画面から離れていく。
恋がしたいはずなのに、2人が近づきあう、求め合うようなシーンがない。
そういうところがグッと来るところなのかなーという気がします。
まあ画面分割ならではのミスリード、本当は2人が近づいてるのをすれ違いのように見せてるとか、
そういうのはあるかもしれませんが。
思い浮かぶ変化だとSEEDのOPでのアスランとカガリみたいなもんかなとか。
しかし本当、これからどう転ぶんでしょう。



三好回。
前回の演出回は監督のコンテだったので見ててうーんって感じだったけど、
今回は三好さん自身がコンテ切ってる回だったためかそれっぽい画面が楽しめたかなと。
平面的な構図とナメで見せる奥行きの見せ方とか。
北之原回で見せた六花のスライディングを凸守にさせたりとか、
ケレン味のある動きを入れながら見せる美術室の空間づくりが楽しいというか。



何やってんだか。
美術室の中での構図は人ごみの中の一幕、
その中で平面的な構図や縦の動きで強調される主要キャラクターのやりとり、
キャラをナメて見せる人ごみの中という窮屈な中での秘密の共有、
というのがある意味生っぽくて楽しい部分だったように思います。
ただこの勇太の姿を見せる辺りなんかはそれに引っ張られすぎて、
逆に画面から浮いてしまっている、言わばギャルゲーレイアウトみたいな感じになってますが、
これも美術室内を見せるレイアウトを縛ったが故に生じた、
中二病的演出からの産物なのかなーとか思ったり。
まあそんなことは実際ないと思いますが、
美術室内の配置をあえて意識させない、画面の繋がりを意識させないところ見ると、
あえて浮かせることでそういう中二病的な意味合いを含ませてるのかなー、
なんて思ったりしてしまうかなと。



ポーズは背中が命!
今回は美術室で六花がダークフレイム!のポーズを決めてる辺りとか、
背中をカッコイイポーズで強調するようなところが目立っていたかなと。
他のキャラが表情見せながらの可愛さを強調してたのを思うと、
六花の本気でかっこ良さを追窮しているところ、
っていうのを背中に見出す演出家の意識なんかに目が行くかなーみたいな。

って出来る!の辺りに出てる煙とか、
日常で見たお風呂でのエフェクトっぽいなーとか、
そういうところも三好回だなーと思ったところだったかも。

何気に他の部活動してる人達が見れたり、
凸森のデフォルメされたリアクションだったり、
仕掛けが多いシーンでもあったかなーと。

しかしHPのイラストだけでなくCMで使われてるBGMとか、
妙なところでパロディに力入れてるなーという印象が。
本編がそういうパロディの応酬にならないように、
しかし現代的な中二病の姿っていうのを周辺で埋めていくような格好なのかな。
ちょっと面白い試みかも。



踏切のシーン一連は何かを狙ってるけどまだその何かを提示してくれないので掴めない。
しかし印象的な画面が続くので飽きないで見れて、
むしろグッときてしまいますね。
ここのカメラワークなんかにしてもそうで。
引きながら勇太たちにスポットが当たるのかと思いきや六花へとまた寄っていく。



踏切での中二ごっこ遊びかと思いきや、
今までも、この話数だとアバンで強調されていた携帯を持っているところが見せられる。
姉がつぶやいていたように、時がきたのを風がきたと言い直してるのかとも読めるけどうーん。
携帯のディテールを意識させてるところ見ると、やっぱりその辺の意図を見てしまいますね。

ラブレターっていうのがテーマになっている回だったので、
携帯で受け取るメッセージっていうのを意識させられる構図でもあり意味深。



けいおん!の時も路面電車?的なものを印象付けてたけど、
線路を追うような構図、奥行きを意識させるような構図って見た記憶がなかったので、
こうして線路上の架線柱を意識させるような構図の見せる情緒感が印象的でした。
ちょっと新海誠チックなところかも。
線路の先が空で切り取られるところとか、
線路上の行き先が空であるかのような幻想性があってグッと来る感じというか。



六花との手繋ぎなど綺麗なシーンが生えていてグッときたなぁ。
この一連も踏切があがるところの光や構図が印象的で良かったです。
京アニも他作品でよく踏切のシーン有りましたけど、
こうして改まって踏切を描くのも新鮮でしたし、
日の落ちるようなシーンから一転、
カメラ位置を変えての朝日を思いかべるような光がまた一連の流れを払拭する清涼感があり、
やっぱグッと来る感じだなぁと。
ただその流れで落し物強調してくるのが器用貧乏な気も。



学級裁判的な。
クラスメイトの反応拾ってる辺り細かい。
モリサマーさんが冷静でいられるのは、
クラス内で頂点にいるという優越感からくるものがあると考えていいんだろうなぁ。
一色の芝居なんかはどこか可愛らしさが残る感じだけど、
これは京アニの描く可愛い男子の延長だよなぁ、とか。
坊主にしたときの可愛らしさとか。

しかし一色の表情見せるところが神様ドォルズのOPみたいだなとか、
メガネキャラがなんかとらドラ!の北村みたいだなとか、
実は細かいところで仕掛けてる部分あるんだろうかと思ったり。
メガネの女の子走りのシルエットのデフォルメなんかも面白いタッチ。



凸守VSモリサマーさんはどれも違ったアクションしてて見てて楽しいな。
凸守は初登場回のアクションとはまた一味違ったものを毎回見せて貰えてて、
スタッフも遊べるキャラって感じになってるのだなーと思ったり。



モリサマーさん、後半はすれ違うような立ち位置、
ここみたいな背中合わせで見せるような立ち位置がカッコよくて目を引いたな。
実は一番カッコつけてるのはモリサマーさんなのかもしれない。

部室で目を合わせないようにしているけど、
勇太が目をつぶっているときは目をそらし、
勇太が目をそらしたら今度は目を瞑るっていうリアクションをしていて、
手前と奥で反対のリアクションさせてる辺りの意識というかが、
かっこ良さを求めるような一連のシーン上で栄えてる感じがするかな〜と。
こういうところで勇太とモリサマーさんが鏡の関係にあるように見せてるが、
やっぱグッと来るところ、なんかねぇ。

この辺は引きで見せつつナメで見せてるキャラをどかして、
そこから先輩が出てくるっていうトリッキーな見せ方もしてて、
今回の画面構成を最後に逆手に取るような感じになってて、
そういうところも楽しいところだったかなー。
先輩はOPで怒ってるところがちょっと印象的だったので、
先輩が怒るところをちょっと見てみたいな。



飛行機が飛んでるとこ見ると石原監督のアニメだねー、なんて思ってしまう。
これは海とか遠くに行くところを意識させるような意味合いでしょうけども、
監督のイメージにマッチしてるシーンなので、
あえてこういうのを入れてる意識に目が行く。
監督が入れてもらうようにしてるのかな。気になる。



凸守が部室のドアに激突する辺りとかこことか、
吹っ飛んでるところの動きが良い感じでびっくりしたなー。
なんかここだけ一際浮いてる感。



海。
勇太が頼まれて青い背景がオーバーラップしてくるけど、
青さっていうのは作品の雰囲気作りとして重要なポイントなので、
ここのオーバーラップの不気味さが凄く気になる。
魔法陣の青さ、前回のコンロの炎が作る青さ、
今回の学級裁判時に先生の背後にあった青い何かの絵、
そして空を不気味に見せる青のオーバーラップ。
この青という色が今後どう強調されるか気になるかな。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:三好一郎
作画監督:植野千世子

三好&植野回。
三好植野ペアってもう鉄板なコンビになってる感じ。
三好回はまた中二病で見られるのかなー?
中二病の今後のスタッフ予定とか原画陣見ると、
中二病の他にも何かやってるような布陣に見えるので、
そろそろ次回作も視野に入ってくるのかなーという感じ。
とりあえず、中二病が今後どう振れていくのか楽しみです。

中二病でも恋がしたい! 5話 を語る
2012.11.01 [Thu] 22:43



今回は人物ナメで見せて奥で芝居を見せる、
キャラクターの芝居の大きさを味わいつつ奥のキャラの動きを見るっていう、
カット内容の豊富さに目が行ったかな。



しかし丹生谷さんの目を一瞬見せたりとか、
作品のフォーマットを踏んでいて丁寧な話数だなぁと思いました。
先生に注意を受ける辺りとかアバンとAパートのケツが同じような内容で見せたりとか、
石原さんがやってる定点カメラ的なところも落としこんで使ってる辺り、
カット内容の充実さと合わせて今までの話数からパワーアップしたと感じられる、
豪華な回だったように思います。



木漏れ日が綺麗でグッときたなぁ。
氷菓の内海さんの回も木漏れ日が綺麗で目を引きましたが、
またそれを使ってきたなぁ、と。
背景で描かれている光と、実際にキャラクターに当たってる光が違うというのがミソかな。
森林に差し込む背景の霞んだ光の表現と、
キャラクターをクリアに切り取ってみせる木漏れ日の作り出す雰囲気が味わい深い。



奥の背景の光、ピン送りで変化する光の加減。
こうした奥行きの見せ方に光の見え方の変化を負荷してる点が面白いかなと。
カット内容もカメラを動かしてしゃべってるキャラを追いつつ、
他のキャラクターが画面に入ってくるとか内容も二転三転していて、
この話数で意識してるぽインチなんかが見えやすいカットだったかなぁ、とか。



アバンから強調される、
歪みの中心にいる中房の図 。
木漏れ日が綺麗だなとおもいきや、
中防の放つ雰囲気を強調する構図と色合いで転換がわかりやすくて楽しかったなぁ。



プール掃除。
可愛い女の子がポーズ決めて解説しちゃうサービス精神。
太陽をバックにハツラツとした少女の姿っていうのがまた気持ち良い。
遊びまくる芝居での髪の動かし方なんかも目を引くし、
止まってるところから水をかけられるまでを1カットでやって流れを切らずに見せたり、
場面場面がぶつ切りにならずに見れる感じがいいかなと。



しかし今回は果敢に攻めてくる構図が多いなと。



プール掃除の辺りは中心を光らせてるような印象が強くて目を引いたかな。
丹生谷さんや勇太のやりとりなんかを意識させるというか、
映してるカットを強調するように光を中心に置いてるのかな。
構図的な面白さ、手前で腕の芝居、肉感を見せるようなところなんかも京アニ的で楽しい。
丹生谷さんの水着姿っていうか後ろ姿もエロいし。

水かけ合戦も水の表現のウネルような楽しさと、
背を向けて水を防御するっていうリアル感がグッと来るなぁと。
最後の背動もインパクトがあってGOOD。
楽しい水着シーンでした。



勉強会。
銃を取り出して暴れだす辺りはちょっと今石さんっぽいかも。
銃身を強調するような構図含め、効果線の感じとか。
こういうところで手前から手を入れて、
手の大きさを見せるカットのインパクトとかがあって、
こういうの入れるのがやっぱ好きなのかなーとか思ったり。
いやはや、新鮮で楽しい限りです。

今回の内容が表情の変化だっただけに、
仮面でキャラクターのやり取りを代弁させる辺りはちょっと示唆的かもなとか。



休憩。
リビングをふっ飛ばして六花の部屋へいったためか、
改めて勇太がリビングに入り込んでいくのを強調するような構図で見せるのが印象的だった。
勉強会の前に勇太家のやりとりを見せられるけど、
勇太の家と六花の家の対比とかしてこういう構図を選んでるのかなと思ったり。
改めて六花の孤独に踏み込んでいく、
という点でも始まりのシーンになるので、
それを含め親切設計。



ここの炎の表現、いいですよね。
コンロをつけて色合いが変化するっていうアニメ的に珍しい光の演出を含め、
青い光が魔法陣の光を連想させるものだというのを踏まえると、
また違った味わいのするシーンじゃないかなーという感じというか。
勇太がカップを洗面台に置く辺りをサッと入れたりとか、
ああいうカップを真上から置くところを見せるっていうのをやりきってるところに目が行くし、
こううやって目を引かせてくれることが楽しいですね。
でもその後の六花との会話が後頭部の応酬になるのが如何にも京アニ的で、
そのギャップなんかもなんだかこそばゆく、見てて楽しいかな。

勇太が家に戻って六花姉とやり取りしてるところとか、
お玉をもつ芝居やポーズが新鮮で目を引いたなぁ。
アップを望遠気味に見せて部屋の大きさっていうかを見せてたりとか、
カットの内容の楽しさっていうのをまた印象づけてくれるシーンだったり。



中二ワールド。
今回は超重武器ではなく六花が思考を見ようと自身に入り込んでいく様子が新鮮で、
こういう自己陶酔的というか自分に何かを見出していくのが中二的だし、
世界に入り込んでいく六花の横顔や光の綺麗さがまたGOODで、
今までで一番好みな中二ワールドだったかもなーと。



ダークフレイムマスター。
勇太の豪快アクションがまた楽しい。
あごしゃくれすぎやでっていうか。
この辺は氷菓で折木の肉体に拘ってた演出作監の拘りが見えるような、
勇太の制服のシワやらポーズが感じられてそういうのを見るのが楽しかったかな。
豪快リアクションも福山ボイスもキマってましたし。



そしてOPと符合するようなこの構図。
この後に六花が見せる最後の表情が作品の転換点になることを意識させられる、
という点を踏まえて考えるとこの風景も示唆的だよな、と。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:内海絃子
作画監督:門脇未来

内海門脇コンビ。
氷菓で良いコンビだったなぁと思っていたけど、
この作品でも一際光っていて凄いなと。
氷菓では本筋に話を戻すような演出を担当していた印象でしたが、
今回は本筋というか作品のお約束を踏まえつつ、また一段上に登るような回だったかなぁと。
また内海回あるか楽しみです。
あとこのコンビの回がまたあるならぜひ勇太を脱がして欲しいな。
福山キャラは服を脱ぐキャラほど好きなキャラだったりするので(笑)

いやはや、しかし楽しい回でした。
以前は高雄堀口、山田堀口、北之原堀口、石立西屋etcと色々好みなコンビがありましたけど、
氷菓からここまで割りと固定コンビが続いてこなれてきた感がまたあるのかなという印象。
今の組み合わせで何処らへんまで見れるのかな?その辺また楽しみです。

この作品は近年のお約束というか、
早い話数で石立さんが原画か演出回で目立つことをやるっていう法則から外れた作品で、
ちょっと変化に乏しい感じかな〜なんて思っていましたけど、
内海さんがそれをやってくれて、これが見たかったんだ感があって楽しかったな。
これからの話数もまた新鮮なものが見れたらなと思います。


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ヘビーローテ中。
今年は阿知賀ED2といい、ZAQの曲には色々やられてる気がする。
やっぱキャラクターを回りこむように見せていく演出と合わせて好みな部分ってのがあるのかな。
歌詞の【理想も妄想も現実も】のところ聞くと、
【奇跡 神秘 真実 夢】とか【夢と希望と明日と正義】とか、
自分が好きなアニソンの歌詞が頭をかすめるので、こういう歌詞も好きなのかなという感。
これでOPが以前の演出のままだったらなー、とちょっと思わずにはいられないかな。

中二病でも恋がしたい! 4話 を語る
2012.10.28 [Sun] 22:40



なんか今回は天井を背にする主人公のアオリとか目についた感じ。

丹生谷さんの回。
あざとすぎて見てて凄く好きだったんで元中二病でしたオチが地味にショック。

OPも毒気が抜けててこれもまたショック。正直OP変わったのがダメージ大きい。
特に最初のほうで六花を回り込みと日常風景を見せてる場面が好きだったので、
あそこが以前のように画面分割で見れないのが凄くショック。
ああいった日常風景を見せながら回りこみで強調される、
六花の黄昏感というか、六花が何を見つめているのか、
と思わされるところが画面分割での見せるOPの導入、キャラ紹介OPとして凄く印象的だったので、
アレだけは変えて欲しくなかった。
本当に、残念でならないです。



六花が変なことをするのを正面から見せてるためか、
必然的に止める主人公のポーズが限定されてきてるのかなという気が。
この辺は結構お約束的な風景なのかなーとも思いますが、
無意識に入れられてる感じなのかな。
本編冒頭のグラサンに眼帯の格好なんかもそうですが、
カッコ悪いことをそのままかっこ悪く丁寧にやっちゃうところが京アニ流なんかねぇ。
そういうところは意識的にやってるんでしょうけど、
主流じゃないことをやっちゃう辺りが天然ボケか何かに見える。



今回はナメで見せるようなレイアウトが多かった印象。
とりあえずナメで見せる、みたいな。
部室や勇太宅でお茶いれてる辺りとか、
横から部屋全体見せるような舞台というか、
平面的な感じがちょっとする画面なんかが印象的だったかなぁ、と。



かと思えば部屋全体を見せつつ手前でベッドなんかを見切らせて、
主人公たちに注目が行くようなラインを強調するような見せ方してたりとか。
今回はこういう感じっていうのがちょっと引っかかったかなぁ。

部屋が荒らされるっていうのは1話での保健室での暴れる主人公を思い出して、
そのバランスに違和感があるかな。
こういうことをやるなら1話でああいうことをやらない方が生々しく見えるし、
丹生谷さんのやってることがギャグなのかなんなのか見てて捉えて方が違ってくるような、
と思ったんだけど、その混乱というか、
キャラの崩れ加減を楽しませる場面だからやったのかなぁという印象。
まあそういうことを考えてしまうくらい、京アニは今までそういうのをやっていたよなという話。



勇太の淡い期待が飛散した風景。
アバンから天井を背にするようなアオリの画があって気になってたけど、
ここでその天井なんかで印象づけててあ恋の悩みというか丹生谷から受ける緊張が飛散した、
っていう位置づけだったのかなーと思ったり。



今回は丹生谷さんの鋭い視点を早いカット割で見せたりしてたけど、
ここで404をまた同じように見せたりしてて、
モリサマーさんの視点っていうのをこうやって印象付けてるのかなとも思ったり。
今回は使ってる他のシーン、モリサマーへの連想ゲームで使ってるフォントとか、
結構野暮ったい感じだったので、ここでの404のクールさがちょっと印象的に見えるかな、と。
デザインとしてもいい感じですし。



中二病はごっこ遊びなのかなという疑問が。
六花は演技を本気でやるっていうのを部活紹介でやってたけど、
この子はごっこ遊びの領域を出ていない感じ。
というかまんま子供じみてて、あまり中二臭さが見えてこない。
やっぱり彼女が本来いる教室での姿が見えないからかなぁ。
六花は割りと冷静に勇太と丹生谷のやり取りを見てるみたいだし。
その辺今後どう作用してくるんだろう。



アクションもキメでキャラのかっこ良さとか武器全体をゆっくり見せてくれないので、
その辺はもう少し味わってみたいかなーという感じ。
締まんない画面はやっぱ安っぽく見えちゃうよね、と。
しかしなぜみんな超重武器なのか。
ダークフレイムマスターは闇の炎使いなんやで!

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代

河浪回。
引山さんとは今後も組んでいくのかな。
中二バトルは今までの中だと割りと楽しめた方かも。
今のところキャラクター紹介回が続くので話が動くのを期待したいかな。
P R


(06年/7/31設置)

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