青い花 11話 を語る
2009.09.10 [Thu] 15:00



1話冒頭のような踏切。
あーちゃんは「警告」がなるようなところは男の人に頼って渡ってるのかな。
1話で踏み切りを避けて走ってるのが妙に気になったけど。
延長して考えると、男の人とわたれる場所はふみちゃんともわたれるっていうことなのかな。
小学校の門の前で、入れるけど、入らない。
しかしふみちゃんとなら入れる。赤信号、2人でわたれば怖くない。
これは後の2人の関係を暗示するかのような側面もあって気になったなぁ。



駅、電車、喫茶店、そして新聞。
杉本先輩が過去の人物になっていくのが寂しいなぁ。
駅の辺りは2話の冒頭を反復するような感じに。
先輩と登校せずにあーちゃんと登校することを決めたふみちゃん、
というのを意識させられて、以前の関係の上に成り立つ現在が引き立っていた。
過去と同じようなシーン、日常を反復することで現在までの出来事が走馬灯のように思い起こされる、
そんなシーンの連続で最終回に相応しい畳みかけでグッときたなぁ。
ふみ側の線路、先輩側の柱にもたれかかるような女生徒も気になった。

しかし、2話で気になったふみの飲み物ってやっぱ狙ってたのかなぁ。
http://yaplog.jp/lucyman/archive/1577
あの辺、どういう話の流れだったっけ。
今回は過去のシーンを現在で反復することで厚みを持たせているなぁ。
こうしたバンクのような類似シーンを持ってくるのって深夜アニメでは珍しい気がします。
その過去の上に成り立っている今、というのをうまく伝えていたのではないかな、と。
この辺は渦巻かいさんのコンテになるのかなぁ?
監督かもしれませんが(笑)



京子の進む道。
木漏れ日や光の感じ、レイアウトなんかもインパクトあって目を引きますね。
これが最後の木漏れ日のシーンなので力入ってたのかなぁ。
子供の頃に迷子になった木漏れ日の下を歩かせるっていうのが切なくも凛々しい感じ。
あの白樺の絵のように力強く歩んでいくのだろうか。
杉本先輩、留学のことで誰とも顔を合わせないのは一種の罰みたいなもんなんだろうか。



クリスマスパーティーをもちかけるあーちゃん。
この辺、過去にふみちゃんが引越しの日に泣いた公園の木の枝木っぽい。
隣を歩いてる子供たちとか。やっぱ過去からの引用なのかなぁ。
あーちゃんの態度からはふみちゃんのことをどう思ってるのかっていうのはよくわからないけど、
あきらはどのように思っているかというのを解釈する手がかりにはなるのかなぁ、とか。



アルバム。
鮮やかな子供の頃の写真が印象深いですね。
ふみちゃんがスケッチブックを開く芝居、結構大胆。
3人娘の1人が告白するシーン、雪の降る感じや3人の女子のかわいらしさのおかげで妙な清涼感。
玄関を横から取ったショットのレイアウト、大嘘の舞台かかった感じが良いなぁ。
クリスマスの告白っていう一大イベント感がいいよなぁ、と。
そういえばこれも手紙か。あの場で言葉にしないからこそ伝わる思いの丈があってそこまた味わい深い。

冬の日のシックな雰囲気がいいなぁ。
以前から画面が白いよなーと思っていたけど、最終話は雪の白さの中で終わるのがなんとも。
雪が世界を覆う中、最後にポッとした暖かさを感じる終わり方で良かったです。
2人でつける足跡、思い出される青い花。
しがらみをなくして歩いていくのが、また綺麗でした。


総括。
途中から自分が何を見ているのか、っていうのを見失ってしまったので、
どうも作品を見終わってどうのっていうのが出てこないんだけど、
それぞれのキャラクターに安易な結末を用意することなく、
反復される日常があることを示す最終話によって未来の反復も予感させられるような、
そんな歩みを感じさせる作品になっていてよかったと思う。

でもまあ、京子たちがどうなるんだろうか細かいところはやはり気になってしまうなぁ。
その辺は原作で補完という感じか。
というかコレでやっと原作読めるぞ・・・(笑)

最終話はまた最初から見返してみたら新しい発見が多いかも。
来週あたりに気づいたことがあったらまとめようかな・・・。
見返せるかどうかわからないけれども(笑)

11話と短い話でしたが、JCの本気が伺える作品でした。
グロスはアートランド回だけで他は自社で制作、田中宏紀さんの参加率、
木漏れ日や小林プロの美術などなど力の入れようがやっぱ違っていたような、と。
特に木漏れ日はやはり印象深かったなぁ。
NOISE枠のアニメはこの作品で終わりのようですが、
最後に相応しい綺麗な花になったと思います。
JC作品の今後に期待。

青い花 10話 を語る
2009.09.03 [Thu] 23:14



杉本先輩のお父さんとふみのお父さん。
タバコ吸うのね、親父さん。
この辺りで既にズレがあることがわかるようになっていたように思う。
「冴えない男を好きになること」を家系と先輩は言ったけど、
それは母親も含めているとも思われますし、そういう意味だとお父さん子なのかもなぁ、と。
お互いに青空を見てるところに、また繋がりを感じてしまう。親子ってのもあるか。

しかしふみの家では父親はだらしないだけでふみと会話も特に無かったし、
今までも絡みらしい絡みもなく。
ふみ自身がレズビアンだからというのに起因するのかもしれないけれど。
先輩との比較をするならば、ふみは家系で女性を好きになったわけではないということ。
先輩がなぜ、女性と付き合いだしたのか。
そのズレをおおっぴらにしたのが今話だったのかなぁ、と。



鏡にうつる先輩。
杉本先輩が次女に近づきたくて髪を切ってボーイッシュな雰囲気を作った、
という風なことを言っていたけど、それが端的に描かれていたのかなぁ、と。
先生に会いに行くところでも先輩は鏡にうつる。
どちらも後姿なのは、その鏡にうつる先輩がうつることでその相手の背中を見ること、
そして合わせ鏡的な意味で、
先生が自分の中にあると考える「次女の部分」を見てることを期待してるのかなぁ、とか。
次女との会話で鏡を向いてしゃべらないのは、本物と自分を比較してみてしまうからかな、とか。

そういえば、先輩が廊下あるいて姉妹たちと話すあたりが今回の田中さんかなぁ。
歩きでズボンのすそが上げ下げしてる風な動きをしてるの強調してたりして面白く見せていたり、
先輩がネクタイ緩める風なクネクネした動きが作風にあってて良かった。
三女の髪揺らしも目を引くよなー。
しっかし杉本四姉妹いいよなぁ。
長女の中の人が能登麻美子っていうのもグッとくるわー。



ふみと先輩の再会?
いざ先輩を目の前にしてしまうと顔が赤くなってしまう、
まだ心残りがあるっていうことなんだろうけど、
それを望遠風?でいいのかわからんけど、それでふみにせまっていってるのが気になった。
杉本先輩のカットを挟んで次のふみでは前のカットからズームした風な、
実写的なカメラワークになってる?と思ったのですが、
よりふみの心情を遠目から、
客観的に見てもまだ先輩のことを思ってることを強調したかったのかなー、とか思ったり。



他人事なら自分も驚いただろう、というのは悲しいような。
色眼鏡なのかふみを指してるのかはたまた両方かと思われるメガネ。



杉本の過去。
ざっくりと髪を切るこのシーンは鏡からのショットということになるのかなぁ。
鏡が描かれないのは、それは先輩自身がうつる鏡、
現実の自分がうつる鏡を見せたくないからとかそういうのかなぁ、とか。

京子もまた先輩と同じ、というのは前回でも少し思ったけど、
あの白樺の木はやはり先輩であり京子自身ってことだったのかなぁ。



そして、ここまで相手を自分の鏡に見立ててた杉本先輩の罪に制裁が加えられる。
杉本先輩がふみになぜ声をかけたのかっていうのは色々憶測ができるけど、
好きな男性の変わりに好きだと言ってくれる女性と付き合った軽率さ、
ふみの思いを踏みにじるような行為をした先輩っていうのは、やっぱり罪作りな人だよなぁ、と。

ここで大人という言葉が出てくるけど、
考えてみればふみ自身はある意味では肉体関係を経験していて、
先輩たちが考える恋愛からは離れているのかもしれない。
結婚式を見て「おめでとう」を言えた先輩、
従姉妹の結婚を祝ってあげられなかったふみ、
この差が、恋愛に関する切実さ、現実的な重みを考える上で大事なのかなぁ、と。
王子だった先輩は、「子」が指すように子供だったのであった、と。
自分個人としては杉本先輩とかにキュンキュンしちゃうけど、
現実的に考えればふみの立場っていうのは、からかわれたのでは許せない切実さがあると思うので、
そういう部分が前面に出たこと、それでもまだふみは先輩に気があることなど、
複雑な恋愛事情がまとまって見れて良かったです。


しかしもう10話かって思ったら次回最終回?
メチャクチャ速いなぁ。
まだ始まったばかりって感じだったのに。
他のアニメもじゃあ続々と終わって行くのか。
正直、このままだと虚しさしかないんですけど・・・。
なんか次が最終回とか信じられないなぁ。
どうもっていくのか楽しみ。

青い花 9話 を語る
2009.08.28 [Fri] 13:19



杉本先輩がいないお話。
それだけで個人的にはテンション下がりまくりなんだけど、
ふみと京子のやり取りをわざわざ助手席の左側から見ていたりする怪しさなんかが気になったりした。
あきらはたまに無言でこうしたどうしたいのかわからないようなショットが入る気がする。
あと今回はやっさんがやたらクリティカルなこと言ってて気になった。
聖地巡礼〜、百合〜、とか。それ以外にも、何か重要なポイントがあったりしたのかな。



ふみが反応した白樺の絵。
そういえば、2話だったかで1人でたたずむふみが気になったりしたな、とか。



そういえば京子ってなんか月のイメージが何話かで強調されたような。



京子にとってこの森は太陽を遮ったものだったりするのかなー、とか。
木漏れ日が無い川辺と、反対側?に見える百合の花。
京子が杉本先輩を見つけてしまった、というのをこの配置でちょっと思った。

白樺の絵って誰にも遮られない光を求めてるということなんじゃないかと自分は思ったんだけど、
それは京子にとって光が当たってるように見えた杉本への憧れであり、京子自身なんじゃないかなぁ。
迷子になった故に光の当たる場所を求めた京子と、最初からそこに立つ杉本先輩って感じか。

だから、婚約者が百合を見て京子のそばにいるやつになりたい、というのは納得だなぁ、と。
しかし、彼は男性だから所謂「百合」の関係である京子→杉本の間に入っていけないけど、
そこには百合の関係を乗り越える、男女の関係の先にあるものを提示しなければならないと思うので、
その辺を含め京子周りはどう物語が振れるか気になる。
京子自身が迷子になったときの心情というかを語らないのでまだよくわからんなーとか。
個人的には笑った顔で終わって欲しいんだけどな。
京子の泣いてるシーンは凛とした雰囲気があって好きなんだけれども。



なんかアレだ、実は星の光は宇宙の木漏れ日みたいなもんなのかなぁ、とか。
あきら自身は好きな相手もいずに八方塞、太陽も何もないけど、
この星空があるんじゃないか、という話のようにも思う。
今回はふみとの絡みがちょこちょこ目立っていたけど。

次回は杉本先輩出るかなー。

青い花 8話 を語る
2009.08.21 [Fri] 03:45



季節は夏へ。
今回はセミが鳴いたり張り紙がいっぱいだったり人ごみだったり、
喧騒をいつもより意識させるような感じでした。
あと冒頭の車の窓についた水滴の処理だとかそんなとこまでやってるのかーとか。

ふみちゃんが先輩に振られたてからのふみのあーちゃんへの寄りかかり、
あーちゃんの先輩への怒りとか見ててもやもやさせられたなぁ。
提供絵でも使われてたあーちゃんのストレートな怒りの表情とかインパクトあった。
唐突に出会った相手との距離感、感情を表情でじっくり見せているのが個人的にGOODでした。

杉本先輩が行きたい店があるから、と線路を横断する辺りが少し気になったかなぁ。
1話で踏み切りをさけていくあーちゃんというのをやっていたので、
さぼっておどおどしてるあーちゃんは踏切に何かあるのかな?とか。
前回は踏み切り渡ろうとしてたんでどうでもいい話題になりますが。



あーちゃんのハグ。
この辺の部屋に飛び込んで抱きついていくスピードが良いなぁ。
なんか『時かけ』で妹が飛び降りようとする姉を引きとめようとする辺りっぽいイメージが浮かんだ。
この辺の一連は田中さんか冨岡さんかちょっと自信がないんですが、
あーちゃんの抱きつきやうなだれる芝居、ふみちゃんの髪を含めた感情表現がピカイチ。
作監の岩倉さんの修正に寄るところも大きいのでしょうか。
個人的にグッときたシーンになりました。
この前のあきらがふみのところに行くまでのシークエンスも良かったな。
堤防で立ち上がる辺りも目を引いちゃいます。
この辺はあきらのふみへの思いの強さが感じれるシーンになってるのがGOOD。
ふみとあきらのお互いへの思いの交錯がいいよなぁ、と。



先輩って突然バスケし始めたような感がある。
ふみとの距離がバスケで離れだしてるのが引っかかるかなぁ、と。
しかし、挨拶もなしかー。
こうやって相手を意識してしまうところってあんま気持ち良いもんでもないよなぁ。
従姉妹の子あたりとも普通に接してほしいし、祝ってやって欲しい。
ふみと先輩がお互いの好きだった相手との距離を見つめなおして欲しい。
じゃないと、ちょっとこの先もツライことばかりだと思うし、
先で一緒になるパートナーは逃げ道になるだけだし。
そういう別れた相手との距離をどう調整するか気になるかな。

京子が付き合えると思って先輩に会いに来るっていうのが当たり前の展開として受け止められるのは、
ああ、この後は京子の思いが成就するからなんだろうな、という期待もあってのことなんですが、
なんか本当に成就するのか不安になってきた。というかやっぱ婚約者いるから無理なのかしら?
校門から出てきたときの先輩の表情付け好きだな。あらら、という感じが。
先輩はストロー銜えたりだとかするような、相手に呆れてるかのような表情が好きだな。
そういうのが杉本先輩っぽいって感じするし。
まあ、一番奥底の感情が画面から見えにくいってことも気になる理由かもしれませんが。

京子もいい表情だったなー。
先生に先輩との仲を問いただす辺り、
以前はドアで中にお互いに秘密があることを暗示するような感じだったけど、
今回は窓で2人の内面を透かして見せてる感じを意識してるのかなーとか思ったり。



Bパートであーちゃんの部屋でのやり取りも良かったなぁ。
枕?をモフモフやってるのが何気にツボだった。
ふみちゃん目線だけど、女の子の寝顔を間近で見るっていうのが良かった。
あーちゃんかわいい。



この喫茶店に入ると泣いちゃうのかー。

Aパート冒頭が雨、Bパート冒頭が雨があがっていく様子を見せてて、
2人の不安要素も晴れていってるのかなーとか思ってみたり。
ホームから遠くを眺めている様子が今までもちょっとあったので。
ここから先輩との距離をどう持っていくのかなぁ。
どういう風に落とすのかが気になるなー。

青い花 7話 を語る
2009.08.20 [Thu] 01:16



ふみちゃんがあーちゃんと杉本先輩の家に遊びに行く話。
今回はローアングルからのショットがいつもより多い気がした。
あと相手との目線の繋がりを見せないように顔切ったりとか。
お互いが本当に目を合わせて話せているのか、という類の話なのかな。



電車内へいくまでの一連がちょっと良かった。
この辺で流れるBGMって初出だったかなぁ。
この作品のゆったりとした曲が好みなので、サントラ欲しいなぁ。

電車内の前後は田中さんかな。ふみちゃんの髪とか枚数多めな動きとか。
もう指摘する必要もない気がするけど、確認。
今回はちょっと全体的に低調だったかなぁ。今までより引っ掛かりがあった。



あーちゃんはふみを見下ろす格好なのかしら?とか。
何気にふみが眼鏡はずしてときってあーちゃんの前ぐらいのような?



なんであーちゃんの姿を見せなかったんだろうなと思ったんですが、
こうした身の回りの事柄にはある程度予測が立てやすいとか、そういう安易な話かなぁ、とか。
最後に杉本先輩が襖の向こうにいるふみに問いかけてたりとか。
こういうのは全然ドラマチックでも何でもないという側面を扱ってたのかなぁとか。
しかしデカイ人形はよくわからない。ふみちゃんかしら。
こういうのがさっと入るとインパクトありますね。



先輩を求めているふみに覗き込む杉本。
杉本先輩がふみを覗き込む格好を見せることが多いのはなんでなんだろう?
なんだかんだで背の低いあーちゃんが高い位置にいることがやっぱ多い気がする。
杉本先輩の髪セットしてるときとかそうだったし。
ああやって下から覗き込むのが先輩の手なのかもしれんが。
下手に出るというか。
あー、でもふみちゃんが落ち込むと下向いちゃうから覗き込むしかないっていうことか。
こういうところで先輩はポイントを稼いでいるのかーとか。
もしかしたら無意識に自分より背の高い誰かを求めてるのかもしれんけど。



杉本四姉妹。
妹の衝撃の告白の中で姉妹の表情見せる。その中で見せた三女の横顔で終わる。
長女が話すときは連続で見せたときと同じ位置、
三女は四女に問い詰めるときは逆の位置から映していて、
去っていく四女のときにまた同じ位置へ。
こうして三女を中心に徹底してまとめてるのが引っかかったかなぁ。



四女が出て行ってからすぐタバコを吸い出す。
やっかいものを出ていかせたというイメージもあるけど、
ふみへのタバコ大丈夫か聞いてるところを見ると、
四女へのフォローでもあるのかなーとか思ってみたり。

下手に出ていた先輩が上から目線でふみに何か告げる場合は、
3話のキスなんかと同じで先輩の勝手というか、そのまんまの傲慢さが出ている感じなのかなぁ。
しかし、サブタイ『若葉のころ』か。
あの頃のドラマで堂本剛好きになったよなー。
まあ、どうでもいい話ですが。

青い花 6話 を語る
2009.08.07 [Fri] 02:40



『青い花』の雰囲気とはちょっと違った主張の強そうな色の花。
なんかこうやって花がメインで出てくると、これを中心に後半まとめていくのかなぁ、
と折り返し地点的なものを今回感じました。

杉本先輩が誰の花も受け取ってないのを見ると、
人は人にしか興味が無いのではないか、ということを思わされます。
それを彩るのが花の役割なんだろうな、とも。
『嵐が丘』の物語りそのものより「キャラクター」について観客、役者が言及しているところを見ると、
端的にそういう一面が隠されているようにも感じます。



青い花とは運命を表す花なのかなぁ。
先輩との別れなんかで2人が離れていっているように見せてるのか。
結構露骨。



子供劇。星の王子様の舞台袖では知られざる物語が垣間見える。
しかし、客席にはその物語を自分たちに重ねようとする意識をあまり感じさせないように思います。
寝ている兄貴、立ち上がるふみの友人。
『嵐が丘』の物語が等身大の人間ドラマなら、『星の王子様』はファンタジー。
子供たちと大人たち(過去と現在)の違いとも思いますが、
『青い花』というこの作品のジャンルを考えると、『星の王子様』批判、
ファンタジーへの批判のようにも感じてしまいます。

しかし前回話は京子の心情を代弁するかのような一面もあった。
色々とこじつけられそうな気もしますが、ふみがプレゼントしようとした「青い花」のように、
この作品自身への問いかけ、つまり等身大の人間ドラマばかりを素直に受け取ってもいいのだろうか、
という疑問が浮かび上がってくるように思います。
冒頭で泣いている女の子のように、子供の些細な悩みでも、やはりそれは人の物語には変わりない。
そしてそれは、キャラクターたちの子供時代とも切っても切り離せないものだとも思いますし。
あきら、ふみ、京子などは幼少の頃が少しですが描かれていますし、
『星の王子様』や子供たちの物語が3人の物語に関わってくる何かに繋がっているのでは、と思わさせられます。
またそうやって『星の王子様』をクローズアップさせるのは作品へのリスペクトとかなんかなぁ、とか。



今回の演出で特徴的だったのは大胆なシーンの繋ぎ方かなぁ。
冒頭の一瞬で消えるあーちゃんだったり、
同級生がふみの名前を呼ぶようなところであーちゃんを呼び止めるシーンになったり。
舞台の最中にいきなり楽屋に飛んだり。
こういうのって決まるとやっぱ驚きが大きくて面白いです。
楽屋で髪が服に〜のところなんかは、ちょっとエロ過ぎだと自分は思いましたが(笑)



杉本先輩とあーちゃん。
あーちゃんはイチイチポーズや反応が面白いなぁ。
やや緊張気味に固まってるのとか。
先輩の髪をかき混ぜたりする雰囲気や、
先輩の見上げる目線からあーちゃん目線にのぼっていく感じとか、
そういうところがやっぱ小気味よく面白いです。

2人のやり取りに限らず、楽屋では準備段階での役者たちのやり取りが新鮮で良かった。
糸が解れちゃったー、とか。なかなかああいったシーンって見れませんし。



スポットライトが星のようでもあるのかなぁ、とか。



今回の田中宏紀さんのパートは『嵐が丘』終盤かな。
こういう舞台でのシーンは『紅』なんかを思い出しますね。
毎回田中さんを起用してるのは『WA』の吉成鋼さんのような話題作りの一環なんだと思いますが、
『WA』がお約束のシーンを吉成さんがやってるんじゃないか、
と毎回吉成さんを起用するシーンを話題にさせるような演出を撮っていたのに対し、
この作品ではあまり田中さんを使うシーンというのを縛ってないようにも思えて、
うーん、どうなんだろうと思っていたんですが、今回は結構ハマッていたように思います。
引きで足をステップさせるような芝居を見せてる辺りとか。

しかし同じ方が毎回参加してる例って他にもあると思うんですが、
田中さんは他の作品で目立ちつつもやってるんですよね。
その辺がやはり目を引いちゃうポイントでしょうか。



『私は生き続けるの!』
語り部の女と生き様を語る女とか。
杉本先輩の語りから、物語の意味を語るのではなく、
キャラクターの話をする方向に引っ張ってるようにも思うんだよなぁ。
そういうところがやっぱ引っかかるかなぁ、と。

青い花 5話 を語る
2009.08.02 [Sun] 06:27



なんというか、どのキャラも憎まれて欲しくないんかなぁとか思った。
顔を合わせないふみと京子、京子と杉本、杉本とふみ、みたいな。
あまり煽るようなことをしない結果がそういうのに繋がってたのかなぁ、と。
しかし、目の位置の線を辿ると相手の首へ、というのはやっぱ狙ってるのかなぁ。
スクイズなんかでも気になったんだけど。
まあ、今回は如何にスクイズ(またはWA)にしないかという話とも思えます。
携帯とか分割とか演劇とか。
小学生の演劇見てると子供のような純真さが求められてるのかもなぁ、とか。
星の中を歩く雰囲気が好みでした。なんか覚えのある感じのが多かったような>演劇



今回の田中パート?
ふみがあきらに杉本先輩とのことを告白したときは、
平伏するかのような感じになってましたが、京子はそうでもなく、
どっちかというとあきらが下手に出てるような気が。
ふみと京子が出会ったときの位置関係的な。
坂道や背丈をメインに上から目線というか、そういうのが気になる感じというか。
たまに背丈を気にするような繋ぎが入ってる気がして気になる。

しかしこうしたシチュエーションで時間飛ばすのってやっぱ後で気になっちゃうような。



あーちゃんはかわいいなぁ。
京子への援護が滑ってしまったりアクションの取らせ方とか、
いきなりコメディタッチな感じ。
まゆげのアレとかやや強調されたあーちゃんの手とか見てて楽しい。
京子が小奇麗に針を使ってるので余計に。
しかし、杉本先輩のモテっぷりは半端ないっすなぁ。



目を引かれる構図とか。



あきらの表情を読ませずに地平線。
明るいですが、どこか答えの見つからない悩みを想像させられちゃいますね。
京子とふみのへ接し方というか。



2話でも似たようなのがありましたな。
はさみの音の一定のリズムとか。
先輩のストローもそうだけど、リズムの刻みは気持ちいい。
話は違うけど作画もリズムを感じるようなのだとすっぽりはまるような感覚。
今回の日常芝居というかを見ててそんなことを言いたくなってみたり。
田中さんのようなヌルヌルは圧倒されるような感覚。



同じ目線での語らい。
お互いが対等であるであるという風なこと感じちゃうな。
こういう雰囲気はやはり好きだなぁ。

青い花 4話 を語る
2009.07.30 [Thu] 07:19



携帯って出てくるけど、キーアイテムって感じじゃ全然ないよなぁ。
校内の雰囲気と馴染まないというのもありそうな。
今回の携帯って繋がれる先輩とふみ、ということなんだろうなと思うんだけど、
あきらとは携帯を持たなくてもいいくらいの強い結びつきをふみは感じてるのかなぁ、とか。
どうでもいいけど、みつあみにさせるなら編んでるところもちゃんと見たかったな。



なんか今回は俯瞰が結構気になる感じだった。
後ろから歩いてくる生徒に追い抜かれそうな。
機嫌を損ねた先輩が早歩き始めてるのとか見ると、
そんなにちんたら歩いていたのかな、とか。



小学生かわいい、というのはちょうどあきらの主観ショットというか、
視聴者側が見下ろす格好になることで強調されてるよなぁ、とか。
「かなめも」における猫みたい位置づけのように感じる部分があるような。



Aパートの喫茶店に比べるとやっぱり俯瞰が気になる。
というかカメラ位置が高いような。
Bパートの電車内のあきらもそんな感じだったような。

しかし、あきら心広いよなぁ。
なんかふみがあきらに嫌われたくないって気持ちが逆にわかってくるような。



図書館でのやり取りを思い出して壁を感じるふみ。
終盤の入射光とかこの作品からしたら結構大胆なことやってるように思ったなぁ。

しかしこの先輩、色々手広くやってるよなぁ。
バスケ、読書、美術、演劇。しかも評判もいいっぽいし。万能すぎるだろー。

青い花 3話 を語る
2009.07.29 [Wed] 16:24



Aパート、見ててふみとあきらの距離感が気になるよなぁ、と。
あきらがふみたちを見送る、下り坂を見下ろす格好になってるのが、
どこか落ちていくふみ、離れていくふみ、というのを感じさせてくれる。
あきらのアップなんか気になるだけど、やや離れたところからのアップとか、
そういう感じのショットだったのかな?
あきらが感じてる距離感を気にしてしまう感じ。



許婚との距離感とか。
ふみといちゃつく先輩のいる林?の中で迷子になってる風な繋げ方だったり、
下り坂をずっと降りて、男と目を合わせないのが気になったり。

個人的に百合が〜とかを気にかけるようになった理由が、
『とらどら!』見ててフラれちゃった女の子はどうするんだろう?という問題から、
みのり×亜美という雰囲気を感じ取ったからなんだけど、
このアニメも女×女の他の前提にどうも男との距離感に問題ありなにおいがして、
そういう流れでこの作品があるのかなぁ、と思ってみたり。堀江由衣出てるし。
まあ、どうでもいい話ですが。



連続して下り坂。そしてあきらも一緒に下り坂。
今回はあきらを中心にしてみると皆下り坂を下ってるような、とか。
しかし俯瞰なんかを使ってあまり坂道を強調してないようなと思ったらこの急な坂。



デート。
1話では気になせなかった踏切などを意識させてみたり警告っぽい感じも。
どうでもいいけど、このアニメ見てると誰かと鎌倉行きたくなってしまうなぁ。

ふみちゃんと先輩の会話のとこの表情変化とか良かったなぁ。
Aパート後半からの実線での髪のほつれの強調とか、キミキス以来の作画もいい。
でも繊細さとボサッとしただらしない髪の紙一重をいつも歩いているような気が。
Aパートで片づけしてる辺り、ふみちゃんは結構腕は太めなのかなとか思ってみたり。
兄貴はいつも母親に見下されているなぁ。



あきらが泣いてる一方で。
Aパートのギスギスした雰囲気から一転して親しい間柄が見え隠れ。
男側のセリフの変化で女との距離感がまたよくわからなくなる。複雑。
そういえばここでは登り坂。そういえばふみも後半登りっぱなしだったような。



この図書館でのやり取りとか。
この辺はちょっとボサボサ髪って気がしたかなぁ。
アップの切り返しで背丈を意識させる部分ってなかったので、
先輩がふみを圧倒してる感じと言うか、
先輩に飲まれてるふみっていうのが出ていた気がする。

1話はあきらが1人でいてる時の開放感というか純粋さが一番グッとくるところだったんだけど、
どうもふみちゃん側に引き込まれてドロドロしていくのかなぁとかちょっと不安に。

青い花 2話 を語る
2009.07.09 [Thu] 04:41



踏切が門のよう。
今回は空間の出入りというか、どこかに入ったり出たりっていうのが気になったかなぁ、と。
前回が仕切りというか壁を意識させられたのから一歩進んだ印象。
ふみがあきらを部屋に招き入れたりしてる展開っていうのがあるし。
ふみの父親や母親のやり取りなど玄関をよく見せてるのも印象的。

教室から出て文芸部に向かうふみちゃんだったり、
文芸部に行ったらバスケットボール部、他校の演劇部でプライベートが垣間見れたりと、
何かとふみが入り込んだ部室でキャラが深まっていく先輩だったり。
またまた仕切りを強調しつつ、泣いてるふみに近づくあきらだったり。
その際にまだ壁があるようにされていたり。
見ていてふみの回想でフレームの外にいる仕切りの無い空間にいる姉さんとの繋がりの対比として、
手を繋ぐっていう行為はお互いに踏み込むことなく相手を包むことができる行為なのかな、とか思ってみたり。
そういう踏み込めないジレンマと友情という包容力を感じるかなぁとか言ってみたり。
裏門を見つけたけど正門はまだ先っていうのもなんかな。
そういえば木漏れ日が強調されるのは、青、蒼、碧とかその辺の関連付けなのかなぁ。
禁書目録でも気になったけど>青



なんか新鮮だった。



なんという。



ヌルヌル芝居。髪。やっぱ田中宏紀さんかなぁ。
今期だけでもう何回見たかなぁ(笑)

Bパートでの部屋の中の芝居もエロい感じで良かったな。
内股がいいというか。



多くの小部屋と書き手紙っていう感じか。
京アニがデジタルならJCはアナログっぽいイメージが。
特に携帯電話だったりを今回排除気味だったりとか、
大正野球娘みたいに時代を逆行し始めたようのが面白いかな、と。
まあイメージの話なんでどうでもいいんですが。



下駄箱の箱のイメージがこの辺に繋がってる感じ。
開かれていくふみとは対照的に縛りと部屋の小分けを意識させられるというか、
複雑な内情を暗喩してるのかなぁ、とか。



校舎を大好きとふみちゃんが言ったり、泣き顔、弱みを見せる女だったり。
泣く女が泣く女を見るとか、部屋から出る瞬間と感情の発露を一緒に見せてるのが良いなぁ、と。
お互いに自分の空間から出ているのを関連付ける感じか。
左右の細かい差異は今後の伏線か何かなんだろか。
最後にサブタイが出ると、新しい人間関係の構築とかけていて、
なるほどーとストンと落ちるのも、気持ちよく終わってくれて良い感じだった。

脚本:高山文彦
絵コンテ・演出:長井龍雪
作画監督:矢向宏志
作画監督補佐:木本茂樹

話としてはあきらを通じて過去を克服しようとするふみが、
少しづつに外で向かっていく感じだったなぁ、と。
ふみの長髪とかはやっぱ目立ちますね。
田中さん入ってたりその辺は一貫して拘ってたという印象。

長井さんは秋からまさかのレールガンだからもうこの作品やんなそうなのがなぁ。
なんで長井さんがーと思ったけど、サンライズ成分を期待されてるのかしら。
P R


(06年/7/31設置)

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