School Days 12話 を語る
2007.09.28 [Fri] 06:53

最終回は狂気染みた内容だったけど、全体としては綺麗な作り方をしているのでウケるんだろうなぁ、とか思った。最終的にはエログロで語られる部分が多くなりそうなアニメですが、全体の雰囲気作りなどがうまくて良かったです。最終話は確かにグロでしたが、そこに至る経緯までのキャラクターの内面が丁寧に描写されているのが良かった。エロで引っ張るわけでもなくグロで引っ張るわけでもなく。最終話に全てを集約してる構成はうまかったなぁ。殺害ENDまでしなくてよかったけど、そこは原作を立ててか。ぶっちゃけ最終回予想しか興味無かったので、終わってしまうと評価する点がなかなか見つからずに右往左往してしまってます(笑)
個々の演出の面白さや細かいところはいいんですが、全体を見て評価するとなると、また違うんだと思うので。そういう評価の仕方ができないし、語呂が無いからできないのが正直なところ。最後のboatの元ネタと言われる部分も自分は見てないからわからなかったし。まあ、それはとりあえず置いておいて作品の話。


脚本:秋月ひろ 上江洲誠  
絵コンテ・演出:元永慶太郎  作画監督:ごとうじゅんじ 田中基樹


刹那と世界のやり取り。刹那が見ていた芝居の延長として使ってる辺りが良かったな。
前後を見ると、やっぱ世界は刹那が誠を好きなこと知っていたのか、
くっつけようと計画してリサーチしてたら自分が好きになっていたのかな。
お互いその辺のことをはっきり伝えなかったから変なわだかまりができてしまったのかも。
人のためにと思ったら惜しくなって自分のものに。世界の辿った道筋が見えてきますね。
世界史ってかんじかな。全体的に見ていくと世界が物語の中心だったのかも。
最終回も世界の描写を優先していましたし。

「私、寛容だから、それぐらいのことは許して上げます」
じゃあ、それ以上は許さないってことだよなぁ。
最後まで誠は流されていたのも笑う。言葉の言葉に全て責任を預けてキスしたり。
その辺のダメップリを最後まで貫かせてるのもすごいな。



ゴミになった自分が作った料理。自分が作ってきた誠との繋がり。
その賜物である赤ん坊を捨てる、っていうところにかけてるのかな。



画面をスクロールしながら大きくなっていくヤカンの音。世界が我に返るところと合わせてよかったな。携帯電話は最後まで重要なアイテムでしたなぁ。この辺、誠が殺害されるところや世界が混乱して逃げさる辺りとか細かい芝居が多くて良かった。この辺りが田中宏紀さんかな。目のグリグリや世界の挙動不審な行動はなかなかでした。Bパートは鬼気迫る表情とか全体的に良かったなぁ。Bパートは作監の田中さんが面倒見てるのかな?
携帯電話は本当に考えられていたなぁ。どっかの修羅場になったら水を差す使い方をするアニメに比べると研究されていると思う。本当はもっと会って言葉を交わせばいいだけなのに、それができない。そういうことの暗喩だとも思う。大切な話も携帯でって・・・。



買い物袋の描写、イマイチ意図が汲み取れませんでした。



あー、この辺は趣味が悪いなぁ。中に誰もいませんよって…。
世界を警察に突き出して終わりじゃダメなんですか?世界が犯人じゃ無かったらどうしますか?
まあ、その辺は復讐でかたが着いてしまいますが。
カバンの中身、誠の死体を刻んで頭だけ持ってきたのか。
世界殺害あたりは規制がかなり効いてるらしいですね。ちょっと気になります。

そして最後はNice boat。

総括。話が進むにつれてキャラの裏の面を暴いていくのがメインっぽく感じたなぁ。
キャラクターの隠された膿みを見せていくのが実に陰湿でした。言葉は最後まで裏表が無かった、罪が無かった、というのは一貫していて、言葉人気を再確認しました。最後に大きな罪を背負ってしまいますが、復讐という裏に歪んだ正義と愛があるからへっちゃら。
あと、始めのころはまだ母親の存在があったと思うんですが、後半になるにつれてだんだん大人がいないのが自然になってきていて、エロゲ特有の両親の排除を家に女を招いた時のお約束として使っていたのかな、と思いました。また親と話したりしないことが、言葉を交わさないキャラクターを暗喩していた・・・とも思える。少々苦しい意見だとは思いますが。
あと、なんだかんだで構成がよく、ラストに向けて一直線なアニメだったと思います。
その分カタルシスに当たる部分が趣味の悪い殺害ENDに集約されている点がちょっとなぁ。
その筋の方しか楽しめないし、特別マニアックでもない。
ヤンデレというひとつのカテゴライズを楽しみたい方向け、という感じかな。
そういう中では現時点で名作と言っていいアニメではないでしょうか。

サマーデイズとか、その辺を今後期待してます。

School Days 11話 を語る
2007.09.12 [Wed] 05:56

初期にそれなりに見れるもんにはなるだろう的なことを書きましたが、前回から狂いすぎて…。前回の引きが衝撃的だったので血が飛ぶ展開かと思いきや刹那高飛びで殺害はなし。そのかわり一層壊れる言葉、妊娠しちゃう世界となかなかのイタタぶり。他の女とやってる誠はもうデフォなので気にしない。



いい笑顔だろ?もうこんな顔しないんだぜ?コイツ・・・。という感じですか?わかりません。



最後まで携帯はキーアイテムなんだなぁ、って思った。特に世界が昔のメールを読んでいたり、言葉が一人でぶつぶつ言ってるシーンとか見ると。誠の電話に出なくなる女の子達とかもかな。要するに電話に出なくなれば終わりという薄い関係。だから言葉の一人電話が光るんだけど。
後半、挿入歌流れてからの各キャラの誠の受け止め方が面白かった。世界は携帯でとった写真を見る、乙女は写真を捨てる、光は流れでやっちゃっただけだからへっちゃら。そして言葉に関しては現在の誠を見ることができていない。あの電源の入っていない携帯はそういう意味かと。大体、学校に行けば誠に会うチャンスはいくらでもあるのに。それをしてないのがなぁ。屋上や妄想の会話の約束に自分を縛り付けて誠が来るのを待つ、というのも逃げだよなぁ。

誠が再会した言葉の雪を掃うシーンのセリフとかイチイチうまい。
セリフの一言一言が重く感じる印象がする不思議。

世界から逃げる誠が言葉に告白。なんて言ったかはわからないけど、やっぱ『好き』とかかな。1話の告白シーンとか飛ばされてたし、それ以降は付き合ってる〜、彼女なんです〜、的な流れだったような。というか今までキャラに向かって好きって言ったことあるのって女からだけで、誠からは『お前の方がいい』とか背比べ程度だったような。まあ、その言葉をあやふやにすることで、誠はその程度では決して許されないことを重ねてきたこと、世界のこと、それらを結局背負わされることになる。またはそれを言う資格がない、という風にも取れる。この辺は妄想だけど。

言葉の持ってるアレとか、伏線が結構あるみたいですが、最終話に全部回収されるか不安だなー。でも、やっぱキツイ話にはなるんだろうなぁ。

アニメ雑記 9/5 を語る
2007.09.05 [Wed] 02:50

●OverDrive 23話
絵コンテ:DOJAG-A-GEN 演出:黒田幸生
作画監督:清水泰夫     総作画監督:岡勇一 北田勝彦


ジャイアンツ回。Aパートのラスト付近の接戦は武装錬金なんかでも浮いたシーンやってた人かなぁ。鷲尾の回から気になってるんですが・・・。オバドラが終わったらジャイアンツ回関連をまとめたいなぁ。
今回Bパートが素晴らしいくらい馬鹿な話でした(笑)
原作の恋のABCのやり取りが好きで、じゃあZは?とか思っていたんでその疑問を解消できて良かったです。もうレースも長引いてグダグダしていたのでこういう馬鹿な展開は大歓迎です。というよりこうした密談が好きなんだよ。オタクが萌えについて語ってるようなジリジリとした感じが溜まらんね。



すげぇ構図。どこのストリッパーですか。
男が女不在で語るロマンス(笑)は面白いと思いますが、最後のオチでそれが異性からは肯定されない図であるところもなかなかのオチ。15歳の熱い青春です。同年代設定でもSchool daysのような日常はあんまりなので、こっちを私は押します。他の方のABC論を聞いてみたい気さえしてきます。



こんな話に長回しで椅子を直して座るという動作を入れてくるところにある種のカッコ良さを感じます。こんなカットを用意してくる辺り、スタッフの気合を感じずにはいられません。話に合わせて楽しませてもらいました。レイアウトとかは抜けそうで抜けない感じがもどかしいなぁ。このもどかしさがなんとも言えない。しかし話とどことなく合ってる気がするから面白く感じるんだよなぁ。次回も楽しみです。


●School days 10話
グレンの感想書くかぁ、あ、オバドラ面白、こっちをまず・・・と思ったらこのアニメに全部持ってかれた。まあ、予想はできた展開だった。伏線もあったし、原作も頭の中に入ってたし。でも、実際見てみるとドン引き展開だよね・・・。というのは嘘だけど。

冒頭の炎の中の誠と世界、それを見つめる言葉、そんで最後の引き。
なんかもう展開はこうです、ということなんでしょうか?
前、世界史の教科書が気になるって書きましたが、
あれもう世界死とか世界が生きた歴史って意味でとってしまっていいかも。気が早いけど。


メールって結局『見えない言葉』なんだよなぁ。自分と相手しか普通は見ることができないから、そこにいない相手と気軽に隠れて会話ができる。その言葉を知らないし聞いていないなら、やっぱ相手を信じたいんだと思うんだな。その超極端なのが言葉で、名前の通り言葉しか聞かない。『誠の言葉しか聞かない』って書くとその通りだから面白い。

刹那もなぁ、その時の考えで全部行動してるのが刹那的というか。
誠と接吻、寝たりしたらもうその時点で世界を裏切ってることになることに気づけないほど必死だったりするのはわかる気もしないでもないけど・・・。電車で世界とすれ違うところの世界と刹那の誠に対する思いの交錯とも取れて良かったです。向かうものと去るもの。空港での落胆、世界を裏切ってしまった自分を責めるような席替えエピソードは個人的には楽しめました。どうでもいいけど刹那に肩入れしてるせいか、全然悪い子に見えてこないから困る。きっとウチの子は悪くないという親はこういう心境なんだろうなとか、無駄な妄想をしてしまった。

サブタイトルは『心と体』、言葉も刹那も肉体と心の求めてるものにズレが生まれてきてて面白いなぁ、と思いました。しかし、世界はあんまり悪くないような感じだなぁ、TV版は。この話に限ってかもだけど。流石にメインヒロインが死ね死ねコールはまずいという判断でもあったのかなぁ。まあ、ぶっちゃけ全員肉欲に塗れていて、まともじゃないですが(笑)
最初の頃の誠の馬鹿っぷりはどこに消えたんだろうなぁ。

最後の怒涛のラッシュはこの作品の人気の核となってる部分が如実に現れてきていて、次回が凄く楽しみになる引きになってました。盗撮にセックス上映会に他の女とやりまくる誠に包丁が入ったカバン持ちの言葉かぁ。金属音が素晴らしいです。次回が楽しみです。


しかし、最近は使用済みゴムを弁当箱にいれてみたりするアニメもあったりもえたんがあったり、ぼくらのとかあったり、悲惨なアニメが多いような。秋の新番見るとどれも似たようなものにしか見えなくてふーむ、と思ってみたり。

School Days 6話 を語る
2007.08.08 [Wed] 12:14

今回はこの作品でもピカイチな回だったと思います。
やっぱ折り返しの話になるからでしょうか。

冒頭から凄い。世界を誘いこでんる誠→朝チュンでしてやったりのしたり顔を見せる、という男が女を落としたときの嫌らしさしか感じない演出が、異性との肉体関係しか求めていない誠というのをはっきり現していて、憎らしい作り方してるなぁ、と思った。また『練習』を最初に言い出したのは世界で、いつの間にか誠が世界に練習を『させられている』ようなものの言い方が言い訳がましくてまた憎らしい(笑)

後半の挿入歌が入るところとか良かったです。携帯で言葉のメールを世界に転送することで、誠の言葉では罪の意識から動いてくれない世界に言葉のメールを送りつけて、自分とやれる隙があることを教えてやることで、肉体関係を迫っていってる。今ならまだこの関係が続けられる、と。さらに世界は罪悪感を感じながらも、誠が追い込んでくる状況に自分から流されていってる。お互いが言葉を意識しながら、どちらからも言葉に本当のことを言わずに互いを誘い込んでいる。きっかけは世界が誘い込んだ『練習』からになると思うんで、世界に責任を押し付ける格好になるのかなぁ。最終的に責任の擦り付け合いになりそうなのがここの怖いところで、展開がどうにでも転がってしまう。そして一番最悪なのが言葉の味方になってくれる人が家族以外にいなくなりつつあること。この先はかなりツライ展開が続きそうです。

世界に言葉のメールを送ったのは筆談や会話で拒否された教訓を活かして、なんだろうか。電子的なメールならどこか遠くに感じる、相手との距離感を麻痺させるような部分がある、ということなんだろうか。その辺、ケータイ文化を特に考えたことがないからちょっと突っ込めないな。

絵コンテ:田中宏紀 演出:四辻たかお 作画監督:田中基樹 原画:田中宏紀

今回は結構力入ってる感じだなぁ、と思ったら一人原画で驚きました。今回絵コンテも担当されてるみたいです。各キャラの距離感なんかがうまく出ていたと思います。個人的には俯瞰構図で足を見せるカットが多かったのが気になったなぁ。動かすの大変じゃないのかなぁ、とか思ってみたり。レイアウトやキャラの表情にも気を使われていて良い感じの回だったんじゃないかと思います。





上のとこはなんかシャツっていうかレオタードとかに見えなくもないような。世界の思いつめた表情などがことを深刻に受け止めていることがわかるけど、この後一向に言葉に真実を告げようとしないところが…。腕をガッガガ動かしてるところとかなんか怖い。今回動かしたり止めたりするところの演出意図を汲んだようなところが多くて良かったです。やっぱコンテから入ってるんでその辺のテンポも気を使ってるんでしょうか。独特な構図もいいですが、止めで語る絵もなかなかでした。



個人的にこの話で好きなカット。刹那がフッと振り向くところです。なんかこの『フッ』と気取ったような感じが刹那らしい感じで個人的に好み。でもちょっと素人目に中割りのミス?っぽいところが刹那まわりで見られたような・・・?



なんとなく攻め立ってるようなレイアウトがなんか怖いわ。

どうでもいいけど、以前誠が使っていた恋愛の練習本?みたいのが世界の『練習』にかかってるなら今回世界史の教科書が意味深?に置いてあるのも何かの伏線なんかなんでしょうか?

School Days 3話 を語る
2007.07.18 [Wed] 02:46

『期間限定抹茶タップリ白玉餡蜜 ドリンクはアイスコーヒー 無糖』
刹那はよくわかってらっしゃる。今後は苦い展開が続きそう。

引きのセリフがキテルなぁ。惨劇の場面をCMで入れてきてる辺り狙いすぎて笑えました。
今回間が持たないのかサービスなのかエロカットが多数で正直萎えたなぁ。
誠は原作に比べ少々馬鹿気味に描いてるせいかまだ許せるなぁ、
と思ってたところでこの愚痴は衝撃的かも。前回の言葉への接し方とかを踏まえると特に。

脚本:秋月ひろ  絵コンテ・演出:阿富正和  作画監督:中島美子



最初見てて『コレ誰がとったんだろう?』と思った。もし世界がとったとかそういうのだったら面白いのになーと思って確認したら腕の描き方がちょっと誠がとっているっぽい画になってる?でもこの位置でこういうの撮れるのかなぁ?とか思うんだけど・・・。一応謎にしておくけど、世界が撮ったのだったら世界は2人の思い出の世界まで隙間無く入り込んでる感じがして3人の関係の異様さを色濃くする要素にはなるかなぁ。



ベンチの位置や視線のやり取りが気になった。世界の目線を柵に沿って見ていったらEDは『我が子へ』とかになりそうかなぁとか思ってみたり。言葉の家で妹が名前のことを指摘した引きのカットとかここに似てたかなぁ。ベンチの間を開けたり違う椅子に座らせたりするのが同じ距離なのにそこに谷があるというか。今回は作画が振るってないのが残念だったなぁ。主に演出的に。



今回一番引っかかったシーン。いきなり夜空の中で少女2人を歩かせ始めて少し混乱しました。刹那が世界に疑惑を持ってるというのを出したいシーンだったと思うんですが、なんか不可思議な印象がするのはなぜだろう。気になって前後のシーンを見てみたら電灯の向きが間違ってるっぽいのを発見して萎えたり。意図を探るよりスタッフの心配をしてしまいそうです。駅のキスシーンがやったら強調されてたけど、言葉が幽霊みたいな動きしてるのでここなんなんだ、とそこも引っかかった。

EDの毎回変更は某アニメより拘りが感じられて好感触。

School Days 2話 を語る
2007.07.11 [Wed] 03:03

脚本:日暮茶坊 絵コンテ:こでらかつゆき 演出:喜多幡徹

携帯電話について意識してみてたら、
携帯電話の写メでとったようなカットが多く見られておかしかった。
なんか自分が隠し撮りしてるみたいな気分だった。
喫茶店でわざわざ写メの話を入れてるし意図があるんだろうな。



なんじゃこりゃ(笑)
カメラを傾けなければならない理由でもあるのか。
原作への反発だったりするのかなぁ。
全編こういうカットが散りばめられてるのが印象的。1話はどうだったかな。



↑世界のカットを回転させるとこうなる。
携帯の待ち受け画面みたいだ(笑)
世界が言葉の胸揉むとことかもう逆さになってるし。



相談のやり取りはほとんどが筆談。
ケータイについて原作者だったかのインタビュー記事があったと思うんだけど読んでなかったなぁ。
言葉を交わさないことから生じるすれ違い、というのを強調したいのでしょうか。
何かしらのBADENDは約束されてるようですが、オリジナル展開とかになるのかしらん?

アニメ雑記 夏の新番 7/4 を語る
2007.07.04 [Wed] 02:45

不定期更新してたらいつの間にか新番の時期に。
終わった番組の感想とかはできる限り拾いたいけどたぶんスルー。

●ななついろドロップス 1話
新番一発目がコレとは。正直ヒロインから出る電波に私が耐えられそうにありません。話なんかにも魅力を感じることができなかったなぁ。OPはアールの方々がいたりしました。

●School Days 1話
言葉のカットでタイトル、そして崩壊。物語は確実に言葉を虐める方向へ向かうこと間違いなし。入学してから一目惚れで始まる学園生活。最初と最後に入学式の描写を入れて今後出てくるキャラクターを出してるのは良かったかも。初っ端の言葉への狭い視界の想いがキッカケで主人公に見えていなかったキャラクターたちと繰り広げる物語、ということなんでしょう。また教室で刹那から世界への目線を入れてるのもいい伏線。

元々原作がアニメ風だったんでTVアニメ化と言ってもどう変わるかイマイチ想像できなかったんですが、色彩なんかが変わっただけでも画面栄えしてて結構いい感じでした。カチコチの止めばかりだった原作に比べるとだいぶ動いててキャラが活きてるのは素直に良いと思いました。また顔アップがメインだったものに比べアングルも多少凝れてきてる。要するに普通のTVアニメ。この作品はあくまで後半の鬱展開が話題を呼んでるだけなんで、それ以外に注目することは難しいかもしれませんね。個人的には携帯電話を使ったED、予告が気になった・・・かなぁ。原作は掻い摘んで補完したので予告とかどうだったかよくわからないのでなんとも言えませんが、物語でキーアイテムになることはあるのかなぁ。原作をどのように加筆修正するのか気になるところです。三角関係というかそういう恋愛模様を掘り下げて描くこと事態が昨今では稀になってきていると思うので、そういうのを踏まえて注目して見れば多少は見れる・・・と思う。

あと原作通りとは言うけれど、終盤の電車内の世界の描写とか違ってきてるのが個人的には気になります。上に挙げた壊れるタイトル、原作の電車内で泣く世界のカットの変更。この辺りは割と重要な点・・・かもしれません。原作で電車内のあのシーンは見てると世界に同情的になってしまうので『あえて』カットというのなら意味深かな、と。『純情』より『妬み』を含む描写とした、と解釈してます。言葉のシーンもカットされてるし。個人的には好きなシーンだったんだけど。また誠の描写もまた意味合いが違ってる。アニメの呆然と世界を見る視線を入れてるのが個人的に引っかかる。原作はびっくりするというよりどこか察してる雰囲気がムカついたし、見てて誠をどう扱っていいかよくわからないって印象だったんですが、主人公の視線や動転してる描写を入れることで、視聴者が主人公に入っていきやすいようにしている感じがGOOD。主人公が一番嫌われてる原作なんですが、その辺も考慮してるんだと思います。

無駄に原作を齧ってるとそっちに捕らわれてしまってアニメスタッフの意図を汲みにくいというのはあるのかなぁ、悩んでしまいます。まあ、私は上がってる動画で補完した程度なんで原作のことになると詳しくないけど。とりあえず2話に期待。
P R


(06年/7/31設置)

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