クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 を語る
2007.07.19 [Thu] 00:14

見終わった。
思っていたより熱いアニメだったということを改めて思い知らされました。
本郷監督時代が個人的にはクレしんで一番良かったなー。
アバン。王子が姫を助ける物語。ここで王子様がお姫様を助ける王道物語と熱血をオカマ魔女が排除してるのがここの面白いところ。熱血はいらない、王道はいらない。変なのがいいんだ、ヘンダーランド。幼稚園でませてる子供が王道を否定的に捕らえるというオカマ魔女的な思考をしてる。この子供がオカマ的思考をしてるっていうのはちょっと怖い。というか嫌なつなげ方。この辺狙ってるよなぁ。この物語はしんのすけの成長話でもあるけど、オカマ的思考、つまり王道を否定的に捉える人たちへのアンチテーゼになってると思う。中盤のVSス・ノーマン、終盤のVSオカマ魔女を見るとそれが伝わってくる。

VSス・ノーマン。ここはしんのすけが始めて仲間を手に入れるシーンでもあって中々興味深い。ただ、秘密を共有できるような相手ではないけど勇気を貰える仲間ができた、という位置づけとしては面白い。熱いヒーロー達はいつだって子供の味方。
ここのシーンでいいのは、作戦を伝えてないぶりぶりざえもんのために叫ぶところとか、作戦をわかりやすく伝えてるところとかかな。あと『幼稚園のトイレ』からしんのすけが思いついた作戦なんだけど、その上をいくスノーマンというのがクールで知的。でもそれを『知恵』でなく『熱さ』で倒すというのが、アバンで否定された『熱いはオカマ(彼等の思考は熱い<クール)に負ける』というものを覆してていい。そうした話の組み立て方がいいなぁと思いました。

VSオカマ魔女なんてもう本当に熱さだけで勝ってるし(笑)
ハートの強さで勝つ!なんという王道。思えば最初のトランプの設定からしてそういう話なんですよね。ただ中盤はやはり恐怖演出が目立つので熱いというのが目立ち難い。それは物語は冷めたもの、クールなものとしたいオカマ魔女がかけた魔法だったのかもしれない、とか思うとちょっと面白いですよね。

ババ抜き。ここの雰囲気作りが素晴らしい。ババを引いたら負けってのが、ロシアンルーレットになったみたい。それが特に強調されてるのがひろしの二者択一、自問自答シーン。ここの生死を分かつことのようなことに対する精神的なプレッシャー、それに呼応するかのような汗と疲労。この状況に動じず頑なに佇む敵。そして精神を蝕む命を懸けたギャンブルに勝った開放感。ここに男の生き様、命の熱さをビンビン感じます。ここはオカマの言うクールな思考が本来は求められるのかもしれない。だが精神を熱く燃やし勝利を掴む瞬間というのはこみ上げるものがある。冷静より熱血。

そしてこの作品一番の見せ場の追いかけっこ。魔法ではなく肉体で熱さを表現してるのに味がある。クールが好きなオカマもこの時ばかりは熱い。命(ハート)が関わると人は熱くなるということか。トランプまではジョーカーは自分達が持ってたからどうでもいいんですよね。でもここは命が掛かってる。物語は結果的に『生きたいなら熱くなるべき』というところに落ち着く。クールに世の中を見つめるより熱く生きようって言う子供にわかりやすいテーマ。まあ、テーマはあくまで子供向けの命題の中に入ってるだけでやりたいことではないと思いますが。

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望 を語る
2007.06.30 [Sat] 01:28

今までも少し感想書いたりしてましたがまとめで。
映画第3段ということで描こうとしているものが固まってきている。吹雪丸の描写からしんのすけ、そして2段構えのストーリーで一家の団結をも描こうとしてる。そのまとめ方が上手い。とりあえず気になった点をピックアップ。

吹雪丸の過去。吹雪丸の過去と現在と未来を描くのが戦国時代パート。吹雪丸の回想に含まれている意味合いはかなり濃い。蝶を母親の描写とかけてくる下地を作り、母親のセリフで母の優しさや『生まれかわり』という言葉を使い作品世界でリングと吹雪丸が関係あることを示唆している部分を後押ししている。この辺は憶測ですが。ただ、『生まれかわり』という言葉は未来に生きている人、人は後の世に生まれかわるという意味で、作品の設定と関わりを作ってる点が個人的には良いと思いました。
また過去を夢で見る吹雪丸、改編された歴史を修正した後に目覚める吹雪丸がそれまでのことを『夢を見ていた』と吹雪丸が母に話すところとか個人的に印象深い。この作品の華である吹雪丸を丁寧に扱っていてそれだけで良い。ただ、結局全部思わせぶりなだけって言われるとそうとも言えるんですよね。その辺勿体無い。

吹雪丸が女性だということを示す演出は思いのほか多いですね。特にみさえとの絡み方がその辺に示唆的です。絡みに関しては『野原夫婦』の描写を同時に扱えててその辺りも上手いと思います。温泉での玉の話でしんのすけが女性であることに感づき始めてるのを以前見たときはちょっと見落としてました。改めて温泉のところを見てみるとその後のバトルもキチンと考えられてる。女性である吹雪丸の体力的な弱点を実は突いてくるバトル展開が構成としていいです。

後半の馬に乗って戦うとことか当時の太刀を使った戦い方をしているのも今更ながら設定を有効活用してて面白いと思います。この辺りは1つの大きな見せ場で凝ってますね。馬をあおりでフレームインさせるカットで馬の筋肉の運動などを意識した作画などが細かく面白い点。聞けばこの辺は木上さんパートということらしいです。門を開けて兵士が突撃してくるカットなどが個人的に引っかかります。

現代編は一家団結。冒頭の家族間のやり取りが伏線に。ここで良いなぁ、と思うのはコマンド入力を間違えること。夫婦は繋がっていると言えばいいのか、みさえとひろしが同じコマンドミスをするというのが個人的に面白い。冒頭で子供とゲームとの大人の距離感を示唆するようなセリフがありましたが、ここは子供と大人がコマンドで繋げてきてるのがいい。まあ、その辺はロボ戦後のひろしのセリフで触れられてますが。

ロボットバトルは敵ロボの登場シーンも面白いんですが、個人的にこの1発目のパンチがすんごい気持ちいい。鉄球パンチを体全体使って打つタイミングが個人的にツボ。体のひねりをほぼ1コマ打ちで微妙な変化を出してるのが臨場感あっていいです。腕を引いたときの動きがある程度理にかなった印象を受けてしまいます。アクション全体も凄く良かったです。

全体的にSFネタの散りばめ方、吹雪丸の描写から少々オタク気質な部分を感じますが、エンタメとしてのデキは上々かと。特に吹雪丸の殺陣に最後のロボットバトルなどのエンタメの作り方が良かった。野原一家の団結とかもあくまで周辺という感じですし。大人帝国なんかになるとそっちのドラマ作りがメインになっていってると思うのですが、その辺は監督の違いでしょうかね。

アニメ雑記 6/22 を語る
2007.06.22 [Fri] 13:35

●クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝
監督:本郷みつる
脚本・絵コンテ:本郷みつる 原恵一  演出:原恵一  演出助手:水島努

クレしん映画は昔から繰り返し何度も見てるけど(と言っても本郷監督タイトルだけだけど)、やっぱ面白い。前作に比べるとだいぶ方向性も定まってきている印象。ここから雲黒斎、ヘンダーランドとアクション色の濃い作品に繋がっていくのは面白い流れだなぁ。クレしんの中でのオカマについてとか考察してみれば面白そうだなぁと思いつつ何も思いつかないのでとりあえず感想。



前作から大きく変わったと思ったのはひろし&みさえの描写と戦う美少女が出てきたところかな。前者はこの後のシリーズでスタンダードになっていくもので、後者はヘンダーランドぐらいでちょっと打ち止めを喰らうというのが個人的には興味深い。ルルの変なところを認めてしまう辺り憎らしい作り方してると思う。見に行った大きいお友達はルルに萌えてしまったらオカマ以下だと言われてしまう。子供向け作品のツッコミとして考えるとなんとも言えない感じだなぁ。



ブリブリ王国を見てると、この作品は雲黒斎の素材というか実験作っぽく見えるなぁ。似たような構図というかそういうものが結構多い。雲黒斎になるとしんのしけのヒーロー性、サブキャラ美少女の掘り下げ、野原一家団結が上手くまとまっている。ブリブリ王国はその1つ1つが練りこまれてない感じ。ギリギリの場面で避ける際にルルの髪が切れるというシーン1つとってみても、雲黒斎では吹雪丸の髪を切るシーンは比較にならないほど素晴らしいシーンになっている。そういう所を抜き出して見てみるのが個人的には吉。



ひろしとみさえはなるべく同じカットに収めようとしていた気がする。ジャングルで遭難したときのミュージカル風味な演出などバラエティに含んでいて個人的にはかなり好きだったりする。ひろしとみさえが衝突する際に周囲への配慮が疎かになってるところがあるなど、夫婦喧嘩はお互いしか見えないという周囲が感じるウザさを出してるのは夫婦のやりとりしてのリアリティを獲得しようと頑張ってる気がして個人的には良かった。ただ、そういった衝突を繰り返したり仲直りしたりのドラマがあまりストーリーに絡んでこないのが残念。一応オチはつきますが。しんのすけを助ける描写も結構すっ飛ばされていた気がします。尺の関係とかで色んなところを妥協したんでしょうか。ルルとひろし達は電車内での演出が良かった分、後半は少し残念だったなぁ。まあ、子供向けということでしんのすけ視点が多くなるのは仕方が無いし、避けられないことだと思うので折り合いの付け方が上手いかどうかなんだろうな。



ミュージカルと言えば敵の妙なダンスとか。この辺りってもしかして演出助手:水島努さんのアイディアだったりするんでしょうか。こういうところで笑いをとってこれるのがこの作品の幅広さなんだろうなぁ。ただ今作はバラエティ色を濃くても本編は少し練りこみ不足だったんじゃないかなぁと思った。例えばルルのストーリーとか。まあ、その辺も雲黒斎ではフォローされてたんで、やっぱブリブリは実験作という位置づけでいいんだろうなぁ。

作画面などはルルの戦闘シーンなどが目を引きました。最初の戦闘員とのバトルとか良かった。特長有り気な動きですが自分にはちょっと誰だかわからない。その後のVSハブはドラゴンボール式で個人的に少し残念だったかな。回転キックを決めるところでフルメタTSR思い出しました。他意はないです。後半の遺跡内バトルだと鉄扇出した辺りが個人的には好き。鉄扇の捉え方やオバケ、それに動きがキチッとしていて面白かった。魔神VS魔神など怪獣映画さながらの展開はエンタメとして考えて入れたんだろうなぁ。枚数多く使ってヌルヌル動かすのはどっかの誰かさんみたい。個人的にそこまで爽快感があるシーンでは無かったのが気になった。次回作の雲黒斎は湯浅政明さんがダイナミックなロボット戦やってますが、監督的にはここのリベンジ気分だったんじゃないかな。
今作は『八犬伝』があったからか湯浅さんが原画参加してないのが残念。

まとめると、『雲黒斎になりきれなかった作品』って感じかな。
もしくは『雲黒斎の原型』か。
あと『アクション仮面VSハイグレ魔王』は『ヘンダーランド寄り』な気がします。

どうでもいいけど、



さり気無いところの有名映画パロなどは遊びなんだろうなぁ。
ドラえもんでもあったけど、この辺は原さんがやってるのかな?わからない。

アニメ雑記 6/15 を語る
2007.06.15 [Fri] 04:07

最近コメンタリー目的でAIRのDVDを買いました。現在4巻まで購入。聞いていてもっとはやく買えば良かったなぁ、と後悔。まあ、その辺の話は後で適当に。呪いのワンピースとか以前youtubeで見たんですが、最近ニコニコに上がってるやつを発見したんでそっちもぼちぼち取り上げていく予定。AIRのDVDは一通り聞いたら人にプレゼント予定。個人的に美凪編のある3巻はとっておこうかなぁ、とか思ってますが(笑)

●クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王
TV放送された時に見たのが最後だから10年以上前に見たことになるのか。それでも冒頭の内容を覚えてる辺り、やっぱヒーローが負けるというのは衝撃的なことなんだろうか。絵柄が初期っぽいなー、とかやたらみさえがしんのすけの言葉を訂正したりと今では見ることが少なくなったとことがウザイくらい残っていて少々イラついた面があったかな。見てて映画第一弾だからかどういう内容にするか定まってない印象があった。しんのすけをヒーローとして描こうとしてることに何か反発してる感じ。また話がしんのすけのヒーロー話に落ち着いていくから話として少々陳腐に感じてしまったなぁ。ハイグレ魔王の描写とか敵の掘り下げもほとんど見られなくてガッカリした面も。まあ、そんな感じ。

作画面では湯浅パート以外で目に付いたのがサーカスっぽい空中戦とかかな。爆発でもちょっと気になるようなあった感じ。スタッフ見てみると原画陣がドラえもんに比べて豪華だなー、と思った。佐々木正勝さんも参加されててその辺もビックリしました。木上益治さんも参加されてました。京アニは動画参加。石原さんや北之原さんetc。


●ドラえもん のび太の創生日記
うーん、話としては色々キツイ面がチラホラ。タイムパトロールの話とか投げっぱなしだし、創生セットで創造された世界のタイムマシンがのび太たちの世界の時間軸に出られるの?とか創生セットが消滅したらそもそも話し自体がいらなくなるよなぁ、と疑問が尽きない感じ。ジャイアンをメインに据えるのかといえばそんなこともなく、なんか全体から一貫したものが感じられなくて散漫になっている気がする。雲の王国や竜の騎士の話の発展系なんだけど、のび太たちがあまり上手く描写されてなくてガッカリしたところも。
ただ、のび太を神と位置づけることでの演出だと思うのでたぶん良かったんだと思う。時代が進むにつれてのび太家が繁栄していってるのが、ドラえもんに成長させてもらっているのび太に当てはまるんだけど、しずかちゃんはそういう物とは関係なく結婚までこぎ付けるところが神であるのび太の人生とシンクロしていて面白かった。
この作品はなんか異様にシンエイ走りが多くてお腹イッパイ。とにかく1コマで動かすところが多い気がした。今回は京アニから北之原さんが出張ってました。後半のメカ描写とかがメインなのかな。北之原さんは前日のアニメ店長のように兎に角動かすという印象が強いかなぁ。


あと一昨日、昨日とガン×ソードとかFate/stay nightとかラストエグザイルにドラえもんにクレヨンしんちゃんにと色々見てました。ガン×ソードは始めてDVDマラソンして全巻買った作品なんですが、改めて見てやっぱ良いです。24話とかはやっぱ個人的には好きですし。全巻購入特典のサントラも良くて個人的にはかなり満足いく作品です。コードギアスが恨めしい(笑)
Fateは最終話とか好きです。やっぱ力はいってる最終回は燃えるので。話とか演出はワケワカメなところがありましたが、士郎復活〜セイバーがギルを倒すところまでのくだりが好き。特効かけまくりなところが個人的にGOOD。あの辺はエフェクトも良くて満足いくシーンでした。最後のセイバーの一撃も印象深い。まあ、そんな感じ。これから999とか見ます・・・。

アニメ雑記 6/6 を語る
2007.06.06 [Wed] 02:04

●ドラえもん のび太の宇宙小戦争
数年ぶりに見返してみたら作りこまれてる感じがしてとても良かった。
最後にスモールライトのエネルギー切れがご都合主義という指摘がされてると思うんだけど、それはナンセンスだと思う。伏線は既に前半の人形劇の頃から張られている。この作品ってエネルギーの話なんじゃないかなぁ、と思った。

敵の活動範囲が狭すぎるのはパピの反応をキャッチしているということもあるんだろうけど、その小ささから活動できる範囲に限界があると捉えることもできる。敵はプラモの兵器を本物の兵器と誤認してるし、地球の技術について無頓着な様子だった。敵のドラコレルは頭の冴えるやつで、力で負けてる地球の子供に対して情報収集などを行い、戦略を立てて立ち向かうという軍人らしい軍人なんだけれども、なぜかそういう所に抜けてるところがある。やはりそれは地球という惑星は彼等にとっては広すぎた、故に探査機も遠くにいけなかった、だから情報も不足している、と考察することができる。これが冒頭の人形劇で使われた電池の話に関連してくる。あの小さい電池でどれぐらいの間エネルギーが持つのか。これは敵の探査機にもいえる事で、恐らく電池と同様にそんなに長くは持たないのだろう。そういう設定を日常芝居を交えながら魅せてくる構成。
音楽にも感心する。驚異的な奴は怖い曲、勝つときはアップテンポな曲の切り返し方がとてもわかりやすくて楽しい。安直だけど上手い。反乱軍が音楽に浸ってるところを見てもそう。思想的な部分が垣間見れて面白いと思う。案外こういうところで損をしてる作品って多い気がするので気になるところ>音楽の使い方
ただ、敵の皇帝の話をするパピのところは凄く恐ろしいように敵を描写してるんだけど(全体的に見てもそう)、キャラクターからはその禍々しさがあんまり感じられなかったような気がします。その辺は直接的ではなく間接的に描くべきだということなのだろうか。間接的には確かに良かったかも。

小さいものは大きいものに敵わないとはよく言ったもので全くもって正しい。この映画はある部分でそういう部分を見せ付けてくる。大きいものは強いのである。ただ、ラストに大統領を屈服させるところで、元のサイズに戻ったのび太たちの力を貸させないところがこの作品の良心的なところ。小さな存在でも集まれば大きな存在に打ち勝てるということを象徴している。ナイスフォローと言った感じか。

あとビッグライト使えばいいじゃん、というのは確かにあるんだけど、それだと『小戦争』にならなくなる可能性があるんだよねぇ。敵がスモールライトと同様にビッグライトを奪ってしまったら?それこそ宇宙戦争ものになってしまって、まずのび太たちは勝てないと思う。そういうことができる風に敵を描写していたようにも見えるし、本物の軍隊相手ではとても戦えないことは他のシリーズで証明されている。そういう展開に持っていけることを見越してビッグライトは封印だったのかもしれません。まあ、ラストの展開がありなら最終的に勝つことはできるんだろうけど。結局野暮だからだよなぁ・・・。
なんだかんでやっぱりツッコミどころがあるのがドラえもん映画の宿命。

・しずかちゃんの描写
この映画はある意味しずかちゃんの映画であると思う。ウサギのぬいぐるみが無くなった時、闘わなければならなかった時、男の子たちを動かしたのはしずかちゃんの涙だった。しずかちゃんがさらわれるところとかなんかどっかの怪しげなアニメのよう。この辺りはかなりマニアックな作り方をしてる。女の子の入浴中に敵が襲来なんて卑猥すぎだと思う。
あと、しずかちゃんがのび太の持ってきたプラモを『悪役っぽい』と言ってるところがどことなく『海底鬼岩城』『鉄人兵団』を匂わせてる。ちょうどその間の作品に当たる今作をしずかちゃん繋がりで見ていくとちょっと面白いと思います。

宇宙小戦争ということで入ってるパロなどバラエティにも溢れててドラえもん黄金期と呼ぶに相応しい作品の1つだなぁ、と思った。

アニメ雑記 5/21 を語る
2007.05.21 [Mon] 02:38

最近忙しくて思い通りに更新できません・・・。グレンは後で書く。

●ドラえもん ブリキの迷宮
なんだかんだでかなり好きな作品。ロボットが反乱〜って好きなんで。個人的に主題歌も気に入っているという本当に珍しい作品。ドラえもん映画の主題歌基本的に苦手なんで。サビのフレーズが頭の中をまわっちまいます。ブリキのおもちゃ繋がりでサンタクロース登場など結構面白い。またドラえもんとのび太のケンカがロボット×人間のある種の縮図となっていたりしてるところとか面白いと思う。
このアニメで一番の見所は食事シーンにあるんじゃないかなぁ、と思いました。結構ドラえもんって食ってる描写多いんだけど、ジャイアンとスネオがロボットの町に潜入したとき、腹が減ってロボットのレストランに入ってしまうことから起こるトラブルなどに繋がってきてるのが印象的。ロボットレストラン内のロボットのキャラクター性、演出がまた変な空気を醸し出してるのがまた上手い。見ててジャイアンたちの失敗は料理する相手を意識していなかったことに対する罰だ、と思った。ジャイアンたちはレストランという記号で料理を食べさせてもらえると考えるが、よく考えればロボットの町でレストラン?と疑問に思うべきだったんです。コレはレストランに行って注文すれば食事ができるという安直な思考からきている。この際、レストラン内でのコックの立場とはただのロボット。実はここのシーンは人間は知らないうちに人間をもロボットと同様にして扱っているいう制作側からの批判的な意味合いがあるんだと思う。ロボットVS人間に見えて、本質は人間の人間に対する意識のロボット化、無関心化に対する批判ではないかと改めてみて思ったり思わなかったり。いや、極端すぎるしそれはないとは思うんですが、勝手に妄想が・・・。
あとサピオのCVが皆口裕子さんで男の子なのに凄いカマ臭いのが非常にツボだった。
何気にのび太たち強制的に誘拐しようとしたりしててなかなか痛い子だった。


●瀬戸の花嫁
モモーイを意識しだしたら見るのが楽しみでしょうがない。
ライブパートとか力入ってて楽しめました。冒頭も力入ってた感じ。
そういやキャラソンCMで気づいたんだけど、コレ2クールだったの?

アニメ雑記 5/13 を語る
2007.05.13 [Sun] 17:21

わざわざ休み入れたのに予定が入ったんで時間までひたすらアニメ視聴。

●ドラえもん アニマル惑星
原画で木上さんや湯浅さんetcが参加してました。また環境問題の話で個人的にはゲンナリするんだけど、内容としては濃くて面白かった。最後の敵ボスの一言が意味深で奥行きがあったと思います。



昔のクセが抜けきってないんですよー的な絵柄のカットだと思った。



ドラえもんにしてはなんか珍しいカットに見えたなぁ。フレームインのさせ方が珍しいのかな。
この前後は結構目立ってました。
ジャイアンが岩をどかしたり、空中の動きなんかも良かったかなぁ。



シンエイ走りと言えばいいのか、こういった横走り?が枚数使って浮いてる動作になってるのと坂などを意識させられる動かし方が印象的。以前も林の中で木の枝なんかを避けながら歩くシーンがあったりして、横に歩かせるのにバリエーションがあって面白いなぁと思いました。TVシリーズと映画になって一番わかりやすい違いじゃないかなぁ、歩くことって。
やっぱドラえもんは面白いなぁ。


●溜めてたアニメ
ヒロイックエイジ、瀬戸の花嫁、DTBを一気に視聴。ヒロイックはキッチリ花嫁は暴れまくりとなかなか極端だったなぁ。まあ、その落差が見難くて溜めてたんだけど。DTBはやっぱ安定してて思い白いなぁ。花嫁は暴走してる。うーむ、エンジェる〜んを思い出すなぁ。つーか、1話以来見てなかったからかOPが面白かったことを見逃してた。つーか歌モモーイだったのか。このOPだけ何回も見返してしまった。楽器にダンスとか、ネタ的にも面白いなぁ。

アニメ雑記 4/14 を語る
2007.04.14 [Sat] 05:25

●クレヨンしんちゃん雲黒斎 の野望
この間実家帰ったときに見たばかりだったりするんだけど(笑)
カットされてるとこがあってorz。
私がしんちゃんの映画をきちんと見てたのは次のヘンダーランドまでですかねぇ。一応見てたけど、印象に残ったりしたのはオトナ帝国ぐらいだったりで記憶に残ってないってのが正しいかな。個人的にはヘンダーランドまでが良作。オトナ帝国は・・・。

雲黒斎は子供時代はとても面白くて何度も見直したけど、今見るとどうもオタク臭い面が見えてくる。下ネタ、SF、ロボetc、こんなにマニアックだったかなぁ。



いつも思うんだけど、しんのすけが吹雪丸の風呂を覗きにいくところが何とも妙な演出だと思う。特に、吹雪丸が部屋から出て行くシーン。しんのすけが起きてることがここのマニアックさをより引き立ててる。雲黒斎は長回しのショットが多くて、それが緊張感なんかをうんでて上手い演出なんだけど、ここはどう言えばいいんだろうなぁ。見当違いな話かもしれないけど、男の裸を男の子が覗きに行くっていうのがある意味、違和感になってるのかもしれない。けど、ここはそういうのじゃない気がするんだな〜。振り絞って言えば、子供が起きた大人の後を追う、しかも風呂にいったことを察知してたとしてもそれが男では意味が無い(本当は女)、そんでしんのすけは騒ぎ立てもせずに風呂を覗きに行ってる(あの描写はそう言っている)、というのだろうか。不自然に感じるのは、部屋出て風呂場に行くのしんのすけの描写を一切カットしてるからなのかもしれない。覗きに対するスタッフのただならぬ拘りを感じずにはいられない。子供の好奇心を利用した上手い演出だったのではないかと思う。

あと吹雪丸が髪を切るシーン。女が髪を切るシーンというのはなんと色っぽいだろうと毎回思う。色っぽいというとなんかズレてる気もするけど。髪が女の象徴というとまた変な話になるんだけど、そういう象徴を捨てさせるところに、制作側のフェチズムを感じてしまう。んで、そういうシーンを効果的に見せてきててとても面白い。大体吹雪丸が女であること事態にある種のマニクアックさがあるしなぁ。本編の演出はそんなマニアックさでいっぱいだ

作画的にも見るとこが多くて面白かった。最後の雲黒城ロボなんか特に凄い。城から出てくるときの臨場感。外壁が次々にとれていくあの崩し方。そんで重量感溢れる動き(特に1発めのパンチとか好き)。いつ見ても面白いです。ヘンダーランドも見たくなってきたなぁ。

また詳しく書く事があるかもしれないんでこの辺で。
なんか簡単に終わらせるつもりが長くなった。
うーん、ほとんどが今風に言えば吹雪丸萌え〜、で終わってしまうような感じのことだな(笑)
いらぬことを膨らませて考えてしまった・・・。
何となく今のアニメに足りないのはこういった変態的なところだと思えてきましたよ!

●おおきく振りかぶって

野球アニメってだけで期待しちゃう。スタッフもいい感じ。
弱気な投手主人公ってのはなんか目を引くなぁ。



女コーチにケツバット喰らうとこが目立ってた。ここでだけ違うアニメって気がした。
私には技術的なところ(上手いとか)はよくわからんのアレですが、目を引くとこで面白かった。
なんか大平調って感じ?吹っ飛ばされるとことか特に。

●怪物王女

話としては見れるんだけど、どうも苦しいかなぁ。

●ロミオ×ジュリエット

これがGONZOの本気か。コンテはどうのこうのは置いておくとして、服の靡きとかアクションが凄く面白かった。作画面ではそこまで期待してなかったけどコレはかなり先が楽しみ。結構いい方が作監、演出でくるみたいなんで楽しみです。

ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス 6話を語る
2007.02.14 [Wed] 11:14

シンエイ動画制作。以前の記事で参考にするために買ってきたんですが、面白いです。
水島努監督のアニメはあんまり見た記憶がないんですが、もっと色々見たいですね。
ハレグゥは京アニ回なんかもあるんで、そっちの方も興味深いです。

『illusion VI 「スキスキおじいさんバーサーカー」』

脚本、絵コンテ、演出:水島努  作画監督:東出太
原画:末吉裕一郎 大塚正実 針金屋英郎 重本雅博 角張仁美 
    小林哲也 繋澤敬二 金子志津枝 東出太


東出太さんは今ケンイチで演出・作監などをやってますね。
脚本はシリーズ構成の横手美智子さんではなく監督じきじに。とても気合の入った回でした。
暴走するダマの作画が凄まじすぎる。背景動画を多用していたり、
落差のある動かせ方をしたりと暴れまわってるのが楽しい楽しい。
エヴァの使徒食いの四肢を使った動きから反転してエクソシスト?だったかのキモイ動き。
最初にダマが木に突っ込んでから抜け出るまでがすごいヌメヌメした感じがしたんですが、
あの辺りは1コマなんでしょうか?舌や腕がグーンと伸びる描写などが特に良かった。
というか後半はギャグというかホラーになっていたような(笑)
冒頭とラストのニュースを使った演出なども交えてギャグも面白くテンポがよくとても楽しめました。

ドラえもんからサンライズの監督へ×2人 を語る
2007.01.18 [Thu] 19:18

●怪盗ドラパン謎の挑戦状
米たにヨシトモが育てた?ドラえもんズを見てきたんで、まだ紹介してないドラパンも。
ドラパン=ルパンってそのまんまですね。内容はカリ城のオマージュとかそんな感じ。
ドラえもんズの合体など結構面白いことはやってますね。
しかし、ドラえもんズ合体っていうといくらロボットでも卑猥なイメージが湧くような(笑)

作画監督:高倉佳彦
原画:佐々木正勝 林静香 原勝徳 西村博之 古田詔治 古山匠 大久保修 嶋津郁雄 石黒育

ドラえもんに扮したドラパンがキンキンステッキを使うところがモロに『笑ゥせぇるすまん』の『ドーン!』で笑ってしまいました。いやぁ、米たに監督らしい。話はズレまくりますが、勇者王ガオガイガーFINAL6巻『我名はジェネシック』のコンテでもファイナルフュージョン完了のところで大きく『ドーン!』が描かれてたりします。というか大河長官のファイナルフュージョンも元を辿れば『ドーン!』なんですよね。キンキンステッキ→後のゴルディオンハンマー?というのもあったり。
作画的には自称研究所が崩れるところとか、ドラメット三世が巨大化するシーン全般は良かったです。最後のロボットバトルも破片なんかがいい感じ。キャラ増殖のモブシーンや冒頭のエッフェル塔からのところも凝ってますね。一応見所は多いと思います。コンテも結構良い感じで30分アニメとしては内容が濃い印象です。友情演出もバッチリ決まってます。流石です。

タロットカードによる小ネタを出したりしてる所や、ドラリーニョがキンキンにされるシーンなんかは米たにさんの持ち味が出て良かったです。小ネタは、監督がやりたいこと多いって言ってる方なんで、たぶんタロットがやりたかったんだろうなぁと。ベターマンのインタビューなんかでも設定を細かく言うのは、見ている側にアニメ見て知識をもてたらいいよね、的なノリだと言ってるんで、今回のタロットもやりたいついでに見てる人が興味持ってくれたらいいね、と言う感じで入れてるんでしょう。いつもの電磁波ネタも入ってます。あと、お菓子ネタ。お菓子ネタは『まりんとメラン』まで扱われてるネタですね。みんなそれぞれ好きなドラ焼きが違うのも面白い所です。ドラパンもまた然り。ドラえもんズ復活しないかなぁ。ちょっと惜しいキャラだと思うんで。

あとちょっと引っかかることがあって、映画ドラえもん『夢幻三剣士』でも『ドーン!』を連想させられるキャラがいたのを思い出したんですが、アレって米たにさんは何も関わってないんですかねぇ。ちょっと気になる。

『ドーン!』について参照

http://www.youtube.com/watch?v=WtQ4xcX8REk

※監督が浄解モードの護君の手をコンテでいつも間違える〜云々って、コレの名残かな。
P R


(06年/7/31設置)

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http://twitter.com/Pole_Star
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