響け!ユーフォニアム 11話 を語る
2015.06.23 [Tue] 22:32



前回に続いて練習風景。
今回は足元から写してるのが新鮮に見えて面白かったな。
椅子の下の水筒とか持ち物の個性ってのもあるけど、
こうしてキャラやら椅子やらの脚で密集感を作ってるのが目を引かれるかなと。
しかし、先生もそんな集団の中から秀一を遠回りしてピンポイントで間違いを指摘してたりして、
葵の時もそうだけど語りかけは柔らかいけど手厳しいなという感。

あと8話くらいから人物や物を重ねてみせる演出多いけど、流行ってるのかな。
Aパートの終わりとかもやってたり、ちょっと目を引く場面が多い感。



暑っ。
ドアをあけるところでキャラ視点の開閉を一瞬見せたりとか、
普段見慣れないことをされている感じで新鮮だったな。
急に時間が飛んだのを新鮮さで誤魔化された感あるけども。
今回は接写で見せるショットが多かったんで、ここもその一端なのかな。



ピアノ俯瞰の長回し。
普段使われない楽器を中心とした全体の動き、という違和感。
前話でピアノが前景で一種の障害のメタファーっぽい感じだったけど、
ここはそれを踏襲してきている感がしたかな。





この辺の優子の立ち位置の切り替え方も前話に続き。
香織の姿を見て立ち尽くしていた自分っていうのは、
やっぱ役に立てない自分への責め苦、なんかなぁ。
結果的にそれが麗奈へ向かう感情になっていってるのが辛いところというか。
香織の物語を知っているからこその辛さというか。
そうやって自らの幻想の中に立って思い返してる風なのが気になる感じかなぁ、と。
ロッカーの映り込みとか夏紀に耳吹かれて驚いて靴を放っちゃったりとか、
やってることが地味に派手な部分もあって目を引かれるシーンでした。



なんか虫を避けて走るっていうのが珍しい感じかなと。
こういうのだけで普通のアニメだったらちょっとした1シーンになっちゃうんじゃとも思ったんで、
ちょっとした贅沢感があったかなと。



秀一の練習風景を見る久美子。
先生を馬鹿にしていた川辺で今度は先生の指摘を克服できないもがきを描くという。
香織もそうだけど、なかなか越えられない壁を超えるための練習、
しかしやってもやっても超えられない現実。
そういう風景を見てつぶやく久美子は、
特別になるということの難しさを歯がゆく見ているようであったかなぁ、と。
久美子と秀一のギクシャクしてる関係の延長での視点っていうのもあるけど、
その辺は読みきれない感じがするかなぁ。



しかしきれいなシーンだったなぁ。
見事に8話の返答になってるのがグッと来るなと。
8話って久美子の明確な返事っていうのがなかったけど、
ここで殺されてもいいと言うのは、大吉山で抱いた感情そのままですよね。
それがそのまま愛の告白っていうのが良いなと。



久美子に続いて葉月も拍手。
なんというか、やっぱ葉月のことを重視しているのが伝わってくるようで、
やっぱ8話そういう意図でやっていたのかなと思った。
8話って麗奈が麗奈が!っていうけど、
その裏で葉月たちが祭りの最中に行ったことを2人は遠回しに馬鹿にしてるんですよね。

そういう意図がなくとも一視聴者として見たら、8話の時の久美子たちは明らかに悪者だった。
だから自分たちが悪者になることを厭わない態度を示してくれたのに凄くホッとした。
汚れることを厭わないっていうところに、巧さに対する尊敬が見えてくるのにグッと来る。

特別だと言われるキャラの1人にあすか先輩もいるけど、
時折見せる本音は他者に対して非常に厳しい。
特別というのはそういう厳しさを周囲に撒き散らすという一面があることに触れてる感。
8話での葉月は久美子たちと違って、
特別になれなかったキャラっていうのに触れられてる感があって、
そこが見てて辛い部分だったんだけど、
今回拍手をしている葉月を見て、そういう特別じゃない人が、
どんな形であれ自分を認めてくれる、特別だとちゃんと示してくれる、
という風に描かれてるのが健全な形に見えたかなぁと。
香織サイドと比較するなら、それが友情とか尊敬とかそういうものになるのかな。

しかし今だギクシャクしてる?久美子と秀一だけど、
11話で未だに話せてないのと、
8話で葉月に対して否定的だった1人としてうだつの上がらない役回りになってるのも、
やっぱそういう意図もあってかなーとか思えてしまうところかな、と。
ただ秀一に対してみんな厳しいな、という気がする。



そして、次の曲が始まるのです。
今回は香織、麗奈の両サイドが交互に描かれている印象で、
最後の2人の演奏による対比はそれが明確に出ていて印象深かったです。
ちょっと武本さんチックに見えるキャラの俯瞰とか、
3Dの使い方なんかが気になる感じだったかなぁ。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:雪村 愛
作画監督:植野千世子
楽器作監:橋博行

雪村愛さんのコンテ演出。
コンテ回始めてみましたけど接写の使い方とか、
光があったキャラのハイライトによる白身とかちょっと気になる感じ。
白いハイライトって好きなんですが、オーディションのところはやり過ぎ感もあったかなぁ。
植野さんの回は髪の描写が綺麗ですね。
今回は髪が主張するシーンが多かったので特にそう感じたかな。
残りの話数でどんなものが見れるかまた楽しみです。
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