氷菓 13話 を語る
2012.07.17 [Tue] 21:57



新OP。
折木が映り込む世界に入り込んじゃって誰からも認識されないという構成。
壁なんかにキャラクターを写り込ませるというよりはめ込む、
っていうのをハルヒ2期EDで武本さんがやってたけどその延長ですかね。
というようなことを思い浮かべてたけど、
まだ見かけない新キャラの方のに目が行った。
メガネで、姫様カットで、泣きぼくろで髪編んでて、グッと来る、みたいな。

しかし沢木口先輩OPにも登場するのか。
キャラデザ思いっ切ってるって話題になってたけど、
今後も登場することがあるんだろか。



千反田や古典部員には認識される折木。
前回のOPで川とか雨なんかが割と強調されたりして、
今回もいきなり水中にいたりするわけなんだけど、
その水の在り処っていうのが引っかかる感じ。
水の中から引き上げてくれる、
言わば恩人が千反田なのかなー、というか。
前から思ってたけど、水っていうのはもう少し意識したい感じ。
間違えた折木が千反田の話を聞くところが川だったところとか。



構図的にもキャラの表情的にも武本さんだなぁと思わされる。
武本さんはキャラの部位だけを切り取る映り込みなんかも結構使うけど、
そことの振り幅は何なのかなーと今回のOP見てて思ったり。

ホワイトボードに描かれた折木とか季節の巡りとかの扱いも気になる感じ。
しかし一発目がホワイトボードっていうのは少し引っかかる。
結局、折木という存在はあの世界で「描かれた」キャラっていう風にも思えるし。
映り込むより前に、描かれたキャラっていうのがくるのは何なんでしょう。
それにホワイトボードも黒板も攻撃を避けるような動きしてるし。
描かれたキャラは侵食を恐れているのでしょうか?
私、気になります!





前半はクイズ大会を中心に間を描くような感じが楽しかったな。
外の声に聞く耳を立ててる伊原、
引きで漫研の様子、またアップで伊原周辺、
と人が来ない漫研部員たちが外のクイズで暇をつぶしてるっていう、
そういう日常感とか楽しかったかなと。
音を聞くっていう伊原のアップでレイアウトの空間の開き方とか、
目の向け方での意識付けみたいのを見せててくれててそういう興味の引き方もいいなと。
引きの絵でサターン里志が目立つっていう遊びをやってたけど、
ここはその変奏とも取れますね。
一定のカメラ位置で里志は見せたけど、
伊原たちはカメラ位置替えてきての見せ方だったり、
伊原の頭で興味を引いて周囲を見せるっていう、
里志とはちょっと反対の役回りだったり。

クイズが古典部のため、ということを意識させるように売り子してる折木も出てきたり、
とそういう雰囲気作りが楽しい前半だったように思います。
しかし間に対する里志の言葉のニュアンスの移り変わりも楽しかったですけど、
里志自身が間を演出してたり、そういう滑稽さを見せてたりして、
そういうのも楽しい部分だったかな。
クイズの早押しで問題を聴いてる時のボタンを押す手を強調する待ちの間の絵とか、
やっぱ間が強調されてた感もあったかな。



しかしクイズ研の2人は面白かったな。
無駄な間の演出もいいですが、アバンでのライダー的なポーズとかキマってたし、
司会の子もやたら内股強調してるなっていうのと、
引きでキャラの動きを見せるシーンっていうのを引き受けてる面があって、
そういうのが楽しかったかなと。

あとやっぱ日笠陽子いいですね、とか。





千反田があまりにもカワイイので全部キャプとっちゃいましたテヘペロ☆
じゃなくて、実際並べて見ると写真を入れ替えてるのに紙の位置は全然ずれてないんですよね。
重なった紙っていうのを意識させる絵になってるけど、
めくっていっても同じレイアウトで、千反田の画像だけ変えてあるだけっていう。
めくる手を含めて、リピートなんですよね。
千反田の可愛さばかりに目が行って、
こうした工夫を意識させない辺り見ると、
やっぱ全然アニメというかを知らないよなーと視聴者的な立ち位置なんかを改めて感じます。

しかし前回はチアガールを最後に撮ったわけじゃないのになぜかチアが最後。
これは千反田的にはチアが一番恥ずかしいってことなのか、
はたまた制作側のチアガールが一番エロいから最後で、
という意図的な改変なのか。
それとも熱を上げそうな語り口用意してますね、と皮肉交じりに言えばいいのかと、
色々思ってみたり。



エアガン回す辺りの強調いいですね。
こういうアクションを意識させる動き、強調するSEが強く出てるシーンだったなと。



今回は長回しで見せる間に短いショット挟んで、
寄ったアイテムや部位のディテールやニュアンスをより強調してましたけど、
ここの一連は長回しで芝居を見せつつ、
アップでディテールを見せるっていう切り替えが印象に残ったかなぁ、と。
ただ最後に折木が銃を見てるところなんかを見ると、
ちょっと振り回すような芝居のが自然に思えたので、
引きに引っ張られたのかなーという感がちょっとあり、
やっぱ芝居というよりはカット割りで見せていくのを強調するAパートだったのかなという感じ。





女の戦い。
伊原のまつ毛や先輩の口元、目元を強調するやや濃い感じが印象に残るシーンだったな。
前回先輩が伊原を庇う形だったので、この展開は少し意外だった。
漫研の雰囲気を含め、全体の重苦しさと部長の立ち回りの上手さが楽しい。
ここはAパートで見せた漫研の様子っていうのをまた形を変えて見せてる感があったかなと。

しかし伊原のモノローグっていうかを言わせるのはちょっと過剰気味な気がしたけど、
直前の里志云々のモノローグを活かす方向で入れたのかなぁとかちょっと思ったり。







なんか動きそうなものをセルで置いてるっぽいけど、
動かしたのはTV台だし、動いた後また背景として描かれてる辺り、
よくわからないけど京アニを見たなという気分になる。
別に同ポジにしなければ違和感はないんだろうけど云々、みたいな。
ハルヒの部室からこうしたセルと美術の配置っていうのには引っかかりがあったけど、
氷菓で一番ソレが見れたシーンだったかもなと思ったり。

今回は千反田の放浪シーンでのタロットだったり小物なんかもいいかなって思ったり。
部活の道具が盗まれるっていうのは前回から伏線があったので、
その辺の話が気になる感じ。
古典部は何を盗まれているのか、という疑問もあり。
次回は料理対決みたいなので、その辺も含め楽しみ。

脚本:江上美幸
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:丸木宣明

北之原回。
前回の映画の処理とか凝りに凝ってて凄かったけど、
今回楽しい回になってて楽しかったかな。
口論のシーンは誰だったのか気になるなぁ。
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