社員旅行の想ひ出C〜桂離宮編

April 07 [Sun], 2019, 13:05
こんにちは!!ゆうき@LwSです。

この度のBlogでは、
数回にわたりお届けしています「社員旅行@奈良/京都」
の第四弾をお送りいたします!

この度の舞台は、京都市西京区桂にあります「桂離宮」
京都駅から車で約20分、京都の街並みが広がっていたと思ったら、
桂川のほとりに、突然、緑あふれる壮大な森が現れます。
初めて訪れた場所でしたが、ここが桂離宮だろうと一目瞭然。

壮大な森が広がる土地は、なんと。約6万9千u。
広大な森です・・・
その森の中には、複雑に入り組む池があり、
そのほとりに大小さまざまな建物が立ち並んでおります。



Photo by Hitomi

「離宮」と言えば「宮」という文字が示す通り、宮家の別荘。
江戸時代初期に八条宮智仁親王の別荘として造営されました。
八条宮智仁親王と言えば、豊臣秀吉に嫡子ができるまで一時は跡取りとして養子となった人物で、
後の豊臣秀頼の誕生に伴って養子を解除することになった際に、
八条宮家を創設したのだそうです。

そうと知って臨むから納得できますが、
こんな壮大なスケールで、しかもとても優美で、
これが別荘とは… 
古の宮廷文化の名残りを目の当たりにできるとても貴重な場所だなと、
期待が高まります。

それでは早速、足を踏み入れてみます。








まず出迎えてくれたのは、この「御幸門」
門の柱に使われているのは、アベマキという自然木を使っていて、
それが、皮付きなのです!
茅葺屋根と皮付きの柱で、自然の風合いが存分に感じられ、
周囲の森に溶け込んだ素敵な存在感がありました。



Photo by Hitomi

御幸門を抜けると続いて回遊式庭園があわられました。
木々の高さを計算して設計されており、中に入るまでは、庭園が見えない仕組み。
池を中心に庭が広がって、池の周囲を回遊できる小道がぐるっと園内を巡っている、
「池泉回遊式庭園」の典型です。

「桂離宮」は江戸時代初期、今から約400年前に造られ、
以来400年間一度も火災に遭っていないそうです。
ということは、建築された当時からの姿を今も保っているということ。
当時の宮廷建築文化に直に触れられることが、桂離宮の最大の楽しみ方ですね。
今後、世界遺産登録にも候補に上がってくるでしょうし、
後世に残すべき貴重な遺産です。


Photo by Hitomi

ちなみにこの池、それぞれ小さな池が沢山あるのかと思ったら、全部が繋がっているんです!
かつては、池に小舟を浮かべて、庭園内をぐるっと舟遊びを楽しんだのだそうで、
江戸時代の宮家の人々の優雅な暮らしが想像されます。正に宮廷文化を垣間見るような気分^^
しかもこの池は、桂川と繋がっていて、桂川から直接舟で乗り入れることもできたそう。
いたるところに舟着き場が設けられておりました。

舟遊びと言えば、平安貴族の優雅な世界が思い起こされますが、
江戸時代の宮廷文化にも舟遊びや宴といった平安時代からの伝統が続いていたんですね。
自分の家の庭で舟遊びができるなんて、なんとも贅沢^^



photo by Hitomi

ここは、「洲浜」と呼ばれる場所です。
黒く扁平な石が敷き詰められ池に突き出しております。
先端の灯篭は岬の灯台に見立てているそうで、
海を演出しています。
そのさきに見える石橋は、天橋立に見立てたと言われております。
池を単純に作るだけでなく、所々にこういった演出がなされ、
ここに来る人々を楽しませてくれます。


Photo by Hitomi

池の周囲には趣の異なる茶室が点在しています。
それぞれ、建物の大きさや屋根の形状などを変えてあり、
訪れる人々を飽きさせない楽しみがあります。



Photo by Hitomi


「松琴亭」
屋根は茅葺入母屋造りで、茶室の中でもっとも格の高い造りになっています。
襖の青と白の市松模様は、大胆なデザインで、とても印象的です。




Photo by Hitomi


「賞花亭」
小高い丘を登りきったところに、この茶室はあります。
丘を登った先にあるということで、峠の茶室をイメージしているそうです。
松琴亭よりもサイズは小さく、屋根形状も、茅葺切妻屋根となっています。
小高い丘の上にあるので、景色は抜群で、峠で一息・・・
そんな茶室となっています。



Photo by Hitomi


Photo by Hitomi

「笑意軒」
こちらは、直線的な池のラインに沿って建てられており、
池を田んぼに見立てると、田園風景の中に佇む田舎屋風の茶室に見えてきます。
屋根形状は、茅葺寄棟造りで、他とはまた違う表情となっております。




Photo by Hitomi

「月波楼」
名前のごとく、池の水面に映る月を見るために作られた茶室です。
池に舟を浮かべて歌を詠み、茶室から月を愛で、管弦を奏でながら
酒宴を楽しむといった風情あふれる時間を過ごしていたのではないでしょうか。


庭を進むごとにガラリと変わる景色…
庭や建物が次々にあらわれる仕掛け…
桂離宮に施された技巧の数々には、驚きの連続でした。
400年経ってもなお美しさを保ち続ける普遍的な価値観にどっぷりと触れ、
たくさんの刺激を受けた素晴らしい庭園、建築でした。

この度は、冬から春にかけての時期の訪問でしたが、
四季折々変化が楽しめるここ桂離宮。
今度はまた、違う季節に癒されに来ようかなと思います。

さて、社員旅行の想ひ出シリーズも佳境^^
沢山の写真から、ぜひ皆さんも行った気になっていただければ幸いです!


ゆうき@LwS


書籍「Life with Style Volume two」、広島県と山口県東部の書店とローソン・
Amazonにて絶賛発売中です




蔦屋家電・レクト広島蔦屋書店・丸善広島店では、特典ポストカードが付いております。
(数に限りがございますので、ご了承くださいね)

バックナンバーをご希望の方は、弊社がBASEにて送料込み(1800円)で出品しております。
そちらをお買い求めくださいね。



Life with Style のホームページ

Ama mi tanto のブログ

Life with Style の Facebook

hello@lifewithstyle.jp


Instagram

住所:広島市佐伯区五日市中央7-12-15-102
電話:082-299-7494
FAX:082-299-0097

定休日:水曜日
営業時間:10時〜19時

Houzzに登録中の広島市佐伯区五日市中央, 広島県, JPの株式会社ライフウィズスタイル


広島市佐伯区五日市中央, 広島県, JPのHouzz登録専門家株式会社ライフウィズスタイル
  • URL:https://yaplog.jp/lifewithstyle/archive/2167
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。

Instagram

■Life with Style■
■はじめましてLife with Styleです。
私たちは広島を中心に「良好な空気環境」と「耐久性」、そして「デザイン性」の3つを柱に、真の注文住宅を手掛ける設計デザイン事務所です。

本物の素材は古くなっても「本物」・・・あくまでも「本物の素材にこだわり、歳月を経る程に輝きを増していくような家創りを理想としています。

http://www.lifewithstyle.jp/

■お店の場所■
広島市佐伯区五日市
中央7-12-15-102
五日市の牛角のとなりになります
定休日:水曜日

■お問い合わせ■
hello@lifewithstyle.jp
カテゴリアーカイブ

最新コメント
アイコン画像弾き語る家主
» 『ゆうきの建築武者修行』 第1弾〜港町「鞆の浦」編 (2014年02月05日)
アイコン画像lifewithstyle
» 上棟フェス☆@岩国 (2013年12月07日)
アイコン画像Mai
» 上棟フェス☆@岩国 (2013年12月03日)
アイコン画像tomo@LwS
» 『初心』忘るべからず!ですね^^ (2013年07月14日)
アイコン画像M.N
» 『初心』忘るべからず!ですね^^ (2013年07月13日)
アイコン画像lifewithstyle
» 『空の色が時を刻む家』上棟フェス@西区 (2013年06月25日)
アイコン画像しましま
» 『空の色が時を刻む家』上棟フェス@西区 (2013年06月06日)
2019年04月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
月別アーカイブ