本屋「左利きの本棚」に『左対右 きき手大研究』等追加

August 07 [Thu], 2008, 21:56
8月5日、『レフティやすおの本屋』「左利きの本棚」に八田武志/著『左対右 きき手大研究』を追加しました。

この本は、八田先生の『左ききの神経心理学』以来の、その名の通り利き手の研究の成果をまとめたものです。
左利きのメルマガ「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」今週末発行の最新号冒頭でもお知らせする予定です。
左利きに興味のある方なら、まずはご一読を!

左対右きき手大研究
八田武志/著 化学同人

紹介文:
『左ききの神経心理学』(1996)の著者による、利き手研究の最新の成果をまとめた新著。左利き短命説や利き手成立のメカニズム、利き手と脳、いわゆる「矯正」(この言葉は使うべきではない不適切な言葉だと私は考えますが)など利き手を科学する本。

他にも、これに伴い、左利きの本棚の一部を入れ替えました。

「左利きの本棚/左利きの人」に新たに、左利きの書道家(書は右手、ただし両手で書いたり、大きな箒のような筆で床にひいた紙に書いたりというパフォーマンスもされるので、左手で書くこともないわけではない、という。)・武田双雲先生の著作、『書愉道 双雲流自由書入門』を追加しました。

書愉道 双雲流自由書入門
武田双雲/著 池田書店

紹介文:
見ているだけでもついやりたくなる、書道を自由に楽しむことから始めようという堅苦しくない入門書。著者は、テレビ「世界一受けたい授業」や国際的なパフォーマンスでも有名な書道家、左利きの人で両手で書いたりもするという。巻末「ここが知りたい! 双雲流「書道Q&A」」で、左ききでは書道は無理ですか?という問いに答えています。創作のときは左手で書くこともある。苦労はあるが、左手でも全然無理ではない、という。

双雲先生は、先日の『女性自身』8月12日号の左利き記事「「女性で左利き」という生き方」のなかで、左利き書道を披露されていました。
「『女性自身』2008年8月12日号で左利き記事」(『お茶でっせ』2008.7.30記事)

紹介文にも書いていますように、この本の中でも、巻末のQ&Aのコーナーで左利きでの書道について書いておられます。
左利きには心強い味方と考えています。

またポツポツと左利き関係の本も出てきました。楽しみです。

「左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii」
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「右利きが左利きより多いのはなぜ?」
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本屋「左利きの本棚/研究書2」に『落語の国からのぞいてみれば』追加

July 24 [Thu], 2008, 23:53
久しぶりに「本屋」本店の左利きの棚「左利きの本棚/研究書2」に新しい本を追加しました。

 『落語の国からのぞいてみれば』堀井憲一郎/著
  講談社現代新書1947 (2008年6月) 


「第14章 左利きのサムライはいない」で、落語の世界の左利きを扱っています

そのなかで左利きと社会といったお話が出てきます。
「左利きのサムライ」というか、「左構えのサムライ」というべきか、そういう人がいない理由について書いてあります。

まあ、それだけ昔の社会は画一性が高く厳しかった、ということでもあり、逆に現代は多様性の時代へと入ってきたということでもあると思うのです。

まあ、詳しくは、じっくり一冊読み終えてからまたコメントしたいと思いますが…。

(左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイ』7月26日号でも、下の紹介文を基にしたものを載せています。)

*『レフティやすおの本屋』「左利きの本棚/研究書2」

紹介文:
落語の世界に現れる江戸時代の風俗を通して現代を振り返る本。「第14章 左利きのサムライはいない」で、昨年話題になった国分太一主演の落語の映画『しゃべれども しゃべれども』での右手箸遣いを枕に落語の中の左利きを紹介する。いかにも左利きで困った経験を持たない右利きの人らしい意見?が読み取れ、<右利きだけでなく左利きにも優しい左右共存共生社会の実現を目指す>私にとっては、ちょっと残念な気がします。巻末「参考文献的おもしろかった本解説」での大路直哉・著『見えざる左手』の感想などはその典型といった感じでしょうか? もちろん江戸時代は厳しかったんだよ、だからちょっとしたことで甘えなさんなといったメッセージはそれはそれでいいのですが…。現代には現代の考え方があるわけで…。

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文庫版「学問のすすめ」二点追加

June 04 [Sun], 2006, 14:53
本日『本屋』に追加した二冊についてのお知らせです。

今年に入って相次いで文庫版の福沢諭吉「学問のすすめ」が出ました。

現在、諸外国とのあいだにも様々な問題が発生し、国内にも考えの違いが顕著となっています。
改めて人権や国家について、人の生き方について考えるべき必要がありそうです。
そんな折、維新直後の激動の時代に書かれた、先人のこの名著が役に立ちそうです。

初編冒頭の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の言葉は有名で知らぬ人はないでしょう。しかし実際に本書を読んだ人がどれぐらいいるでしょうか。
明治の人びとにやさしくい書いたといわれる本書ではありますが、すでに135年がたち、現代人には読みにくいものになっています。

さいわい現代人にも読みやすい形でふたつの本が文庫版で出版されました。

ひとつは、
<新しい生活のために/古典入門編>の棚に収めた、
ビギナーズ日本の思想「学問のすすめ」
福沢諭吉/著 佐藤きむ/訳 角川ソフィア文庫 SP330 角川学芸出版 2006年2月
スマイルズ『自助論』の中村正直訳『西国立志編』共々、明治初期の二大ベストセラーのひとつの現代語訳版。参考として、第七編への保守派の批判に答えた「学問のすゝめの評」を収録。

もうひとつは、
<新しい生活のために/古典編>の棚に収めた、
学問のすゝめ  福沢諭吉/著 伊藤正雄/校注 講談社学術文庫 1759 講談社 2006年4月
原文を尊重しつつ、適宜ルビをつけ、新字体に改め、見出しを追加し、現代人向けに読みやすくしたもの。

です。ともに巻末に丁寧な解説付き。

例に挙げられた例え話は古臭くなり、ピンと来ない部分もあるでしょう。
しかし、物事の本質は変わりません。
この機会にぜひご一読を。

<左利きの本棚/左利きの人>に「ドキドキ初回営業の極意」を追加

May 31 [Wed], 2006, 23:57
『本屋』については他にも色々と報告することがたまっていますが、それはひとまずおいて、きょうはこの報告を。

私も左利きメルマガ(「左利きで生きるには週刊ヒッキイ」)を出していますが、その大先輩にあたるのが「レフティサーブ」
その発行人で、左利きの友人でもある、渡瀬謙氏の表稼業、営業コンサルタントとしての著作第二弾です。

前著も<新しい生活のために/現代編>に書名のみあげています。(『知らずに差をつける!絶対成功する営業術』日本文芸社/パンドラ新書:氏の発行するもうひとつのメルマガ「営業のカンセツワザ」をまとめた本。)

レフティやすおの本屋:左利きの本棚/左利きの人

ドキドキ初回営業の極意 「最初」の1回が「最大」の営業チャンス!
渡瀬謙/著、 中経出版

紹介文:
左利きメルマガ「レフティサーブ」の発行人で左利きの渡瀬謙氏の表稼業、営業コンサルタントとしての著作第二弾。(第一弾は『知らずに差をつける!絶対成功する営業術』日本文芸社/パンドラ新書:氏の発行するもうひとつのメルマガ「営業のカンセツワザ」をまとめた本。)営業も難しくなってきたという。アポをとっても何度も会ってはくれない。「最初」の一回が「最大」のチャンス。初回で「コイツ」と「決めて」もらうための方法を説明している。初心者向けに、初回営業についてのみに絞って書かれた本。イラストを入れて、マニュアル本感覚って言うんでしょうか。下のほうの欄外に横書き青字で、本文のキーワードに対する「注」が入っていて、これが私的なお話で、渡瀬さんってこんな人なんだ、がわかるようになっています。くわしくは本を読んでください。営業に飛び回っている人、これから始める人はまず一読を。きっと何か使えるスキルに出会えるでしょう。成功するかどうかはあなた次第ですが…。
(店長オススメ度:★★★☆☆ /2006年05月31日更新 )

左右/みぎひだり あらゆるものは「左右」に通ず! 本店左利きの本棚に追加

March 30 [Thu], 2006, 23:42
ながらくごぶさたです。
久しぶりの更新です。
他にも色々報告がありますが、最新の更新ニュースです。

本日(3月30日)、本店「左利きの本棚/右と左に関する本」に、
『左右/みぎひだり あらゆるものは「左右」に通ず!』
を追加しました。

紹介文
視覚や脳といった科学的な問題から、文学における右左、書記方向やイラストの向き、アサガオのツルは左右どちら巻きかといった、衣食住や生活のなかのあれこれまで、各ジャンルの専門家が左右をテーマに繰り広げる左右学の本。
  (店長オススメ度:★★★☆☆ /2006年03月30日更新 )

まだ全部読んだわけではありませんが、色々左右について考える材料になりそうな本です。

『「右と左」の不思議がわかる絵事典』を追加

January 30 [Mon], 2006, 12:07
本店「左利きの本棚/子供達へ」に『「右と左」の不思議がわかる絵事典』を追加しました。

子供向けの「右」と「左」について解説本です。自然科学から日常の生活まで広く扱っています。

左利きへのやさしい視点を感じさせる内容に仕上がっていると感じました。
左利きのお子さんをお持ちの方はもちろんそうでない人もぜひ、お子さんといっしょに、左と右について勉強してみましょう。

「右と左」の不思議がわかる絵事典 自然界は謎だらけ! 鏡のしくみから宇宙の誕生まで
著者名 : 富永裕久/著
出版社名 : PHP研究所 (ISBN:4-569-68586-2)
発行年月 : 2006年01月  サイズ : 79P 29cm 価格 : 2,940円(税込)

第1章 右と左の不思議な話(鏡のなかをのぞいてみよう;右と左について考えてみよう ほか)
第2章 右左、裏を返せば、左右(あらためて右左を定義してみる;右回りと左回り ほか)
第3章 人の体と文化の右左(人の体の右左;きき手、きき足の不思議 ほか)
第4章 鏡に映った像の不思議(鏡に映った像をよく見てみよう;『鏡像は左右が逆』は思いこみだ ほか)
試してみよう、調べてみよう(回文をつくってみよう;右左を使わず、東西南北で考えてみよう ほか)

たみやともか著『左ききのたみやさん。』―「左利きの本棚/左利きの人」に追加

January 28 [Sat], 2006, 23:33
昨年末、『本屋』「左利きの本棚/左利きの人」に、たみやともか著『左ききのたみやさん。』を追加しました。
この時点ではまだ未読のため、紹介文は入れないままでした。

ようやく今年になって紹介文を入れましたので、こちらでも書いておきます。

『左ききのたみやさん。 哀愁ただよう左きき爆笑エッセイ』
たみやともか/著、宝島社
価格:1,000円


紹介文:
左利きのイラストレーターたみやともか(ともきゃ。)さんの爆笑左利き生活エッセイ。左利きの人ならあるある、そうそう、と思わず相槌を打ちたくなる、そういう場面がいっぱい。自動改札での利き手調査や動物園でのチンパンジーの利き手調査など体当たりの取材を交えて、楽しい読み物になっています。左利きの人はもちろんですが、右利きの人にこそ読んでもらいたいという一冊です。
(店長オススメ度: ★★★★☆ /2006/01/08更新)

「レフティやすおの左利き自分史年表」2005(平成17)年12月の項でも、少しふれています。

ここ数ヶ月に追加した左利きに関連した本

December 21 [Wed], 2005, 23:17
たまには、ちょっと更新を。
久しぶりに本の追加情報を入れてみます。

最近はまったくほったらかしでした。いくつかばらばらと追加した本がありましたが、追加情報を入れていませんでした。これではいかん、ということで。

最近は左利き関係の本もあまり見かけません。
今年の本で、左利きに関する見るべき記述のある本といえば、私の知る限りでは、次の一点ぐらいでしょうか。

『手の五〇〇万年史 手と脳と言語はいかに結びついたか』
 フランク・ウィルソン/著 藤野邦夫/訳 古賀祥子/訳、新評論 価格:3,675円


(本店)左利きの本棚/研究書・実用書

まだ全巻通して読んでいないので紹介文を入れていません。
おもしろそうな本です。脳の進化が手の進化を促進したのか、はたまた手の進化が脳の進化を促進したのか、という左利きにも興味深い人類の進化の歴史を扱っています。
ちょっとお高いのですが、内容もボリュームもたっぷりの本で損はしないと思います。

次に、左利きに関連するものとしては、左右学関係の本があります。
ここ一二年のうちに出た左右学的な本を以下に上げてみます。

(1)『左右の民俗学』礫川全次/編、批評社
(2)『右と左のはなし 自然界の基本構造』塚崎幹夫/著、青土社
(3)『左右学への招待 世界は「左と右」であふれている』西山賢一/著、光文社


(本店)左利きの本棚/右と左に関する本

(1)は、戦前あたりの国内の民俗学における左右学に関する論文を集めた資料集。(2)でも扱っている神代尚左や左右尊卑や左衽(左前)右衽問題など。基本的に原文のままの旧かな使いでちょっと読みづらい。編者の解説だけでも読んでおきたい。
(2)は前半が神代尚左について、後半はカイヨワ『反対称』の訳者としての宇宙における対称についての考察。
(3)は、十年前に出た同名の本の文庫化。文庫化といっても、構成そのものを全面的に改め、新規に情報も追加し書き直したもので、同じネタではあってもまた読み直してみる価値のある本になっています。

本店「古典入門編」に『神さまがくれた漢字たち』を追加

August 22 [Mon], 2005, 22:25
本屋本店「新しい生活のために/古典入門編」の棚に『神さまがくれた漢字たち』を追加しました。

最近漢字に興味を持ち、漢字の本を色々読んでいます。
そんな中でこの本が一番わかりやすく漢字の成り立ちについて書いています。
中学生以上向け「よりみちパン!セ」というシリーズの一冊で、漢字にはすべてふりがながつけてあり、お子さんにも優しい表記になっています。
しかし、内容のレベルは高く、白川文字学の入門書としても楽しめるものです。
漢字の歴史を振り返りながら、昔の人が世界とどう向かい合い、付き合ってきたのか、ということに思いをはせることができました。
漢字というのは、一字一字に意味があり、その形に盛り込まれています。一目でその意味を“感じ”取ることができるのです。
今も生きているこの立派な文化遺産を大切にしてゆきたいものです。


神さまがくれた漢字たち
山本史也/著 白川静/監修 100%Orange/装画・挿画、理論社 価格:1,260円
紹介文:
世界最高の古典とは何か、それは世界最高の発明である漢字ではないか、と私は考えます。『論語』を見てもわかるように、一字一字に意味のある漢字こそは最高の古典です。そんな漢字の世界を成り立ちから教えてくれる本書は、最高の古典の入門書です。中学生以上向けに、漢字もすべてふりがなをつけ、漢字が苦手という人にも読みやすく、文章もわかりやすく語られたいます。小学校高学年からおすすめです。語り手は、漢字の、文字学の権威白川静先生の薫陶を受けた最後のお弟子さんと言われる、現役の高校国語科教師の山本史也先生。甲骨文金文研究から漢字の歴史を見直した白川文字学の入門書でもあります。
(店長オススメ度: ★★★★☆ /2005/08/20更新)

本店「新しい生活のために/古典編」に角川ソフィア文庫『論語』を追加

June 21 [Tue], 2005, 23:25
6月20日、本店「新しい生活のために/古典編」の棚に、加地伸行『<ビギナーズ・クラシックス 中国の古典>論語』角川ソフィア文庫 を追加しました。

(2005.8.12)追記:本書は、新規に設けた「本店」の棚、新しい生活のために/古典入門編に移動しました。

最近読んだ『論語』関係の本の中で一番のお気に入りですお孫さんが中学生になったら読んで欲しい、という願いをこめて書いた、という気持ちに打たれました。
もちろん内容も、初心者にわかりやすいものになっています。入門書としてうってつけです。
これを機会に人類の英知とも言うべき古典の数々にふれて欲しいと思います。

『論語 中国の古典』角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス 著者/訳者名 : 加地伸行/〔著〕 出版社名 : 角川書店 (ISBN:4-04-367501-1)
発行年月 : 2004年10月 サイズ : 270P 15cm 価格 : 660円(税込)
紹介文:
平成16年3月発行の講談社学術文庫版全訳注『論語』に続いて加地先生が手がけた、一段と平易に解説した『論語』の入門書。漢文の知識がなくても理解できるようにと配慮されているので、漢文は無理に読まなくてもいいというお言葉です。書き下し文はふりがなが全部振ってあり、スイスイと読み進められます。
孔子の生涯に則って書き進める第一部、第二部の『論語』のことばの各章も、人生についての講義も含めて『論語』や儒教というものが良く理解できます。特に漢字のなりたちの意味からひとつのことばを説明しているので、非常にわかりやすいと感じました。(例えば仁は―左側は「人」を表す、右側(二)は敷物を意味する。そこで、人が敷物の上に座っているとほんわか暖かい、この暖かい気持ちで人と接することが「仁」なのだ。)
今はまだ幼い自分のお孫さんが中学生になったら読んで欲しい、という願いをこめて中学生にわかるように書いた、という入魂の一冊です。