ちょうど今ごろのような季節の変わり目になると、トリートメントに2種類のオイルを使いたくなります。
夏場はすーっと伸びて消えてしまうようなさらっとしたマカダミアンナッツやスクワランを好んで使いますが
この頃はすこし重めのホホバやライスを用意しておいて、乾燥しているところや身体のお疲れの部位に使ったりします。
オイルの重さや伸びは物理的にもタッチに影響がありますから、それでどんな状況が起きても大丈夫なように数種類用意しておくのです。
身体やエネルギーの状態はいくつもの層になっているようすで、その時感じた状態に合わせてタッチの軽さや重さ、深度の浅さ深さ、スピードは違っていきます。
わたしの感覚ではその人の身体とそのキワから広がる付近にいくつものレイヤーがあって、どの深度にどのように触れたらよいのかは身体が教えてくれることに従っています。
すごく雑に言うと、精神に触れる時と身体に触れるときではタッチは変わります(ほんとは境目はもっと微細ではっきり分かれているわけでないけれど)
それは”わたし”が決めてそうしていたと思っていた時期も過去にはありました。
今はそういった”わたし”を手放し、その純度を高めていくことでわたしという小さな枠を超えた展開に出会えるようになりました。
その積み重ねのおかげで、ありがたいことに私自身も身軽で自由になっていきました。
わたしが楽で喜びを感じているほどに、仕事でもよい結果を生み出していけるということを実感しています。