奥にしまい込んだ望み

2018年03月15日(木) 10時17分
ロンドンからドレスが届きました。

柔らかい上質のシルバーの生地にスワロフスキーで丁寧に装飾されたまるで宝飾品のような美しいドレスです。

わたしが何かをを手にして、こんなに気分があがるのは今までにめったにないです。

不動産を買う時だって事務的で淡々としていて、夕飯の食材を買う時と特別気持ちが変わらなかったのにです。

うれしくて、美しいドレスを眺めてはニヤニヤし、着てはクルクル回ったり、まるで子供のようにキャッキャッと心がはしゃぎます。

この尋常でない歓びようはなんだろうと想いを巡らせてみました。

これは子供の頃からの夢だったのじゃないかとわかりました。

わたしは本当に好きな服を着ることをずっと諦めていたのです。

子供の頃から、散々探してもわたしが着たいものはお店に売っていないと感じていました。

身体が小さいということもあり、デザインの気に入ったのを見つけることはほとんどなくて、オーダーメイド以外ないけれど、それは無理だからしょうがないと思い込み、何となく着れそうなものを着ていましたので、洋服へのこだわりをほぼ捨てていました。

が、本当に気に入ったものを手にした時に、こちらの陽子さんはこんなに歓ぶんだとわかったのは今回の久々の驚きでした。

ダンスというスポーツではドレスは試合でもデモでも正装で演技の必需品なのですから、コスチュームプレイではなく堂々と着れます。

なんてありがたいことでしょう。

人が諦めて心の奥底に深くしまい込んだことというのは、自分でもそんな望みがあるなんてわからなくなっているくらい忘れてしまうものだということを改めて知りました。

そしてそのブロックだと思っていることの、実はそのまた更に奥に踏み込んだところに、埋もれていた自分のかけらがあったりして。

諦めていたことが叶ったという芯からじんわりあふれてくる歓びは、勝手に何かへの貢献になっていくはずだと思っています。

いろんな仕合わせに感謝しながらも、芯からの喜びを日々積み重ねていくことの大切さを感じています。


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