代用監獄存続反対は菊田教授と久保井弁護士のみ

2006年01月15日(日) 17時47分
 13日の有識者会議について、朝日新聞が詳しく報じています。代用監獄の温存に反対した2名は、果たせるかな、菊田幸一教授と久保井一匡弁護士(日弁連推薦)。警察代表とか財界代表のJR東海社長が治安維持の観点から賛成するのは織り込み済みですが、ロースクールの教授や刑事政策の教授は何を考えているのかでしょうか? こんな学者が法曹養成に関わっているとは…。
 さらに、情けないのが江川紹子氏。「すぐに廃止しろというのは現実的ではない。透明化に傾注する方がいい」というのは、いったいいかなる趣旨? 反対意見とて、ただちに全廃するのではなく、拘置所の増設を図りつつ、留置場の収容人員を漸減しようと述べているのに。要は、いま代用監獄の廃止に踏み切るかどうかが問われているのです。江川氏は、廃止の着手を先送りして、いったいいつ廃止するつもりなのでしょうか。それこそ「現実的でない」、温存容認論・現状追認論といわなければなりません。