年84%でも元本との損益相殺認めず

2008年07月19日(土) 15時57分
 タクシーヤミ金に対する損害賠償請求で、大阪高裁(塩月秀平裁判長)は、10日、元本と損益相殺した1審・神戸地裁姫路支部判決を取り消し、年84%の違法金利は公序良俗に違反し、契約そのものが無効であるとして、支払全額の賠償を命じる判決を言い渡しました。神戸新聞
 最高裁判決で超高金利のヤミ金については元本返還義務はなく、損益相殺も許されないと判断されましたが、出資法で契約が無効とされる年109.5%に満たない利率での判断は画期的といえるでしょう。都1や090ヤミ金が跋扈する前の「モグリ」業者や頼母子講などは、年60%(月5分)や年84%(月7分)といった暴利で貸し付けているところが多いのですが、そうした犯罪業者にも痛打を与える判決になるでしょう。
 cf.タクシー運転手狙ったヤミ金に損害賠償命じる
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