質屋特例を悪用したヤミ金−レンタルウォッチ

2006年09月11日(月) 22時36分
 スポーツ新聞には「高級時計レンタル」などあやしげな広告が並んでいますが、これもヤミ金です。その手口を週刊ダイヤモンドの今週号で紹介しています。
 お金に困った多重債務者がレンタル店に行けば、質草として時計を渡されます。契約上は「質入れ禁止」などとうたっていますが、提携する質屋で換金するよう指示されます。質屋からの交付額が貸付けの元本になります。その後は、質屋への利息(出資法の特例として、質屋営業法で年109.5%まで処罰されません。)と、レンタル料の支払に追われるという仕組みです。大半が、レンタル店と質屋がぐるになっています。
 もちろん、質屋による貸し付けであっても利息制限法の上限金利を超える利息契約は違法です。しかし、出資法との関係においても、これだけの暴利を許容する合理性はなく、むしろこうした悪用例があることからも、ただちに廃止すべきでしょう。
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