2014/09/18 炎の蜃気楼 夜啼鳥ブルース@シアターサンモール

September 21 [Sun], 2014, 2:45


ミラージュ暫く読んでなかったけど、どんな形でもいいから舞台化されたところを見ておきたいと思ってカンフェティでチケット買っちゃった!


自分の中に深く根付いてる人たちがいて、その彼らと向き合ったときに、どういう人物像思い描いて形にしてくれるのかなあとかものすごく楽しみで、たいした読者でもないけどやっぱ見守る気持ちで見に行きました。


舞台見た印象は、なんかミラージュの1巻ぽい感じだった。シリーズで長くやってるカンパニーの舞台みたいな一体感はまだ生まれてなかったけど、全体的にすごく真剣に向き合ってくださっているなという印象を受けた。長く続いている原作があって、それを見に来る客に応えようとしてくれてる感があってありがたいなあと思った笑


もっとよくできると思ったけど、舞台は回数重ねてくことで得ていく部分も大きいと思うから、できれば、今後も舞台版ミラージュを続けていってほしいと思う。もっともっと研ぎ澄まされた舞台、キャラクターとキャストがもっともっと解け合った舞台をこれからも作っていってほしいな。そしたら私は絶対に毎回見に行こうと思う。


不完全かなーとは思ったけど、失敗とは思わなかった。客席にはこの世界をとても親しく感じているという熱があったし、やってる方はその期待を受けて頑張ってくれてる感じがあって。できれば舞台版をもっとずっと続けてってもらって、それで客席をもっともっと圧倒的に引き込む世界をつくっていってほしいな。そしてあんまり直高(というか直景)にはこだわらなくていいよ!って思ってる。ふつうにしててくれても相当ごはんが進むようにできてるんで大丈夫です。




ああでもこの時代直江と景虎最高に仲悪かったんだろうなあって雰囲気は出てた。夜叉衆誕生のところを考えてみると、絆なんてなくて当たり前なんだって思えた。あおれでだいぶ救われたよ!憎しみが勝ってる、それがあの二人のあり方でいいんじゃないかなって思ったよ。




あと、キャストの話なんだけど、昭和編のビジュアルすげー精密に表現してくれててそこはまじでごちそうさまでした。富田くんはすばらしく加瀬でした。もっともっと削って景虎になっていってほしい。笠原の荒牧くんは奮闘してたなあ。直江の感情ってすげー複雑で言動の裏に本心ずっと隠してるような感じだから、お芝居するの難しいだろうなと思いつつ見ていました。舞台って声張ってなんぼだから囁いてほしいところとか難しいよね、めっちゃ顔近い状態でも声落とせないし、客席に届く声が基本だからなあ。


戦争で肺に後遺症を負った加瀬(景虎)が煙草に火をつけるのを見てそれを取り上げて一悶着してから顎を握るシーンとか、ふつーに肉体で制してたので、いやそこはおそらくそうではない、と思っちゃった。


原作読んでないんだけど、でもあそこはたぶん(どうせ)肉体的に優位な笠原と精神上優位な加瀬の(いつもの)ぶつかり合いで、お互いが、勝つことを、負けることを、お前が、貴方が、望んでるからそうしてやってるんだっていうとこだと思うんですね。


・・・なのであそこの笠原には、


何故わざと自分を痛めつけるような行為を私の前でするんですか?止めてほしいんでしょう?貴方の望むとおり、してあげますよ。あがいても無駄です。貴方の力では私には適わない。


ってゆう上からな目線が含まれててほしかったの。


それに対して景虎の「主従関係は解消しただろう。それとも男として俺と対等な立場になるのが怖いのか?(嘲笑」に激昂するわけで、そこも、


俺に抱かれて満足している癖に、男として対等な立場?笑わせないでください。貴方のことなら何でも知ってる。


・・・っていう心理戦をだな、表現できたらよかったとおもうんだよな。むずいけどな。




昭和編に舞台から入るっていう新しい見方だったけど見た後、ミラージュ読んだ後と同じようにいろんなことが駆けめぐって胸が苦しくてどうしようもなくなるっていう懐かしい感傷を味わったよ。そうそう、これこれ!笑


何はともあれ、舞台化良かったと思います。スタッフとキャストのみなさん、私たちの血肉である彼らと真剣に向き合ってくれてありがとうございます。千秋楽まで頑張ってください!そしてできれば次回作を!舞台版ミラージュ、もっと先を目指して作り上げていってほしいです。
2014年09月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
過去日記