2013/09/28 進撃の巨人 最終話先行上映イベント@新宿ピカデリー

September 29 [Sun], 2013, 12:57



進撃の巨人 最終話先行上映会いってきました。

荒木監督がキャラクターの行動ひとつひとつの理由や心境をきちんと自分の中へ落とし込んでから作品へ反映しているところがこれだけ常識を逸脱した世界観の中でもキャラクターの心理が共感を呼ぶことに繋がったのだと思います。

2時間のイベント、前半の1時間はそれぞれが思い出に残っているシーンを紹介しつつのトークだったんだけど、監督をはじめ、メインキャストの3人、映像の中武さん、原作担当者の川窪さん、そしてスペシャルゲストで諌山先生という豪華な登壇者の方々から、アニメ『進撃の巨人』制作にかかわるお話を、半年間アニメをみてきた最後に直接の言葉で聞くことができてとても嬉しかった。

荒木監督はトークのとき、巨人のうなじからエレンが出てきたときアルミンがエレンの手を握るシーンをあげて「エレンが巨人に喰われたときに掴めなかった手をあそこでもう一度握りなおしている、それに気が付いたとき本当に感動してしまって、打ち合わせで自分で説明しながら声が震えてしまいました」と言っていて、監督が本当に心を込めて作っているということがわかってそれ見て私も涙目になりました。

キャストの3人も仲良くて、見ててほっこりした。石川由衣ちゃんを井上麻理奈ちゃんが気にかけながらトークしてるところとか、最終話のアルミンの台詞が、それを仲間であり親友であるエレンに向けることにどうしても理解できなくて、と言いながら麻理奈ちゃんが声を詰まらせたとき、梶くんがすかさずトークを引き継いで進めていたりとチームワーク良いキャスト陣で素敵でした。

そして諌山先生はあまりイベントとかに出るようなタイプの人じゃなさそうだったので、登壇は意外でした。前日まで原稿描いてたとのことで、終わってなかったら今日ここにはこれなかったんです、と言っていた。諌山先生は24話のアニのシーンのことを話すとき「漫画を描いてるとストーリーは結局尺に左右されてしまう」と言っていて、だからアニのところは原作でやりきれなかったという後悔があって、それをアニメでやりきっていただいてよかった、と言っていた。「104期生の仲間たちと信頼関係を築いていく反面、アニだけはずっと笑いたくても笑えなかった。あのシーンで、今まで一人で抱えてきた苦しみからややっと解放されてもう我慢しなくていいと笑い出したアニが、人間である彼らには恐ろしいものに見えてしまう」と、荒木監督はあのシーンを「とても悲しいシーン」と言っていた。

中武さんと荒木監督がしていた立体機動のシーンの話もよかったな。「アニメでやるとなった時、立体機動は遠心力で斬らなきゃいけない、二つのブレードを同時に使わなきゃいけないと動きに制約があるから、どう映像化するかは面倒くさい宿題みたいな感じだった」と言いながら、スタッフと30センチ定規を両手に持っていろんな動きを試したりしながら考えたそうです。

荒木監督はストーリーについて話すときは感極まって声が震えてることが多かったけど、映像について話してるときは、苦労話をしつつもすごく楽しそうに話していて、そこが本当に好感が持てるというか、こういう人が作ったものだからこそ好きになれたんだなあという気がしました。


とにかく、制作に携わった方々の感動と充実が入り混じった表情が何より心に残りました。


進撃の巨人はすごくスケールの大きな作品だと、最終話を映画館のスクリーンで見て改めてそのエンターテイメント性を感じました。来月の横アリのイベントもあるけど、これまでTVの中だけで表現されていたものを、もっとスケールの大きなもので見ることができたら素晴らしいだろいうなという新たなる欲求が芽生えたイベントでもありました。進撃の場合は物語に縛りがあるからオリジナルストーリーは難しいかもしれないけど、アニメのダイジェストでもいいから新たに映像作り直して劇場版くらいはいけるんじゃないかなあ。やってほしいなあ。
 

私はこのイベントで改めて感じた「アニメはすごい!」というこの感動を、これからも忘れないでいようと思った。好きでいること、期待すること。それをこの世界に惹かれた一人として持ち続けること。その気持ちがある限り、この世界から受ける感動はずっとずっと続いていきます。

素晴らしい作品を、ありがとうございました!
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