籾摺機のメンテナンス完了

July 09 [Sat], 2011, 22:55
昨年の末から、ずっと引きずっていた問題がありました。

それは、S62年からずっと使っていた籾摺機を、
今後も使うか?ということです。

我が家の籾摺機は、施設業務用、イセキのMG60という機械。
ガタイは大きく、設置スペースは2m×3mを超える6インチ籾摺機。
鉄の塊で、大変の重く、バブル時代の良さを残している機械です。
試作機のような見た目、
複数の汎用品モーターにより動作し、
揺動版のサイズは、もの凄く広く、傾きは浅い。
籾が当たる部分は鉄が厚く、強度は桁違いに強い。
肝腎の選別能力は、良い感じで仕上げることができる。

惚れ込むには充分な機械です。



私の電気の師匠は言いました。
機械(重工業品)ってのは、重ければ重いほど、良いものなんだよ。」と。
昔気質だけど、実利を取る方で、
昔の仕事で、電車に付けている変圧器をいちいち錆取りしては大変だから、
そのままドブ漬け(亜鉛めっき仕上げ)してしまったという合理性の方。

その言葉はそのまま私の胸の中へ、仕舞い込まれました。


ビデオデッキを物色して、直しては考えた。
バブル時代の製品は本当にいいものだなあ、と。
解析するのは大変だが、電源周りの重厚さが全く違う。
トランスがそもそも違う。安物のビデオデッキは、抵抗2本で分圧して、そのまま整流していた。

省スペースに移行していない製品は、電源の配線周りもしっかりスペースをとっている。
家電の故障の原因は、電解コンデンサの液抜けと、フラックスによるショートが大方で、
よく知られているソニータイマーの正体は、これだったりする


そんな私が惚れ込んだ籾摺機は、
どうも埃っぽく、油も漏れていて、汚れきっていた。
ダメもとで、おもいっきり綺麗にして、ベアリングも交換して、ローバルを塗り、
隙間にはコーキングをして、排塵性能を向上させてみようと思い立ったのが、
昨年の末ごろ。

なんとかばらしきった感じなのが、冬頃。

錆びついた軸からプーリーを抜く際、破損して冷や汗を流した。
1個3万5000円のプーリーを購入してほっとした後、
別のプーリーも破損して、困ってしまった。

そのまま、5月頃まで。
しかし、救いの神が居ました。
茂原には、玄人好みのくろがねやです。(山梨のホームセンターではなく)
壊れたプーリーを見せたら、作ってもらえそう、とのこと。
さっそく作り直してもらいました。1万5000円。

昇降機の軸がすり減ってベアリングもすり減っていた。
すり減っていた車軸は近くの旋盤屋につくってもらいました。1万円。
さらにはベルトも異常摩耗をしていたので、念のため交換。6mで2万3000円。

揺動版の隙間に埃が溜まらないようにコーキングを施した。
排塵部とグレーダー周りもかっちりとコーキングして、埃の拡散を防いだ。



もろもろ交換して、先に補修して、無事に動くか、
ハラハラしていましたが、昨日、無事に動作することを確認できました。

初期トラブルは発生しましたが、微調整と
古いロールを外し、昨年の秋に買い込んで置いた、6インチのレッドロールを付け直して、再起動。
以後は休むことなく、42俵を摺りあげました。
母からも、動作音はいい感じで、調子も良かったとのこと。一安心です。


部品代と時間はかかりましたが、
あと最低10年は働いてもらおうと思っています。
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茂原を出ること、約12年
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