改良工事(東口改札新設など)が決まった小田急中央林間駅

April 24 [Wed], 2019, 18:31
今回は小田急線の話題です。
江ノ島線中央林間駅は1日97068人(29年度)に利用されている江ノ島線の主要駅であり田園都市線への乗換え駅。しかしながら駅設備は貧弱で改札口やホームの混雑が目立っています。

そんな小田急中央林間駅ですが2020年度完成予定で改良工事が決定。今回はその内容と現況を紹介します



中央林間駅改良開始を伝える「やまとニュース」(3月10日撮影)


(小田急公式Webサイトの案内図より)
現在の中央林間駅。相対式ホームの片側(2番線側)に駅舎・改札口(北口)があり跨線橋で結ぶ。という小田急の伝統的な小駅スタイルに田園都市線開業時に乗換え口となる南口改札を設置した構成になっています。

南口は1番線・2番線両ホームに階段×1のみで後年にエレベーターを設置という利用者数に較べて最低限の構成で混雑が激しくなっています。10両化の際に南口階段の辺りから大和寄りに4両分延伸。しているため、5〜7号車付近の編成中央部に混雑が集中しています

大和市平成31年2月定例記者会見(2月12日実施)において小田急中央林間駅改良が公表されました。
http://www.city.yamato.lg.jp/web/kouhou/kaiken2019-02.html


(大和市会見資料から引用)

大和市が31年度予算から中央林間駅周辺街づくり予算から3500万円を拠出。
2020年度中完成予定で東口改札を新設。及びエスカレーター・エレベーター設置、ホームドア設置・トイレやホームの改修を行うとされています。

中央林間駅絡みではこの他に、東急中央林間駅にホームドア設置(市が3525万円拠出)、小田急線東林間7号踏切(中央林間駅横)を8.5mから12mに拡幅(車道7m+歩道2.5m×2)市が6864.9万円拠出についても触れられています。



(同会見資料から位置図)

まずは新規に設置される東口改札の場所の現在の様子を紹介します



1番線(藤沢方面)ホームの相模大野寄りからホーム全景
右側ホーム奥に見えるのが北口改札



1番線ホームの相模大野寄りには現在待合室があるので、この待合室の先、もしくは待合室を撤去(他の場所に再設置?)して東口改札を新設すると思われます



1番線ホームから東口改札予定地付近を望む
車椅子で北口を利用する際に用いるスロープが見えます



外側からスロープと東口改札予定地周辺。



東口改札予定地を望む。現在は小田急・中央林間第2駐車場のコインパーキングになってます。
工事着工と共に駐車場は閉鎖されるものと思われます。



東口改札予定地(ホーム側)からホーム藤沢方面を望む
正面の階段は北口改札を結ぶ跨線橋。元々は中央林間駅の改札は北口のみなので、利用人数に較べて幅広な跨線橋になっています。



こちらは既存の北口改札。こちらが元々の中央林間駅の出入口。現在では北口の利用人数に較べ駅舎が大きい印象を感じますね。新設される東口はここと線路を挟んで反対側となります。



こちらは田園都市線乗換え口である南口改札口
利用人数に較べ狭く混雑が激しい状態です





改札入場口の錯綜を緩和するための案内看板も



1番線から南口改札への階段



階段の裏側。階段横の黄色線内側のスペースが狭くホームドア設置で混雑が激しくなる懸念がありますが、そもそも列車の進入・進出時以外でも黄色線外側の歩行は危険なので、おかしな懸念ですね
10両編成の1〜5号車停車位置に行くにはこの狭い場所を通る必要があります。



6両編成各駅停車の停車シーン
2号車付近が南口改札横。車掌位置から遠い場所が乗降が一番多いというドア扱いがやりずらそうな状態ですが、運転士による後方確認は行われていませんでした



同じく平成31年度予算で拡幅が決まった東林間7号踏切(中央林間駅相模大野寄)
江ノ島線は大和駅前後の僅かな区間を除き連続立体化が行われず踏切が問題となっています。特に人身事故など輸送障害時の長時間の踏切閉鎖に関しては不満の声を多く聞きます。

今回改良工事が決まった小田急中央林間駅を紹介しました。東口改札新設にともない中央林間駅北東側(中央林間6丁目や東林間方面など)に出る際は、既存の北口や南口を利用するよりも便利になるので、間接的に混雑が激しい南口の混雑緩和にはなりそうです。
一方で現在まで抜本的な駅改良がおこなわれておらず、エスカレーターの設置がないなど駅利用人数に比して非常に貧弱な設備となっています。

東急田園都市線中央林間駅延伸に際して小田急は乗客流出に繋がる為不満であったこと。また田園都市線開業後もしばらくの間は中央林間駅に急行が停車しなかったことなど色々言われています。
今回大和市が予算を付けましたが、自治体が補助金を出さなければ駅を改良しないというのも、虫が良すぎる話ではないでしょうか。
鉄道趣味界では鉄道への公的補助待望論はよくあります。私も心情的には賛同できますが、自治体予算も無尽蔵ではないのは事実です。鉄道は営利事業者の商売道具なのかそれとも公共インフラなのか、難しい問題です。



大和市長・市議選前日の4月20日、中央林間駅前で支持を訴える市議選・さとう大地候補(共産党)



私が通りかかった時は偶然に?、中央林間駅へのホームドア整備や小田急江ノ島線大和市内各駅の混雑が多く危険なことやホームドア設置を訴えていました。
私見として現状の小田急江ノ島線各駅の駅設備やダイヤなど、利用人数に較べて貧弱な印象を強く感じます。

さとう候補は1477票で次々点で落選となりました。4期目に突入が確定した大木市政が道路整備等よりも健康・福祉政策へ予算を多く配分している中で、共産党は存在感を示しづらいのかな?と感じました。そのあたりの話は長くなるのでまたそのうちに・・。



南口改札を西側(東急とは反対側)に出ると鎮座している中央林間アネックスビル。
サンマルクカフェの入ってるビルといった方が通りがいいかも

話として、このビルを建てるときに、田園都市線の中央林間から先の座間市方面への延伸を妨害する為に太い杭を深く打った。という噂話がありますが、少なくても現在のこのビル運営は「東急コミュニティ」
http://tc-buil-chintai.com/detail/F790
建築時期や当時の建築主体などは分かりませんが都市伝説でしょうか??それとも??

ということで、改良工事が決まった小田急中央林間駅の現状を紹介しました。


なお中央林間駅改良に関しては執筆時点(2019年4月24日)で小田急からは公表されていません。恐らく2019年度設備投資計画の中で公表されるのではないかと思います。

追記5/2。2019年度の小田急設備投資計画では中央林間駅改良は触れられていませんでした。全額大和市で出す事業ではないと思うので、2020年完成予定なので2020年度計画の扱いなのかもですね

特記なき写真は2019年3〜4月に撮影。

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2019/4/24 18:31(JST)
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