横浜市電保存館(2017年2月)補足編

February 18 [Sat], 2017, 0:18
前回から続く

さて前回の記事でリニューアルした横浜の市電保存館に行った話を書きましたが、折角なので補足編として前回紹介しきれなかった分を紹介します



今回使ったはこちらの地下鉄・バスの一日乗車券。
この紙のきっぷタイプと磁気カードタイプの2種類があります。券売機で買うとこの紙のきっぷで出てきます。本当は磁気カードタイプの方が好きなんだけど、今回はICカードのチャージを使いたかったので券売機で買いました。

横浜は地下鉄・市営バスの乗り継ぎ割引がないので、地下鉄と市営バスを乗り継ぐ移動をする場合は1日乗車券を買った方安いかもので要チェックですね
ただ2007年頃の路線再編で路線が整理されてしまい、市営バスの1日券前提の移動が不便になってしまったのが残念ですね。

さて前回紹介しなかった館内展示を補足紹介するとします



「日本大通県庁前」の駅名板
みなとみらい線日本大通(県庁・大さん橋前)のほぼ同じような場所ですが、この場所の市営バスのバス停は長年「県庁前」。みなとみらい線の駅名で市電時代の名称が復活した形??

さて車両の方では前回紹介しなかったうちから2両を紹介します



電動無蓋貨車10号



こちらが荷台の様子。
この10号は昭和23年に旅客用電車から改造されて登場。保線用の資材輸送など業務用に使われ市電廃止時には花電車にもなったそう。



こちらは10号の運転台。実に簡素ですね
ブレーキ(中央奥の床から細長い鉄棒が伸びているもの)も実に簡素。空気ブレーキではなくハンドブレーキだそうで・・。ハンドブレーキというのは手でぐるぐる回すタイプのブレーキで体力勝負のもの。
数回ブレーキ不具合での暴走事故を起こしているという山元町の坂は下りれたのでしょうか??




関東大震災以前の時代、横浜市電では電動貨車を使用してキリンビール工場のビール輸送を行なっていたそう。キリンビールの工場は生麦にあるイメージですが、当時は本牧方面千代崎町付近にあったものの、震災の被災で生麦に移転したそう。市電で輸送していたのは本牧時代の話のようで・・。
往時はビール瓶を破損防止の為にワラでくるんでから、このような木箱に入れて輸送していたよう。今のようなビールケースが開発される前だったのかな??



こちらは1000形
昭和9年に登場した片側3ドアの大型車で車体長は13.4m。
ちなみに戦後に登場した片側2ドアの1500・1600形は12m、2軸単車の500形は9.1m
大型車といっても都電荒川線の最新型8900形は全長13mなので今の感覚からすると大型というほどではないサイズですね。ちなみに横浜市電では名古屋のような連接車は導入されたことはありません

特筆するべきはデビューしたのが2軸単車の500形と同じ昭和3年の1928年
製造両数は500形は60両、1000形は20両と大きく違うものの、小型で旧式?な2軸車と大型車を同じ年にデビューさせているのは不思議ですね。当時路線(系統)によって混雑路線と閑散路線の差が大きかったのか、それとも小型車でないと走れない路線があったのでしょうか??

横浜市電のボギー車(台車が前後の2つあるタイプ)はこの1000形が初めてだそうです。



こちらは昭和40年の始発終発時刻表
区間運転なども含めて当時のダイヤが気になりますね。もっとも厳密に始発点の発車時刻が決まっていたわけでなく、○系統日中は10台運行、8分間隔。のように大ざっぱだったのかもですが・・・
当時の配線図も見てみたいもので、以前から横浜市電に詳しそうな人に会った時に聞いてるのですが、どうも書物などで「配線図をみた」という話は出てこなくて・・・



地下鉄の資料展示コーナー

折角なので夢を描くと・・・バブル期の横浜博などで盛り上がっていた頃にみなとみらいに市営交通博物館を新築して市電保存館を移転していれば良かったなぁ〜と。
で市営地下鉄1000系の実車も保存展示。さらに新保存館を車両基地として、現日産本社〜パシフィコ(出来れば赤レンガまで)にLRT線路を敷設して、保存館の保存車両を動態運転で復活運転+レトロ調の新造車両で日常運行
みたいな形になってれば、観光資源にもなって凄かったな〜と思いますね
今のみなとみらい周辺の交通は今ひとつ不便なのでその対策も含めて・・



営業路線長1km辺りの乗客数でみると既にグリーンラインはブルーラインに迫る勢い。
グリーラインは2014年に車両を追加増備して朝ラッシュ時を増発して3分20秒間隔運転になった一方で、土休日中は未だ10分間隔運転と、完全に田園都市線のバイパスとしてラッシュ時に乗客が集中している状態になっています。
目黒線急行8両化計画も相まって、今後もグリーンラインの重要度は高まりそうですが次の輸送力増強策は6両化でしょうか??

一方で朝ラッシュ時の過大な混雑に喘ぐ田園都市線はグリーンラインに加えて、バイパス効果を期待されていた川崎縦貫鉄道計画は中止に。混雑緩和の当てがない中で6ドア車廃止。大井町線急行7両化工事がスタートしたものの遅きに失しているような状況。
沿線在住国家議員の藤末健三氏が遅延連続の田園都市線に見かねて「30分以上遅れたら運賃無料にすべき」と発言して物議をかもしましたが、「30分以上遅れたら運賃返金」の実現性はさておき、このくらいの喝を入れられても当然。といったところだと思います。



帰りにグッズ売場で1600形のペーパークラフトを買いました。250円
作るのが難しいので・・と市営地下鉄3000形のペーパークラフトを練習用に付けてくれましたが、そんなに難しいのかな??
グッズ売店で特筆するのは、保存館展示車両+αのペーパークラフトが揃っていて、デビュー時と晩年など色違いバージョンも売っています。

このペーパークラフトを拡大コピーでHOサイズとかにして模型を作るベースに出来ないかな??(Nサイズだと小さくて難しそうなので)

ちなみに図録を買おうと思ったら「ないです」と・・残念な。ポストカードを買って出そうかと思ったポストカードもなかったです


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2017/2/18 00:18(JST)
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模型を作る方法を色々考えているのですが、HOサイズだと動力や台車の購入が難しいのと高そうなので、入手しやすそうなNゲージサイズにしようかなと。
このペーパークラフトは概ねHOサイズで54%で縮小コピーすればNゲージサイズになることがわかりました。
March 18 [Sat], 2017, 1:12
完成したら見せてね(^_−)−☆
February 18 [Sat], 2017, 18:17

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