続・初代大和市役所(町・村役場)の場所が判明したよ+2代目市役所

November 10 [Sat], 2018, 20:52
前回から続く

さて2018年6月の記事で大和市役所(当時は町・村役場)は現在の庁舎は3代目であること。初代・2代目役場の場所に関して紹介しました。今回その後の調査などで判明した補足事項などを紹介します

まず前回に調査した内容を元に大和市役所文化振興課で問い合わせを行いました。

初代及び2代目の役場庁舎の場所について
→初代の「下鶴間2丁目5-22(下鶴間3117番地)」、2代目の「鶴間1丁目31−7」はともに大体この辺りということで厳密なことはいえない

大和原自治会館裏手のステンレス倉庫や平屋住宅
→恐らく市とは関係ないのではないか??

初代→2代目、および2代目→3代目(現在の庁舎)への移転の際のエピソードやなぜその場所にしたのか
→これといった記録は残っていないので不明

とのことで、概ね前回の記事で調べた初代・2代目市役所(町・村役場)の場所は正確なことが分かったものの、それ以上のことは市役所でもよくわからないような状況でした。
その後にシリウスの大和図書館などで資料を調べたところ、新たな発見と補足事項があったので今回紹介します。


まず初代役場に関して
明治24年(1981年)の大和成立から昭和25年(1950年)までの59年間使用。
現在の「大和原自治会館」の場所です。


(「写真集大和写真館」大和市教育委員会から)

こちらは昭和30年代前半の初代役場隣接の大和小学校の空撮写真です

写真右の斜め上に上がる道路(滝山街道旧道)と大和小学校の少し上(北側)、畑の中をまっすぐに伸びる道の交点が初代役場(現在の大和原自治会館)の場所(この写真では右端上)にギリギリ植え込みのようなものが見えます

現在の大和原自治会館の裏手のステンレス倉庫や平屋住宅がある辺りも一面の畑になっています。
やはりステンレス倉庫や平屋の住宅は初代役場とは関係がなさそうですね。



(「写真で見るこころの大和」郷土出版社から)

こちらは昭和47年(1972年)の大和小学校の空撮
大和小学校周辺に一挙に平屋の住宅が増えているのがわかります。現在の大和原自治会館近くの店舗も昭和30年〜47年の間頃に出来たのがわかります



こちらも同じく昭和47年の大和市明細地図。少なくてもこの時点で初代役場跡地は大和原自治会館になっていることが確認できます。(地図下部の「大和中学校」は「大和小学校」の誤植)

初代役場の庁舎がどのような外観だったのか気になるところですが、集合写真の後に玄関が映ってる程度で庁舎そのものの外観がわかるものはまだ発見できていません。

次に2代目役場(市役所)
昭和25年(1950年)に大和町役場は鶴間駅近くの現在の保健福祉センターの場所の「2代目」に移転。1959年の市制を挟み昭和49年(1974年)までの24年間使用された後、現在の3代目庁舎に移転。



こちらは前回の記事で紹介した昭和40年(1965)4月1日施行の「大和市住居表示新旧対照表」
(この地図では上が東)
現在の大和市保健福祉センターは2代目役場の跡地とされていますが、この地図では現在の保健福祉センターの場所は「東産ココア」となっていて少々差違が生じています
これに関しては前回解明できませんでしたが、新たに昭和47年の明細地図を確認すると・・



昭和47年(1972)大和市明細地図(上が北)

現在の3代目への移転を2年後に控えたこの時期。
これを見ると現在の大和市保健福祉センターの場所:昭和40年(1965年)に「東産ココア」となっていた場所も大和市役所になっています。昭和45年(1965年)の時点で(2代目)大和市役所は複数の建物を連結したような構造になっていましたが、1972年までに更に増築されていたことがわかります。

大和市は昭和35年(1955年)から45年(1965年)の10年間で人口は2倍以上に膨れ上がります。人口増に伴う業務の増大で庁舎は手狭となり増築を繰り返ししていたことがこの2つの地図から見て取れます
更にこの2代目市役所は僅か24年で幕を閉じ3代目市役所。現在の庁舎に移転します。

結論として2代目大和市役所(町役場)の場所は、現在の大和市保健福祉センターと同じ駐車場を共有している大和市勤労福祉会館。更に鶴間交差点角の日産サティオの場所であったと言えます。
また現在の大和市保健福祉センターの辺りは、2代目市役所の中でも後年に増築されたエリアといえます。

ここで2代目庁舎の外観を見てみます。



(「写真で見るこころの大和」郷土出版社から)

こちらは昭和34年(1959年)の市政施行時の(2代目)大和市役所庁舎。
キャプションにライラック通り沿いとありますが、ライラック通りというのは鶴間駅前から鶴間交差点に至る旧国道246号線こと厚木街道。昭和40年(1965年)の図と較べてみると現在の鶴間交差点角の日産サティオの場所と考えられます。

この中央部が2階建ての建物が2代目庁舎の中心的な建物の模様です。
大和市役所文化振興課で聞いたものの、当時の庁舎の外観写真など市で持っているものは、他にはないようで残念ながら当時の庁舎の全容は分かりません。



(「写真で見るこころの大和」郷土出版社から)

こちらも昭和34年の市政施行時の写真。
キャプションによればこの通りはライラック通り。後ろの建物は「大和市福祉事務所」「大和市教育委員会」とあります
こちらは庁舎の増築部分でしょうか・・



その後、昭和60年(1985年)の明細地図を見ると、この時点で既に大和市勤労福祉会館が建っていますが、保健福祉センターの場所は資材置き場になっています。市から一時的に民間業者に土地を貸与していたのでしょうか??

なお大和市勤労福祉会館の開館はこの地図の前年の昭和59年(1984年)5月。大和市保健福祉センターの開館は昭和63年(1988年)3月となっています。(「ダイジェスト版大和市史」から)
現在、大和市保健福祉センターはこども部・健康福祉部なども入り市役所の分庁舎的役割も担っています。

現在の3代目に当たる大和市役所庁舎は昭和49年(1974年)の使用開始から既に45年近く。だいぶいい歳になってきましたが今のところ建替え等の計画はないそうで、内装のリニューアルなどを行い今後も使用するとのことです。

というところで、初代・2代目の大和市役所(町・村役場)の庁舎の話題でした。
また新しいことがわかったらその都度紹介します

なお本記事では大和市の歴史として
1891年に鶴見村から大和村に改称し「大和」誕生
1943年に町制を施行し大和町に
1959年に市制を施行し大和市に
の経緯を踏まえた上で、「大和の役場(市役所)」の場所の変遷として初代・2代目・3代目と捉えて表記しています。なお現在の大和市域は1956年に渋谷村との合併で確立しています。

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2018/11/10 20:52(JST)

「やまと・世界料理の屋台村」2018に行ってきたトン

October 30 [Tue], 2018, 0:28
さて10月28日の日曜日
大和駅前で開催された「やまと世界料理の屋台村」イベントに行ってきました。
確か昨年は台風襲来で中止になったような・・



大和市内の外国料理のお店が中心となり屋台を出店。今回は16店舗が出店しています
主催は大和市、企画運営は大和市国際化協会
開催時間は10〜15時。意外に短めなので要注意ですね

http://www.yamato-kokusai.or.jp/jigyo/yatai

大和では10月初めには各県人会が中心となっている全国ふるさとまつり・うまいもの市も開催。イベントが多いですね大和市は戦後の高度経済成長期に全国から大量の人口流入で里山から都市に発展した街。地域のムラ祭りではない、市民統合の祭りを必要とした背景があるとも聞きます。

今回の世界料理イベントは国際都市らしいイベントですね



駅ビルプロスの前にはステージが設置されていました



時間ごとに各地のショーが行われてるよう



今回は私もハロウィンも近いのでヤマトンのコスプレをして参戦
ヤマトンと一緒に写真を撮ってもらおうと思ったのですが、残念ながら今回はヤマトンの来場はなかったです

大和は国際都市なので多分ヤマトンは簡単な会話なら6言語ぐらいは喋れると思います。



大和市は人口のうち約40人に1人が外国籍でそのルーツは76か国・地域とし南部のいちょう団地などでは2割が外国籍住民。更に外国にルーツを持つ日本人(日本国籍保有者)も多数住んでいるという国際都市です。

大和国際化協会では大和市に外国人居住者が多い理由として、厚木基地や南林間にあったインドシナ難民の定住支援センターをその背景として、外国人に理解がありアパートを貸す大家が多かったことや、国際化協会をはじめ外国人を支援する団体やボランティアの活動が活発なことをあげています。
これは大和市が高度経済成長期に大きな人口流入で出来た新しい街であることと大いに関連があるのではないかと思います。

大和市は現在でも人口が微増(平成33年までは増加との予測)し神奈川県内で一番子供が生まれているそうです。大和市の外国人との共生政策は急激な少子高齢化問題を抱える日本の解決策の一つであるようにも思えます。


と話が長くなりましたが、友好都市韓国・光明市の紹介コーナーのクイズで
KTXは光明市から最終的にどこに伸ばすことを目指しているか?で私は仁川空港と答えたのですが、なんと答えはフランスのパリだそうで・・・。まぁ昔の人は日本からヨーロッパに行くのに釜山から汽車で行ったので、あながちあり得ない話とは言えないかも
仁川空港と答えた私はなんともスケールが小さい・・。



色々あって迷ったのですが、インドネシア料理を食べてみることにしました。
この間インドネシア鉄道旅のトークショーを聞いたので・・インドネシア料理を食べれるのは珍しいですね



ソト・アヤムという鶏肉の春雨スープを注文してみました。ヘルシーですね
チリを入れたので辛らめでしたが食べれないほど辛いというわけでもないかな??
値段は400円。東京の方のグルメイベントだったらもっといい値段がしそう・・

会場は大和駅東側の広場とシリウスに向かうプロムナード。人出が多くて座るところを探すのがタイヘン・・もう少し椅子の設置を増やしてほしいですね

タイ料理のトムヤンクンラーメンは結構人気のようでした



もう一つ、14時過ぎて400円から300円に値下げされていたスリランカのスパイシービーフバーガーも食べてみました。スリランカの9種類のスパイスとハーブで煮込んだ挽肉状の牛肉を玉ねぎやピーマンと一緒に炒めたものだそうで・・

大和の国際都市ぶりを生かして世界の料理が食べられる街。みたいに売りだしたら地域活性化になりそう・・

さて折角ヤマトンのコスプレをしたので渋谷に行ってみることに・・
渋谷ギャルならハロウィンの仮装で渋谷にいかないと



渋谷なのでハチ公の前で記念撮影渋谷と言ってももちろん大和の渋谷です。
大和の渋谷にもハチ公(デコハチ公)がいます



高座渋谷駅南口前の再開発ビル「イコザ」
デコハチ公もこの中にいますが、この日は設備点検で全館休館。なので外から撮りました
駅としては北口がメインのようでこちら南口は無人改札で裏口のような構造でしたが、今やこちらがメイン



高座渋谷は近年に大規模な区画整理と再開発を行った街。
お洒落感のあるプロムナード風の通りもありました。この大胆な区画整理ぶりには「過去を棄てた街」と評しているサイトもありました。



イコザの裏手に「農園カフェよりみち」というお店があったので入ってみました。



アイスコーヒー250円にケーキセット400円というなんともリーズナブルで嬉しい値段で、雰囲気のいいお店でした。農園カフェだからかカフェには珍しくメニューにはおでんも・・。


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2018/10/30 00:28(JST)

10月20日発売・鉄道ジャーナル2018年12月号「香港返還から20年・香港島路面電車の現況と車両」きよぴ執筆

October 29 [Mon], 2018, 19:40
先日の速報記事で紹介ましたが、10月20日発売の書籍「鉄道ジャーナル2018年12月号」に私、八草きよぴの執筆記事「香港返還から20年・香港島路面電車の現況と車両」(記事では「赤井清水」名義)が掲載されました。

私の紙媒体での記事執筆は初めて。記念すべきものといえます。
是非お買い求めください



2018年12月号の特集記事は「車両譲渡の実際」
主に大手私鉄・JRから地方鉄道に譲渡された中古車の譲渡先での現状や今後の課題が紹介されています。



私の記事は126〜129ページに掲載されています。
紙数の関係もあり他の記事に較べて写真が少な目で字ばかりになってしまいましたが、それだけ色々書いてあるということで考えていただけるとありがたいです。

詳細と全ての見出しはこちら(鉄道ジャーナル社サイト)
http://www.rjnet.jp/journal/1812.html



さて今回の記事で紹介した香港島トラム。鉄道が好きでもそうでもなくても香港を訪れたことがある人なら乗ったことがない人もそうはいないと言っても過言ではないほど、香港観光の名所としても有名ではないかと思います。

返還前後の香港ブームの頃に香港を訪問された方からすれば、2階建てやポール集電・2軸車など今となっては珍しいが、停名表示すら満足に行われておらず、全電停掲載の路線図すらない、日本の感覚からはまるで保存鉄道かのような旧態依然な印象を感じた方も多いかもしれません。

一方で返還から20年経過した2010年代も終わりの現代、ポール集電・2軸車・2階建てという相変わらずなスタイルは旧態依然のようにも見えますが、VVVF化・LED表示やWebでのリアルタイム運行情報提供、冷房車導入など着実に時代にあわせて進化している姿を感じていただければと思います。


今回の記事では、香港島トラム研究では有名で日本のテレビ番組にも出演されたことがある、 香港電車文化保育学会・会長のJoseph Tse氏及び中国鉄道研究の大家である岡田健太郎氏(近著は「撫順電鉄 撫順砿業集団運輸部 ―満鉄ジテとその一族―」)という南北の両巨匠から写真の提供を受けることが出来たのも幸運です。

記事で「LRTではない旧来のトラムスタイルの香港島路面電車が現在でも存続出来ている背景の一つとして、東京をはるかに凌ぐ香港の過密都市ぶりがある」としましたが、その過密都市ぶりが表現され私のイメージによく合致した画像を岡田氏から提供していただきました。

Joseph氏からは香港返還が迫る90年代半ばに新時代のトラムとして模索していた、貴重なモックアップの写真を提供していただけました。やはり文章だけで説明するのに較べて写真だと百聞は一見に如かずで分かりやすいものです。


日本の鉄道趣味界ではとかく海外の鉄道への関心が薄く、過去の鉄道ジャーナル誌の読者投書欄などで「海外の記事を載せないで欲しい」といった投書が紹介されたり、海外記事が多いと売上が落ちるといった内実が紹介されたことがあります。
海外鉄道への関心が薄い理由としては諸説語られますが、やはり実態がよくわからず掴みどころがないという部分が大きいのではないでしょうか??

また一方で数少ないとされる海外鉄道に関心のあるファンの間でも「香港の鉄道は都市鉄道のみで趣味的にあまり面白くない」「香港自体が中国大陸・東南アジア圏への出入口」としての認識で香港の鉄道自体が今一つ注目されてこなかった部分もあるように思います。

一方で香港そのものは、返還前後の香港ブームをはじめ、特に近年ではLCC航空の台頭により実勢航空運賃が下がっていることなども相まって日本からの気軽な海外旅行先、職場や家族旅行先などとして、日本人の訪問が多い海外の都市でもあります。また近年ではIT関連で注目を集めている深圳電脳街への出入り口として香港を訪れる方もいるのではないでしょうか??

今回紹介した香港島トラムは香港の観光名物の一つにもなっていることもあって、香港を訪問すれば鉄道目当てでなくても乗車することも多いでしょう。
今回の記事では香港に不慣れな方がこれから訪れる際に役立つ情報も含めてみました。私の記事を掴みどころや叩き台の一つとして、香港そして海外鉄道に関する興味・関心が広がり今後の調査・研究が進むことを期待します。



家で平積みをやるのもなかなか壮観なものです

是非書店などで買ってくださいお願いします
定価は税込1000円です

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2018/10/29 19:40(JST)

平成30年10月26日の食事(大和の串揚げランチ)

October 27 [Sat], 2018, 21:29
今回も食事シリーズ。10月26日金曜日の昼食です。
今回はFacebookの大和市の情報交換コミュニティーで見た大和駅近くの串揚げランチに行ってみることに



大和駅の小田急口の入口から出てすぐ。
今回のお店は準喫茶フロリダの下の南店街の中にある「しゅうちゃん」というお店
入っていくと昔ながらの飲食店街のようになっているのですが、奥の方に大き目なお店が今回の目当ての店。



今回は500円のランチAを注文。
14時5分ぐらいに行ったもののやってもらえました



まずはミニサラダ



こちらがメインの串揚げ5本
ヒレ・ナス・豚バラ・うずら・しいたけ。串カツの内容は日替わりみたいですね
これで500円は安い。ちなみにご飯大盛も無料だそうで

ちなみにソースは普通のと桃太郎トマト・激辛の3種類がありました。
2度漬け禁止と書いてありましたが、ソースの入れ物から自分でかけるタイプでした。



+100円でモツ煮込みも頼んでみました。
家で自分でもつ煮込みを作ることがあるので味の参考に・・
他にポテサラ、キャベツ、浅漬け、串カツ1本(ほぼ全品)が+100円で追加できるそう



こちらがお店の入口。準喫茶フロリダの側の他に裏からも入れるようになっていました。
夜のメニューも串カツ盛り合わせ5本600円とかお得そうなメニューがあるので気軽に入れそうですね

2018/10/27 21:29(JST)

平成30年10月18日の食事(孤独のグルメの淀橋市場)

October 20 [Sat], 2018, 0:05
さて今回は食事シリーズ、10月18日木曜日に前回の記事の下川裕治先生のトークショーに行くために都心に出てたわけですが、その日の昼食の紹介です。

昼はこれといった予定がなかったのですが、折角なのでこの機会に以前に孤独のグルメ(シーズン6)のドラマで見た新宿の淀橋青果市場にある食堂に行ってみることに。

市場といえば今話題の豊洲市場ですが、ブームが落ち着いてた頃に都営の一日乗車券を買った時にでも行ってみようかと思います。淀橋青果市場自体を孤独のグルメで見るまで知らなかった

淀橋青果市場の最寄は新宿の隣の中央線の大久保駅。夜に西荻窪まで行くので都区内フリーパスを買ったので、フリーパスで行ける駅で丁度いいですね。

大久保駅を降りて駅前のコリアタウン的になっている場所を過ぎて徒歩5分ほど。駅近くでも韓国料理のランチを安く出しているお店があって気になりますが今回は目的の淀橋市場向かいます。



青果市場の事務所棟がありますが、入口はここではなくもっと先。



案内が出ていますね。



中央線沿いのこちらが入口。右側に沿って中に入ります。中央だと車の出入りとかで危ないかもなので



こちらがお目当ての定食屋。伊勢屋の入口です
営業時間は5時〜15時で休日や市場休業日は休みの模様

孤独のグルメと同じく豚バラ生姜焼きを注文。
生姜焼きはバラとロースが選べますが、バラの生姜焼きの方が好きなので・・

ちなみに私が行ったのは14時30分近くでしたがほぼ満席近い状態で盛況でした。



ドラマと同じく漬物が選べるサービスがありました。
ゴーヤの漬物が珍しかったので、ゴーヤと茄子の漬物を選びます。



こちらが生姜焼き定食
ご飯は普通盛りで丼ぶりだそう。普通のご飯茶碗サイズもあるそう
私は丼ぶりに半分程度(ご飯茶碗よりは多め)にしました。このお店ではこれが小盛

ドラマでは生姜焼きを生姜汁で煮込むかのように作っていましたが、そのためか、出てきた生姜焼きも汁がたっぷりですね肉が小さめに切ってあって食べやすかったです。

聞かれて「初めてです」と答えたらお店の名刺をもらいました



孤独のグルメで見てくる人も多いらしく、ドラマ中で井之頭五郎氏が食べたメニューが出てました。
勧められてこの中からトマトの酢漬け(100円)を頼んでみました。これまた珍しいので・・
ちなみに全部注文すると1500円弱ぐらいみたいですね。

写真を撮り忘れて食べてしまいましたが、トマトと酢が意外にあっていて食べやすかったですね
トマトの生さが酢で抑えられてたような・・

生姜焼きとトマト酢漬けであわせて750円。ご飯小盛は50円引きだそうです。

このお店、味もさることながら、お店の人の接客がよかったのが印象的ですね。
この手の常連客の需要が中心のようなお店は往々に「一見さんは面倒だ!」とぞんざいに扱われるようなイメージ?がありますが、このお店はむしろ逆。並のお店以上に接客がよくてビックり。

まぁ「一見客は面倒だ」ぐらいのお店だったら取材撮影を断ってそうだけど・・

市場関係者の需要で堅そう・・と思いがちですが、関係者は来る時間は決まってたりで意外に回転で稼げないとか、関係者といえども毎日1000円弱ぐらい食事にかけられない・・とか、厳しい部分もあるのかもですね。
新しいお客さんを獲得していかないとこの時代やっていけないのかもですね。
またこういう接客の良さで市場関係者の人も通いたくなって続けて行けるのかも・・

と商売の厳しさを色々考えてしまいますね。

大久保駅から少し歩きますが新宿近辺で昼食を食べたい時はお勧め。覚えておきたいお店でした

2018/10/20 00:05(JST)

下川裕治著「東南アジア全鉄道制覇の旅(インドネシア・マレーシア・ベトナム・カンボジア編)」発売記念トークショー

October 19 [Fri], 2018, 20:51
10月18日木曜日に開催された紀行作家下川裕治先生の先月発売された「東南アジア全鉄道制覇の旅(インドネシア・マレーシア・ベトナム・カンボジア編)」発売記念トークショーに参加してきました
下川先生のトークショーは前月9月に参加したばかり。

https://yaplog.jp/kiyop/archive/2869
前回の話はこちら

例のごとく会場は西荻窪の「旅の本屋のまど」で19時30分スタート。せめて19時スタートならば・・と思うのですが、都心近辺で働いている人が仕事帰りに来れる時間。ということなのでしょうかね。



東南アジア全制覇の旅シリーズは昨年秋の「タイ・ミャンマー編」に続き今回は「インドネシア・マレーシア・ベトナム・カンボジア編」の2冊。今回で完結だそうですが・・



今回は下川先生の他にインドネシア編の一部で同行した中田カメラマンも参加。
中田カメラマンも下川先生の本ではよく登場していますね。結構若い印象です。

19時20分ぐらいに下川さんが配布資料の各地の路線図を携えて登場。もしかして直前までコンビニでコピーしてたのでしょうか??さて予定通り19時30分に講演がスタート

東南アジア鉄道全制覇の前編、タイ・ミヤンマーは行かない方がいい旅。しかし今回はまぁ行ける。行けば何かには乗れる。ノウハウなども含めて紹介したい。自分は乗り方は分かるが車両にはあまり詳しくない・・

まずはインドネシアについて中田カメラマンが写真を紹介し下川さんが補足する形で進みます。
インドネシアは路線が多い。細かい支線も多くこの支線に乗るのが楽しい(中田さん)



ジャカルタ近郊。プルワカルタ駅附近の電車の墓場。こういった場所は何か所かある
大半は日本の中古車導入前の旧型車(日本で製造し輸出した車両)

インドネシアの駅舎は駅らしい駅で分かりやすい
酒類はかなり規制されていて手に入りづらい。車内販売ではノンアルコールビールなど。数年前はコンビニで酒類が買えたが今は売ってない



写真はスラバヤ市街の高架線区間。
線路両脇がバラックのスラム街になっており線路が生活道路になっている光景。
アジア圏ではよく線路の周りにスラムが発達する。線路を高架化するが線路際の建物(2〜3階建て)の屋上にバラックの家を建てる。バラックには線路から出入りするが水を運ぶために地上からの通路がある。独特の嗅覚?でそれを見つけて高架線に上がってみたところ
住んでいる人は親切。列車は1〜2時間に1本程度。列車が来たら脇によける。スコールがあるので傘を忘れずに

インドネシアでは国民的なカップラーメンのポップミー。車内でもお湯入りで販売されており老若男女が食べている

この辺りは中田カメラマンが撮影した写真や動画が紹介されますが、車内の乗客の表情などプロカメラマンが撮影した写真といった雰囲気の写真ですね。
途中からは主に下川さんが話を進めていきます

インドネシアのジャワ島とスマトラ島
ジャカルタのあるジャワ島。面白くないが、初めてアジアの列車に乗るならお勧め
スマトラ島。似た名前の地名が多く混乱するが、乗りごたえがある。中級者以上向け?

実は全線完乗はまだ出来ていない。人が多すぎて特に週末は混みあいなかなか乗れない(都市鉄道以外は普通列車・普通車含め完全指定制)。週末は観光して平日は列車に乗るがお勧め
駅窓口は当日券のみ。前売りはネット予約だがインドネシアの携帯電話番号が必要←駅員や他の人に代わりにやってもらうなど。駅にネット予約用の端末がある

朝早い列車(4〜5時台)が多いので駅近くのホテルに泊まりたい。往々に旧市街と駅が離れている(トゥクトゥク等で5〜10分程度)駅近いホテルはネット予約に出てこないことが多い。駅員に聞いて教えてもらう

車内での食事、車内販売があるが今一つ。駅では5分停車ぐらいなら買える。無許可の物売りと柵越しにとか
アジア圏は唐揚げブーム。タイでも茹で鶏よりも唐揚げが人気。日本のから揚げのように味が付いておらずソースで食べるのが主流。白飯と一緒に食べるのは苦手

ジャカルタは渋滞が酷い。市内から空港まで5時間かかって飛行機に乗り遅れた話もよく聞く。ジャカルタからの帰国はお勧めしない。最近空港鉄道が出来たのでまぁ安心?空港から出ず飛行機を乗り継ぐのがよい。

インドネシアは赤道近く季節の変化に乏しい。広大なプランテーションなど車窓は楽しい。圧倒的な緑の濃さは行かないと分からない。
スラバヤ〜ブリタールの環状区間は山岳路線などもありお勧め←下川さん
シアンタールがお勧め←中田さん



車両は座席コンセントは当たり前。冷房改造も進んでいてシャープ製の家庭用エアコンを6台程度設置(室外機は床下に設置)バスとの競合対策ではないか。
カンボジアはパナソニック製で4台程度
かなり安く買い叩いているのでは?日本メーカー製でも品質は微妙・・水漏れなど

写真の雰囲気などからにインドネシア鉄道の車内は快適な車両も多そう。日本の特急グリーン車をイメージする座席など・・。

次にカンボジア編
近々にバンコクから直通出来るようになる?バイクを列車に載せられる。ベトナムで買ってカンボジアを回り最終的に売るのもお勧め。年200ドルぐらいで労働ビザが買えるので長期滞在できる。アジア圏ではカンボジアぐらい(仕事はないよ)
鉄道はこれからに期待。

マレーシア編
半島部はあまり面白くない。かなりスムーズで初心者向けではある
サバ州の車両はかなり酷い。車両が古くかなり揺れる。この手の車両に乗るならサバ州かミャンマー
本国(半島)からの独立心が強い地域だが金がない



これがその酷いというサバ州の車両。
あくまで私の印象ですが、車体を作る技術が未熟で貨車の台枠の上に家(バラック)を作ったような雰囲気を感じますね。

ベトナム編
ホーチミン〜ハノイの南北鉄道は今後も進化するだろう。列車では15時間コースだが今はLCC飛行機で3000〜4000円なので、鉄道は快適性で勝負するしかない
一方でそれ以外のローカル線は風前の灯火。今後どうなるか分からないし来年持つかどうか。乗りたいなら早く・・
ホーチミン〜プノンペン、繋がればいいけど・・無理そう


以下はインドネシアの中心に旅行のノウハウの話など

乗りごたえがあるのは、インドネシアはスマトラ島・マレーシアはサバ州・ベトナムは支線
ジャワ島やマレー半島は初心者向け。

下級列車(車両)の運賃はかなり安い。上級はそれなりに高い

インドネシアなど自分は飛行機は使わずバスでつないだが、上手に飛行機を使うのがポイント。無茶な行程は立てないこと。
これからの列車旅は飛行機(LCC)の活用がポイント。そのためには旅行中現地でのネット予約も重要。英語サイトに慣れるなど海外で買う経験を付けた方がよい。それにはネット環境の確保も重要。
入国審査は厳しく帰路の航空券の提示が求められる。地方ほど厳しい。自分は帰国日が明確でない旅をしたので、知り合いの旅行会社通じダミーの航空券を用意した。

自分のように完乗を目指すなど無理して乗るのはよくない。座席夜行はきつい(インドネシアは寝台車がない)
支線は日本のように線内ローカル列車はなく大都市からの直通のみ。

よく聞かれる治安や車内での荷物管理。トイレや買い物など・・
車内はまず大丈夫。ただ部外者が入れる駅は要注意。ベトナムやインドネシアは景気がいいので、(スリ・置き引きなど)細かい犯罪は減っている。普通に働いた方がよほど稼げるから?

南スマトラの鉄道は石炭など貨物輸送の国策鉄道。撮影なども厳しい。
ミャンマーはノービザで行けるようになったのでよく誘われるが行きたいない・・

といったところで終了して簡単な質疑応答に。
今回初めて私も質問しまして・・
本ではインドネシアで満席で足止めを喰らうような話がよくあるが、満席でも立席承知でとりあえず乗っちゃう。のようなのは無理なのか。(過去の本からも下川さんは満席で諦めるような人ではない印象なので)

→インドネシアは(都市鉄道以外)全列車・全車完全指定で立席乗車は無理で改札も厳格。車内検札もある
実際にはなぜか席無しで乗っている人もいるけど自分はまだその技は身につけていない

他の質問では・・
インドネシア鉄道の予約で携帯電話番号を持っていない人はどうすれば・・
→その辺の人に頼む(笑)。駅員とか結構やってくれる。切符の買い方など他の人の聞くなら女子大生がお勧め。(嫌らしい意味ではなく)女子大生なら英語が通じて親切に教えてくれる。男は当てにならん。
予約システムとして携帯番号を持っていない人を想定してないのではないか??インドネシアは何かと詰めが甘い。
最近の日本人旅行者もLINEなどがあるので現地SIM等でもデータonlyで音声通話電話番号を用意しない人が多いのではないか

今後の企画。他の地域で全線制覇をする予定などは
もうやりたくない・・。一生終わらないような先が見えない旅。日本の鉄道を全線制覇したような人は達成感があると思うがこちらは全然ない。しかも新線が出来たり休止路線の運転再開、外国人の乗車がが可能になるなどの話もある。自分にはアジア各地に性格が悪い(笑)友人がいるので、そういう情報提供がどんどん来る・・みんな僕に苦労させようとしてくる

鉄道は斜陽産業だが国の威信やインフラ整備など。世界銀行からお金がでちゃったから鉄道整備とか(カンボジア)
こういう制覇をしたいならしっかりした国でやるべきでは・・
バングラディシュのような小さな国なら全線制覇の挑戦をするかも・・・

といったところで終了してサイン会に。



こちらが今回の本。双葉文庫(し-13-19)。税抜657円です
例のごとく著作にサインしてもらいましたが、やはり緊張してあたふたしてしまいますね
先生曰く「鉄道の旅は案外楽だよ。バスに較べたら全然大変じゃない」そうで・・・


今回の講演は前の「お勧めできない」「乗ってはいけない」の連発ではなく、ノウハウ的な話もあったりで雰囲気が違う感じだったかなと。特にインドネシアには行ってみたくなりますね
インドネシアの鉄道といえば、近年続々と日本から輸出された中古車が走り回るジャカルタの都市鉄道の話が話題ですが、今回はほぼその話はなし(下川さんの話では、そういうのが好きな人ならお勧めと)で、都市鉄道以外のインドネシア鉄道の話。こちらは日頃日本では殆ど話題にならないだけに実際の状況など興味深い話が多かったです。

私は南国が好きなのでインドネシアに俄然興味を持ってきましたね。モリゾーマニアなら深い緑も見たいですね
ちなみにインドネシアに行くならエアアジアでクアラルンプール乗換えでいけば行きやすい。という話でした。

ジャカルタの都市鉄道の話は以前の本で、日本中古車以外のローカル車両の方が車内の物売りとか楽しそうな雰囲気でしたね・・。今はもう無理かもだけど・・
日本の中古車は最近まで東京で走ってただけに今一つ触手が伸びないというか・・。今回の話の都市鉄道ではないインドネシア鉄道の方が興味深いです。

また座席コンセントやネット予約など思った以上(失礼な!?)に現代化して進化しているのも印象的でした。
ネット予約は「詰めが甘い」という評でしたが、まぁ日本のJRのネット予約の使いづらさも色々と既出で。JR側からすれば、使いづらくなる理由もあるのでしょうが、まぁ外国人から見たら(いや関係者でない日本人からもか)詰めが甘いと思われていそう・・。
日本の鉄道はガラパゴス化した島国で独特の進化をした。とよく言われる話を思い出しますね。


なおこの内容は分かりやすくするため、実際の講演とは順序を変えている部分があります。


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2018/10/19 20:51(JST)

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