3月、4月。選択と集中。

March 15 [Thu], 2018, 1:12
すでに3月も半ばになってます。

平成30年度の狂犬病予防接種の期間にも入りました。

フィラリア予防も、投薬開始は早いところで4月末、
遅くとも5月の上旬が理想なんですが、
ことしは4月末から5月の連休が多いため、
3月、4月中のご来院を特にお薦めしております。

※フィラリアのお薬を3月にお渡しした場合も、
開始は4月末からで問題ありません。


尚、今月は22日木曜日の午前中のみ、臨時のお休みを頂きます。



もう6年弱、月1回松山にて仕事をしているのですが今月は21日水曜日。

2012年5月より、松山ほうじょう動物クリニックでの「皮膚科外来」を担当し、月1回。

欠かさず仕事しているのですが、やはり6年間を思い起こすと
ちょっとだけ体力の低下を感じるようになりました。

とはいえまだ41なのでまあ、なんとかはなるんですが・・・・



当院は、水、日、祝はお休みいただいてい居りますが、実際には
それらの日も「入院のペットさん」「通院のペットさん」「お預かりのペットさん」
などの必要な仕事があります。

獣医は自分ひとりなので、長期的に考えて、水、日休みにはして
あるのですが、実際には全く仕事の用事が無い完全な「オフの日」と
いうのは年に5日くらいあればいいほうです。

体力的なこともそうですが、脳や精神が疲労すると仕事の意欲が減退
するので、いかに「仕事に対して精神的なハリを維持するか」を考える
のが非常に大切だと、開業3-4年目くらいで感じてから、病院のあり方を
模索し今に至る感じです。

「診療時間」の仕事を最大限集中してコンスタントにできるようにする
ためには、「選択と集中」という作業が必要で、数多くの仕事の中で
どれを省いて、どれを残すか、その判断の繰り返しです。

きたむら動物病院Q&A

犬と猫のみの診察ですし、外科もある程度以上の難しいものは
できません。できるものは着実にやりますが。

電話相談も原則お受けできません。
(仕事してる最中に電話はまず出られません。)

トリミングも対応してません。
(爪切り、肛門腺、足のバリカンなどは看護師がしています。)

時間外の対応もできませんし、そもそも獣医ひとりでできる
時間的範囲は限られます。
(4月2日から高知県獣医師会の夜間診療が開始します。)

病院の独立性を保つため、ペット保険会社との提携もしません。
(昔からいろいろ考えて、これがベストと判断してます。)

ペットホテルのように、当院を「かかりつけ」にして頂いている
飼い主さんのみが対象のサービスもあります。

自分より他の病院が良いと判断するものはすぐご紹介しますし、
できないことはできないと言います。

他の動物病院よりもできることが限られるかもしれませんが、
それらも全部、出来ること出来ないことを区分けしてお伝えすること、
できるだけ正直な対応をすることが誠実であると考えています。

過去に「頑張ればできるかもしれない」と思って対応しようとして、
結果的には無理だった、飼い主さんにも残念な思いをさせて
しまった、という経験もあるので、飼い主さんにご迷惑をおかけせず、
自分の気持ちや願望は置いておいて、現実的にどれならば
「できる」のか、をどんどん整理しました。


そして、「できること」は最大限対応する。これしかありません。

獣医は自分ひとりの当院でできることを見極めて何年もかけて
選択してきました。
あれもこれもは不可能ですが、自分ができること出来る範囲で
最大限行いお役に立てるのであれば、自分が動物病院を
やっていく意義は多少なりともあるのかな、と思います。


気持ちの部分が大切な仕事ですので、極めて稀にですが性質的に
難しい方から悪意のあることを言われたり、困った人もいたりするのですが、

ほとんどの善良な良識のある飼い主さんに支えられ、なんとか
仕事のモチベーションを維持し続けられております。




高知 きたむら動物病院
高知県高知市北川添24-27
088-880-5123
受付時間 
月・火・木  9:00-11:45 15:00-18:45
金     9:00-11:45 17:00-18:45
土      9:00-11:45 14:00-17:45

休診日 水曜日 日曜日 祝日
一般診療・犬と猫のアレルギー・皮膚病外来・内分泌外来

2月のお知らせ。

January 27 [Sat], 2018, 16:49
2月は診療時間の変更があります。

2月10日(土) 
午前 通常通り 午後の診療時間変更


14:00 から 15:45 受付終了

通常より短縮になります。


どうぞよろしくお願いいたします。

高知 きたむら動物病院
高知県高知市北川添24-27
088-880-5123
受付時間 
月・火・木  9:00-11:45 15:00-18:45
金     9:00-11:45 17:00-18:45
土      9:00-11:45 14:00-17:45

休診日 水曜日 日曜日 祝日
一般診療・犬と猫のアレルギー・皮膚病外来・内分泌外来

セカンドオピニオンとは。

January 17 [Wed], 2018, 11:00
最近もあったのですが、これまで9年仕事していて、飼い主さんから

(他の病院から)「セカンドオピニオンで来ました。」

と申されたり、

(他の病院へ)「セカンドオピニオンをしたい。」

と申されることがありました。


この、「セカンドオピニオン」という単語。
非常に恐縮なのですが、これまでセカンドオピニオンと申された方で、
正しく理解されている方は一人もいませんでした。


セカンドオピニオンとは何か。

セカンドオピニオンで検索すると、ヒトの病院のページがたくさん
出てきます。

地元高知大学医学部のページを参考にさせて頂きますと、

・現在かかっている医療機関(主治医)の治療に関して、他の医師の
意見を踏まえたうえで治療を受けたいという方に、参考となる情報や意見を提供する。

・セカンドオピニオンでは、原則的に検査治療は行わない。

・主治医の了承を取った上で、それまでの必要な資料を持参しセカンドオピニオンを受ける。

・相談内容は、病状や治療内容に関することである。

・医療事故に関する訴訟、現在受診中の医療機関に対する苦情、治療結果の評価、
診療費用に関する相談、転医、転院の希望などは応じられない。


・紹介状や資料等をご用意いただけない場合
・主治医がセカンドオピニオンを受けることを了承していない場合
・死亡した方を対象とする相談
なども対象外という病院もあります。

ここまでの流れでおわかりになると思いますが、
セカンドオピニオンとは、その患者が今後の治療に関してより
理解を深め、納得して決定するための

「より良い医療を受けるための意見を第3者に聞く」という制度なのです。


一方、獣医療ではどうでしょうか。

開院して丸9年、セカンドオピニオンと申された方ほぼ全て
「自主的に転院されてきた」飼い主さんでした。

治療内容をお聞きし、当院で治療しなくとも主治医の治療で全く
問題ありません、とお話しし戻って頂いたこともありますが、
それも単に来られただけで、主治医にセカンドオピニオンを受けたいと
言ったわけでも、紹介状や検査内容を頂いたわけもない、
単なるお話しに過ぎませんでした。

そもそも、セカンドオピニオンとは、まず現状受けられている治療で
よいのか、他の視点としては何か無いか、他の視点を持ち帰って
主治医とよく相談していただいてより納得と深い理解を得て治療を
受けられるようにするための制度なので、できるだけ落ち着いた状態で、
柔らかな雰囲気で、今後より良い治療のためのご相談をされ、
主治医とともにスムースに継続していただくのが本来の流れです。

そのためには、詳細な把握と、意見表明をする必要がありますし、
単に当院ではこういう治療があるからどうですか、ということでは
無いのです。

獣医療では、人間の医療に比較し、各病院でセカンドオピニオンを
行えるほどの環境整備が構築されているとは言い難く、
そもそも現状で獣医療においてセカンドオピニオンという制度は
ヒトよりも難しいのではないかと私は考えています。

私は日常、自分よりも他の病院のほうが適切と判断した場合は
すぐに紹介状を書きます。それは、その飼い主さんと動物にとって
それがベストであると明確に判断できる場合です。

それも、「より良い獣医療を受けて頂くために転院して頂く」

ということで、セカンドオピニオンでもありません。


セカンドオピニオンとは、本来、患者(飼い主)の治療の選択肢
は他に無いか、無くてもより深い理解をできるようにできないか、
というような主旨のものです。原則は、セカンドオピニオンの後は
主治医と連絡し、また、ご本人も主治医と再度相談されるものです。

当院では、主治医に了解を取られたうえで、必要な資料を持参
していただき、それらを精読し、30分なり60分なりの時間をかけて
私の意見や情報提供したりすることは、日々の仕事の上にさらに
そのような仕事を加えることは困難と判断しておりますので、

「セカンドオピニオン外来」は当院ではできません。


・・・・極端な場合、来院された時点ですでに具合が悪くすぐに
検査治療に取りかからないといけないような状況でも
「セカンドオピニオン」と申されたことがあります。
もちろん、セカンドオピニオンではなく、ひとまず処置となりました。

緊急性がある容態で、セカンドオピニオンも何もありません・・・。


言葉が一人歩きしている例はほかにもいろいろあるのですが、
「セカンドオピニオン」という単語に関しては全く理解されてない
状況が何度もあったので書きました。



高知 きたむら動物病院
高知県高知市北川添24-27
088-880-5123
受付時間 
月・火・木  9:00-11:45 15:00-18:45
金     9:00-11:45 17:00-18:45
土      9:00-11:45 14:00-17:45

休診日 水曜日 日曜日 祝日
一般診療・犬と猫のアレルギー・皮膚病外来・内分泌外来
ヤプログ!広告
プロフィール
  • プロフィール画像
  • ニックネーム:きたむら動物病院
読者になる
日本四国高知にて平成21年1月開院いたしました動物病院です。動物病院の日常、ペットに関する話題、獣医のざっくばらんな日記などを提供していきますので、どうぞチェックしてみてください。webは→きたむら動物病院web twitterIDは→kitamuraah
2018年03月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント