山P

February 06 [Tue], 2007, 3:35
以前、何かの記事で書いた記憶だが、
私の父は某ジャニーズの若者と同姓同名だ

彼が売れ出した頃の父の口癖は、
「俺のほうがずっと早く生まれたのに・・・・」
であった。

確かに

随分とずっと早くである。

しかし、
ここは日本。

「若い」というだけで、
ただそれだけで褒め言葉になっちゃう、
という不思議な文化を持っている国。

しかも、
あっちはかなりの甘いマスク?美形である

こればっかりは仕方がないのだった。

会社の部下や秘書たちも、
どうやら影で父を「山P」と呼んでいるらしい。

まんざらでもなさそうな父をみて、
「おいおい」
と言いたくなる私だが、
まぁよい

そんな我が家の山Pが、
この度入院なるものをした


よる年波には勝てないというところか、
病状はそんなに深刻ではなく、
ちょっと簡単な手術をしたのだった。

よく入院する一家だな。


(退院直前の様子・・・病院でふざけてはいけません)

どういうわけか、
その入院した病院というのが、
弊社のすぐそばだった。

ほんとうに近い

時々お見舞いという感じで、
会社を抜けて様子を見にゆくことができる。
好いか悪いかはおいておいて、
なんとなく安心。

時には父の病室で、
仕事作業や取引電話をしたり・・・・
って、
そんな事してていいのか?!
という感じだが、
もうしちゃったから許して下さい。

肝心の父であるが、
さすが我が父だ、
彼なりに入院を楽しんでいる様子

ただ、
もちろん、
手術をしてから数日は寝たきり・・・・・、
結構傷が痛むようでつらそうであった。

でも、
痛みの苦し紛れに突然鼻歌を歌ったり、
逆に先生や看護婦さんを笑わせたり、
山Pなりの努力を怠らず、
徐々に回復している模様。

数日経ってから先生には、
「歩きなさい」
と言われるようになった。
だがしかし寝癖がついた山Pは、
「でもなー、痛いしなー」と、
なかなか試みようとしないでいた。

ちょっと往生際が悪い。

きっとあっちの山Pならば、
ドラマの中で、
手術直後に誰かとの約束を果たさねばと、
点滴をひきちぎってベッドを抜けだし、
約束の場所へと・・・・・・・・
(病院では医師と看護婦が大騒ぎ「あの体で・・」となる)
というところであろうか。

しかし、
ちょっと頑張って勇気を出し、
我が家の山Pも歩いてみることを決めた様子。

私が付き添って、
病院の廊下を歩くことに。

部屋の前に立つ母に見送られて、
異常に低く、
90度に前かがみになって、
異常に小股で進む父。

ビビりすぎです

しかし徐々に進むにつれて、
案外大丈夫な事が分かってきたらしく、
だんだん上半身が上がってきた
気を良くして、
歩幅も大きくしていたりして。

廊下を一周して部屋の前に戻ってきた時は、
すっかり普通の人間らしく、
正しい二足歩行に戻っていた

部屋の前で待っていた母は、
その使用前・使用後のような父の変化に、
「あら〜
と喜びの声をあげていた。

隣に付き添ってみていた私にしてみると、
病院の廊下で、
猿人から人類への進化の過程を、
ライブで見ているような気分だった。

しかし、
元気になってよかったよかった



しかし、
重症でないと分かっていても、
父親が入院するとなると、
若干凹むし、
心配になるものだ

時は流れ、
積み重なり、
その時は二度と戻らない。

その意味、
本当分かっている人がどれだけいるだろう。

時々考える。




ほんと、
ほんの時々だけれど。

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はじめまして、こんにちは! きのこと申します>>> 現在は、文化事業のお仕事しています。特に、アート関連・演劇関連を専門に奮闘中!アート界活性化・演劇界活性化意識の向上に貢献、今後はスピリチャルな事からも取り組みを始め、ソウルワークとしてゆきたいと思っています。日々の言葉を綴り、呟きのような言葉を紡ぐ時間が、私の至福の時間です
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