『一刀斎夢録』の日々

January 17 [Mon], 2011, 6:37
浅田次郎『一刀斎夢録』(上・下)文藝春秋刊

小さな職場で2人欠けたままのため、もう本気で潰れ死にするんじゃないかと思うほどです。
普段は「仕事と家事だけだと生きてる気がしない」と公言し、夜中朝方いろいろやってるんですが、もはや精根尽き果ててなにもできない感じ。
単に仕事が多いのなら文句も言うけれど、倒れた同僚の気持ちを思うとここは耐えるしかない。

本日(昨日になったけど)日曜、正月休み以来初めて休みました。
仕事は山積のまま(むしろ増える一方)ですが、このままが続いたら笑いごとじゃなく倒れそう。母が脳卒中で倒れてその後障害を負ったのもここらの年齢なんで怖い。
ブログを利用して愚痴ってしまってゴメン。

●そういえば数日前、コメントにて驚きのニュース、WOWWOWドラマ『死刑基準』が放送中止になったということを教えて頂きました。その時もなかなかピンと来なくて落胆するのに時間がかかったくらい。
日が経つにつれて、残念な思いがジワジワこみ上げてきました。
私はまだ期待やイメージを膨らませていなかったですが、制作側、出演者の方はたまんないですよね。

【一刀斎夢録にどっぷり】

さて、短い時間をはぎ合わせて、浅田次郎の新刊『一刀斎夢録』読んでました。電車の中で涙を隠しながら、2日前に読了。

読んでいる間は一刀斎翁の語る慶応3年から大正元年の世界にどっぷりと漬かってました。
読んでいれば職場の苦労も吹き飛ぶくらい。
本の中では元新選組隊士が、すきっ腹を抱えたまま雨に打たれて軒下で寝る日々を送ったり、不似合いな桜の下で死に掛けた仲間を手押し車に乗せて引きづって歩いたり、道端には死体もゴロゴロしてますから・・・。
いろいろ苦労があったって、私には食べるものとあったかいねぐらがあるんだから・・・・と、小説の本題とは違うところに慰めを見出したり。

さてさて、ネタバレにならないようにこの小説の感想を書くのはなかなか難しいのだけれど、読んでない人の宣伝にもなるように書いてみます。
読んだ方の感想が飛び込んだら嬉しいなあ。その時はまた。

◆◆◆◆

ご存知の方も多いと思うのですが、「一刀斎」は新選組三番隊長・斎藤一のことです。
「斎藤一」をサカサにしたということ。
永倉新八と並んで長生きした彼が、警察も退職し女子高の警備員も退職し隠遁している。そこに士官の梶原稔が明治天皇の御大喪の休みに、毎夜毎夜一升瓶を持って訪ねてきて一刀斎から昔話を聞く、という構成。

『組!』のオダギリ斎藤以来、新選組隊士の中で土方さん、山南さんの次に好きなのが斎藤一。
何度も書いてますが、浅田次郎新選組三部作は、私のお気に入りです。

○一作目、『壬生義士伝』は、多数の人の語り口を借りて吉村貫一郎の新選組の日々を中心にし、その前の故郷での様子や、吉村の子供達の後日談も語られる。
小説でも泣きまくり、渡辺謙主演のドラマ版(テレビ東京12時間ドラマ)では泣きまくりました。(映画版よりドラマ版が好きです)
浅田次郎版『壬生義士伝』(旧館の記事です)

○二作目『輪違屋糸里』は、島原の太夫糸里の目を借りて、芹澤鴨暗殺を中心に描いたもの。多面体的魅力を持つ土方さんが非常に良く、ドラマ版では糸里(上戸彩)と土方を主演にして作ってましたが、イトウヒデアキ土方がどうにも許せず、悪口記事を書きまくってしまいました。

狭量偏向感想「ワチガイヤイトサト」
↑読み直したら、「ボケ・カス・ダイコン」とテレビに毒づきまくってる自分が面白かったっす・・・。

それぞれの記事でも書いてるんでそこだけでも読んでいただくと嬉しいんですが、浅田次郎の描く土方さんはツボ!大好き!山本耕史適合度(当時)抜群です。

浅田さん、ついに土方さんをはっきりした主役にして書くことはなかったけれど、三部作を通して見ると、やっぱり一番土方歳三に惚れてるなぁ・・・とつくづく。

一作目と二作目で土方さんのキャラクターが違うので、つながってないのかな・・・とも思ったのですが、見る視点による違いだけなのだと今回確信しました。

斎藤さんも、『壬生義士伝』の中で吉村を表面上嫌い抜き、実は最も愛していたあの斎藤さん。会津で負けてから吉村の故郷南部の里を泣きながら斗南に落ちて行ったあの斎藤さんに間違いなし。
土方さんについて、「わしがもしおなごであれば、ぞっこん惚れるであろうと思うたよ」と言った、あの斎藤さんの語り口も全く一緒です。

『一刀斎』の中で、三部作に連なるエピソードが散見されるのも嬉しい。
吉村貫一郎と斎藤が一緒に乞食のような市村鉄之助を拾う場面もいい。吉村が理想の先生のように少年隊士に接するのに対し、斎藤は全く違う接し方をする。それが今回のキモです。
『壬生義士』でたっぷり泣かせてくれた池田七三郎が話に出てくるのも、続けて読んでいるファンには嬉しい。

【やはり、泣かせ節全開】

疲れた疲れたと言いながらつい、前置きが長くなってしまいました。

本題の『一刀斎夢録』ですが、正直言って半分くらい夢中になって読んだあたりで、ちょっとウェットすぎるんじゃないか、「泣かせ節」の浅田次郎とはいえ、あまりに情と涙の乱れ打ちなので酒に酔いながら書いてるのか、と思ったことも告白しておきます。

斎藤一は人情のない冷徹な鬼のように言っていながら、読んでるとこれほど死んでいったものたちへ思いを恋々と語る男も珍しい。
無口なイメージがあるだけに、毎晩夜明けまで語りつくす饒舌さに若干驚く。士官一の剣客、多摩出身の梶原稔という最適の聞き手を見つけたからといっても。
まあ、『壬生義士』の複数語りと違い、斎藤一人に上下二巻分の小説のほとんどを語らせるのだから、饒舌でないと仕方がないのだけれど。

ちょっと笑える部分として、斎藤さんは小説中何度も「巾着ごと金を投げる」んです。「おかしいか」と本人も言うくらいなんだけど、その後も散々投げてるので、気になり始めるとちょっとキュート。
また「人間はみな糞袋」といつも言っている斎藤だが、死地をともに生きた新選組の仲間への愛着はすごい。
常に批判的に語る永倉のことすらも結局は愛を持って語っている。
今回はしかし、市村鉄之助との話がメイン。

連載は途中まで立ち読みしていただけなので鉄之助がこれほど主たる位置を占めるとは思わず、びっくりしました。そして、鉄之助が主ならもう、泣けるに決まってるじゃないですか。

他、有名隊士以外では、林新太郎。三番隊の副長格で洒落者。斎藤とは月代を剃り合う仲。この最期もすごい。
明治まで生き延びて死んだ伍長格の志村武蔵の死に際にも泣かされる。
吉村亡き後小姓組を束ね、西南戦争で再び斎藤と邂逅する久米部正親という隊士には、物語の最後の最後まで泣かされた。あまりの結末に声も出ないでいると、久米部が号泣してくれて、それにつらされた、と言う感じ。

一刀斎の「愛」の行き着く先は、
「愛するがゆえに愛するものの命を奪う」
「自分が愛するものの所へ行くために、誰かの愛によって殺してもらう」。

当館のキャプションじゃないけれど、これは究極の「プラトニック・エロス」。男色シーンは出てこないけれど、(というか、新選組に男色は決してなかったと斎藤自身がはっきり言ってるけれど)これは男と男の究極の恋愛物語でしょう。少なくとも私にはそうとしか思われない。

また今回は恋愛以上に、縋りつく親を求めるような子の情に泣かされます。
鉄之助が見も知らぬ実の親に捨てられ、養父母に虐待されて捨てられ、斎藤に捨てられ、土方に捨てられた・・・と見る斎藤の目には、鉄之助が自分と重なっている。または、新選組全体が時代の孤児のようなものだと言いたいのかもしれない。

【ちょっと紹介:冒頭部分】

明治という時代が終わり、大正という新しい耳慣れない世の中が来て、乃木大将が妻を道連れにして明治天皇に殉死する。

その経緯に戸惑いを覚えながら、休暇にひょんなことから70翁となった斎藤一を訪ねることになる近衛師団の剣の達人、梶原中尉。
彼が藤田五郎(斎藤)と邂逅するまでの筆が非常に上手いです。

我々は市電に慣れぬ梶原とともに夕暮れ迫る大正初年の東京で路面電車に乗り込み、九段下、水道橋を経て春日町で下り、本郷の坂道を「壺の底にでも下りていくように」、「異界に歩みこんでいくような感覚」とともに斎藤一の棲家に辿り着く。
>闇の底におのれの影が倒れ、ぎょっとして振り返ると、わずかの間に駆け上がった満月が、青ざめた銀に色を変えて梶原の後を追ってきた。

ゾクゾクする出だしですね。明治が終わったばかりの首都の空気、というのにすでに中てられているところで、さらに遠い昔の物語として幕末の龍馬暗殺まで一気にさかのぼる。

>いきなり背中から濡れた衣を被せられたような気がした。遥かなようでさほど遠い昔ではない、明治という時代が葬り去った江戸の闇が、ふいに枷を解かれてのしかかってきたのである。

凄みのある名文調に惚れ惚れします・・・・物語はどうぞそれぞれに体験していただきたいのですが。少しだけ。

【七夜物語】

第一夜は、龍馬暗殺。(ミステリーの答えもオリジナルです)
また、それに先立つ京都時代、謀略に使った瀬尾金吾や長州の間者であった隊士を斬り殺す、血も涙もない斎藤一。

第二夜。京の堀川べりで、菰を被って震えていた市村兄弟(辰之助、鉄之助)を、斎藤と吉村が拾って不動村の屯所に連れてくる話が中心。

三夜目。東へ戻ってからの新選組の日々。
一刀斎の人斬り話の中でも、とりわけ後味の悪い話と、後始末をさせた鉄之助へのひどい仕打ちが非常に印象に残る。そして鉄之助が語る悲しい身の上と。
その次の朝、初めて斎藤が鉄之助に剣の稽古を付けてやる。愛刀鬼神丸まで与えてやる。
このあたりから、佳境に入ってきます。
そして、どうしようもなかった斎藤にも、変化が感じられてくる。

四夜目は、甲州での悲惨な負け戦。
甲州で情けなく敗走してから、新選組は散り散りになるはずだった。なのに一人で東へ向かう斎藤のところへ、久米部や林信太郎が傷病者や少年兵をまとめて追いついてきてしまった。
斎藤の剣によって絆を絶たれ、鉄之助が兄と別れるシーン、ここもめちゃくちゃ泣ける。
>なるほど、こやつは乞食じゃと思うた。おのれを生んだ母の顔すら知らず、引き取られた大垣の家では殺されかねぬほどの折檻を受け、ただ物を食わんがためにわしらに拾われた。兄の情けに報いるためには、おのれの命を消すしかない。
>「どうか、どうかお連れ下されまし。兄とは今生の別れをいたしました。早うお連れ下されまし。


江戸で、新選組は散り散りになる。永倉、原田の離脱。総司は療養。近藤・土方は五兵衛新田・流山への転戦。
この中にあって斎藤が意外にも「手負いと少年の一隊を率いて」さっさと会津に向かったのは、このような経緯による心情の変化か。
大八車二台に10人の傷病者、それに少年兵が10人。まともな戦力が10名。諸事面倒見のいい久米部や志村武蔵が一緒とはいえ、よく会津に辿り着いたものです。

第五夜。
時々、一刀斎は今の世を嘆じる。
>はてさて、このように次から次へと文明の機械が世に現れれば、百年の後には一隊どれほど人間が小さくなってしまうのか、少なくともそれは進歩ではあるまい。
「百年の後」の我々が胸に手を当てたくなる部分です。

この夜は、いよいよ酸鼻を極めた会津戦争。白川戦を指揮し、鉄之助を戦線から追い返し、会津如来堂の戦いで粉々になってしまうまでが語られた。

如来堂まで斎藤とともに戦った林、志村、久米部が散り散りになり、少年兵らも粉々になった。

後年、警察官になった藤田五郎(斎藤)が行き倒れた志村武蔵が死に際に会う場面がまたたまらない。志村は、林の首を打たれるさまを見ていた。

第六夜は、聞き伝えられた箱館にての土方と鉄之助の別れ、その後日野の佐藤家に鉄之助が辿り着くまで。

最終夜は西南戦争。腐れ縁の久米部と斎藤が再び共に戦場を駆けることになる。そして鉄之助の運命的な再会。最期。

最終夜にいたり、「市村鉄之助にどこか似ている」と言われた梶原は、「一刀斎に自分は見込まれたのだ」と思い当たり、ふと恐怖を覚える。明日はお忍びでの天覧試合だというのに、一刀斎の元を訪れずにはいられない。
読んでいる私も、もしかすると(反転)最後の最後には一刀斎は誰にも殺してもらえなかった身を、剣の奥義を伝授した上でこの梶原に託そうとしているのではないかと思い、緊張感が高まった。

・・・今は、これ以上は書くことはできません。
思いはいろいろ沸いてきますが、後にしておきます。

【土方さんの描写】

話はもちろん一刀斎の鉄之助への思いがメインですが、他の隊士たちへの愛もたっぷり語られます。(糞袋とか言ってるくせに)特に、やはり土方さんと吉村さん。

以前にも書きましたが、三部作の特徴の一つは、土方さんに関しては決して内面から描くことはなく、ひたすら第三者から見たショットを積み上げていることなんですね。まあ、近藤さんも総司も内面から描かれないことについては同じですが、土方さんについてこの手法は非常に成功していると思います。

ミステリアスで悪魔のように描かれることもあるけれど(輪違屋)格好付けの不良上がりの兄ちゃんみたいに描かれることもある。いとおしくて泣きそうに思えることもある。
しっかりと新選組をまとめた統率力とその戦略的才能はおおいに認めているけれど、それだけでは語りつくせない土方歳三の魅力、堪能できます。

あの、土方さんの洋装写真が登場する場面は印象的です。(以前訪問者さんが感動して連載の切抜きを送ってくださいました。感謝)

電灯を消した縁側の月の光の中で、一刀斎が梶原に土方の写真を見せる。
>「どうじゃ、よい面構えであろう。京の町中を歩いておっても、ひょいひょういと人が振り返った。曲げを総髪に結うて浅葱羽織を着ておれば、なおさらのことだ」
>土方歳三には月の光がよく似合う。世に知られる彼の運命がそう見せるのではなく、もともと陽なたの嫌いな男だったのであるまいか。

箱館の話の前には。
>近藤の無様な死が、あながち無意味ではなかったところに人の世の妙はある。土方歳三の最期じゃよ。
>およそ歴史になをとどむる侍の中で、あれほど立派な死にようもそうはあるまいて。


土方さん関係で一番の泣きどころは、日野を通ったときに「トシヤーイ、トシヤーイ」と目の見えない土方の長兄が菜の花の波を漕いでやってくる場面。
>やがて兄と抱き合うと、まるで心中でもするように黄色の海に身を躍らせての、それきり見えなくなってしもうた。

この場面、まさに山本土方で脳内に焼きつきました。浅田新選組の土方歳三像には、非情であれ脆さであれ常に山本土方エッセンスが入っていて、いいんですよ。

もう一人、吉村貫一郎については思い入れが深い。『壬生義士』の時のように、彼こそが武士、と一段高等な人間であるかのように語るのが面白い。
>武士道なるものは畢竟、無視の精神にほかならぬのであろう。死ぬことと見つけたり、というはつまりその滅私奉公を言うておるのだが、多くの武士は真意を履き違えて、死に急いでしもうた。
>上野のお山に飛び込んで果てたおぬしのお祖父様も原田左之助も、乃木と同様に士道不覚悟であった。


今の段階で、『一刀斎夢録』に感動しながらも、『壬生義士伝』の方に軍配を上げるのは、吉村貫一郎は悲惨に死んでもいくつかの種が将来に明るい未来を咲かせたからなんですね。鉄之助ら少年隊士にまともに論語などを教え、少年達も真剣に聞き入り、短い間に精神を培った。さらには顔も知らぬ吉村の末の息子が、冷害に強い米を作った。

『一刀斎』にはそういう明るい材料は最後までなかった。
剣とは結局なんなのだと問い返さずにはいられない人斬りの極意、生より死の方へ心惹かれるタナトスに誰よりも憑かれ、それでも最も死から見離された斎藤一の晩年は、死んでいったものたちへの届かぬ愛惜に満ちている。
そして、理屈で説明しきれない不思議な後味が残るのも、前二作とは違った点です。

◆◆◆

また、映像的にも必ず映画化されるに違いない予感。
映像化はいい面と悪い面がありますが、いい作品になり、この「物語」が広く知られるためには歓迎です。

老境を含む斎藤一には、オダギリさんも嬉しいけれど、次第に渡辺謙でイメージしました。
ドラマ『壬生義士伝』では吉村役で泣かせてくれたのですが、剣の魔力に憑かれたように斬りまくるシーン、謙さんで見たいです。吉村さんは中井さんに再び。
土方さんは、やはり耕史君のイメージで読んでしまいましたが、再び彼を失うのも辛いし、他の役者で見るのも辛いし、複雑な気分になりそう。
鉄之助ですが、池松君もいいかと思ったけれど、殴られ蹴られ、雨に打たれてボロボロになるシーンが重なるにつれて佐藤健君でイメージし、彼以外考えられなくなりました。(もちろん龍馬伝の以蔵のイメージから来てるかも)。

新選組三部作、とは良く聞きますが、これで終わりになるとは思わないです。生き残りの斎藤さんが明治を終えたところまで書いたから時期的には十分ですが、まだまだ魅力的な書き足りない隊士も多いし。
新選組を激愛する浅田さんが健在であれば、また新選組の話をいつか織り交ぜて書いてくれるんじゃないかな。短編集でもいいから。

興味を覚えたら、できれば三部作とも手にとって頂けますよう。
泣かせの浅田流が肌に合わない人にはちょっとダメかもしれないんですが、私はもう、どっぷりのずぶずぶです。
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きみこさんは浅田節が苦手なんですね。
新選組に対する愛が素晴らしく、また映像化も期待される作品なので、広く読んで欲しいんですが、浅田さんの文章がとにかくダメ、と言う人も結構いるので仕方がないのかな??

>実は私、斉藤一さんのお墓参りをしたことがあります。

私も行きました!藤田五郎でしたね。近藤さんのお墓が小高い丘の上にあり、『組!!』の斎藤、土方、容保のシーンをそのまま思い出すようだったんですが、斎藤さんのお墓は街中でしたね。お骨がここなのかどうかは確かめませんでしたが。

>市村鉄之助が、この小説でなかなか活躍しているようですね〜。

ええ、ええ、泣かされすぎます。

>ところで、きのこさんはまだ磐音シリーズ、関心ありますか?

もちろんです。とは言っても私には佐伯さんの小説は薄味め(そこが長所ですが)でなのでそんなにはまってはいないので、実家に帰った時に佐伯ファンの父親から貰ってきて読んでます。(最新刊はまだです)
磐音様を耕史君が今後演じることがあるかわかりませんが、多分ある、と楽観してます。
子を持った磐音様、是非耕史君で観たいですね。

by きのこ January 23 [Sun], 2011, 0:33

きのこさん、こんにちは!

浅田次郎さんの「一刀斎夢録」に、とても魅了されたようですね〜。私は浅田さんの文章、読みづらくて苦手です(^^;)。
なので、浅田さんの新選組の小説、ちゃんと読んだことが
ありません(^^;)。この記事できのこさんが「一刀斎夢録」から抜粋した文章を読んだだけで、どうにも拒絶反応が・・・(^^;)、私は浅田さんの文章ダメみたいです。

実は私、斉藤一さんのお墓参りをしたことがあります。
お墓は会津の阿弥陀寺というところにあります。
10年以上前に、会津に旅行した時に行ったんですが、
斉藤さん、後に改名して藤田五郎という名前になっていたので、お墓には、藤田家之墓と刻まれていて、
特に新選組隊士、斉藤一の墓と書かれた説明板とか、
なかったので、これは新選組ファンじゃないと、このお墓が斉藤一さんのお墓と気づく人はいないんじゃないかな〜?と思いました。 私がお墓に行った時は、斉藤さん、
まだ今ほど人気はなかったので、そういうのもあってか、
お墓のあたりは閑散としていて、ちょっと寂しい雰囲気でした。

市村鉄之助が、この小説でなかなか活躍しているようですね〜。私も意外に思いました。鉄之助は、史実だと、
日野から故郷の大垣に帰って2年ほどで、
たしか?19歳か、20歳の若さで病死したと聞きました。


ところで、きのこさんはまだ磐音シリーズ、関心ありますか?今月の14日に、磐音の最新刊、第35巻「姥捨ノ郷」が発売されました。その巻で磐音さんに喜ばしいことがありました!ネタばれになるので、少し下げて書きますね(^^;)。
もしネタばれが大丈夫でしたら、読んでみてください。





磐音さんとおこんちゃんの子供がようやく産まれました! 男の子です。名前は、”坂崎空也”といいます。(磐音さん、佐々木の姓から、また坂崎に戻りました。)
ずっと読んできたので、とても感慨深かったです。


by きみこ January 19 [Wed], 2011, 15:07

かわうそさん、こちろこそ今年もよろしくです!

週刊文春で読んでたんですね。私は新聞や雑誌連載で小説を読みきれたことがないので、尊敬します。

>電車の中で読むなんて、なんて無謀な。

ですよね。ここ数年寝床とかで読むとすぐに寝てしまうんで、電車の立ち読みが一番読めるんですよ・・・。でももう、降車駅を逃すところでした。
やっぱり浅田節は、癖になります。

ところで
>斎藤一に父性をもってくる浅田先生

は、ちょっと異論があります。
吉村貫一郎は父性なんですが、斎藤さんは、自分の満たされなかった孤児的なものを鉄之助に観ているんですよね。
そして、自分を殺させようとし、それなのに・・・ということになってしまう。これは、親子の間で持ってはならないタナトス的エロスのように感じます。

>斎藤一の鉄之助に対する厳しい、突き放したような思いはわかりにくいけど、にじみでる父性。

私はこれは、父性とは似ているけれど、どこか違うものに思います。
また考えてみます。

>一つ残念なのは,連載時は題字が榊莫山先生だったのに、単行本はそっけない明朝体の活字になっていたこと。

そうですよね!なんだかあの装丁にはガッカリしました。

by きのこ January 19 [Wed], 2011, 8:22

きのこさん、こんにちは。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。
私は週刊文春で読んでいましたが、悔しいぐらい泣かせられますよね。
電車の中で読むなんて、なんて無謀な。
斎藤一に父性をもってくる浅田先生に、まんまと泣かされました。
近藤勇、土方歳三、吉村貫一郎は、鉄之助に対する気持ちがわかりやすいですよね。
斎藤一の鉄之助に対する厳しい、突き放したような思いはわかりにくいけど、にじみでる父性。
梶原に対しても、昔より角が取れて、饒舌に語り出す。
一つ残念なのは,連載時は題字が榊莫山先生だったのに、単行本はそっけない明朝体の活字になっていたこと。
先生が亡くなったから、使えなかったのかな?

by かわうそ January 18 [Tue], 2011, 17:50
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