「なんできゅうに、どうして・・・」 ―「陽炎の辻」第9回―

September 29 [Sat], 2007, 12:12
「陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜」第9回「夢まぼろし」



【悶々もんもん・・・・だったのに】

磐音様が江戸を離れたのは第7回の悲しい「指きり」のあと。
たった一週抜けただけなのに(先週も関前での磐音様を見ていたのに)・・・とても長いこと離れていたような気がする。
その間、鋭い皆様のコメント群に、これまで自分が考えずにいた部分を掘り起こされました。

始めは、奈緒にどうしても感情移入できないのが不思議だった。
しかしよく考えると、磐音の罪に属する部分の方が大きい。
奈緒や自分の家族の当然予想されるべきだった不幸。生活苦と針の筵。
踏みとどまって一緒に耐えようとも、江戸で働きつつ経済的に援助しようとも考えず、新しい素敵な面々たちと「春風の如くさわやかに」暮らしていた磐音はヒドイじゃないか。

こんな男に惚れるなんて、そもそも私が自分の見たいものしか見たくないがゆえに、ちょっと考えればわかる現実に頑なに目を瞑っているからじゃないのか・・・?

イノセンスでモラトリアムな悲恋物語。あまりにご都合主義的な展開に、やがては原作すら「読むに値せん」本なんじゃないだろうか・・・とまで思った(意外にも実父が否定してくれた)。

それでも、やはり木曜日になればイソイソと、用事があるのを恨みつつ、万一にも録り損ないがないように確認しながら予約録画。

磐音殿は今回はきっと、奈緒殿を追ってのロードムービー。
丸山小倉京都金沢とむなしく追い続け、その割りに旅の楽しみもなにげに満喫。京都で闘鶏か、永平寺で座禅体験でもしてるのかな・・・・・そこで又女性に惚れられたり、お得意の殺陣で周囲に溜息つかせたりするのかな・・・・・どうせ。フン。

それでも、磐音に会いたい。この橋の上で、上京したばかりの着流し浪人姿の磐音様に出会ったんだよね・・・・。
磐音の無事を祈って手を合わせるおこんちゃんに、思わずスルリと感情移入。

大八車に轢かれそうになってよろけると・・・・そこに受け止めてくれる笠をかぶった旅姿。
「平気でござるか」

???これは回想だよね?第一回の・・・今日最初にここにいるはずがない・・・。
でも、「ただいま帰りました。おこんさん」って言ってるよ・・・!えええー???

「なんで、なんできゅうに・・・どうして・・・・」(これはおこんちゃんと私のユニゾン)

懐かしいあの笑顔に釣り込まれる。じっとこちらの動揺する顔を見る、まっすぐな視線にドキドキする。(・・・つれない男、憎い男と思っていても?)

涙が湧いてきて、そして満面の笑顔。(奇しくもおこんちゃんと同じ動作をしちゃったよ・・・)。

迷いも疑いもなく、この人が変わらずに帰ってきてくれて嬉しい。

【帰ってきた浪人さん】

・・・というわけで・・・私にとって、このオープニングは小憎らしいよくできていました。

仔細に見れば、江戸に出てきたときの磐音様とは微妙に違う。あの時も今も悲しみを隠した優しい笑顔だったけれど、今回は明らかにおこんちゃんを意識している。自分の中の懐かしい江戸の中心として・・・・違う?

だから、奈緒を訪ねて日本半周めぐりも、ナイスな蘭学者中川順庵の登場も、はしょりにはしょって飛んできたのかもしれない。(←いや、これは脚本の都合だけど)
だから、最初の登場は笠の下の俯いた憂いを含んだ横顔。一瞬、声をかけるのを躊躇っている。

まっすぐ金兵衛長屋に帰るのではなく、今津屋や鰻割きの宮戸川に行くのではなく、最初におこんちゃんに会いたかった・・・・のかもしれない。

だけど、奈緒を探して着いた江戸でそんなことを思うのは間違っているんじゃないか・・・。


・・・品川さんも、由蔵さんも、今津屋さん夫婦もみんな懐かしい。(たった一週離れていただけなのに)

金兵衛さんの元気な軽口も懐かしい。オバちゃんたちも、幸吉もおそめちゃんも、みんなみんな嬉しそう。

鰻割きの朝仕事も嬉しい。帰ってくるところがある。
>江戸へ帰ってきた喜びに磐音は浸っていた。

親方や幸吉の軽口に囲まれ、宮戸川の窓から差し込む朝日の中で頬を緩ませて、本当に嬉しそうな磐音様。私も本当に嬉しくなりました。

人々と関わりながら、助けたり助けられたりしながら、天職とはいえなくたってなにか自分の仕事を持ち、自分の食べる分を稼いで、夜になったら眠る。笑顔を忘れちゃいけないよ。
幸せってさあ、こういうものじゃなかったでしょうか。

位牌は四つ。おきねちゃんのがない・・・。
「磐音様、おきねを覚えてる?」・・・と、きちんと座って位牌に手を合わせる磐音様の肩に凭れてちょっとだけ恨み言を言いたいなあ。(もちろん霊になってね)

【奈緒殿は千二百両】

100両で丸山に売られた奈緒は、500両で小倉に、800両で京に、1200両で江戸に・・・インフレーション的に転売されていく。美貌のおかげで、客の座敷にも閨にも出ることなく・・・・。。

「必ずやこの江戸で奈緒を見つけ出し、救い出す。力を貸してくれ」
磐音様は果報者。一人で頑張らなくてはいけない事項に、何十人の協力と同情をもらったの・・・?
笹塚様の手引き(下心もあり)で、普通入れない吉原の内部に渡りをつけてもらう。

奈緒殿の「さだめ」を口にするお艶さん。

おこんちゃんはそれに反発する。
「たとえさだめってものがあったとしても、自分が変えことができるって、私は思う」
奈緒殿の不幸も、お艶の病気も、運命などであってなるものか!

ちょっと周囲が引くほどに、磐音を責るおこんちゃん。
奈緒殿への真摯な同情もあるけれど・・・・奈緒殿の不幸を自分の幸にして、磐音と結ばれようとする心が私の中にちょっとでもあったら・・・許せない。奈緒殿を本気で救おうとしない磐音殿だって許せない。
地獄も極楽も知らない潔癖さが眩しいな。
【磐音in吉原】

由蔵と二人白い番傘で歩く(絵になる)磐音様の嗅覚に、ふわっと、凶事の香り。
今世間を騒がせている連続押し込み強盗殺人犯、田野倉源八。

今回のメインは吉原です。セットがスタジオっぽいのは仕方がないけれど、四郎兵衛親分、いいですね。
綿引勝彦、顔は吉原の親分にしてはごつ過ぎだけど、低音の声がいい!目を瞑ると聞き惚れます。
セリフの内容もテーマに迫るほどに深く、ズシンと心に迫ります。

四郎「奈緒さまが身売り為されていたら、どうなさるおつもりですか」
磐音「それがし、なんとしても金子を作り、奈緒を救いたいと思っております」
四郎「千両の金子を・・・?」
四郎兵衛は磐音の人体を見定めるように磐音の顔を覗き込む。

奈緒のいる遊女屋もわかり、用心棒も兼ねて師走の吉原に毎日立つ磐音様。
絵になるけれど、心は虚ろに締め付けられる。

四郎兵衛親分の低音の喋りがいい。
四郎「遊女らを筆頭に一万人もの人が暮らし、地獄から極楽まで見せてくれます」
遊女の手練手管について磐音に語る。

四郎「刹那の楽しみは、すべて夢まぼろしでございます」
磐音「肝に銘じます(中略)しかし、女たちにとってはここはやはり苦界・・・」
四郎「坂崎様、この世の中、どこでどう生きようとも苦界でございます。お分かりでございましょう・・・」
磐音は答えられない。

奈緒を思って夜空を見上げる磐音。空から涙の雨が降ってくる。
顔をより上に向け、目をつぶって雨粒を受ける磐音様。セクシー・・・。

【吉原の恋・吉原の殺陣】

花魁秋葉と田野倉源八の恋の顛末が、四郎兵衛のいう「極楽と地獄」の典型のように思う・・・。

源八は、香実楼の花魁秋葉に惚れ、胸にぽっかり開いた穴が埋まったと言う。
「陽炎の辻」にしては色っぽいシーンですね。

源八「秋葉、俺が身請けするといったらどうする・・?」
秋葉も、次第に源八を心待ちにするようになる。遊女の「手練手管」じゃなくなってしまう。

吉原に通い、さらに秋葉を身請けするためにはのっぴきならない大金が必要。
しかし惚れたがゆえに強盗や人殺しが許されるわけではない。
「狂い」にはいってしまったのだろう・・・。愛のために狂っているときは、地獄の池の中で極楽の蓮の上にいるような、そんな気がするんじゃないでしょうか。

なにがなんでも奈緒を救おうとするのなら、最終的には一人ぼっちで源八のようにならざるをえない。
しかし磐音は人を殺してまで金を作ろうとは思わない。

よく考えれば似たような境涯にあるというのに。
・・・その二人の殺陣が、今回のクライマックス。

田野倉源八に殊勲賞をあげましょう!
原作でもものすごく強くて美形で、私の読んだ範囲では一番心に残る敵でした。
タカ・コンドーさんっていうんですか?知らなかったです。野心的・挑発的な演技に釣り込まれました。あわよくば天下の山本磐音を食ってやろう・・・みたいなものが漲ってましたね。

第5回の入来為八郎(武智健二)と共通項のある路線ですが、悪役ならではの崩れた色気があって凄くいい。

役人を一瞬で斬り殺す源八。
磐音が地蔵の親分を制して立ち塞がる。
源八を守ろうとする秋葉は、もう客と遊女以上の情を通じている。しかしその秋葉を楯にしようとする源八。

源八「どけ!どかぬと殺す。悪いがここで捕まる訳には行かないんでな」
磐音「幾人もの人を殺し、金を奪ってまで通い詰めた女ではないのか田野倉源八!」
源八「この女は、俺を裏切ったのだ!」(裏切ったんじゃないよぉ・・・)
磐音「許せん!」

磐音と源八、居合いの勝負。今回は磐音様の刻々と変化する美しい手さばきにも見とれるけれど、それ以上に源八の熱演に目が行く。
特に睨みつけるというのとも違う、なにかしら狂気を帯びた表情がいい。
顎が大きく前に出たようなアンバランスな構え。
埴輪のようにぽっかり開いた口。怯えと狂気を含んだその目。磐音の実力と殺気を感じて、泣き笑いのようなものを浮かべる。

勝負は一瞬。
「源八さま・・・源八さま・・・」自分に刃を向けた男に取りすがる秋葉。

この世の極楽と地獄を一瞬垣間見せて死んで行った男。愚かで罪深くて可哀想な男。
しかしその男だけが秋葉に夢を見せてくれた。

罪と欲で濁りに濁ったドブの中に咲いた恋の中に、たった一つだけきらめくものが、見えた。

磐音には見えたのか?
汚れようとしない磐音と奈緒が、これからどんな花を咲かせる?

「里の中を汚してしまいました」と言い、四郎兵衛の差し出す金を固辞しようとまでした磐音には、この世の極楽も地獄も見えないんじゃないか。「鬼」に、なれるのか?

やい!・・・一人の女のために狂ってみろ!
フレンドリーな江戸の関係者にすべて唾を吐きかけられるようになっても、鼻つまみの守銭奴になっても、または源八のように犯罪に手を染めてでも、奈緒を救い出そうとしてみるがいい・・・!
手を汚さぬまま、普通1200両やそれ以上の金が作れるはずがない。

しかしそうはならないね・・・・。

中盤、今津屋の台所で見せる変わらぬ無心な食欲・・・おこんちゃんも品川さんもちょっと顔を見合わせて呆れ気味だけど。
「ああ、でも磐音殿はこうでなくっちゃなぁ・・・」と思ってしまいました。
悩みのために食事も喉を通らない方が納得できるのかもしれないけれど、磐音殿は「おかしなお侍さん」(by四郎兵衛)ですから。

一時の情に身を焼き尽くそうとする、この世の極楽と地獄に生きて死んでいく男女達。
彼らに居眠り剣法で死への引導を渡し、悲しげに美しく歩き去る・・・・彼もまた、風に吹かれるハードボイルド・ヒーローなんだろうか。

◆◆◆
予告映像に毎回やられています。今回も、お披露目の日の奈緒とついに目が合った時の厳しく凛々しい磐音様に、気持ちよく昇天。

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かわうそさん、私も常々周囲の男の甘ったれぶりには参っておりますが、「戦争を始めたのは男、最後まで戦ったのは女」って言いますから・・・(極妻)
しかし、もう第10回まできてしまいました。今回はこれまでの疑問がかなり解消されるような脚本で、初めて奈緒殿に感情移入してしまいました。(以下記事)
ホレスタ情報ありがとうございます!!
>土方歳三に乗り移られた山本耕史という感じでした。
ということは、演技を超えた演技、相当ヨイということですよね!!
「五つのおそばを前に一人で軍議」なんですかそんな悲しい話なんですか?コントなのに、聞いただけで泣いちゃいますよ〜。あ〜〜見たいです!

月子さん、かすかな呼び声(?)に反応してくれるとは、感激です。ホレスタも今夜からのスイートJAMも見られず、多少腐っていましたが、磐音様で十分すぎるほど素晴らしかった今夜でした。
夕方は間に合いませんでしたが、明日見て見ます。銀魂、あの四冊だけ買ったんですよ(ハハハ)。土方と名のつくものには弱いですね。十四郎ももちろん好きです。アニメはほとんど見てませんが・・・。
>10日のイベントは幾多の困難を乗り越え、参加してきます。
素晴らしい!!!!
是非是非、どうだったか教えて下さい!!!
それが聞けると思うだけで、ピョンピョンしちゃいました。

by きのこ October 05 [Fri], 2007, 3:23

 呼ばれて飛び出してまいりました(笑)
昨日コメントすればよかったのですが、今日の夕方のアニメ「銀魂」は十四郎がかっこいい’柳生編’が始まりますよ。
最低でも2週は続くと踏んでいるのですが・・
私は「銀魂」はコミックス派でアニメはいまひとつとかんじているのですが(十四郎の声があまり好きではないので)
とにかく十四郎の出番が多いはずなのでよろしければきのこさんもご覧くださいな(感想などは気にされないで下さいね)
 さて今夜は盤音さまの日・・ここのところ月曜日が祝日になっているせいで曜日を勘違いしていることがよくあるのですが、木曜日だけは間違えない私。
でもそんな日々ももうすぐですね
ええ、もちろんホレスタともスウィートJAMともご縁はありません、私も
唯一、西国に住んでいて良かった!と狂喜した10日のイベントは幾多の困難を乗り越え、参加してきます。(何もチケットを2万円で買う訳じゃなし、家族でご飯食べて買い物をしたら、耕史くんが付いてきた、みたいなものじゃん。と財布に言い訳しつつ大枚をはたきました)

by 月子 October 04 [Thu], 2007, 10:28

廓通いなぞせずとも、毎週ブラウン管から(うちのテレビは旧式)美しい磐音さまを魅せてもろて、ええ気持ちにさせてもろてます。
ほんとに、ストーリーの不満はちょっと横にどけといて、ってかんじですね。
山本さんの表情に、胸がキューンです。
話変わって、男って、しょうがないね。
自分の甲斐性の内で粋に遊ばんと(擬似恋愛)あかんわ。
つらい事があったら、田野倉は押込みして吉原通いに逃げたけど、女は何処へ逃げればいいの?

お待たせしました。
「ホレスタ」のコントの部、ほんまもんの衣装をNHKさんからお借りしたのか、時代劇のメイクじゃないのに、そのまんま土方さんでした。
でも、山本耕史が演じる土方歳三ではなく、土方歳三に乗り移られた山本耕史という感じでした。
最後の、五つのおそばを前に、土方さんだけが見えている局長、総司、山南さん、永倉相手に一人で軍議をしているところは、涙が出てきました。
トークの部では、「ヘド」と、「L5Y」の映像が。
「ひとつ屋根の下」の時は、体操選手になりたかったそうです。
残念だったのは、新「撰」組と、音楽が「組!」じゃなかったこと。
貴重な山本さんご出演の番組、観られない地域があるのは、悲しいですね。

by かわうそ October 03 [Wed], 2007, 22:19

akiさん、もしかしたら○芸地方がHNの由来なんですね?長州の方が山本土方に惚れこむ例も珍しくないと嬉しくなりました(違ってたらゴメンなさい)

「ホレスタ」観られて羨ましい!こちらでは見られないのですが、「神聖な副長姿をコントであまり安売りするのはちょっと・・・」とか強がってみても、自分だけが見られないのはひたすら「クヤシー」のが本音。

>殺陣が場違いなほどサマになってました。
「旅×旅ショー」での照英さんとのアレは子供のチャンバラに近かったですが、さすが磐音を経てグレードアップしちゃいましたかね!
>ウワサの山本さんのきれいな字やイラストが見れて嬉しかったです。
イラストはドラゴンボールかな?
>舌がアップ状態になったのが私的には最大のツボ
・・・どう言う様子かわからないけどなんかとても見たい・・・。おかげでいろいろ妄想が跳ね飛びました。

友人にビデオを送ってもらえそうなので、ワクワクしながら待ってます。スウィートJAMも、うちのTVでは見られなくて・・・頼りは「眉山」のみです。
いや、それよりあと二回の磐音様を味わいつくしたいですね。内容的にいろいろ不満面もありますが、耕史君が新しい境地を開拓してくれたのは確か。ラストをどういう風にまとめ上げて魅せてくれるのかドキドキしますね。ではまた!

by きのこ October 03 [Wed], 2007, 0:49

先日はウザイ思い込み文を失礼致しました。で、なにやら拙めのHNがご迷惑をお掛けしたしたみたいですが、当方は基本的にはロム専ですので、諸々のご配慮無用でお読み捨て下さいませ。
最後に、ホレスタは○芸地方の当地では昨日の25:29から見れました。声が土方仕様と素の二本立て。磐音効果か、殺陣が場違いなほどサマになってました。ファン青葉マークの私にはウワサの山本さんのきれいな字やイラストが見れて嬉しかったです。二度の下ネタでの笑い方がツボでしたが、構図の関係で舌がアップ状態になったのが私的には最大のツボでした。ザ・ヘンタイ@自分。ふにゃ。
諸々失礼しました!!!

by aki October 02 [Tue], 2007, 21:19

失礼いたしました。気を取り直しまして。

Akiさん、ブログ開設三周年おめでとうございます!!今後ともどうぞ快くお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

>遊郭の恐ろしさを分かっているのかいないのか
吉原の色彩の中に立つ黒着流しの磐音様は絵になりましたが、異界に降りた王子さまみたいにも見えました。そんな中で、よくある話ではあるけれど、生々しい男女の末路を示した源八&秋葉が良かったですね。タカ・コンドーさんは本職が武闘家らしいんですが、あの尋常でない顔つきは大したものでした。田野倉源八は原作でも印象が強いので、有名な美形俳優でも出てくるかと思いましたが、これで満足です。小川直也といい、殺陣に気合が入っていて(情念も入っていて)嬉しいです。
>物語の流れとしては小一時間物申したいことがありますが(笑)
そうですねぇ・・・中川先生とか、闘鶏シーンとか、永平寺で座禅を組む磐音殿とか、見たかったですね。
今の耕史君なら、どんなシーンでも美しく切ない一幅の絵にしてしまいそう。

まさん、やっぱりちゃんと観てたんですね!
檀さんの美しさは尋常じゃないですね。お艶さんと磐音殿の禁断の愛の逃避行など、うっかり想像しただけで鼻血ものです。旅の途上で発病して雪に血を吐くお艶さん、抱きとめる磐音様。妻命の今津屋さんが嫉妬に狂って猟銃を抱え・・・じゃ全然磐音じゃないですね・・・失礼しました。
お行儀の良い沖田も良いですが、団十郎の眠狂四郎をめざすという制作者の意気込みに期待してしまいます。
そちらでは「ホレスタ」も観られました?首都圏はダメでした〜。

by きのこ October 01 [Mon], 2007, 22:28

と、こんばんは。
なかなか観るまがなかったのですが、近頃、一か月分まとめて観た感じです。

毎回、お艶役の壇さんに見蕩れてますが、奈緒さん役の苗木さんも綺麗ですねぇ。。

山本磐音は、こぅ・・お行儀のよい沖田のよだな、、
あもち、組!における藤原沖田・限定っす。きっとあの沖田の、義理のあんちゃんに違いない。異空間飛び越える業もおもちの山本磐音はんから外の出演者様ご一行。
陽炎陽炎、、辻辻。。
今更ながら、よいタイトルです。佐伯氏。

by ま October 01 [Mon], 2007, 21:15

きのこさん、
今回はストーリーと出演者の方々を乖離させて見てしまいました。
きのこさんも仰るように、坂崎磐音という人物はオナゴ関係に関しては
とんでもなく腰が引けているんですよね〜。
遊郭の恐ろしさを分かっているのかいないのか
遠くから見守るだけでは奈緒ちゃんを守っていることにはならない
ということを身に沁みて感じていないんでしょうね。

しかしながら耕史クンをはじめとした出演者の方々には
圧倒されました!
耕史磐音の表情がいちいち素晴らしい!
田野倉もめちゃくちゃ良かったですよねー。
物語の流れとしては小一時間物申したいことがありますが(笑)、
彼らの演技力と演出で全てがカバーできていたと思います。
来週も楽しみですね〜♪

by Aki_1031 October 01 [Mon], 2007, 13:40

>本当に苦しそうで、切なそうなのですもの。
キコさん、あそこまで細かい表現をされると、一週間抱いてきた疑問も不満も吹き飛んでしまいます。原作のご都合主義も許せてしまいますね。困ったものです・・・。

笑顔と一口に言っても、「幾つ引き出しがあるんだ・・・!」と驚くほど、苦さや後悔や安堵や懐かしさなどを含ませていていました。そして、テクニックだけではとても表現しきれない美しさ・・・(と言って、また脳内に上を向いて雨に打たれる磐音殿の顔が浮かんでいるのですが)たまりません!
しかしあと2回、厳しいところは厳しく、見惚れるところは見惚れて、髄まで山本磐音をしゃぶりたい気持ちです。

>「そうして下さい」と呟いておきました。
そうして欲しいです

by きのこ September 30 [Sun], 2007, 18:41

きのこさま
 皆さんの意見をとても納得しながら読みました。
私は第9回を見て・・・今まで磐音さまを心のうちで
批判したりしていたことを、少し後悔しました。
本当に苦しそうで、切なそうなのですもの。
諦めなくてはいけないことと、諦めきれないことのなかで磐音は苦しんでいるのでしょう。今の私たちは多くのことは頑張れば出来るように思いますけれど、きっとこの時代の人達はどうしようもないこと、沢山の諦めなくてはならないことを抱えて生きていたのでしょうね。それを「さだめ」として胸の中に収めて生きてる姿は、悲しく美しく、でも割り切れない思いに私たちの心を波立たせるのでしょう。
それに、もうあの美しい切ない表情が見られるのなら、
話しの展開は強引でもご都合主義でもいいか・・と思ってしまいました。あと2回ですし。
とことん切なくするためにも、予告のお艶さんの
「生涯妻は娶らないつもりかも・・」の言葉に
「そうして下さい」と呟いておきました。

by キコ September 30 [Sun], 2007, 16:11

ルイスさん、
>吉原のセットも夜のシーンは特に綺麗だったし、磐音様がここに立つと引き立っていていいです!
そうですね!記事で触れ忘れましたが、花街ならではの毒々しい色彩の中に立つ黒着流しの磐音様・・・絵になりました。脂粉が漂いそうな秋葉の部屋にきちんと座る姿にも、絵的にゾクゾクしました。
>磐音様が誰からも愛される人の様に、耕史氏も誰からも愛される人としてリンクするものがあります。
女としては、愛するヒトが誰からも愛されすぎるのは複雑ですが、それでこその磐音様・・繊細で、品があって、どこか天然で・・・いろんな意味でニューヒーロー像を作ってくれています。

Akiさん、とても熱いご意見ありがとうございます!
始めに・・・公式掲示板の話にびっくり。「奈緒の両親はどんな思いであの身売り金を受け取ったのでしょうね」って、中傷でもなんでもないファンの当然の疑問じゃないですか・・・。似たような絶賛の声が並ぶよりずっと深まるし、この程度はドンと受けて欲しいところですよね。
>製作側は、恋愛を原作以上に前面に出すとありました。
そうですか・・・確かに恋愛話が多いですね。それでも、殺陣がどんどんオリジナリティを増して良くなっているので、男っぽい路線にも可能性アリです。
>その原因は山本耕史と云う役者の非凡な演者としての才が製作側の思惑を超え、原作を越えてしまったからのように思えます。
>山本磐音は坂崎磐音と異なり”男”であり、人としての感情をリアルなものとして身に纏い、変な書き方ですが、人間化してしまいました。

おおっ!!今回奇しくも皆さんの意見が揃いつつありますが、ここまでドーンと誉めて下さると感動します。「木曜時代劇」の位置を越えてますが、賛否よりも「時代劇よここまで来い!」という気持ちになります。

>更に言えば、TV版のおこんの性格設定は好きではありません。
あまり気にしてませんでした。「奥女中としての格」やリアル感はないけど、金兵衛さんの娘にしては上出来?女中の癖に娘以上に可愛がられているのは「?」ですが、中越さんにはキラめくものを感じます。しかし今後あんまり磐音とうまくいくと嫉妬に走りそう。

by きのこ September 30 [Sun], 2007, 1:26

月子さん、
>このドラマを茶碗を洗いながら片手間に観ていたらそこまで考えず楽しめたのだろうけど
他の皆さんの意見でも思いましたが、こんなに細部の表情に至るまで見逃せない気持ちで「娯楽時代劇」を観ることなどなかったでしょう。
>再会のシーンの前に一瞬だけ笠の下から見えた盤音の表情にまず心臓を鷲づかみにされ、
あれやられましたね!私本当に、今回は江戸に現れないとなぜか思いこんでいたので、「信じられない気持ち」が驚きになり、「キラキラの美少女おこんちゃんにはイマイチ感情移入できない」と言っていたのにスッと乗り移ってしまいました。
残り少ないんですよね。大事に大事に観て、みんなで盛り上げて、是非続編の夢をつないで行きたいです。

モルさん、鋭いご意見お寄せくださってありがとうございます!
身売りや脱藩については意見が分かれるところですね。脱藩したのに敷居が低いとか、身売りしたのにリアル感がないとか、普通時代劇を観てツッコミを入れないところについいろいろ思ってしまいます。

>「借金のためにお水の世界に飛び込んだら途端に大手芸能プロにスカウトされて、汚れ仕事をしないまま芸能界に華々しくデビュー、一気に大スターへ。しがない一般人の元彼からは手の届かない存在に」
まさにそうですね!受けました!!
「芸能人にしてやる」との甘言に乗せられて大金を払わされたあげくAV嬢に落とされたりヤク中にさせられたり・・・というパターンはあっても、逆はないですよね。
>山本磐音の繊細な演技は、本来お伽話として書かれた物語にリアルな切なさや重さ、理不尽さを与えてしまったような気がして
よくぞ言ってくださいました!
>四郎兵衛の問いに自信なげに答えるシーン、自分の抱える矛盾を自覚している様子がもう痛いほど伝わって、
ここは原作には全く描かれない心の襞でしたね。小説を超えて深く読み込ませる物語になってしまって、木曜時代劇の枠に収まりきれないのかも・・・。(前半の「しゃべりすぎ」も同感)
耕史君が一番「自分の抱える矛盾を自覚」しているからこそ、われわれにもそれが伝わってくるのかな・・・と、モルさんの意見を読んで思いました。

by きのこ September 30 [Sun], 2007, 0:51

過日は場違いなコメントに暖かく対応して下さり、ありがとう御座いました。拙い文はアレでおわり、と思っていたら、一連の9回のコメントに思いが止まらず…。
今回の映像化に際して製作側は、恋愛を原作以上に前面に出すとありました。そのことを前々回辺りから実感していました。でも、それ故にTV版磐音と原作の磐音像に齟齬が浮き上がってしまっているように思い始めています。その原因は山本耕史と云う役者の非凡な演者としての才が製作側の思惑を超え、原作を越えてしまったからのように思えます。その是非はあるでしょうが、それ故に視聴者を惹きつけ、矛盾まで生じてしまったのかもしれません。通常のいわば時代劇役者であれば原作どおりにさら〜と、ま、ソレもアリかもね、で進行して終わりだった筈。ところが山本磐音は坂崎磐音と異なり”男”であり、人としての感情をリアルなものとして身に纏い、変な書き方ですが、人間化してしまいました。私自身、原作を読んだ時にはこの一連の展開にさしたる感慨を持ちえず読み流していました。でも、今は磐音も磐音の家族も(特に妹)更には奈緒の両親にも批判的になっています。そうまでして生き長らえたいかッ!と。小説なのにね。素晴らしい山本磐音は見たい、でも、苛立つ、そんな思いで見ています。ついには公式掲示板に、奈緒の両親はどんな思いであの身売り金を受け取ったのでしょうね、などと投稿して見事に撥ねられました。ま、原作批判になりかねないから期待していなかったのですが、なんか腹が立って・・原作は途中からあまりにスーパーマン化していくので飽きて投げ出してますし。「山本耕司」と書く<ファン>の方々がいるとこですし。更に言えば、TV版のおこんの性格設定は好きではありません。原作の方が大店の奥女中としての格があります。あんなに最初からアカラサマに好意を顕わさなないし。わぁ〜っ!なんか凄い冗舌文になってしまいました。つまるところ、モル様に激しく同意、なんですけど。
無駄に場所取りして申し訳ありませんが御寛恕下さいませ。ゴタゴタ思っても結局見てしまう私の只今のおつむの中は、「B・T」の”あそぼ”のメロディーとダンスが渦巻いています。「リンダ リンダ」もチャンスがあれば是非♪時に気楽に楽しめる耕史さんが家に居るのもイイですよ〜♪

by aki September 29 [Sat], 2007, 21:39

こんにちは。
今回切ない物語でしたね・・・。(泣)遊女に惚れた男の悲哀がね・・・。吉原のセットも夜のシーンは特に綺麗だったし、磐音様がここに立つと引き立っていていいです!さらに雨に打たれる磐音様がセクシーでしたねー☆

唯一の救いは由蔵さんはじめとする江戸のみなさん、長屋のみなさんが磐音を温かく迎えてくれたこと。本当に胸にじーんときましたね〜。磐音様が誰からも愛される人の様に、耕史氏も誰からも愛される人としてリンクするものがあります。本当にこのシーンは好きだぁ〜☆

by ルイス September 29 [Sat], 2007, 20:57

こんにちは。
私は原作磐音には結構批判的なんですが(汗)奈緒関連は特に気になりませんでした。国許との全ての関係を断って、何よりも大事なお家を捨てる覚悟で江戸へ出てきたからには、たとえ匿名の経済援助であっても女と通じてちゃいかんと思うのです。(そもそも脱藩ってどうよ、という根本的な問題はありますが)
それに相手も武家の娘、貧しくても生活できていた以上(身売りするほど困窮するとは想像できないでしょうし)、施しはかえって賤しめる行為にならないかなあと。長屋の人達だって貧しくても頑張って生きてるんですから。

それに原作を読んで思うのは、きのこさんのおっしゃる通り、磐音と奈緒のラブストーリーからは、身体を売る生々しい遊女の悲惨な行為が一切省かれているんですよね。
「借金のためにお水の世界に飛び込んだら途端に大手芸能プロにスカウトされて、汚れ仕事をしないまま芸能界に華々しくデビュー、一気に大スターへ。しがない一般人の元彼からは手の届かない存在に」…そんな印象です。あえてそう描かれているんでしょうし、そこが原作の良さなんだと思います。

山本磐音の繊細な演技は、本来お伽話として書かれた物語にリアルな切なさや重さ、理不尽さを与えてしまったような気がして、その点は賛否分かれるかもしれません。
でも私は今回の悩める磐音がたまらなく好きです(冒頭の「喋りすぎ」を除いて。原作通りとは言え、あんな無神経にペラペラ私的な事を喋るのはオカシイです!)。
四郎兵衛の問いに自信なげに答えるシーン、自分の抱える矛盾を自覚している様子がもう痛いほど伝わって、個人的には全話通して山本磐音のベストアクトでした。

by モル September 29 [Sat], 2007, 17:30

 頭の回転も速く剣も冴え渡りパーフェクトな盤音が奈緒のこととなると別人のように気遣いがなかったり抜けてたりする・・というのが全ての違和感の元凶ですよね。
いくら貧乏な江戸暮らしとはいえ手紙のひとつも書いてあげて近況をしらせてあげていれば奈緒も身売り以外の手立てを見つける気力も根性も出たかもしれない・・
このドラマを茶碗を洗いながら片手間に観ていたらそこまで考えず楽しめたのだろうけど、これもファンの性ゆえ仕方ないですね(笑)
 ただ同じように脚本や設定に疑問を感じ回が進むにつれますます「うううむ〜」となっていった〔華麗〜〕とは異なり頭で考える前に耕史くんをはじめとする演者の力技で感情を揺さぶられいつも切なくて泣けてしまう。今回は橋の上でのおこんちゃんとの再会のシーンの前に一瞬だけ笠の下から見えた盤音の表情にまず心臓を鷲づかみにされ、おこんちゃんとの再会に「よかったね、おこんちゃん!」となり・・←あれっ私、奈緒さま派だったのに(笑)
 そしてきのこさんと同じく次週予告で毎回やられ・・
特に来週・・・あんな瞳でみつめられたら堪りませんよね、奈緒さま(泣)だんだん残りの回が少なくなってきて寂しいですね。。。

by 月子 September 29 [Sat], 2007, 14:48
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