ウルウルのスマステーション

March 18 [Sun], 2007, 1:56

HDDも何とか復活し、満を持してスマステーション「華麗なる一族最終回直前特集」を見せて頂きました。

【見とれた一時間】

良かった!なんて素晴らしい番組だったんでしょう!
2004年末の「新選組!最終回直前スペシャル座談会」も凄かったけれど、まだあちらは公共放送だし、香取君が主役で出てた番組じゃないですか・・・。
それを民放のTBSの最強番宣番組ともいえるものをやってしまった香取慎吾、そしてスマステ、TV朝日スゴイ・・・・!どう見たってダイレクトに明日「華麗」の視聴率は上がるし、日曜洋画劇場の数字は下がるじゃないですか・・・・。

内容も期待にたがわず、ちょうちん的な持ち上げはなし。
切り口の1つが「山崎豊子」だったことが嬉しい。っていうか、当のTBSであれほどやった特集番組で、「山崎豊子」に切り込んだものがあった??なかったよね?

最後のほう、香取君と木村君が目に涙をいっぱい溜めてしゃべってるんですよ。最初目を疑ったけれど、香取君の方が余計に涙を溜めてる。SMAPって、見かけだけの友情じゃなかったんだ(って、熱心なSMAPファンなら当然と思うかもしれないけれど、私程度のファンから見たら正直なところ奇跡を眼前に見たくらいの驚きですよ)。

熱いウザイで名を馳せた耕史君ならともかく、20年近く前から日本一忙しいグループのメンバー。大衆に夢を見させることにかけては天才的に器用な集団だと思っていたけれど、あんな生活を20年続けて、海千山千芸能界の裏も表も精通しているだろうに、それでいてあんなに本音がみずみずしいなんて奇跡的。なんか、今までずっと見ていたSMAP観に変化が起きそう。

まあ、本音を言えば、耕史君がチラッとでも映像でしゃべってくれることを祈っていたのですが、映像どころか会話の中に「山本」も「耕史」も出てこなかった・・・。
でも、なんか二人の間に「彼」はいましたよ。(と思います)。無二の親友・最愛の弟、二人にとって「バックレたくなるほど」大きい仕事だった「組」と「華麗」の一番の戦友として、ずっと続く友情を育んでほしい・・・・。
「あいつすごく出たがってたよな〜(笑)」くらいの話はあったでしょう・・・。

とにかく美麗なツーショットでした。いっつも見ている二人だけれど、今日は新鮮に萌えました。
香取君も何度か「いつも一緒にいるのに」「こんなに近くにいるのに」とか言いながら、いつも通り慣れすぎない敬語で話していて、それがなかなか親愛と新鮮味を感じさせてくれましたね。

【番組に沿って】

番組の前にミニスマステみたいな数分があるんですけど、そこで出てきた香取君の顔が鉄平でした。
あれ・・・・?と思ってたら、やにわにしゃがんで下を見て手を「パン・パン・・・」と将軍を呼ぶ。
うわぁ完全に鉄平やってるよ・・・それもものすごく上手い!良く見てるね香取君。

木村君は黒ストライプのスーツだったので、思わずTVナビを見返しちゃいました。(違ってましたが・・・)。はじめから二人とも、とっても表情がいい。自然でとっても嬉しそうで、目が輝いてクルクルよく動く。いつも一定の仲間の中にいる二人でも、今日は二人でじっくりしたい。ちょっぴり照れくさい感じもあるかな?木村君は特に香取君を可愛がってますよね。「BANG!BANG!バカンス」で良く思ったけれど・・・。

マーメイドプリンス(世界水泳キャスターの稲垣君)も出るということで、これがムーンライトプリンス・月光王子ならいいのに・・・と思いましたが、まあ仕方がない・・・・。

【山崎豊子について】
山崎豊子はよく「取材の鬼」と言われます。
山崎「欲張りと言うか、手薄な仕事と言うのが生理的に嫌いなんです」。
いいなあ。意地っ張りなんだ。「大地の子」の7年もかけた命がけの取材は有名です。


新聞記者出身の小説家って、テーマが広くて緻密な作品を書く人が多いですよね。
私は芥川賞系の純文学、「自分の身の回りにいる人々を抉って感性を武器に描いた」ような作者には、十代の天才だろうとあんまり興味がない。
山崎豊子のような直木賞出身者、または新潮の山本周五郎賞出身者の作品が好きです。

作品を書くのに人物設定からはじめると言うのは初耳でした。
大介の人物像から考え、性格、容姿、咳払いの仕方からコーヒーの飲み方まで考えると言う。
「白巨」を読んだ時に脳内映像化された財前又市の得意の動作、院長回診の威容などが目に浮かびます。

はじめは大介を新日鉄の社長あたりにしたかったけれど、それより銀行を舞台にした方がいいと後で思いなおしたという話は面白い。
3月かけて鉄を取材し、それから半年かけて金融を勉強し、300人以上の銀行関係者に会い・・・。こういう作家の姿勢がとても好きです。
NHK「山河燃ゆ」(二つの祖国)の映像懐かしい!あれも兄弟の話でした。松本幸四郎大好きでした。

5個のテーマは「財閥」「閨閥結婚」「銀行合併」「高炉」「山崎作品」について。
三菱財閥の財力とか、「小が大を食う合併」の実例も見せてくれました。山陽特殊製鋼」の高炉建設と失敗の実例も。
どーしてこういう面白い話題を当のTBSでやらなかったのかなぁ・・・。

私は、やっぱり山崎作品としては「大地の子」「白い巨塔」「二つの祖国」が個人的ベストスリーです。泣いた量もこの順序。「華麗」は入ってきませんが、端正ではないけれどエネルギー溢れる力作。

「大地の子」を書く時に最後に胡総書記面会した時のエピソードもよかったです。
胡「日中友好のために小説を書くそうですが、わが国も出来るだけ協力しますよ」
山崎「いえ、スローガンで小説は書けません。書いた結果が日中友好のためになれば」
素敵・・・・。それでも人間愛は果てしなく、誤診の犠牲になった人、飛行機事故で犠牲になった人、残留孤児として苦しんだ人、そういう人達に対し、捨てては置けないと使命感を持って取材し、作品を書き上げる。「真っ赤に燃えた火の玉」女です。

このVTRの間、画面右下に木村君香取君の映像がずっと小さく出てるんですが、ふたりのほとんど身じろぎもしないような真剣な表情にはホントに感心させられる。生放送ですから、顔を見合わせて笑ったり私語を交わしたりしていても可笑しくないのに、もう真面目そのもの。それがまた二人並んでるとメッチャメチャカッコいいんですよ。

鉄平については、以前も何かで見ましたが、木村拓哉で満足していたようです
山崎「あの鉄平の役は、非常に強い意思を持ちながら、悲しみをたたえた目を持った役者でなければできないと思います」。
今回、山崎さんから木村君へのメッセージ。
山崎「ドラマがスタートする時点では少し正直なところハラハラしましたが」
ゲーテの言葉も良かったけれど、それを聞く木村さんの素直で凛々しい表情も良かった・・・!最後は「木村鉄平さん」って言ってました。

このあたりから二人の目に涙がたまってくるようになります。
一番印象に残ったシーンは、二人とも「高炉が爆発した瞬間」だったようで。

「鉄鋼炉で自分の中にスイッチが入った」は何度か聞いたセリフですが、キムタクに、「鉄と火」のイメージが加わるのは役者としてメリットですね。

木村さんが鉄平以外だったら誰を演じたいかと問われて、答えようとする香取君に「お前その髪型なら将軍だろ!」と言いながら、しっかり「万俵敬介」と答えたのにはニヤリとしました。
「いいですよねぇ・・・」と反応する香取君の目がウルウルしてきて、本当に真剣に見ていたとわかる。

「逃げたかった」という話を木村さんが話し始めたとき、香取君も感情を1つにしてましたね。
感情が盛り上がる木村香取の後ろに、集合写真の銀平の憂い顔が重なることが多く、「この場に来られない耕史君の無念・・・!」をちょっと感じましたが、私だけかな?
視聴率の話で「プレッシャーは燃料」と決めれくれたあたりで、番組終了です。

【明日、華麗ぱんトリオ発売!】

そうそう、今日夕方の「チャンネルロック」は、たいした情報はなかったけれど、最終回の明日、山崎パンから「華麗ぱん」中辛に加えて辛口と甘口が発売されるそうです・・・。時期もすごいのですが、考えることがいつも可笑しい。

ドラマの中でも外でも、華麗制作者のやることは変なところに力を入れすぎたり肝心なところが抜けてたりと「異常な熱心さ」と「脇の甘さが同居する」不思議なスタッフという印象があるのですよ。そのあたりも混沌とした魅力の1つとしておくか・・・。
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水の字さん、「女流」には気づかなかったです。
人物設定から入るのが意外な気がしたのは、やっぱり山崎さんだからですね。マンガのプロットなんかはまず人物設定が普通ですが(血液型や生年月日、好きな食べ物まで設定するのが普通とか)、山崎さんなら「今回は銀行の内幕を描くんだ!」という情熱が先にあるのかと思ってたら、そうでもなかったのが新鮮でした。でも、だからこそあの人物群がステレオタイプじゃなく描けるのでしょうね。

>彼は作家のような演技者だなーと勝手に思ってるんですけど
面白い見方ですね。孫悟空にそれは感じなかったですが、今度注意して見ます。
今回の香取君は私的には今まで見てきたうちで一番くらい素敵に思っちゃったのですが(やってることも表情も態度も)、香取ウォッチャー的にはいろいろあるんでしょうね。・・・それにしても、かすかにでも耕史君に出て欲しかったです!

by きのこ March 21 [Wed], 2007, 12:17

きのこ様
山崎さんが「女流」と紹介されたのに「がくっ…」としちゃったフェミな私です。
そんなんとっくに死語だと思ってました。
でも、読んだことないんです。やっぱり苦手なジャンルですね……

人物設定から始めるのが意外でしたか? 山崎さんのようなタイプの作家だから?
私は香取君の演技の入り方にこの人物設定的な要素を感じていて、彼は作家のような演技者だなーと勝手に思ってるんですけど、それなのに、ああそれなのにスマステHPを見たらさ、彼はどうも作家さんの取材の労力がイメージできてなかったみたいで、まったく「をいをい」ですよ。

ところで裏スマ見られるんですねー、うらやましい〜。

by 水の字 March 21 [Wed], 2007, 4:17

おはようございます。チャンネル権取れましたか?その他にもいろいろ大変な時期だと思います。どうぞお体大切になさってください。
「華麗」が終って一つ寂しい感じですが、耕史君の次なるチャレンジを楽しみに、また日々のささやかな戦いを続けていきましょう・・・。最終回に思うところはいろいろありますが、またゆっくりと。

by きのこ March 19 [Mon], 2007, 8:11

わたしもウルウルでした。
今晩の最終回もチャンネル権死守するぞ!!

by かわうそ March 18 [Sun], 2007, 6:39
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