「鉄の息子、銀の息子」(華麗第3回)

January 29 [Mon], 2007, 23:33
今回はまず、「角田支店長(田山涼成)の悲劇」をわずかながらやってくれたのが良かった・・・。

「華麗なる一族」原作は、そんなに泣ける感じじゃないんですよ。涙の量は「大地の子」の10分の1以下。・・・で、数少ない泣けた場面はどこかといえば、実は上巻のここだったのでございます。
悲惨に無力に押しつぶされる弱者を描いてこそ、万俵家やら大蔵省やらの権力の不気味さや凄みが浮かび上がるわけで・・・・。
スーパー社長の融資懇願を冷徹に却下する銀平のエピも入れて欲しかったです。

【鉄の息子】
大介鉄平関係はますます険悪に。木村さんが「僕だけ辛い目に会うことが多い」という通り、鉄平の「おしん」状態は続きます。

大「どこまで親に甘えるつもりだ」
鉄「どうしておじいさんにこだわるんですか。おじいさんの一体何に嫉妬しているんです?」
大「私が、いつじいさんに嫉妬した!」
止める相子を引っぱたく鉄平。(大理石に転ぶと痛そう・・・)。
鉄「結局愛人じゃないですか。(中略)お父さんは偽善者です」(ナマなセリフ・・・)
寧「およしなさい鉄平さん!」

あいかわらず生硬なセリフが続きます。しかし回を重ねるにつれ無意味なキムタクの癖の露出が少なくなり、「鉄平はこの人!」と思えるようになって来ましたよ〜。(この単純直情あってこそ、銀平が引き立つし)

銀「これはまたずいぶんな騒ぎですね。たまに早く帰ってきてみれば、しばし茫然の態でしたよ」
(クラシカルな言い回しは原作通り)
鉄「この際銀平も正直に言ったらどうだ?今度の縁談もお前の本意じゃないだろう」
銀「お父さんと張り合おうなんて無駄ですよ。僕らには何一つお父さんに敵うものがない。勝てるはずありませんよ」

・・・・you‘re ムーンライト・クールビューティー・・・!!
しかし今回は、「物分りのいい大人の次男」の変貌が、期待を越えて長男と同じくらい描かれてました・・・・まさにツートップ。いい感じですよ〜!

【銀の息子】
銀平様ははじめヒタリと大介に付いています。複雑な思いを抱えながらも、媚び従うことなく、距離を置くことなく。
安田家とのお見合いへ向かう途中の会話ではその雰囲気が濃厚です。

大「似合ってるじゃないかそのスーツ」
銀「まさか僕がお父さんのスーツを着る日が来るとはね」
大「私のものは全て譲るつもりだ。銀行も、万俵財閥も」
銀「僕には荷が重過ぎますよ」
大「そんなことはない。お前は私の血を引いた息子だ」

大介の大甘ラブラブなセリフに少しも喜んでいない銀平はどうでしょう?
強いと思い込んでいた父親の意外な脆さを見たような感じ?
鉄平の熱い思いを目の前にしながら味方してやれなかったことに後ろめたさも感じてる?

お見合いの席上鉄平を誉められると、
大介「いや、鉄平はまだまだ甘い人間ですから・・・」
「甘い」とか「器が大きい」とか、どうして親は子供の評価を性急に出そうとするんでしょう・・・。
こんな素晴らしい息子を二人も持ちながら・・・・。

美馬家のリビングで、甥っこを見つめる銀平さんの優しい微笑み、良かったですね。ビジネスの話のときは全く口を開かないのに、甥には一声「良かったな、ヒロシ君」かける。
ああ、銀平はやっぱり本当はやさしい人なんだ・・・と、これだけでよくわかる。

【角田支店長の悲劇】

阪神銀行全国支店長会議。
華麗名物「引きのモブシーン」今回は少なかったけど、今回の一番はここかも。
支店長の顔ぶれの中にしょぼくれた田山涼成を見つけたとき、「あ、この人があの役に違いない!」と確信しました。

会場横の席で、じっと壇上と大介を見つめる銀平の厳しい表情いい・・・・あ、どんどんアップしていく・・・。
今回、無言のままの銀平様が次第にアップしていく映像が多く、私はそのたびにドキドキして部屋の空気が薄くなるように感じました・・・・。
この角田支店長の悲劇を最初から最後まで見守る立場に銀平を置いた脚本はいいです。

支店長会議で万博を控えた大阪地区の預金額上方修正が求められる。
大介が角田に名指しで目標額増やせないかと迫る。角田は「20億に・・・・・いや、・・・・25億に上方修正したいと考えます!」と答えてしまう。それに動かされて次々に上方修正を申し出る各支店長。
茫然と見守る銀平。
(会議で使われた目標預金額表、エクセルじゃくて手描きなところが新鮮・・・!!)

万博会場用地を持っている農家の高飛車な態度、何度も足を運ばせ、銀行同士を贈答品合戦をさせ、銀行支店長をして田植えさせる(原作では女子行員達も田植えしてました)。挙句の果てに・・・・。
残酷だけど、このあたりが「華麗」の醍醐味でもあります。鉄平芙佐子のエピは省いても、せめてあと3分、角田支店長を描いて欲しかった・・・。

この事件を機に、銀平の大介を見る目が次第に変化していくような感じ。
夜遅く大亀専務を伴って、目標達成と角田の死を大介に報告に来る銀平。

銀「(角田支店長は)連日の徹夜が祟って、なくなったそうです」
大「原因は持病の狭心症か」
銀「知っててあんなに過酷なノルマを与えたんですか!?」(あ、銀平が初めて鉄平みたいにはっきり父親を非難した・・・)
美馬「銀行ってとこは本当におそろしいところですね・・・預金確保のために行員の命まで奪うとは」(美馬さんの皮肉っぽい言い方、本日はあちこちで炸裂してました。好き!)
大「それを仕向けたのは君たち、大蔵省の金融再編政策だろ!」
葬儀の最中、大亀が銀平に囁く。
亀「あなたのお父さんは大した人です。支店長の葬儀も利用して行員の団結を図る、こんなことは誰にもできやしません」
(忠臣大亀専務も今回は批判的なのかな・・・?)

銀平の美しい憂い顔が集中的にアップ(ああ、また空気が薄くなる・・・)。
(兄さん、あの人には、絶対敵わないよ。僕は・・・)
踵を返してどこかへ去る銀平。

銀平の父親への無力感は、愛する母親を苦しめる父の行為に対して何もできないということから来ているんだと思うのですが、その役割に甘んじて生きていくしかないとあきらめる反面、鉄平の存在、生き方が銀平を揺り動かす。

兄鉄平は銀平にとって父親性を持った存在にも見えるのです。権威で押さえつける父と違い、男として自分の道を行けと身を持って示しているのが鉄平・・・?

【銀平のラブアフェア・・・】

ほったらかしにしていた安田万樹子をホテルに呼び出した銀平。
いきなり平手打ちをする万樹子は可愛いかも。
打たれて横を向き、それを静かに正面へ向ける銀平様色っぽい・・・。
(こういう演技は耕史君得意中の得意)

「電話嬉しかったわ・・・私・・・ずっと会いたかったの」
この組しやすい可愛い金持ち娘を、いっそお互い汚してしまおうと、軽侮しながら優しく抱きしめて倒れ込む。
(平井堅の「エレジー」、「その手で その手で 私を汚して♪」が空耳で聞こえてくるんですよ・・・)
もう少しねっとりロングバージョンでやってくださるのかと思ったけど、私の心臓にはこのあたりでもういっぱいかも・・・。(老3Pもヘーキなんですけど耕史君にはヨワイ)

だのに終って後の闇の中(せっかくの上半身が良く見えない)、タバコに火をつけて冷たく言う銀平。
銀「君は初めてじゃないね・・・いいよ、お互いさまだ」
(「傷モノ」という、懐かしい考え方が普通にあった時代ですから勘弁)
万「私結婚したらいい家庭作りますから・・・」
銀「ああ、いい家庭作ろう・・・・」

銀平が「いい家庭」にどれほど皮肉と絶望を込めているのか万樹子は知らない・・・。
万樹子からすれば恋の成就でも、銀平様からすれば自己放棄衝動に身を任せた行為。

でも、私はこの恋にほんの少し希望を持ってます。こんなスタートではあるけれど、銀平にマイナスの思いをぶつけられた万樹子が羨ましい・・・。
原作よりは、そして「組!」のお琴さんとよりは、茨の道ながらもう少しましな愛になりそうな予感。
万樹子の性格は今は「姉のハズバンドがジュネーブにおりますから、先日モンブランに行ってまいりましたのよ」ですけれど、素直で原作よりはかなり共感できる感じです。
万樹子により多くフォーカスが当たることによって、当然銀平様のウェイトと出演時間が増大するんじゃないかという下心もあり。

原作では(しつこくて御免)、二人の初めてのキスは高層ホテルでジュリエット・グレコのディナーショー(ちょっと楽しみにしてたが空振り)を見た夜。初めての夜はドライブの途中万樹子が行きたいとねだった六甲山の万俵家別荘にてです。
広げに広げていたそのあたりの各種妄想が画面で収斂して行きます(めまい)・・・。

【鉄平のセンチメンタルトリップ】

その頃・・・・母校東大に行ったり本郷のアパート(もう一つの原点)を訪ね歩いたりしているセンチメントな鉄平。前途洋々だった昔を懐かしんでます。そこでどういう偶然なんだか芙佐子に遭遇。「フッコ・・・・」「てっちゃん・・・」
鉄「強くなったね・・・7年前はさ、僕が研究で遅くなるって言っただけで泣きべそかいてたじゃない」
芙「昔のてっちゃんは弱音なんてはかなかったよ。どんなことがあっても、いつも乗り越えてた」
おまけに窓から追い討ち。
芙「鉄平―!錆びるんじゃないぞ!」

・・・・・この場面は、原作には全くありません。甘っちょいです。かゆいです。(いっそビートルズ「イエスタディ」でもかけてくれ)。
ましてや芙佐子がかつて鉄平が住んでいたその部屋(学生の1人暮らしにしてはすごく広い)を海外ボランティア活動拠点として借りてるなんて・・・。
性豪一族の末裔とはいえ、まるで半同棲生活をしていたような描き方は・・・これまずいですよ。

【鉄平クン×三雲サン】

青空の下の雉撃ちシーン、爽やかです。ギバちゃんのハンター姿は何度見ても似合いすぎ・・・!
ギバちゃんのくしゃっとした明るいいい笑顔。年や立場の違った「男の友情」。
そこへ突然イノシシが猛進してくる。鉄平のジェームズ・パーティから弾が出ない。「鉄平君!」三雲が銃弾を渡す。
鉄「腰が抜けちゃったみたい・・・」(カワイイ)
・・・三雲さんの前で腰が抜けちゃうんですか。ヤバヤバ。「青島×室井」の前例もあるとおり、この関係性にも嵌まったらちょっと深いかも・・・。

第一話冒頭のアレはこのイノシシの呪いか・・・?(でも丸っこくてカワイイよね)

【幻の敬介じいさん】
今日は将軍もお休みかしら・・・と思ってたら、将軍池を前にして幻の祖父の後姿と大介。
敬介「鉄平の才能を支えてやれ。・・・・鉄平はお前よりもはるかに器の大きい人間だ」
冒頭のキーワード「大介の嫉妬」・・ちゃんとつなげてます。

ラストはいつも和気藹藹の阪神特殊鋼青空朝礼。
このメーカーの気色悪い明るさと、銀行の死人が出るほどの激烈な職場は、同じ時代の職場の二つの典型なんですか?明るいものが鉄平に集まり、暗い部分に銀平がたたずむ?
いや、しかしメーカーが単純明朗だったかは謎だなぁ・・・鉄鋼業界は労使激しく争ったストライキの雄じゃなかったかしら?良心的な経営者に対しても、全学連出身の高学歴平工員が組合をオルグってあることないこと突き上げるというようなイメージもあるんだけど・・・。まあ、みんな鉄平の心意気に惚れて、団結した会社なんだと思うことにするしかない・・・。

ダラダラ感想で御免。次回いよいよ銀平様結婚式ですね!
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かわうそさん!!!
そうそう、ここ突っ込むの忘れてました!

小石川大川邸の二人の書生(やっぱり住み込みだと思います)、たまらない空気感を身に纏ってましたよね・・・。坊主刈りで詰襟学生服、無言で鉄平に平伏し、立ち居振る舞いも美しいというより抑圧的な教育の成果か腰や膝を屈めてました。2.26事件の青年将校や三島由紀夫を思わせる右翼的雰囲気がプンプン。
これはめちゃめちゃ妖しいシーンで、そこに美青年の甘ちゃん娘婿を招じ入れて甘い言葉を囁くなんていうのは木村ファンならずとも鼻血が出そうな展開ですよね。

絶対に本筋とは関係ないけれど、あの美しい鉄銀兄弟と狒狒爺(ヒヒジジイ)キャラ、大川次期総裁候補と、永田大蔵大臣の取り合わせは今回の「華麗」の豊潤にして禁断の隠し味じゃないかと思います!そう思うと今後も大川邸のシーンは本当に楽しみです・・・。(早苗さん、父親に似ない美人でよかったですね)

できれば銀平君も、父上の命により単身大蔵大臣執務室か大臣邸に向かわされてほしいものです。

・・・という返信で、主旨がずれてましたらゴメンナサイ!

by きのこ February 02 [Fri], 2007, 0:19

そんな、教えてほしいだなんて、こちらこそきのこさんや、ほかのみなさんの鋭い考察、山本さんへの偏愛(褒めてます)にただただ関心させられるばかりで。
お仲間に入れていただいて、嬉しいです。
『白い巨塔』の話題が出たので、
腰をかがめて、音もなく畳の上をすべるように進む、多分住み込みであろう書生が、紫の袱紗に包んだ札束をすっと差し出し、『ごろうちゃん、教授選の裏工作は、わしにまかせときぃ。』岳父が口にしたらどうしようか、ドキドキしていました。
冗談はさておき、地方から学生を預かって、学校に通わせ、行儀作法を身に付けさせている大川家。(それがたとえ半分は将来の人脈を作るためだとしても)
当主の愛人が家内を差配し、女主人のように振舞っている万俵家。
(昔は執事や、女中頭がいたのでしょうね)
里帰りしても、婚家の内情は愚痴れない。
『万俵の皆さんには、よくしていただいていますわ、お父様。』
仕事(金策)に忙しい夫。
それでも妻や子どもたちには、優しくしてくれる。
夫自身も家庭を大事にしてると自信がある。
世間の人もいいご主人ね、と羨望のまなざし。(なんてったってキムタクだもの 違)
父親の愛人に『出て行け!』言うよりも、同じ敷地の父親に建ててもらった瀟洒な家を出て、マンション住まいでも子どもたちの情操教育に良い環境で生活したい。
やっぱり、この苛立ちは贅沢。
今度は早苗に感情移入して妄想してしまいました。
確かに鉄平は甘いですね。
高炉を造りさえすれば、なんて思っている。
借金はね、返済しなくてはいけないんだよ、鉄平クン。

by かわうそ February 01 [Thu], 2007, 8:02

月子さん、熱い本気の連投ありがとう!
私は「キムタクと耕史君が華麗で共演!」という第一報に大興奮し、これだけカブリツキで観ることに決めた以上、今さら「演技の癖がどうしてもイヤ」とか、「所詮キムタクはキムタク」みたいな皮肉っぽい見方はしません。

けれど脚本上の鉄平は、ご指摘のとおり甘いですね。本気で「高炉建設のためならなんでもする」なら、憎しみを抑えて父親に土下座すればよい。閨閥結婚を批判しながら自分たち夫婦には愛があるからいいんだと肯定し、大川の舅に甘え、そのくせ昔の恋人にも未練。陽に焼けた逞しい鉄鋼マンのイメージはなく、夢見る坊っちゃん経営者。

>「是非鉄平くんの力になりたいんだ!」と言わせてしまう脚本
不粋なセリフやナレーションも気の毒です。

だけど、鉄平が甘い男であるほど、銀平のウェイトが上がるので、悪くもないかな・・・。それぞれ大介と敬介の長所、短所を受け継ぎ、悩み苦しみ、周囲に迷惑をかけたり愛する人を傷つけたりして悲劇トルネードに巻き込まれていく・・・。
意図的に息子二人の弱点を対比的に描き出してるのかならいいかも。

「華麗」については番組開始前映像から大コケの不安はありました。豪華キャストや〇〇億円かけた!とか言う話は、ドラマの質をかえって疑わせた。脚本と筋立てが非常にしっかりしていた「白巨」「大地」に比べると、甘さや綻びが目立つ。始まと同時にバッシングの嵐もありうるかも・・・と思ってました。
もし「華麗」は出来損ないでも、「TBS社運をかけたプロジェクトの悲劇的結末」が観られるかもしれない、「史上最大の失敗作(←栄誉ある称号)」だったら是非見届けたい・・・という、やや嗜虐的かつ自虐的な興味もあって応援していました(悪趣味)。
しかし第三話は23・5%。案外持ち直し、健闘してますね!銀平耕史のウェイトが高いし魅力的だし、他の大物キャストも相当本気でやってる(鳴り物大作ドラマの長所)ので、ミエミエの欠点は多くとも見応えはある。木村君も本気だし、一話よりは毎回良くなっているので、崩れる木村拓哉のエロスを堪能できる可能性もあるかな・・・。

でも万一本人が「木村拓哉は木村拓哉であればいいんだ」みたいな考えだったら・・・ゾッとします。何度も書きましたが、ここで1回木村拓哉を捨てて壊して欲しい・・・!

by きのこ February 01 [Thu], 2007, 0:15

 連投で失礼します。第3回のあまりの銀平さま祭りに浮かれていましたが、ちょっと時間を置いてクールダウン。このドラマ、本当に毎回非常に楽しみにしているのですが、銀平役が耕史くんじゃなかったらもう挫折してたかも?何故か・・?なんだかやはり主人公・鉄平に感情移入できないんです。
結局、鉄平って自分の手を汚すことがない・・そう思われませんか?高炉建設の不足資金の調達もいかにも自分の足で稼いだかのように描かれていたけど、あの大嫌いな相子さんに仕組んでもらった(苦笑)閨閥の力を利用して半分調達してもらい、あとの半分は三雲頭取に頼み込む・・それらの行為自体には抵抗ないのですが、鉄平は辞退しようとするのを義父や三雲に「是非鉄平くんの力になりたいんだ!」と言わせてしまう脚本がすごく嫌なのです。あの阪神特殊鋼の毎度毎度の〔鉄平専務大好き大盛り上がり集会〕にもうんざりだし・・あまり原作、原作、とは言いたくないのですが原作の鉄平はもっと自ら汗を流していたように思うのです。
これまでの回を見る限りどうもお気楽長男のように見えて仕方ない。銀行で陰湿だけど苦労している父親・大介の方に感情が入ってしまうのは私だけでしょうか?大介、銀平はもちろんのこと美馬さんにしても原作のエピがかなり省かれているにも関わらずその人物をある程度しっかり表現できているのに何故、主人公だけああなんだろう・・謎だあ(叫)

by 月子 January 31 [Wed], 2007, 11:38

月子さん、そうそう、良く思い出してくださいました!田山さん、どっかで似たようなことが・・・と思いながら昨日は思い出せなかったのです。あの弁当屋の主人でしたね。妻のかたせ梨乃、息子の中村俊太もすごく好演で、何度も泣かされました。

「大介と鉄平との確執を、銀平の生きかたと対比しながら見せる」という今の流れだと、「銀平祭り」はもしかしたら最終回まで続くんじゃないかと早くも期待してしまいます。
木村さんが納得しきれないという鉄平のラストシーンを、何らかの形で未来へつないでくれる役を銀平が振られるかもしれない・・・と考えたらさすがに膨らましすぎ?

>北大路欣也さんという大御所との演技対決でますます耕史くんの演技に凄みがかかっているような
そう思います。こういう日を待っていたかも・・・!今後も、たとえセリフは少なくとも、あのまなざしで隅っこにいてくれればそれでもう身に余る幸せ・・・?


かわうそさんに言われてはじめて気づきました。鋭いです!言われてみれば銀平の沈黙の表情や動作の時は、あの大時代なナレーションが入りませんでしたね・・・。(入ってたら相当嫌でしたね)また何か発見したら是非教えて下さい。(できれば毎週・・・)

by きのこ January 31 [Wed], 2007, 0:00

心情までも語ってしまうナレーションをかぶせずに、
表情で、演技で銀平を魅せてくれた製作の方々に
感謝です。

by かわうそ January 30 [Tue], 2007, 21:43

 田山涼成さんといえばフジ版「白い巨塔」で財前教授による誤診がもとで亡くなる患者さんの役をされてました(ある意味怪演で迫力ありました)今回も山崎作品で亡くなる役・・
 さて、第三話に続き四話も〔銀平さま祭り〕になりそうな予感でファンとしては’身に余る幸せ’ですね〜
組!の「芹沢 鴨爆発」の回で炎と鴨に対峙する局長を見て副長がつぶやいた台詞ではありませんが「私達がファンをやってるお方は私達が思ってるよりすごい役者なのかもしれねえな」との想いが「華麗なる一族」を観ているうちにしてきた私です。もちろん生の舞台を観たときにもすごい男だとは思いましたが、北大路欣也さんという大御所との演技対決でますます耕史くんの演技に凄みがかかっているような気がしませんか?

by 月子 January 30 [Tue], 2007, 16:14
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