駆け足連ドラ最終コーナー(2013年10月期)+『信コン』ネタ

December 12 [Fri], 2014, 9:53
書きたいことはたまるけど書く時間がないので、ごちゃごちゃまとめます。

【『すべてはFになる』に耕史君】

『すべてはFになる』、第三エピ(5,6回)第四エピ(7,8回)になったら、安定して面白くなってきた。原作でも真賀田博士の登場する『すべてはFになる』と、『数奇にして模型』というメインどころ。

で、第四エピのメインゲスト出演者が耕史君でしたね。最近ドラマ出演が減ってたので、もはや懐かし感すらあった!
30代後半になっても、耕史君はクリンとしたお目目も、つまんだような鼻も唇も可愛くて、オデコは半開で割といい感じ。やっぱり足が長いですねぇ〜〜。
役柄は、モデラーと聞いて思い浮かべるようなタイプじゃないんだけど、今ならあんなモデラーも居そう。

なんといっても、綾野剛との演技対決が楽しみだったんですが・・・。
耕史君は、想像の殺人の部分(紐で恋人の首を絞めるところ)から歯を剥き出して熱演(しすぎ)。貼りついた笑顔を浮かべ、美学論を犀川先生(綾野)にさえぎられるところなど、対決と言うより綾野君を立てる役割に徹してたように見えます。その綾野君もこのドラマでは彼にしては役作りが苦しいようで無表情先行。あまり「対決」感はなかったです。
犀川が萌絵(武井咲)の身代わりを買って出るところすらイマイチ胸キュンできなかった。

耕史君より印象に強いゲスト出演者が二人。
○小松和重さんが演じた犀川先生の元同級生オカマ、大御防安朋さんがキュートすぎ!!美人でなくても、あんなにカワイくてリアルなオカマさんになれるなんて、小松さんなんでもできるんだ。小澤征悦とのコンビもグーッ。

○そして、中島歩演じた狂気の芸術家が強烈過ぎた!なんなんだこいつ・・・と思ったら、『花子とアン』の仲間由紀恵の駆け落ち相手でした。あの時は若干浮いてた感じがしたんですが、今回は楽しそうに異常嗜好を演じてたような・・・。なんでも美輪明宏に見出された新人らしい。上手いとかじゃないけれど、この独特さは、若手俳優の中で特殊な存在感になるかも・・・。
この人が耕史君に向かって「気づいてましたよ。僕の身体(の形)が欲しいんでしょう?」なんて言うエロいシーンはゾクゾクしました。

気になったのは、この手のイベントにしては来場者が少なすぎ。人気のない大学の学園祭並み。話は面白いのに作りがところどころ雑なのが惜しい。

【『ごめんね青春!』ラス前盛り上がる】

低視聴率なれど、気分的には安定しきっていた『ごめんね青春!』。
みしまるくん、みしまるこちゃん、三島コロッケパンなどの既存(だと思ってたがそうかしら?)の地元グッズに加え、ドラマ内のラジオ番組のキャラ、「ごめんねウナギ」グッズも大展開。販売も始まってるけどドラマ内でも出演者がみんなグッズを持ってる!!
地元のラジオ番組を多くの地元民が聞いてて、そこで告白やら懺悔やらしまくっちゃってるのが面白すぎ。生瀬さんも心から楽しくDJと校長をやってます。

今回は、平助の父原平太と死んだ母親とのラブストーリーが、泣けた。と言うより、こっちが泣く前に風間杜夫さんがあんなにマジ泣きしてる!!私も「面白かった」って言って死にたい。
それでもってかれているうちに、屋上ではいよいよたれかっぱ(錦戸くん)が、蜂谷先生(満島ひかり)に罪の告白と愛の告白をしてしまう。いつも割とダラダラ見てる(ゴメン、子供たちのところは時々退屈なので)んだけど、一瞬も目が離せなかった。

ところでこのドラマ、ふと思うととことん後ろ向き。過去に縛られまくって生きてる人々なんですね。「前を向け」と言われまくっているような世の中で、存分に後ろを向かせてくれる。過去の罪、死んだ人との思い出とか、クドカンは大事にしてるみたい。いろんな人が生き返ったり魂が顕在化しているお話(『ごめんね』『11人もいる!』など)も多いです。

最終回は選挙のため、一週間遅れの21日。あらら。

【素敵な選タクシー】

このドラマ、一回見て面白かったから続けて見ようと思ったのに、結局録画し忘れてボチボチ観てる感じ。全部観ればよかったよ〜。
今回の高橋務と梶原善ゲストのやつも面白かった。結局タイムスリップしないのも、見えてたけどそれが楽しかった。三人の男達に芽生える、利害とは別に生じる友情にも似た連帯感。それを裏切るのは・・・。
バカリズム、今後脚本家としてもっと活躍するかも。ていうか『選タクシー』もシリーズ化できそう。
(誰でもいうことですが)竹野内豊の声はいいですねぇ・・・・。あの、真っ青なタクシーの衣装でへっぴり腰で構えてても、なんだかサマになってしまう。本人が楽しんでやってるのがとてもいい。

【Nのために】

こちらも終盤。昔の事件も含めて、着地点がピタッと決まるといいなあ。
「野バラ荘」での青春模様がツボに入って、一時夢中で褒めまくったけれど、野口夫妻の話になってから、今ひとつ乗れない。DV亭主はなあ。
小説家志望の西崎さんは、愛と依存的な癒着と同情との峻別ができてるはずなのに、奈央子への思いはその辺が納得いかない。傷跡を見て衝撃を受け、命がけで救いたい、と思うのはわかる。けど、それが即肉体関係になるかなぁ・・・。プラトニックであって欲しかったのは、小出西崎ファンだからだけじゃないよ。

【見なくなったモノ】

『ファースト・クラス』、面白がって見てたんだけれど、やはり内容があまりにもくだらなくて耐え難くなってきた。沢尻と若手男性キャストの演技もあまりにもヒドい。女優陣の維持の張合いはみんな面白いんだけど、もういいや。
好評の『今日会社休みます』も『ディア・シスター』も次々脱落。ツボを押さえてよくできてるとは思うものの、女子ドラマがあまり面白く感じられないのは、私がオバサンだから・・?
『ぬ〜べ〜』は見れば「丸山君かわいいなぁ〜〜」と思うんだけど、実際はあまり見てないのは時間帯のせい。

【やっぱり見てるモノ】

好評と言えば、『ドクターX』が全話20%越えの完全一人横綱状態。
プロ意識に徹したドラマ作り。タラタラ見てもじっくり見ても面白い。
『相棒』は最初見て「今日はスルー」となることもあるんだけど、ドクターの方は権力争いの動向も面白いからついつい見ちゃう。
もちろん米倉涼子と、岸部一徳以下ピッタリはまったキャスト陣(特にエンケン、勝村、鈴木浩介らが楽しい)もいいけれど、脚本がいいんですよねえ。あえて大時代的な音楽もナレーションも、ワクワクする。
最終エピは晶さん(岸部一徳)の難しい手術を未知子が請け負う話。盛り上げてくるなあ!

『軍師官兵衛』、竹中秀吉が死んだ後はつまらないかと思ったら、岡田官兵衛が天下を狙う展開になってなかなか面白い。老官兵衛、太兵衛(速水もこみち)、善助(濱田岳)、九郎右衛門(高橋一生)とのチーム男子っぷりに、腐女子ざっくり取り込みのドラマだったのかな?(今頃言うか)九郎右衛門の戦場シーンとか、ちょっとやられました。
今年早々にリタイアしかかった大河にしては復活した・・・。ピュアで青臭い時代より、黒官兵衛が入るようになってからが良かった。
あれ?これも選挙のため一週休み?

【『信長協奏曲』8,9話 もりりん・みっちー】

さて、『信コン』。
先週第八話、モリリン(森可成)が戦死して、感涙にむせんだ人が多かったとか・・。
私は安易に泣かせに走って欲しくなかったので割合クールに見ていた。
いわゆる「死亡フラグ」をあれだけ立てまくるのもどうなの?と思ってた。
けれど、森下能幸の演技があざとい演出を上回ってしまい、ふと傍らを見ると私よりはるかにクールな娘が泣いてるぞ!
また、織田家臣団がみんな落ち込んでいる中、サブローが一番早く笑顔になって、「さあみんな笑って」と言い、「モリリンってすごい泣き虫だったよね。でも不思議だよね。思い出そうとすると、笑ってる顔ばっかり出てくるんだ」みたいなことを言うじゃないですか。そして、乱杭歯を剥き出してサブローの言葉に笑っているモリリンの顔が、これでもかと画面に映る。それで、私も陥落したのでした。

サブローホントに成長したよね。桶狭間では逃げ出してたのに、今はお調子者なのは変わらないのに、みんなに信頼されて愛されて、また沈み込んでるみんなを引き立てたり、周囲のために自分の苦しみを隠したりする。

しかし、その分疑問だらけのキャラになってしまったのがミッチー。

第9話。ルイス・フロイスとクリスマスで、信コンらしいPOPな楽しさが戻ってきた。
大好きなキラキラタイトル動画もあったし。
ルイス・フロイスに「Youはなにしに日本へ?」
南蛮の衣装やオルゴールを「これももらっていいの?サンキュー!」
キリスト教も、「じゃんじゃんひろめちゃってよ」

家康君の戦場脱糞はともかく、「戦国のメリークリスマス」は、ホント楽しかったですよ。
きっかけは単なるお遊びじゃない。武田との戦に覚悟を決めたからこそ「ちゃんとクリパの準備しといてよ。ここに書いといたからね」と心配顔の帰蝶に頼んだのだ。
サブロー、ほんとにいい男になったね。

サブロー「メリークリスマース。かんぱーい」
グラスでいただくお酒、チキンの照り焼き、話飾り。お手玉を飾ったツリー。
目をきょろきょろさせて驚く恒ちゃんたち可愛い。
「立ってものを食べる」ことに驚いてる丹羽さんたちも可愛い。
「メリークリスマスる」でサンタ役でシバカツさん登場。袋を持って「末代までの家宝にせよ!」って。黒いひげを白く塗って頑張ってる。

クリスマスが楽しすぎて、その後の展開・・・「比叡山焼き討ち」が一層苦しい。

山田秀吉があまりに黒く、笑いが厭らしくて怖い。
一人秀吉を警戒する半兵衛さんの申し出が頼もしい。
しかしそれを却下したミッチー信長(役割好感した)が歯がゆい。

ミッチー信長、君は一体、なんなんだよ!!
キリスト教を認めたことでいかった僧兵たちと、交渉ごとのために入れ替わっただけのはずなのに、秀吉に押されて全山焼き討ちを認めちゃうなんて・・・・。
小栗君の雄弁な演技が、ミッチーを演じるときは封印されていて、ずっともどかしくわからなかったのだ。
サブローの力になりたい、と言うのは本心だったの?
帰蝶も家臣の心をも奪って本物以上になったサブローに対する黒い嫉妬?ならむしろわかったんだけれどそうでもない感じ。
「謎が魅力」と思ってたのだけれど、今回のミッチーは、そこそこ頭がいい癖に結局何もできずに破局を見ているだけじゃないの。反省もしてないし、サブローの慟哭に共感性も持っていない。かといってこのまま殿として居座るほどの野心もない。秀吉に対してもサブローに対しても常にリアクションが不透明。もしかして、ただのヘタレで、何も自分で結論つけられなくて、最初のサブロー以上に「逃げてばっかり」の人だったの?

(あ、原作は5巻まで読みましたが、この辺まだはっきりしてないんですよ。知ってても教えないでねお願い!!)


家臣たちに非難の目を向けられ、恒ちゃんにも本心を告げられず、落ち込むサブロー。
オルゴールも、ホタルもいっしょ。「心のありよう」によって、美しくも楽しくも見えない。
でも帰蝶は優しかった。始めて言ったもの。「おぬしのことを、いとおしいとおもうておる」と。

【澤田石和寛の信長衣装と、☆Taku Takahashiの音楽】

このドラマ批判も多いし、フラットに見て「あれれ?」と思うことも多いし、これだけのキャストをそろえてこんな視聴率なもんだから、それは受け入れるしかないと思う。
けど、見どころや魅力や収穫はたくさんあるんですよ。ねえ?

その「収穫」のひとつが、森下モリリン。
いいドラマは、それまで世間的に無名だったような人を一気に名前と顔を知らしめるのだけれど、それが森下さん。あの情けない泣き顔とくしゃくしゃの笑い顔と、捨身(なくらいの)毎回スライディング。もともとその怪演ぶりはよく知ってたけど、作品中「もりりん!」と毎回何度も何度も名前を呼ばれる役なんてなかったもんね。
今後の森下さんの活躍が楽しみ。

小栗君の人望に関して、マイナビニュースでこんな記事を見つけました。規格外の俳優、プロデュース能力があるって。
http://news.mynavi.jp/articles/2014/12/01/oguri/
ファンから見ると小栗君は他人に惚れっぽく、すぐ自分のすべてをさらけ出しちゃう無防備さが惚れられるモトになってるように見えるけど。・・・ホント、サブロー信長だと思うよ。

…「小栗褒め」論調がメディアに見えてきた今日この頃だけれど、小栗君としては、『信コン』や『ルパン』、作品自体が、喜んでもらえる方が嬉しいだろうなあ・・・・。

衣装、今回もカッコよかった。
今日の殿は、伴天連風味の衣装で登場。戦場でも、まるでチェック柄のウールストールでもあしらったような衣装がまたおしゃれ。スニーカー風味の赤い地下足袋(?)が感涙のうれしさでござる。
毎週こんなに素敵な衣装が登場することに、衣装番の話が出てこないのがいつも不満。

・・・・と思って本当の衣装番スタッフを調べてみると、「信長衣装」だけは別担当で澤田石和寛という方。
どこまでが苗字なのかよくわからなかったけれど、「さわだいさわひろし」ではなく、「さわたいしかずひろ」なのだそうだ。るろうに剣心、ホットロード、シャニダールの花、クローズZEROU等の映画の衣装を手がけた気鋭の衣装デザイナーらしい。今後来るね!
またこんなに小栗信長衣装で遊んでくれたのに、パーカー以外注目されないのがもったいない!!展覧会開いてほしい。
てかフジテレビ、このあたりを抜け目なく話題にしてくださいよ!

音楽だってまるで多田淳之介の舞台のようにPOP!さすがm-floの☆Taku Takahashiが全面的にプロデュース。
12月10日に発売されたばかりのドラマサントラCD『Shutsujin』は、25曲も入っていて、どれ和楽器が気持ちのいいロックテイスト。
http://www.musicman-net.com/artist/41534.html
「To Kill a Hototogisu」「Daimyo Jazz」「 Tenka is Near You」「Dawn of Okehazama」「Anegawa」・・・タイトル見てるだけで楽しい。アマゾンで視聴しても楽しい。

衣装も音楽も最先端の感性てんこ盛り。いまさらながら、ホント贅沢なドラマだと思います。
世界観はこの衣装と音楽に一番よく反映されてると思う。ぶれさせずに保ってほしい。
大河じゃ無理。『JIN』とも違う。『清須会議』はせっかくの機会なのにこういう新しい試みが何もなくて古臭い音楽とセリフだったし。

ついに内容が褒められず衣装や音楽をお勧めするようになったのか・・・というご推察はご自由に!
私は最後まで応援しますよ!
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