『SPEC』&『TRICK』 美しき終末

February 02 [Sun], 2014, 2:12
『SPEC 〜結〜爻ノ篇』
期待度★★★★
満足度(本編)★★★
満足度(オールラスト)★★★★★
オススメ度★★★★(シリーズを愛する人は必見)

『TRICK ラストステージ』
期待度★★★
満足度(本編)★★
満足度(オールラスト)★★★★★
オススメ度★★★

【美しき物語の終末】

『SPEC〜結〜』の終末は美しかった。

予感はあったのだ。
SPECはきっと、すごく美しく終わるんじゃないかと。
予想以上だった。
耽美という感じでもなく、限りなく透明で、スケールが極大なのにかげろうのように儚い美しさ。
堤幸彦監督は、きっとプラトニック・ロマンスに憧れているんだろう・・・。

この映画が世間的にどのような評価をされているのか、あまり興味がなかったので探ってもみなかった。
『永遠の0』みたいに騒がれてもいないし、『風立ちぬ』みたいに賛否轟々でもないし、ロングランを続けているのに、なんとなく空気のように扱われているような気がする。

でも映画館の中で、私はさめざめと泣いていた。
これ以上の終わり方があるものか・・・・と。

【本編イマイチ感】

ラストシーンを除く他の部分については、当然のような批判があるのもわかる。

曰く、エヴァとモチーフが似すぎ。それでなくてもどっかから引っ張ってきたネタっぽく(らしく)オリジナリティに乏しいとか。
曰く、セカイ役の向井理と、青池潤役の大島優子が・・・・・とか。うん、私も不満だった。(意外と大島の方がまだマシだった)。
曰く、映画の後半の舞台が、警視庁の屋上の非常に狭い場所に限定されていて、チープでスケール感が足りないとか。
曰く、一本の映画を2本に分けたようなものなので、漸ノ篇は中途半端で、爻ノ篇はギャグも少なく楽しめなかったとか。

まあ、否定はしないです。賢人会議はゼーレそっくりだし、先人類と外来人類の相克も驚くというより「あ、やっぱり」でしょう。
あと、ここまできて「戦争、差別、・・・人間は最低の生き物だ」とか「私の仲間は自分の命を他人のために捧げられるやつらだ!」(両方うろ覚え)とか、戦隊ヒーローみたいなセリフは聞きたくない気がした。
CG乱れ打ちは、それ以外に表現手段がないから仕方がない。頑張ってたと思う。
8割方を覆う暗さは仕方がない。序盤から当麻のお習字は「血文字」だし、シンプルプランでスペックホルダーが子供たちも含めて惨殺されるし。
シリーズ中に撒き散らされていた謎が、かなり解き明かされたことも良かった。(シリーズ見てきてもほとんどわからなかった『エヴァQ』と比べると、この潔さには好感が持てる)

2010年に始まる連続ドラマから、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(起)翔天零とつながってきたSPECシリーズの、最後の最後なのだ。
そう思えば、(中盤まではともかくとしても)これ以上の終わり方はちょっと考えられない。

チーム・スペック大集合の場面も、懐かしいからいい。
なかなか活躍したニノマエとマダム陽と陰と冷泉も、さっぱり活躍しなかった面々も、楽しかった。零ナンシー(好き)が出たのが意外で、嬉しかった。
青池(栗山千明)の身体を張った熱演に、笑い(あのストップモーション、筋肉痛になったのでは)を絡めてくるのもなかなかSPECらしくて良い。
ゲスト(『結』全体の)では、バナナ医師(渡辺いっけい)上手い〜〜!湯田(ユダ・遠藤憲一)がヤタガラスに変身するのは似合う。卑弥呼として北大路さんが出たのには驚いた。
ニギヤカシに活躍した吉川軍団、意外なシーンで活躍した中部日本餃子ロボット、楽しませてもらった。

ちなみに、私は『辛』『壬』『癸』(連続テレビシリーズ8〜10回)と、『翔』『零』(スペシャルドラマ)が大好きなのだ。(映画第一作の『天』はちょっとがっかり)。
加瀬さんと戸田さんは、最初の四回みたいなテイストが好きだったらしい。あれらもいいけれど、やっぱりニノマエ(神木隆之介)が暴走してからのSPECはドキドキさせられたから・・・。

美しく物語が終わった後に付け加えられたシーンの、最後の一言・・・・(ナレーションもその人だったということか)
『SPEC』の終わりが『ケイゾク』の始まり?かもしれないけれど、あまり示唆的なことはして欲しくなかった。
だって「当麻と瀬文の物語」の余韻に浸っていたかったから・・・。

【当麻と瀬文の物語】

戸田恵理香について好きとか嫌いとか特にないのだけれど、当麻沙綾のことは愛してる。愛してる愛してる。
ものすごい勢いで餃子を食べる舌バカ女。「焼き5、茹で5、揚げ5」と皿を積み上げ、割り箸で理学書のページを繰りながら餃子を猛スピードで平らげていく、天才理系女。Lよろしく天才は糖分が必要なのか、蜂蜜のビンを一気飲みする。
たいていひとりぼっち。髪の毛はいつもボサボサで、へんてこなしゃべり方。いつもガラガラをひきずり、いつも三角巾で左腕を釣っていて、

独特のしゃべり方も、ぶりっ子にも幼稚にもオタクにも傾きすぎない絶妙加減。「(瀬文にはじめて会って)だいぶ感激です」「数式、たかまる〜〜」「キモ!キモ!砂肝!うな肝!」「てか犯罪ですか?なに罪ですか?」「マヨメロめろめろ・・・」「牛丼食いなっせ、たーんと食いなっせ」
思い出すなぁ・・・・どれもたまらない。魅力的なキャラクター。
動きも独特。蜂蜜を煽る時の直線的なそっくり返り方、パンフレットで階段に座っている時の、足首から直角にまげて上を向いた足先は、ちょっと幼女のよう。若くてきれいなのに、どこか年齢不詳。「ブス!」「サカナ顔!」と罵られるのは、愛情の裏表現・・・。

爻の篇は、ほとんど当麻の壮烈な戦いで占められていて、もう一人の主役である瀬文(加瀬亮)は、セカイと潤に一発で吹っ飛ばされて、砂場に頭から突っ込んで一回終わる。
しかし、最後・・・・・・・・
ああ書けない書けない。
瀬文さん、加瀬君、愛してる・・・・愛してる愛してる。

彼ら二人のこれ以上ない悲劇的な結末が、なんて美しいのか。

この後は書けないので反転します。映画を観てない人は絶対読まない方がいいです!
当麻は右手のSPECによりセカイとユダを体内に飲み込み、彼らが突き破って出ようとするのに耐える。奇跡的に這い上がってきた瀬文に、最後の懇願をする。
そして、ファティマ第三の予言は実行され、ソロモンの鍵は開けられ、永遠に閉ざされる。

その一瞬で世界の終末的光景は掻き消え、日常の東京の風景に戻ってしまう。「あっ・・・!」と思った。一瞬前の終末の光景より残酷だった。

駆け上がってきた警察官達に、瀬文がボコボコにされる。執拗に。
瀬文は何人ものの同僚を殺した、最低の警察官に過ぎないという結末になった。
痛々しい殴られっぷりよりも、彼の目、悲しすぎるあの目に、やられまくった。

しかし、不思議なことが起こる。セカイ、ユダ、他の多くの亡者達とともに、無間地獄に落ちたはずの当麻は、世界に偏在する存在になったらしい。
普通の人には見えない。けれどどんな場面にもいる。過去の家族の団欒にも。瀬文が来たばかりの未詳にも。吉川が事件現場でよろよろしているシーンにも。猪野とみやびちゃんが仲良くなるシーンにも。
どの場所にも当麻はいない。
なのに、どこにでもいる。画面の一番後ろに、または上のほうに、または重なって薄く、目を閉じて横になってゆっくりと落ちていく当麻が、どこにでもいる。
彼女は神なのだろうか。あの事件が本当ならば、キリストよりもはるかに完璧な救世主。なにもかも引き連れて地獄に落ちたのだから。そしてどこにでも彼女はいるのだから。
全部気のせいかもしれない。幻影に過ぎないのかもしれない。どうして落ちているんだろう。美しい青空をバックに、落ちて落ちて落ちて、上に上がることはけしてなく、それでもずっと地平に着くことはない。降り注ぐ光のように?

佐野元春の反則的に美しい曲をバックに、回想と当麻の幻影が織り成す美しいシーンが連続した後、「その時」はきた。

瀬文が、多分終身刑か死刑なのだろう。牢につながれている。遺跡のような、不思議に古びた廃墟のような牢屋で。
瀬文の顔はボコボコで、右目は完全につぶれている。
その牢の中にも、当麻がゆっくりと落ちてきた。
瀬文が、当麻を見ずに、片手を挙げる。
何もかもすり抜けていた、透明な当麻の手が、瀬文の手に捕まえられる。当麻が瀬文を見る。驚いたピュアな表情。そして、瀬文も、ようやく当麻を見る。当麻の手にわずかに力が入る。

私は、これは幻だと思った。一瞬互いの手を感じ、目を見交わした後、当麻はまたすり抜けて落ちていってしまうのだろうと。でも、そうはならなかった。
奇跡のように、映画はここで場面を止めてくれた。
(反転終り)
それまで散々泣いていたのが、最後にもう一回泣いた。

できれば、多くの人に『SPEC』をこれから全部見て欲しいくらいだ。
好きだし、面白いし、音楽も映像もキャラクターも大好きだし。
「当麻と瀬文の愛の物語」がこんなにも美しく終了したのだもの・・・。

【もう一人のヒロイン・奈緒子】

堤幸彦のもうひとつの代表シリーズ『TRICK』も、先月に14年にわたる物語を終了させました。
SPドラマを1本やって、最後は映画『TRICKラストステージ』で。

これも・・・・・・・・。
本編部分は今ひとつふたつ、という感じがした。
でも、終わり方は、良かった。納得。で泣いた。

初の海外ロケメインだというのに、スケール感に乏しかった。
後半の物語進行は、その島のベースと洞窟の往復ばかり。だったら綱渡りで危険な川を渡るくらいの面倒な手続きを毎回するくらいでもいいのに・・・平板な道行。
あと、東山紀之、北村一輝、吉田鋼太郎という豪華ゲストが、全員生かしきれてなかったように思う。東は滑りようもない役だが、彼を連れてきた意味がさほどなかったし。
北村は「オカマもできるのね!上手い!」と思ったけれど、後だんだん鬱陶しくなってきて、いちどSPECの吉川になりかわったときに一番笑えたくらい。吉田さんにいたっては、「ただ声がでかい人」という扱いでは・・・。

マンネリはTRICKのお家芸ですから、毎度毎度の矢部のヅラネタとかはお約束だから構わないんですが・・・・。ゲストや海外ロケの甲斐がなかったなあ。

はっきり期待が裏切られたのは、「ラスト」なのに「母の泉」「黒門島」の重要回ときっちりつなげてくれなかったということ。
「スンガイ共和国」が菅井きんの画像を拝んで「オッカアサマ〜〜〜」と祈っているからには、ラスボスはあの人、だと思うじゃないですか。肩透かしだったなあ。
「黒門島」のカミヌーリの血を受け継いだ奈緒子は結局・・・?という部分もあまりスッキリしなかった。

最後のスペシャルドラマの「シロアシ群生地」「巨根ミサンガ」「植物に擬態する奈緒子」「海坊主」の方がずっと面白かったような・・・。

と酷評した後で、やはり、物語のラストと、後日談部分がやはり良かったんですよ。
だから、結局『SPEC』と似たような感じで、最後には感動して泣かされて終わってしまった。(自分は悪徳商法に引っかかりやすいタイプなのかも・・・?)

これも書くとネタバレになるし、パンフレットでも厳重にネタバレ警報を出したり袋とじにしたりしているので、以下は観るまで読まないで下さい!

反転
結局、当麻と非常に似たパターンで終わる。奈緒子(仲間由紀江)は、あろうことか日本と遠くはなれたこの地の村人達のために命を捧げてしまうんですね。あれよあれよのなりゆきとはいえ、最後ははっきり、自分で決断した。
当麻が全人類を救ったのに比べると、ほんの少しだけれど。

その時、死を決意した奈緒子は上田(阿部寛)に約束した。「もし死後の世界があるなら、一年後、必ず方法を見つけ出して連絡します」と(奇術師フーディーンと同じように)。「その時は餃子と寿司を山ほど食べさせてください」。

そして一年後、上田は再び自称霊能力者を募り、本物だったら「科学と人類大賞」で得た五千万七千円を進呈する、と公言した。その日、天草四郎やダチョウ倶楽部や懐かしい「兄ぃ」の金髪刑事など、有象無象の霊能力者を、ワラビもちを食べながら応対する。
何かを待つ上田の頭に去来する奈緒子の思い出が、たくさんの笑顔が、ベタだけど(SPECとも一緒だけれど)ファンには泣かされるなあ・・・。
そして真夜中、最後に現れた女性は・・・。
見ている時は、九死一生を得た奈緒子が一年目に上田の募集に応じていたずらっぽく現れたのかと思った。または奈緒子の霊体かと。上田の見た幻じゃ悲しいし・・・。
後でパンフを観たら、堤監督の意図は違ってた。奈緒子は奇跡的に助かったがここ14年(上田に会って以後)の記憶を全く失っていたのだそう。14年前の記憶と奇術の能力だけを持って、14年前と全く同じ出会い方をして、同じトリックを見せた。(昼が夜になってるだけ?)
何度歴史が繰り返しても、同じ人に同じようにめぐり合う・・・ってことかな。
(反転終り)

思えば、ギャグ満載のシリーズではあったけれど、ギャグを取り払うと違うものが見えていた。
脚本蒔田光治の話によれば、奇術師の父と霊能力者の血を引く母を持つ奈緒子は「(自分の力が)いつか恐ろしいことを引き起こすんじゃないかという怯えを、無意識のうちに常に抱いている」。「本当は暗い話だし、暗いキャラクター造型なんですよ」とのこと。

都会で売れない奇術師をしながらボロアパートでその日暮らしをしている。
母親が書道教室を開いている実家はあるが、めったに帰らない。金の無心もしない。母は毎回登場するが、たいてい事件の先々に来て結構美味しいところを持っていく感じ。(グレイトマザーに押さえ込まれたファザコンか・・・?とも思うけれど、先走りはやめよう)

友人は(話し相手の同性すら)全くいない。
奈緒子にとっての世間・・・池田荘の人々(大家、ジャーミー、二人の子供たち)は一見とても愉快な面々ではあるのだが、奈緒子の味方だったことは一度もない。常に家賃を取り立て、払わなければ追い出すことばかりを考え、罵倒し嘲笑ってばかり。
部屋にロープを釣って下着を干すしかないような借間。けれどそんな惨めな暮らしにも必死でしがみついている。
まとまったお金が入りそうになると、「向こう○年家賃に困らないぞ!」という喜び方をする(引っ越してオートロックつきのマンションに住めるぞ!」とは不思議に考えない。最底辺の暮らしで、時々おなかいっぱい餃子でも食べられたら幸福なのだ(実際至福の顔で食事をするし)
愛しいなあ・・・・。
海外旅行でもほとんど同じ服。持ってたカゴバックは、もうボロボロで色が変わっている。でも初めての無銭海外旅行にはしゃぎ、アジアンテイストを楽しみ、子供たちとも意外と楽しく触れ合ってた。

自分の力に無意識に怯えているから、ギリギリ最底辺の生活が落ち着くのかな。
追い出されそうになっても水商売に走らないのは、マジシャンの誇りか貧乳ゆえか。
ああ、「貧乳」は純潔の証であるかもしれません。

そう思うと、堤幸彦の好みの女性のタイプがおぼろげに見えてくる。女性の色気オミット。いつまでも少女のようだけれど、若さの驕りからは外れていて、友人もいない。
手を差し伸べたくなる、実際はからかって苛めたくなるクラスメイトみたいな・・・。
「なにか見えない力を秘めている」はお話上必要だけれど、何の力もなくてもいいのかも。

【奇跡の二組・堤監督理想のヒロイン】

当麻と瀬文。上田と山田。
これだけのペアは、そういないと思う。
他の例を出そうと思ったけれど、ドラマ好きの私がちょっと考えても相当する例がうまくみつけられなかった。「のだめと千秋先輩」「(HERO)久利生と松たか子」「(救命)江口っつぁんと松嶋」「(踊る)青島と恩田」「(時効警察)霧島と三日月」「(ストナイ)姫川と菊田」・・・・恋愛未満のカップルに限定してもやはり違う。

SF部分が借り物とか言われることがあっても、キャラクター造型のオリジナリティは文句なし。
当麻は(奈緒子も?)みごとに伝説になった。
瀬文と上田は、この女性たちを侵すことなく永遠に愛するために監督が設定した装置なのか。でも、キャラクターのみごとさは負けていない。

シリアスで熱血でカッコいい瀬文。一度結婚している、オトナの男なのだ。だから最終段階で圧倒的に当麻が上となってからも、当麻を気遣うスタンスは変わらない。けれど結局は悲しい目で、愛するものを喪う(自らの手で)ことをただ受け止め続けているしかない存在。でも、最後の最後に、救われた(救うことができた)。彼が握り続けている茶色い紙袋の中身はなんだろう・・・?

東大卒の物理学者だけれど、臆病で嘘つきで弱虫で、学歴依存でプライドだけは高い上田。
巨根設定は、全能ではなく不能の証なんだと思う。奈緒子の純潔を維持するための。奈緒子がいなくっちゃ事件のひとつも解決できない、奈緒子に優越した自分を見せつけなくっちゃ面白くない、でっかいコドモ。

どちらも徹底して恋愛未満。思いを伝えることに徹底して不器用・・・というか、自分の思いにも気づいてない。
一番近づいたときで、ほんのちょっと相手を真顔で誉めるくらい。その100倍くらいは激しく罵倒しあっている。

堤監督は、ここで同時に、多分自作の中で最も愛した二人の女性キャラクターに、エンディングを贈った。
続けようと思えば続けられるのに、なぜ?
まさか・・・死期が迫ってる?だから、自分に力があるうちに、最高のエンディングを贈りたかった?(ゴメン、本当に心配したので)
いずれにしても根底にあるのは、永遠にプラトニックなものが大好きなオジサン、堤幸彦の純愛だと思う。

たまらなく面白い傑作シリーズを、愛するキャラクターを、世に出してくれて感謝します。
そして、美しいエンディングを、ありがとう。
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nemoさん、2本とも見てくださって、嬉しいです!

>大好きなシリーズで、でも、やはりファーストシリーズが一番かな・・と思っていた作品でした。

そうですね・・・。
私も、SPECはテレビシリーズの最後の3回くらいが一番好きでした。ニノマエがいないとね。後は映画(天・結)よりテレビスペシャル(翔・零)の方が面白かったし。
TRICKは思い返すとどれが何シリーズだったか記憶がかなり苦しいです。でも最初の「母の泉」は傑作で、面白さのすべてが詰まってたようにも感じます。

>堤監督の大風呂敷は収集のつかなさが一方の魅力・・

私は、賞とか見向きもせず、メジャーにメディアミックスを繰り広げていく堤さんがカッコいいと思ってます。大風呂敷のビッグプロジェクト三部作『20世紀少年』も良かったなあ・・・。ただ、最近パワーに陰りが見えてきたことは否めません。

>ラストシーンが終わったとき、なんとなく、「堤さん ありがとう」と言いたくなった2作品だったのです。

そうでしょ!そうでしょ!
まあ、本編も良ければもっと良かったけれど、

>当麻と瀬文 上田と山田 この二組を愛したたくさんのファンにちゃんと答えてくれたそんな感じでした。

そうです!私も愛してたけれど、堤さんがやっぱりこんなにも愛していたんだということがわかって、本当に嬉しかった。で、悲しくて美しすぎて、『SPEC』は二度も映画館で観ました。

>この二組のお互いを苗字読みする距離感。この4人が持っている壮烈な孤独とそれに耐える強さ。
>なんだかね、確かにどのカップル(コンビ)にもない唯一無二さでしたね。

そうなんですよ。それが、二つのラストでとてもはっきりしました。また二人ともあきれるほど純潔で、それが堤さんの女性観の根っこかも・・・と思うと、ロマンです。

>役者加瀬亮の目にやられた終盤でもありました。

たまらなかったですね。ひたすら。
ラブストーリーとして第一級でした。
nemoさんの文章を読んでるだけで、また愛しさがこみ上げて、涙が出そうになりました。

by きのこ July 06 [Sun], 2014, 22:47

きのこ様
ようやくこの2本を見たので、少しだけ。
大好きなシリーズで、でも、やはりファーストシリーズが一番かな・・と思っていた作品でした。堤監督の大風呂敷は収集のつかなさが一方の魅力・・と思いつつ、「ケイゾク」はなんだかな・・と終わり方だった印象.
だから、そんなに期待はしていなかった。ラスト版だったのですが。

うまく感想が言えません。キノコさんの言う通り、いろいろ不満足な点は多々あり。
でも、ラストシーンが終わったとき、なんとなく、「堤さん ありがとう」と言いたくなった2作品だったのです。
当麻と瀬文 上田と山田 この二組を愛したたくさんのファンにちゃんと答えてくれたそんな感じでした。

この二組のお互いを苗字読みする距離感。この4人が持っている壮烈な孤独とそれに耐える強さ。相手と自分の孤独を互いに感じながら、包み込むのでもなく、支えあうのでもなく、となりにいるというかけがえのなさ。
なんだかね、確かにどのカップル(コンビ)にもない唯一無二さでしたね。

役者加瀬亮の目にやられた終盤でもありました。ぼこぼこにされながら、目が見ていた当麻への思いが ひしひしと伝わってきて、やはり加瀬亮は好きだなあ。。としみじみ。
繰り返し見たくなるのは、きっとファーストシリーズだけれど、この終わり方はほんと悪くないです。どこかの世界で生きている当麻と瀬文と山田と上田のことをときどき思い出しながら、そんなやつがいたなあ。。とふっと笑いそうなそんな感じでした。

by nemo July 06 [Sun], 2014, 16:19
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