『大奥〜誕生〜』全体感想 違和感・不満・成功・期待

December 19 [Wed], 2012, 0:40

引き続き、大奥最終回まで見終ってからの感想です。
(結果、アゲサゲ半々くらいになりました)

【必要な違和感と、克服すべき違和感】

このドラマを愛した肯定派なのだが、見ているときに感じた若干の「違和感」について、書いておきたい。
その違和感こそは、ドラマの失敗などではなく、「逆転大奥」の重要な部分ではないか、と思うから。(中には招かなくても良かった違和感もあるが)。

以下を読んで、なにがなんでも堺有功を擁護したいだけ、と感じられたらそれは仕方がないけれど、そういうつもりで書いてるわけではないです。

これまで堺さんは、比較的叩かれることの少ない俳優だったように思う。『大奥』有功役にマイナス意見が増えたのは、主演ドラマも増えて(映画はもともと多かったけど)メジャートップに上り詰めたことの証明でもあろう。リーガル・ハイで絶賛に近かったということの反動もあるだろう。
もちろん感覚的で根の浅い悪口にすぎないのだが、あるものを無視はできない。

多部家光と堺有功のカップルについてが主。「年が離れすぎてロリコンみたいにしか見えない」「老けすぎ」「キモイ」・・・。さすがに演技力に関する悪口はなかったと思うけど「映画もコケルのでは」とういのもあり。
う〜〜ん・・・。
視聴率が振るわないのは、脚本のテンポやエピソードの陰性さ、大奥と言いながらキャストが地味過ぎるなど、他の要因が多いと思う。
題材的にマイナーだから家族で見るよりも録画して一人でゆっくり観る視聴者が多いという事情もある。(私もです)。
ただ、出演者にも全く無関係ということにもならない。
そして自分も、九話の涙の告白部分では、正直「引き」すら感じたのである。(最終回で納得したが)

キャスティングについて、もっと若くて美形なジャニーズ系にしたら良かったのにという意見はよく見た。年上でも西島秀俊だったら良かったのにとか書かれたものも目にした。
ん・・・?西島好きなので、ふと想像してしまった。きっとカッコいいだろう。坊主も似合いそう。年齢差もあり側室への嫉妬があっても、『ストナイ』菊田のように多分言葉少ないツンデレを貫くから多分「キモイ」という言われ方はなかっただろう・・・。また、嵐メンバーを使えば視聴率1・3倍超になるということも認める。

しかし・・・・・しかししかししかし!
あえて、この作品のためには(作品の持つメッセージを最も効果的に伝えるためには)堺雅人がベストの選択だった、ということを私は主張します。
それはあの「キモさ」「違和感」にある!
生理的場違い感もなく逆転大奥世界に溶け込んでしまい、多部家光とも最初からピッタリのアイドルタイプだとしたら、その「違和感」が醸せないないじゃないですか。それでは映画第一作の「豪華絢爛絵巻」から踏み出せない。

堺さんは、「自分カッコよさ」など追求して演じている役者さんでないことはご存知の通り。
トレードマークの笑顔も、イコール好感度などではないのだ。(『新選組!』では三谷さんから「蛇が笑ったらこんな感じ、という風に」と指定されてたというし)
最近の映画『その夜の侍』なんか、「堺さん美しい」と思ってるファンが見たらドン引きするかもしれませんよ。(これは別な話題で)

堺有功が年上過ぎる、という意見もわからなくはないけど、はじめて家光を見て「少女やないか!」という驚きにはリアリティがあった。顔や体つきの細さにも僧侶上がりらしさが感じられるし。
もちろん原作の有功の年齢は堺さんより随分下で、ドラマでの年齢設定も下だと思うけれど、別に家光と有功に年齢の近さが必要かといえば、そんなことは全然ない。
二人とも恋愛市場でフロントには居ないような、二人並べても「一対の男雛女雛」にはならないような、そぐわなさがあった方が良いと思う。
ロリっぽい風貌の多部ちゃんが年上の男たちの唇を奪い、がんばって寝間のシーンをリードするのが「なんか痛々しい、キモイ」という違和感を感じさせられるのは、むしろドラマ上必要なことじゃないか。
女あしらいに慣れたお楽が馴れ馴れしくしてくるのを蹴り倒したさまはまさに爽快。

よしなが『大奥』は、男女逆転させることで奇妙な違和感を与えるのも大事なところ。
後述するジェンダー論の入り口としても、一対の美男美女にうっとりするより疑問を覚えた方が良いのだ。
そういう意味でも堺・多部は成功したキャスティングじゃないか、と私は思う。

なぜならこれは「逆転大奥」の「誕生編」だから。
映画第一作との違いは、あちらは「序章」なのだということ。
序章ではすでに逆転大奥の世界が出来上がっっている。「視聴者がよく知ってる大奥の逆転版だよ」ということが了解済みの世界。

さかさまの世界に迷い込んだ水野の目を通じて、我々も既存の豪華絢爛なワンダーランドを旅して驚いて楽しむ、という趣向。違和感は水野の外側にある大奥について生じるものである。原作に比べると水野は単純直情すぎるけれど、序章としてはわかりやすくて良かったかもしれない。
しかもこの序章は、「不思議の国からの帰還」を持って終了するのだから、さらにメルヘンっぽい。
だから「言いたいことは山のようにある」けれど、「豪華絢爛絵巻」としての出来は良かったし、興行的成功にもつながったのだろう。

今回の連続ドラマ『大奥〜誕生〜』(+『大奥〜永遠〜』)では、私が不満に思った部分が満たされるんじゃないか。
この企画を聞いた時は嬉しかった。主演がどちらも堺さんだと知った時は驚いたが、よしながさんが大満足、と言うのを聞いて安心した。

ドラマ版の大奥は、いまだ確立していない世界なのだ。イケメンが少なく、洗練されていないのも、女将軍と男小姓のセックスが違和感があって不自然なのも、ある程度は当然なのである。

堺多部の寝間シーンに違和感を感じるとしたら、単にロリコンっぽい構図に見えるからではないだろう(ロリコン趣味ならむしろ感覚的にわかる)。
良くないのは、寝間のシーンが多すぎることではなく、プロセスがきっちり描ききれてないことだと断言する!
両手で相手の頬をはさみ、唇を近づけ静かに倒れる・・・あとはマル秘ラブラブご想像におまかせ・・・・で、ぼかすから気恥ずかしいんですよ!!

初めてではないとはいえ、世界一不器用なカップル。
二人の顔が近づいて気持ちが高まっても、戸惑ったような間をのあとで、
家光「わしからか・・?」
有功「はい・・・」
というような感じがあって、そして唇を重ねたらなあ・・・。
逆パターンにするにしても、「命令じゃ、わしを抱きしめよ」と言わせる。

そんな、初々しいやり取りで微笑ませてもらえるような余裕を持った脚本だったら、違和感を新鮮さに転化できたんじゃないかと惜しまれる。
同じ堺さんの『篤姫』の脚本ではそれができてたわけですよね。誰にも心を開かなかった家定と篤姫の愛が、どんな風にはぐくまれていったか。寝屋でのほほえましいグッズや物語も効果的だった。

有功と家光も、仏教について、今の世について、文学について、朝まで語れるような感じなら自然だったんじゃないかなあ。語り合ううちに時が過ぎる。
夜が明けかかった頃に、有功が「今宵のお話はこれで終わりにいたしとうございます・・・」と言い、家光が「そうじゃった!大事なことを忘れておった!」と笑い転げ、ふと向き合って抱きしめる合う。

妄想ですが、そんな風にきっちり二人だけの関係の進展を描いていれば「ロリコンにしか見えない」「キモイ」なんていう感想は出なかったはずでは・・・・。

【『大奥〜誕生〜』への不満点】

ドラマ版『大奥』にはいくつか不満点がある。
一番はやはり、脚本です。
原作を忠実にやっているように見えて、それで精一杯。ドラマ作品としてのセンスや配慮が足りなかった。

○上記のように、原作の知的なユーモア感が生かしきれていなかった。
○陰性のエピソードが多かった。ドラマならでは楽しめるエピソードが少なく、玉栄強姦、猫惨殺、玉栄の悪謀などげんなりするものばかりになった。
○脇キャラクターの魅力も生かすのが下手だった。戸次重幸・遠藤要らのトリオなど、ドラマの定番「3バカ」としてもっと遊べたはず。
春日局、お楽などはとても良かったと思うけれど・・・。
○テンポが非常に悪かった。特に稲葉正勝(家族含む)パートはなんであんなに毎回時間を使ったのかさっぱりわからない(面白くなかったし)。尺が埋まらなかったのなら、オリキャラ・オリエピ等で盛り上げるなどの工夫が欲しかった。

○(脚本じゃないけど)大奥なのにイケメン若手が少なすぎることにもがっかりした。大奥本格成立前ということでストーリー的には理解も出来るけれど、期待はずれは否めない。中盤お楽とお夏の投入で平均が少し上がったけど。

【『大奥〜誕生〜』への評価点】

ただ、このドラマについて積極的に評価したい部分も多くある。
それは、私が映画版第一作の頃から言ってた願いが、一部叶ったこと。

何度か書いてますが、私が映像版よしなが『大奥』に求めるものは、次の三つです。

@純粋な愛の物語としての完成度
A歴史シュミレーションSFとしての面白さ
B仕組まれたジェンダー論


映画第一作は@中心。AとBは空気のようで、感じる人は感じる程度だった。

『大奥〜誕生〜』もまた、@中心。それも映画第一作のような「美麗豪華絢爛絵巻」「綺羅星イケメン勢ぞろい」でもなかったけれど、有功と家光の「愛の物語」は、回を重ねるごとに深みを増して素晴らしかった。(この辺は前記事で書いたので省略します)

A歴史シュミレーションSF(歴史改変モノ、とも言うらしい)としての視点は十分満足とはいかないけれど、なんとか合格・・・。
ドラマは日々狭い大奥での人間模様を描くだけだとしても、そこに現代までつながる俯瞰的視点がないとこの作品はつまらないです。
その俯瞰的視点が、一応は見えた、ということで・・・。

最終回で、この国の存続について家光と有功が語り合ってくれたのが良かった。愛に殉じて死ぬよりも、この国の行く末を愛して生きていくことを選んでくれた。「この国は滅びないような気がするのです」という有功のさりげない言葉が、希望をくれる。
意外にも有功より家光の方が先に、市井の現状を視察し、吉原改革に乗り出し出生率を上げたんですよね。(このあたりで人間的評価は「家光>有功」になった)
家光よりは俯瞰的に世間を見てるはずだった有功は、その頃愛と嫉妬に身悶えてたのがちょっと残念。

全話の中で、私は第1回が一番好きだった。堺さんの坊主姿もありますが、京から江戸へ出てくるというスケール感があった。(映画版の吉宗は無人の野を一騎で駆けて江戸まで来た、という感じでがっかりしたけど)また道中さまざまな庶民との交流が描かれたことが良かったです。話も波乱万丈だったし。

俯瞰的歴史観をもって、鎖国とかキリシタン弾圧とか家光の施政についてももっと描いても良かったけれど、難しいかな?
話の語り部(記録係)として、尾美としのりが充てられたことも、シリーズ化っぽくていい。

Bジェンダー論的な部分も、最終回で合格点に達したと思ってます(なんだか上からっぽくてゴメンなさい)。堺、多部のキャスティング時点でかなり達成された部分もありますし。

もともとよしながふみの作品は、大奥的ドロドロドラマのイメージからは遠いところにあると思う。非常に知的で、パターン的にドタバタ泣き叫んだりすることは少ないと思う(あっても小さめの絵で喜劇的に描いてる)。
『きのうなに食べた?』のカップルは、その設定にも関わらず淡々と二人の日常を料理を中心に描いているだけ。自分たちの老後とか、親に孫を見せてやれない寂しさについて淡々と考えたりしている。ここまでくればもはやBLジャンルなどではない。
局やスポンサーの要請もあるのかもしれないけれど、一般的な大奥的な呼び物、女同士のドロドロした嫉妬と争いの世界を男版で描こうとしなくてよい。むしろ女大奥をシニカルに眺める視点としての、知的喜劇としての側面が欲しいと思う。

男女逆転の違和感をうまく面白さにつなげたのは、ラスト二回のお玉とお夏の角突き合い。家光が自分の死について思い悩んでいるのに、お夏やお玉はもはや慰めに事寄せ、自分の娘が世継ぎとしていかに優れているかばかりを語るようになる。もう自分の寵愛を競う段階も過ぎてバカ母一直線みたい。こういうミモフタモナイ面白さ、もっと取り入れて欲しかった。

その一方、家光は腹を痛めて産んだ側でありながら、最終回ではグッと父親的だった。娘三人の中から客観的に、世のために次期将軍を選ぼうとした。感情を抑え、お夏やお玉の言葉にも怒らなかった。
庭で立ち上がれなくなったときも、周囲に心配をかけぬよう冗談に紛らせそっと匙(医者)を呼んだ。(素晴らしい!)
有功にだけは正直な自分を出していたのだが、もはや9話では家光の方が男らしかったじゃないですか。

つまりあれかな、『大奥』のジェンダー論としては、生まれ持った性よりも、立場が男らしさ、女らしさを決定する、ということかな?
いや、それが正しいかどうかは別問題ですが、作品を味わううちに自然と「もしも・・?」という「逆転の発想」が出来るようになるのが、よしなが『大奥』の魅力。

また、各幕臣の世継ぎに男装した女子が増え、澤村伝右衛門の(太めの)娘が、男の格好が性に合い胸をはだけて風を入れてましたね。ああいうのは陽性で楽しい感じがしていい。あの娘は、「男のふりをした女」である時に一番自由を感じて快適だったわけで、その気持ち、ちょっとわかる。(『リボンの騎士』から『テンペスト』まで)。
家光がカミングアウトしたとき、重臣達の中にすでに男装の女性が相当数いた。壮観でニヤリとさせられた。
ああいう、ドライな(知的な)笑いを中盤まで生かせなかったことは残念だった。
中盤までもあったけれど、どうもユーモアと言うより陰惨で・・・(吉原の男娼が赤面疱瘡の隔離病棟かと思うほど不健康だったり)。

【今さら非常に失礼ながら・・・・・】

欲を言えば、ドラマは原作からもっと自由な形で、想像力を羽ばたかせて作って欲しかった。
初めての男大奥だから、食事を作るにも不慣れで大変だというシーンを入れるとか(男子厨房に入らず、の時代ですから)、慣れない化粧で化け物みたいになってしまう男子がいたりとか。
せっかく映画よりはるかに時間が使えるドラマ版なのだから、小姓一人一人にバラエティ豊かなキャラ付けをしたら良かったように思う。

失礼ながら本音を言っちゃうと、このドラマはクドカン脚本にして欲しかった。大人計画で「ウーマンリブ」シリーズを書いてるクドカンはジェンダー感覚が細やか。またシリアスな東野圭吾原作『流星の絆』を笑い満載でドラマ化しちゃうなど、原作に囚われず本質をつかみ、オリジナリティ豊かな脚本にする力が凄いので。
「江戸期にゾンビが出現したら・・・」という”もしもパニック”歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』の脚本を書いた彼なら、「江戸期に男子が激減して逆転大奥が出来たら・・・」というのをどう作るか、見たい。

幕府安泰のため、大奥の第一の機能は赤面疱瘡からY染色体を保存する箱舟であり、基準は美男ではなく遺伝子の優秀さとバラエティ。結果○○の子孫とか○○族の生き残りとか変なのばっかり集まる、というのはどうかなぁ・・・。
薩長や朝廷など幕府の反対勢力は赤面疱瘡を大奥内に送り込もうと必死になる。

ああ、想像したら猛然と見たくなってしまった。ゴメン。
あの原作を下敷きに、自由自在に縦横無尽に、よしながさんが「やられた!」と小躍りしたくなっちゃうような脚本が書けるのはやはり彼。
もう出来上がっている(終了している)ドラマと映画に失礼だけど、よしなが『大奥』の命は『ベルばら』並みに永遠なので(まだ連載中だし)、長生きすればいつかそういうモノが見られるかもしれない。

・・・なんて、映画にクドカン出ますよね。菅野美穂の正室役で!すっごく楽しみにしてます。
出演しながら、自分ならこう書く、とか脳内妄想が羽ばたいちゃわないかなぁ・・・。

【映画の堺さんは相当期待していいと思う!!】

白堺(というより、ピュア堺)の有功に対し、映画『大奥〜永遠〜』の右衛門佐(うえもんのすけ)は、黒堺と言われてますね。
メイキングを見ると、美形イケメン方向でやってくれそうな雰囲気がビンビンで、それがもう今からドキドキです。有功のような優しい微笑みをたたえた表情を封印し、キリッとにらむような、目力も強い表情が多いようにお見受けしますので・・・。
堺さん、みごとに有功と右衛門佐という全く別な人格を演じきってくれそうな気がしますね。
有功が第九話で見せたあの身をよじるような泣き方に対し、右衛門佐ならどんな悲しみの表現をするんだろう・・・・。とかいろいろ、興味は尽きません。
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rukaさんへ。

「大奥〜誕生」での不満

>できればもう少しイケメンを入れて
ほしかったですし、あと、お玉(玉詠)とお夏との
火花の散る対決を少しドロドロにしてほしかったなあと

今の芸能界暇なイケメンはいくらでもいるでしょうに、飾りに入れておいてほしかったです。最初特にひどくて・・・。
玉栄関連は十分ドロドロ(レイプ・猫殺し・謀略殺人)だったので、もういいです。むしろお夏の部分を残せば良かったかもしれませんね。

>「キモイ」とか「年が離れすぎてる」と
ゆうのはまったく感じませんでしたし

私も感じてませんよ!!!
でも、ネットとかみてそういう声をあちこちで見たので、虫もできないなぁと思いました。

>また、有功が家光の手をとり、
微笑む表情は「聖母マリア」のような感じですね

本当にそうですね!
rukaさんらしい素敵な表現ありがとうございました。

映画「大奥〜永遠」実はレディースデイに見てきた、素晴らしい出来でした。(特に前半)。
思いっきり衣装もセットもお金がかかっている豪華絢爛でした。そのうち感想を書きたいですが年末年始帰省するし忙しい・・・!

by きのこ December 28 [Fri], 2012, 14:19

きのこさんおはようございます
私も実のところ
「大奥〜誕生日」での不満がありまして
できればもう少しイケメンを入れて
ほしかったですし、あと、お玉(玉詠)とお夏との
火花の散る対決を少しドロドロにしてほしかったなあと
思いました

有功を演じるた堺さんですが
「キモイ」とか「年が離れすぎてる」と
ゆうのはまったく感じませんでしたし
むしろ、有功は家光演じる多部さんの
父から兄、そして恋人へとなって行くさまが
印象に残りました
また、有功が家光の手をとり、
微笑む表情は「聖母マリア」のような感じですね

映画「大奥〜永遠」のほうは
テレビでの宣伝予告を見るかぎり
期待したいです。

ああ〜それと
千代姫・家綱ですが
お姫様スタイルになってたのを見て
思わず「可愛い」と、言ってる私でした^_^;

by ruka339 December 23 [Sun], 2012, 6:29

nemoさんお久しぶりです!
ずっと読んでてくださっていたとのこと、感謝感激です。

>結局最後まで見たのは、主人公二人の演技とキノコさんがおっしゃるジェンダー論に惹かれてのことでした。

よしながさくひんの知性とユーモアが好きです。ドラマで生かしきれていたかといえば不満もありますが、よかった部分も多いですね。

>今回のドラマに限っては、環境が男らしさ、女らしさを生むという観点なのだと思いました。

そうですね。それは一説に過ぎないとしても、きちんと出てましたね。

>家光の父性もあるけれど、有功がみせた女々しいほどに家光に執着していく姿に環境が作り上げた女の性を感じたし、
>最後のすくっとたち、上様の横で手を差し伸べる姿に母性を強く感じたのです。

うん!うん!そうですね!!
家光に恋する時の女々しさは女の性、微笑んで手を差し伸べるのが母性・・・・。
すっきりさせてくださってありがとうございます。

「私も男や」と言う時の有功が男らしくなかったことも違和感でしたが、
>長く女性が持ち続けた環境による女のあり方

だと思えばわかりますね。そういう有功が女性的になっていく様子が時に「キモイ」とか言われてたのだろうと思いますが、これぞ必要な部分だと思いました。

>まんがではもっと淡々と冷静におもしろがれた世界観だったので、生身が演じる面白さを感じました。

生身が演じる難しさもありましたね。堺さんだからあそこまでやれたけれど、他の役者さんなら絵物語にしかならなかったかもしれません。

ジェンダー論は・・・・映画版大奥でさらに発展するといいですね。まだ見れてないんですが、またよろしくです。

by きのこ December 23 [Sun], 2012, 1:15

ごぶさたしておりました。ずっと読ませてはいただいていたのですが、コメントできずにおりました。(深い意味ではなく)
今回の大奥のお話が面白かったので、少し絡ませていただこうかとコメントを・・。
よしながふみさんは大好きで、その話をするときりがないので、今回のドラマ大奥だけの話で。
ドロドロはあまり得意な世界ではなく、女性版の大奥だと10分で辟易してしまう方なので、今回もドロドロにはかなり辟易したのですが、結局最後まで見たのは、主人公二人の演技とキノコさんがおっしゃるジェンダー論に惹かれてのことでした。
現実には、生まれながらの性がジェンダーを生むのか、環境がジェンダーを生むのか、個体差を含め、微妙なところだと思っているのですが、今回のドラマに限っては、環境が男らしさ、女らしさを生むという観点なのだと思いました。
私は、キノコさんがおっしゃる家光の父性もあるけれど、
有功がみせた女々しいほどに家光に執着していく姿に
環境が作り上げた女の性を感じたし、最後のすくっとたち、上様の横で手を差し伸べる姿に母性を強く感じたのです。
私も男や。。という言葉の裏側に独り占めしたいと執着する以外に生きる場所を作れない閉塞感を感じ、それは長く女性が持ち続けた環境による女のあり方を思い出させました。
そういう意味で見て、おもしろいドラマだったです。
まんがではもっと淡々と冷静におもしろがれた世界観だったので、生身が演じる面白さを感じました。
キノコさんのジェンダー論面白そうです。また読ませてください。

by nemo December 19 [Wed], 2012, 23:06
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