千字文断章「鳳翔」(2015年6月)

June 18 [Thu], 2015, 20:38
私が「和字(かな)書体より漢字書体のほうが数段難しい」というと、多くの人が驚いたような顔をします。近代明朝体かゴシック体をイメージしているのでしょう。確かに近代明朝体だと筆法も結法も画一化されているので、和字(かな)書体より難しくは感じないのかもしれません。私は、宋朝体とか(明代の)明朝体をまず考えてしまいます。「鳳翔」も私にとってはなかなか難しい書体です。資料の『北京図書館古籍珍本叢刊4 経部 楽律全書』は、縮刷ながら全ページが掲載されているのですが、書風を掴み取ることにたいへん苦心しました。この96字でさえ、まだまだ制作途中です。



背景の写真は、中国(香港だったかもしれない)に旅行したときに買った「切り絵」です。







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欣喜堂は活字書体設計をおこなっている会社です。日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史にはぐくまれた活字書体の開発をめざしています。
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