入間でPangram

June 11 [Sun], 2017, 9:11
K.E.Libra-Mediumは、イタリアのルドヴィコ・デリ・アリッギ(1490?−1527)のチャンセリー・バスタルダ活字を用いてアントニオ・ブラドー(?−1567)によって印刷された『Vita sfortiae』(1539年)から抽出したキャラクターを参考にして制作した書体です。チャンセリー・バスタルダ活字がフランスにつたわると「イタリアの」という意味の「イタリック体」と呼ばれるようになりました。
背景の写真は、入間市のジョンソン・タウンです(パングラムとは無関係です)。




K.E.Scorpio-Mediumは、『活字書体見本帳』(フライ・アンド・スティール活字鋳造所、1795年)を参考にして制作した書体です。エングレーヴィング技法のなかで育まれてきた銅版文字を鋭くカットされたペンによって模倣したのがラウンド・ハンドで、個性的で装飾的な面をそぎ落とされて「スクリプト体」となりました。
背景の写真は、入間市の武蔵豊岡教会です(パングラムとは無関係です)。




K.E.Ophiuchus-Mediumは、ヨハン・グーテンベルクの手がけた印刷物の代名詞とされる『42行聖書』を参考にして制作した書体です。グーテンベルクが製作した金属活字は、当時の写字生が書いていたテクストゥールをモデルにしたもので、はじめて印刷用金属活字になったドイツ型のテクストゥールということです。
背景の写真は、入間市の旧石川組製糸西洋館です(パングラムとは無関係です)。




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欣喜堂は活字書体設計をおこなっている会社です。日本・中国・欧米の書写と印刷の歴史にはぐくまれた活字書体の開発をめざしています。
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