私には努力しかなかった…

March 12 [Sat], 2016, 11:59
音楽を始めたきっかけは正直覚えてない。
物心つく前から音楽教室には通っていたから…。

中学になって吹奏楽部に入り、
私は落ちこぼれと化した。
なぜなら同級生との差が激しくあったから。
音楽も勉強も私の何歩も先を歩いていたから
先輩の私との対応もまるで違っていた。
打楽器なんてやった事のなかった私は
追い抜くことは不可能でも、
少しでも差を縮める事は可能なのかもしれない。
たとえ1%でも私はそれに懸けるしかなかった。
それから休憩時間も休まず、休日練習では誰よりも早く行き、
放課後練習では何よりも部活を優先してきた。
努力を重ねるうちに掴み取ったのは
先輩からの信頼と確かな技術だった。
完璧な同級生にも「鍵盤だけは負ける」と言わしめた。
そんな中努力と根性で射止めたアンコンのソロ。
スパルタ先生と絶大なる高校の先生たちとのレッスン。
掴み取ったのは支部大会4位の称号と先生たちからの信頼。

そんな中進んだ高校では「優等生」として扱われ、
「才能ある人はいいよね」「羨ましい」と声をそろえて言われるようになった。
言い返してやりたかった。
私のは才能でも何でもない。「努力の塊なんだ」って。
でも言えなかった。
高校には最大のライバルと呼べるほどの強い人がいなかった。
先輩にはたくさんいたけど同級生には…。
自分を越えていくのは正直キツかった。
目標がはっきりしないし、進んでるのかさえもわからなかった。
そんな中進んだ3年間。
3年目のアンコンでは中学時代と同じ「支部大会金賞」という
最大の称号で終える事が出来た。

そして今。
一般の楽団に入り、練習する暇もなく、本番の日々。
下手になった。臨機応変に対応できなくなった。
あー。今まで努力して掴み取った才能と化した技術が切れて来たんだ、って。
回復の方法はあのころと同じ「努力」しかないのだ。
だからこれからも進む。
もしこれが私の重みとなったとしてもやるしかないんだから。
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