テレビで映る、井戸掘り
October 21 [Sun], 2007, 22:29
日本では、カンボジアの番組結構多いです。
旅行番組や世界遺産番組でアンコールワットとか、
最近は特に、貧しい国の特集でもカンボジアの村がよく登場します。
「井戸を作ろう!」みたいな企画も多いです。
ウルルンでもやってましたし、今日放送していた「世界の子どもがSOS」でもやってましたね。
今日の番組では、ドロ水を生活用水にしているプノンペン郊外の村で、井戸を掘る企画でした。
日本の職人さんがカンボジアでも手に入る道具で、井戸掘りの技を伝授していました。
これってすごく大事な事。
ただ井戸を掘りに行く、だけではなくて、井戸を掘る技術を教える事はものすごく重要です。
村ではドロ水で洗濯や炊事、水浴びをしています。
この細菌が繁殖するドロ水を飲むと、赤ちゃんや子どもはもちろん、大人も病気になりやすくなります。
そのせいで、5歳までの子どもの死亡率は7人に1人と言われています。
綺麗な水は、山から地下に沢山流れてきています。
でも、井戸が無いので綺麗な水を手に入れることが出来ません。
井戸を掘る方法もわかりません。
そこで日本は効率的な井戸掘りの技を教育します。
手で掘るよりもまず、掘る道具の作り方を教えます。
その道具を使った掘り方を教えます。
何日もかけて、みんなで協力して掘り続けます。
やがて水脈にあたると、綺麗な水が溢れ出てきます。
それは透明で、冷たい水です。
これで、この村は綺麗な水を飲むことが出来ました。
これから先もずっと、綺麗な水でご飯を作れます。
子どもが死ぬ可能性も、ぐっと少なくなります。
そして教えられた井戸掘りの技術で、さらに他の村にも井戸を造れます。
少しずつ少しずつ、現状を変えていく事が出来るようになります。
これこそが、国際協力だと思います。
自国の技術を、他国に教える。
お金だけをあげて援助するのではなく、生活に役立つ伝統の技を教えていく。
何よりも正しい方法だと思います。
そして、ただ教えるだけじゃなく、新たな事をその国から教わる。
お互いの国の伝統を、教えあい、学びあい、助け合う。
井戸掘りを通して、こういう事を学んだ人が視聴者に少しでもいたら、それはすごく嬉しいことだなと、
テレビを見ながら思いました。
旅行番組や世界遺産番組でアンコールワットとか、
最近は特に、貧しい国の特集でもカンボジアの村がよく登場します。
「井戸を作ろう!」みたいな企画も多いです。
ウルルンでもやってましたし、今日放送していた「世界の子どもがSOS」でもやってましたね。
今日の番組では、ドロ水を生活用水にしているプノンペン郊外の村で、井戸を掘る企画でした。
日本の職人さんがカンボジアでも手に入る道具で、井戸掘りの技を伝授していました。
これってすごく大事な事。
ただ井戸を掘りに行く、だけではなくて、井戸を掘る技術を教える事はものすごく重要です。
村ではドロ水で洗濯や炊事、水浴びをしています。
この細菌が繁殖するドロ水を飲むと、赤ちゃんや子どもはもちろん、大人も病気になりやすくなります。
そのせいで、5歳までの子どもの死亡率は7人に1人と言われています。
綺麗な水は、山から地下に沢山流れてきています。
でも、井戸が無いので綺麗な水を手に入れることが出来ません。
井戸を掘る方法もわかりません。
そこで日本は効率的な井戸掘りの技を教育します。
手で掘るよりもまず、掘る道具の作り方を教えます。
その道具を使った掘り方を教えます。
何日もかけて、みんなで協力して掘り続けます。
やがて水脈にあたると、綺麗な水が溢れ出てきます。
それは透明で、冷たい水です。
これで、この村は綺麗な水を飲むことが出来ました。
これから先もずっと、綺麗な水でご飯を作れます。
子どもが死ぬ可能性も、ぐっと少なくなります。
そして教えられた井戸掘りの技術で、さらに他の村にも井戸を造れます。
少しずつ少しずつ、現状を変えていく事が出来るようになります。
これこそが、国際協力だと思います。
自国の技術を、他国に教える。
お金だけをあげて援助するのではなく、生活に役立つ伝統の技を教えていく。
何よりも正しい方法だと思います。
そして、ただ教えるだけじゃなく、新たな事をその国から教わる。
お互いの国の伝統を、教えあい、学びあい、助け合う。
井戸掘りを通して、こういう事を学んだ人が視聴者に少しでもいたら、それはすごく嬉しいことだなと、
テレビを見ながら思いました。
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